西穂高岳(雲海の絶景と360度の展望GET!)


- GPS
- 05:24
- 距離
- 8.6km
- 登り
- 1,014m
- 下り
- 1,011m
コースタイム
【総行動時間:5時間25分】
天候 | 曇りのち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
この時期の駐車場は無料。 ロープウェイは始発9:00、最終は16:15なので時間に注意。 往復料金\2,800だが、モンベルカードで10%OFF。 手荷物8kg以上で別途\300必要。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
■コース状況 ・ロープウェイの西穂高口〜西穂山荘まではルート明瞭で危険箇所なし。 ・西穂山荘〜西穂独標手前までは稜線歩きで風が強いものの特に危険箇所なし。 (自分は西穂山荘からアイゼン・ピッケル装着) ・独標手前から独標までは本格的にアイゼン・ピッケルが必要となる。 ・独標から先は更にレベルアップ。特に今年は雪があまりついておらず、岩と雪のMIXなので足の置き場とピッケルワークに注意が必要。(去年の同時期より雪が少なく難易度が高く感じられた) ・風でトレースが消えている箇所あり。 ・西穂高岳の最後の雪壁は直登が求められるのでアイゼン・ピッケルを効かせて確実に登る。 ・お約束だが、信州側は雪庇が発達しているので飛騨側を歩くことになる。 ・ロープウェイには多くの登山者がいたが、大多数は独標までで、西穂を目指していたのは自分を含めて2名のみ。 ・前泊で西穂高岳まで向かったPTとすれ違ったが、全員アンザイレンしていた。 ■昼食 ・西穂山荘でお約束の西穂ラーメン。(しょうゆ味・・・\900) ■ドコモ電波状況 ・西穂山荘は電波良好。 |
写真
感想
およそ1年ぶりの西穂高岳。
去年は午前中晴れで午後から下り坂だったが、今回は逆で、尻上がりに天気がよくなりそう。
朝5時に起きて新穂高温泉に向かう。
石川県の自宅から3時間かからないのでお手軽でいい。
始発のロープウェイには相変わらず団体客が並んでいる。
去年と明らかに違うのは客層だ。
ほぼ全員が中国人と韓国人。
まったく言葉がわからない。
富士山も、立山も同じような感じだったが、今時はどこもこんな感じなのか。
ロープウェイに乗って外を眺めてみても眺望は全くなし。
晴れてくれと願う。
気の毒なのは観光客だ。
登山者は稜線まで上がれば雲の上に出る可能性があるが、ロープウェイだけではそれもあまり期待できない。
同じ2,800円なのに・・・
登山者は比較的多かった。始発のロープウェイで20人ほど?
多分去年より多いと思う。
西穂高口駅から西穂山荘まではやはり雲の下。
時々晴れ間が見えて西穂高岳や独標、笠ヶ岳が顔を覗かせる。
期待度アップ。
西穂山荘からはアイゼンとピッケルを装着。
アイゼンとピッケルを着けるとなぜか気合いが入るから不思議だ。
やはり稜線に出ると風が出てくる。10m〜15mくらいか。
粉雪が舞い上がり顔を叩きつける・・・痛い。
去年は西穂までのペースがわからなかったので時間的に不安を抱えながら歩いていたが、今回は普通に歩けば往復できることがわかっているので気持ちに余裕が生まれる。
そしてさほど苦労もなく独標に到着。
問題はここから先だ。
明らかに去年と比べて雪が少ない。
去年はこれほど岩が出ていなかったのでアイゼンとピッケルの掛かりが良かった。
今年は岩の露出が多く、前回より難易度が上がっているように感じられた。
途中西穂方面からアンザイレンで降りてくる3組のPTとすれ違った。
逆にこの時間から西穂に向かっているのは自分とあと1人、歩き慣れた感じの人。
その人とは抜きつ抜かれつで、最終的に西穂高岳の山頂で一緒になった。
話を聞くと、どうやら地元の人でこの辺りはバリエーションルートを含む色んなルートを歩いているらしい。
西穂の山頂からは文句なしの360度の展望が待っていた。
東に富士山、八ヶ岳、甲斐駒、北岳、仙丈、荒川三山など、
南に中央アルプス、御嶽、乗鞍、焼岳、
北に薬師岳、水晶岳、槍ヶ岳、奥穂、前穂、そして吊尾根、
西に白山、笠ヶ岳、抜戸岳、弓折岳、双六岳、そして黒部五郎岳。
ここで見えるべき山はすべて見渡すことができた。
そして、西の眼下には雲海が広がっている。
一部の高い山々だけが雲から頭を出していた。
「降りるのがもったいないですね」
ありきたりだが、そんな言葉が自然と発せられる。
心行くまでその景色を脳裏に刻み、下山開始。
最後のお楽しみはもちろん西穂山荘での西穂ラーメン。
骨まで冷えた体が芯から温まる・・・至福の時。
正直高山ラーメンは好きな方ではないが、ここのラーメンは特別。
今回もまた出来過ぎなくらい最高の山旅となった。
西穂に登ると「雪山シーズンが始まったな〜」という実感がわいてくる。
今シーズンも精一杯雪山を楽しもう!改めてそう思った。
Sanchan33さん、こんにちは〜
コメントありがとうございました。
西穂まで行かれたのですねーーー
独標からの景色だけでも十分だと思ってましたが
西穂山頂からの眺めは圧巻ですねーーー
ほんと素晴らしいーーーため息〜
なかなか出会えないですよね、こんな景色
ステキな写真〜
まだまだ余韻に浸れますね
kazumi_hiさん、こんばんは。
コメントありがとうございます。
晴れた天気だけならチャンスは多くありますが、雲海や降雪直後の霧氷までセットで見れたのはラッキーでした。
本当に行って良かったと思います。
帰りがけに富山を通過した際には剱立山もこの時期にしては珍しくハッキリ見えていました。
これからの季節の北陸ではこんな良い天気はまず期待できないので八ヶ岳や南アルプスに遠征しようと思っています。
お互い雪山を大いに楽しみましょう!
レコで見るだけでも価値あります。
リアルで見られたらもっとサイコー♪
naminoriさん、コメントありがとうございます。
やっぱり山は登らないとその本当の良さはわかりませんよね。
いつも最高の景色を写真に収めてるつもりなのに、帰ってから見ると臨場感が半減してしまいます。
今回も同じです。
ぜひリアルで見て欲しいです。
関西?からは遠いと思いますが足を伸ばしてみてはいかがでしょうか
西穂の記録を拝見していたところ偶然見つけました
頂上まで抜きつぬかれつご一緒したのは息子のkです
僕も行きたかったのですが、この処体調を崩していて
当分やまには行けそうも有りません、ヤマレコだけで
我慢してます、
kはまだまだ未熟で危なっかしいのですが、
この機会に単独行をするのも良い経験になるとおもい
西穂二週連続と、今日は(23日)焼岳に単独でいきました、雪が深くて南峰直下までスノーシューで行き
ツボ足で登頂したそうです、先行者は森林限界の上で
引き返したそうです。
帰り駐車場手前で追いつき、ついでに沢渡まで送ってきたそうです。
又何処かの山でおあいできるのを楽しみにしています。
higaerisazenさん、はじめまして。
コメントありがとうございます。
なんと、あの時お会いした方は息子さんでしたか。
危なっかしいと言われますが、自分の方がよほど危なっかしかったですよ(^^ゞ
かなり歩き慣れた感じだったので感心して見てました。
(ついでに頂上で写真も撮っていただきました)
自分も色々な山を歩いて技術と体力の向上に励みたいと思っています。
では、またどこかで。
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