記録ID: 3797469
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無雪期ピークハント/縦走
大台ケ原・大杉谷・高見山
まつさかイレブン 栗ノ木岳と修験業山
2021年11月28日(日) [日帰り]
manbho
その他6人
体力度
3
日帰りが可能
- GPS
- 06:59
- 距離
- 7.3km
- 登り
- 890m
- 下り
- 889m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
立派な鳥居をくぐると前方に社務所があり、その横から「修験業山」と「栗ノ木岳」を結ぶ分岐に向かう登山道が始まります |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山口からしばらく歩きやすい道だったが、滝が見えてくると、その先の道が不鮮明だ。沢へ降りて渡渉するしかない・・と思ったが、他の方の山行文に「沢へ降りずに左へ進む」という記述のあったことを思い出す。 確かに左に踏み跡があった。滝に注意をとられて見落としていたようだ。 そこからは急登が始まり、冷えていた体も暖かくなる。途中、丸太を組んだ橋を渡ったが、滑らないよう慎重に進む。 落葉が多く、濡れている落葉の下は滑りやすい粘土質なのでトラバース路も慎重になる。 ガレ場と沢が組み合わさって足元が不安定だが、ロープやピンクテープが要所要所にあるのでコースは分かりやすい。 標高900mを越える辺りから登山道や山肌に雪が現れ、小尾根では風も吹いていたので寒くなった。 その後も急登が続くので一歩一歩力を込めて主稜線に登り切った。 空気が澄み切っていて遠くの山も展望できたので帰ってから地図で確認したところ西から南方向には薊岳、国見山、迷岳などが見えていたことになる。 分岐からは西へ進み修験業山を目指すが、ここも急登で滑りやすく気が抜けないルートだった。 間もなく「高宮」の石の鳥居と祠が現れ、ここも信仰の山なのだと感じさせる。 「高宮」を越えると頭の上から氷の粒が落ちてきた。見上げると青空の中に樹氷が輝いている。 樹氷が陽に温められ氷の粒になって落ちていたのだ。 高宮からは軽いアップダウンを楽しみながら「修験業山」に着いた。樹林帯の小高い丘の上に三角点と山頂を示す小さな標識があるだけだが、この季節、周囲の木々はすべて落葉しているのでそれらの隙間から周囲の山なみを見ることが出来た。 山頂から元の道を分岐まで戻るが、「高宮」を過ぎたあたりから急峻な下りになるので木や岩、ロープを掴みながら四苦八苦する。 前を見ると尖った栗ノ木岳が大きく見える。 分岐を過ぎ、東へ進む稜線は痩せ尾根が続くが歩きにくいことはない。 左右に展望が開け、北西方面に倶留尊山・大洞山・尼ケ岳、北に青山高原の風車群が見え、南方の眼下には植林帯の緑の中に紅葉した自然林が帯状に延びている景色は美しかった。 その先には飯高町の街並み、くっきりと並ぶ紀伊山地の山々、遠くに熊野灘を見ることができた。 栗ノ木岳に登りきると辺りはシャクナゲの群生地(もちろん咲いてはいない)。山頂は狭いが記念写真を撮って昼食にした。 昼食のあと「若宮峠」を目指して下るのだが、正面に「局ヶ岳」の先鋭がしっかりと見えた。 ただ、山頂からは激下りで真新しく張られたロープにぶら下がる感じで進むものの粘土質で滑りやすく苦労した。 ようやく「若宮峠」に着き、すぐ先にある東側の小ピークに上がってみたが、局ヶ岳までの稜線が見えた。 峠で小休止の後、「若宮八幡宮」に向けて下るが、美しい苔の景色を楽しむ間もなく難易度の高いトラバースが始まった。一見崩れそうにない石も簡単に動くのでハラハラしながら下る。 そのトラバースが終わったあとは、 倒木を越えながらガレ場と渡渉を繰り返す。ピンクテープが付いているので迷うことなく進めるが、渡渉ヶ所の多さ(10ヶ所くらいはある)には驚いた。 最後の渡渉を終えると階段があり、そこを上がった所が駐車場です。 今回の山行は滑って尻もちをついてしまうほど、傾斜のきつい山でした。落葉の下に木の根やガレ石も多い難易度の高い状況でした。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
予備靴ひも
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
飲料
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
針金
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
タオル
ストック
ナイフ
カメラ
ポール
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