石楠花尾根

2021年12月05日(日) [日帰り]

• GPS: 12:16
• 距離: 25.1km
• 登り: 2,768m
• 下り: 2,773m

コースタイム

日帰り

• 山行: 11:08
• 休憩: 1:08
• 合計: 12:16

7:27 天祖山を経て雲取山登山口
7:55 一石山神社
12:51 坊主山
13:09 日向谷ノ頭
13:30 酉谷峠
13:32 14:00 酉谷山避難小屋
14:01 酉谷峠
14:14 14:19 酉谷山
14:33 行福のタオ
15:15 15:17 滝谷の峰
15:27 15:30 滝谷の峰ヘリポート
15:58 16:04 水松山
16:37 16:38 梯子坂ノ頭
16:49 梯子坂ノクビレ
17:10 17:17 ナギ谷ノ頭
17:29 17:32 天祖山
17:41 会所
17:51 唐松平
18:18 18:24 祠跡
18:26 18:27 大ナラノタワ
18:55 大日大神
18:57 18:58 ロボット雨量計
19:38 19:43 天祖山を経て雲取山登山口
19:43 八丁橋

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

コース状況／危険箇所等

小川谷林道から三又までは、かなり道が崩壊しており滑落の危険大
絶対に一人での山行は避けるべき。
石楠花尾根は踏み跡なし。かなり急登な上、ザレている箇所が多く、軽アイゼンがないと危険。
また、熊の糞や、爪痕がいくつか見つかったため、遭遇しないよう注意。

写真

12/5 7:28

八丁橋の駐車場よりスタート。
すでに何台か停まっていた。

12/5 9:07

前回も歩いたあまりに長い小川谷林道。
長すぎるので、ショートカット。

12/5 9:10

ハンギョウ尾根崩壊地復旧工事と書かれている。

12/5 9:22

林道の出合い。
ここからの景色は最高。
いつかここでビバークしたいな。

12/5 9:45

少し休憩して林道を先へ。
ここまでは何事もなく順調。

12/5 9:48

少し行くと道が崩壊していてなくなっている。
ここから軽アイゼンを装備。
崩壊した先は奈落の底で全く見えない。
落ちたら死ぬやつ。
恐怖で震える足を鼓舞して先に進む。

12/5 10:07

崩壊箇所を何とかクリアしたところに道標。
前はここまで難なく来れたんだろうな。

12/5 10:17

ここからロープでおります

12/5 10:17

かなり危険。

12/5 10:19

崩落した箇所をなんとか降りきった。

12/5 10:20

人が下りてくるのを来るのを見てても怖い。

12/5 10:22

道なき道を行く。

12/5 10:43

もう少しで三又。
少しは足元も安定したか？

12/5 10:45

ようやく三又に到着。
あまりの緊張からの疲れのせいで、二人とも、最後まで歩き切る自信がなくなる。
かといって、今来た道は絶対に戻りたくない（戻れない）

12/5 11:02

少し休憩後、ここから石楠花尾根に取り付く。

12/5 11:23

取り付きからかなりの急登。
前回の七股尾根より明らかに危険な奴。

12/5 11:40

少し進んでは休憩の繰り返し。
しかも、急登すぎて、かなり進んだと思っても、距離は稼げず。

12/5 11:58

うんざりする程の急登

12/5 12:28

石楠花尾根なのに、見た石楠花はこれだけ。

12/5 12:38

やっと登山道と合流。
今日はこれ以上怖いところはきっとないはず。
とにかく、途中リタイアするか最後まで歩くかは酉谷山に着いてから決めることに。

12/5 12:57

牛首分岐
ここから前回の続きがスタート。

12/5 13:10

日向谷ノ頭

12/5 13:19

ここが東京都最北端の地。
最南端と最東端は島になるため、民間人は行けないそう。

12/5 13:26

浅間山？

12/5 13:33

楽しみにしていた酉谷山避難小屋。
屋内は西日が差して暖かい。
しばし休憩。

12/5 13:33

景色も最高。
いつも人気で、誰かが泊ってるそう。
今日は日曜日だしさすがに誰もいないかと思ったけど、この先ですれ違った人が、ここに泊まると言っていた。
やっぱり人気なんだな。

12/5 13:44

小屋からかすかに富士山が見えた。

12/5 14:14

大岳もカッコイイ。

12/5 14:15

酉谷山に登頂。
思ったより、いいペースのため、先に進んで、最後まで歩くことに。

12/5 14:24

両神山がカッコイイ。

12/5 14:54

気持ちいい尾根を歩く。

12/5 15:01

ついに雪が出てきた。
かなり寒くて、鼻の頭が痛いくらい。

12/5 15:15

滝谷の峰

12/5 15:16

これからの道を睨む愛宕さん

12/5 15:25

突然開けた場所に出てきた。
今日一番の展望に出会う。

12/5 15:26

滝谷の峰ヘリポート
まさかこんな所にヘリポートがあるとは。
二人で景色を満喫。

12/5 15:27

12/5 15:27

12/5 15:29

約一年前に歩いたタワ尾根。
あそこの尾根も怖かったな〜。

12/5 15:41

ワリ谷の頭

12/5 16:00

水松山登頂。
山名標探すのに少し苦労した（笑）

12/5 16:00

こんな感じ。

12/5 16:07

これから行く天祖山。
もう暗くなってきてるけど大丈夫か〜？？

12/5 16:24

気持ちいい場所で少し休憩。
あまりに寒くて、すぐに手が悴む。

12/5 16:46

梯子坂のクビレ

12/5 16:46

夕日と愛宕さん
この辺からライトを装備。

12/5 17:11

ナギ谷の頭
ここは暗いせいで、山名標見つけるのに苦労した。

12/5 17:31

キツイ急登を越えてようやく最後のピーク、天祖山に到着。

12/5 17:33

こちらには山名標。

12/5 17:39

山頂から少し進むと、信者の宿舎のようなところに到着。
鍵はかかっていない。

12/5 17:39

屋内はこんな感じ。

12/5 18:21

踏み跡が落ち葉などで分からなくなっている箇所が多く、何度か道に迷う。
何度か滑っていると、愛宕さんが「アイゼン装備した方がいいよ」とアドバイスくれるが、従わずに進むと、二回連続でステン！！
先生の言うことに間違いない。
ようやくアイゼン装備。

12/5 19:44

ようやく、駐車場に到着！！
今回も最後まで気が抜けなかったな〜。

撮影機器：

SH-01L SHARP

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ゲイター 靴 予備靴ひも ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 飲料 地図（地形図） ヘッドランプ 予備電池 ファーストエイドキット ロールペーパー 保険証 携帯 タオル ストック 携帯トイレ

感想

teku-teku0211

前回の都県境尾根の続きを歩いてきたが、スタートから林道崩壊、石楠花尾根地獄の急登。
天祖山真っ暗。
怖いの連続でした。

コメント

風太郎

atago46さん、teku-teku0211さん、初めまして。Futaroと申します。

まずはご無事で何よりでした。それからお疲れ様でした。
僕も同じ日に八丁橋に車を止めてバリで周回していました。以下のレコの様に、滝谷の峰は14:07だったので、お二人とは1時間8分違いでした。。。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-3815315.html

書こうかどうか迷ったのですが、書かなかった事でヤマレコの友達が遭難死した事が有るので書きます。
バリルートを歩くなら、撤退時間（何処に何時までに着けなければ撤退する）とエスケープルートを計画時に設定しないと遭難する可能性が高いです。暗くなってからの下山で転倒していますが、転び方が悪いと足の骨を折り、動けなくなった可能性が有ります。あの日の気温で夜を山中で過ごすのはかなり危険だったはずです。今回はまだそこまで気温が低下していなかった様ですが、前に僕は地面が凍っているのが枯れ葉に埋もれて気づかず、転倒して剝離骨折と骨にヒビが入った事が有ります。時間にゆとりが有ったので明るい内に下山できたので問題になりませんでしたが、お二人の様に暗くなってからそうなると大変なのです。

今後もバリを歩くのなら、再度言いますが必ず撤退時間（何処に何時までに着けなければ撤退する）とエスケープルートを計画時に設定して下さい。

teku-teku0211

Futaroさん
大切なご意見ありがとうございます。
今後の山行に役立てるように、計画を立てる段階で撤退時間も含め、計画していきたいと思います。