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Yamareco

記録ID: 3817135
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
塩見・赤石・聖

束の間の晴天をモノに!聖岳

2021年12月04日(土) ~ 2021年12月05日(日)
 - 拍手
triglav その他1人
GPS
19:48
距離
27.9km
登り
2,761m
下り
2,748m

コースタイム

1日目
山行
6:55
休憩
0:00
合計
6:55
7:15
415
14:10
聖平小屋
2日目
山行
9:15
休憩
0:05
合計
9:20
5:05
160
聖平小屋
7:45
7:50
395
天候 1日目 曇り時々雪、強風
2日目 快晴‼
過去天気図(気象庁) 2021年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
芝沢ゲートよりピストン
コース状況/
危険箇所等
コースは特に問題なし。聖平小屋は寝ている時にネズミとヤマネ?が出ます! 食料は吊るしておきましょう。
その他周辺情報 残念ながらかぐらの湯が閉鎖中なので、JR平岡駅併設の龍泉閣に行きました。300円は激安。お湯はヌルヌルのアルカリで最高。湯温もちょうど良い。難点は地元民向けなので休憩場所が無くて狭いこと。
旧トロッコ道を行く。
2021年12月04日 08:56撮影 by  OPPO A5 2020, OPPO
12/4 8:56
旧トロッコ道を行く。
西沢度のゴンドラで渡渉。I君頑張る。
2021年12月04日 09:38撮影 by  OPPO A5 2020, OPPO
2
12/4 9:38
西沢度のゴンドラで渡渉。I君頑張る。
2人だとだいぶ楽でした。夏の縦走では1人だったので重労働でした。
2021年12月04日 09:42撮影 by  OPPO A5 2020, OPPO
1
12/4 9:42
2人だとだいぶ楽でした。夏の縦走では1人だったので重労働でした。
薊畑より上はガス。風強く時折雪も降り寒い。
2021年12月04日 13:53撮影 by  OPPO A5 2020, OPPO
1
12/4 13:53
薊畑より上はガス。風強く時折雪も降り寒い。
さっさと樹林帯まで降りたい。
2021年12月04日 13:53撮影 by  OPPO A5 2020, OPPO
1
12/4 13:53
さっさと樹林帯まで降りたい。
無事に聖平小屋に到着。我々以外には1人だけ。贅沢にスペース使えて良かったですが、ネズミが出たのは本当に参りました。
2021年12月05日 04:23撮影 by  OPPO A5 2020, OPPO
1
12/5 4:23
無事に聖平小屋に到着。我々以外には1人だけ。贅沢にスペース使えて良かったですが、ネズミが出たのは本当に参りました。
小聖に真っ白な冬毛の雷鳥がいました。私は初めて見ました!
2021年12月05日 06:27撮影 by  OPPO A5 2020, OPPO
7
12/5 6:27
小聖に真っ白な冬毛の雷鳥がいました。私は初めて見ました!
何と穏やかな夜明け。昨日とは大違い。
2021年12月05日 06:28撮影 by  OPPO A5 2020, OPPO
1
12/5 6:28
何と穏やかな夜明け。昨日とは大違い。
デカい‼ デカすぎるよ、聖。
2021年12月05日 06:35撮影 by  OPPO A5 2020, OPPO
2
12/5 6:35
デカい‼ デカすぎるよ、聖。
ご来光。冬に見るのもまた格別。
2021年12月05日 06:35撮影 by  OPPO A5 2020, OPPO
1
12/5 6:35
ご来光。冬に見るのもまた格別。
神々しい!
2021年12月05日 06:36撮影 by  OPPO A5 2020, OPPO
3
12/5 6:36
神々しい!
山頂‼ 4ヶ月前は半袖1枚でここに立ってました。
2021年12月05日 07:47撮影 by  OPPO A5 2020, OPPO
5
12/5 7:47
山頂‼ 4ヶ月前は半袖1枚でここに立ってました。
何と重装備な姿。
2021年12月05日 07:48撮影 by  OPPO A5 2020, OPPO
7
12/5 7:48
何と重装備な姿。
I君、何でこっち向いてくれない😭
2021年12月05日 07:49撮影 by  OPPO A5 2020, OPPO
6
12/5 7:49
I君、何でこっち向いてくれない😭
寒いので直ぐに退却。急だな…
2021年12月05日 07:58撮影 by  OPPO A5 2020, OPPO
2
12/5 7:58
寒いので直ぐに退却。急だな…
安全第一で下りましょう。
2021年12月05日 08:00撮影 by  OPPO A5 2020, OPPO
2
12/5 8:00
安全第一で下りましょう。
これ以上ない晴天。
2021年12月05日 08:06撮影 by  OPPO A5 2020, OPPO
12/5 8:06
これ以上ない晴天。
上河内からテカリまでぐるり。
2021年12月05日 08:06撮影 by  OPPO A5 2020, OPPO
2
12/5 8:06
上河内からテカリまでぐるり。
幸いにもアイゼンはよく効きます。スピード下山だった。
2021年12月05日 08:17撮影 by  OPPO A5 2020, OPPO
1
12/5 8:17
幸いにもアイゼンはよく効きます。スピード下山だった。
安定した下りのI君
2021年12月05日 08:17撮影 by  OPPO A5 2020, OPPO
1
12/5 8:17
安定した下りのI君
テッカテカの斜面。
2021年12月05日 08:18撮影 by  OPPO A5 2020, OPPO
2
12/5 8:18
テッカテカの斜面。
カッコよかったよ聖。最高のコンディションで登らせてくれてありがとう‼
2021年12月05日 08:57撮影 by  OPPO A5 2020, OPPO
3
12/5 8:57
カッコよかったよ聖。最高のコンディションで登らせてくれてありがとう‼
お隣の兎岳もかっこいいのだが、聖があまりにデカすぎて目立たない😭
2021年12月05日 08:57撮影 by  OPPO A5 2020, OPPO
2
12/5 8:57
お隣の兎岳もかっこいいのだが、聖があまりにデカすぎて目立たない😭
薊畑から見納めの稜線。今日はテカリ方面も最高だったろうなー。
2021年12月05日 10:00撮影 by  OPPO A5 2020, OPPO
1
12/5 10:00
薊畑から見納めの稜線。今日はテカリ方面も最高だったろうなー。
帰りの渡渉ポイントで仮橋を発見しゴンドラは引かなくて済んだ。あんな苦労したのが馬鹿みたいだ🤣
2021年12月05日 12:25撮影 by  OPPO A5 2020, OPPO
2
12/5 12:25
帰りの渡渉ポイントで仮橋を発見しゴンドラは引かなくて済んだ。あんな苦労したのが馬鹿みたいだ🤣
龍泉閣で汗を流しました。浜松経由で小田原まで帰ります。
2021年12月05日 16:24撮影 by  OPPO A5 2020, OPPO
12/5 16:24
龍泉閣で汗を流しました。浜松経由で小田原まで帰ります。
I君が撮影してくれた写真。ありがとう‼
7
I君が撮影してくれた写真。ありがとう‼

装備

個人装備
長袖シャツ 長袖インナー ハードシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ アウター手袋 予備手袋 防寒着 雨具 ゲイター マフラー ネックウォーマー バラクラバ 毛帽子 着替え 予備靴ひも ザック ザックカバー サブザック アイゼン ピッケル 昼ご飯 行動食 非常食 調理用食材 調味料 飲料 水筒(保温性) ガスカートリッジ コンロ コッヘル 食器 調理器具 ライター 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ナイフ カメラ ポール テント テントマット シェラフ ヘルメット

感想

今年の夏に大井川源流で知り合ったI君から冬山に行きませんかとお誘いがあり、聖に登ることにしました。私もI君も冬の3000mは初めてでしたが、晴天に恵まれ無事に登頂出来ました。前日も翌日も天気は悪かったので、ほんとラッキーでした。

■12/3(金)
浜松のショッピングモールでI君と待ちわせ、南信濃の梨元ていしゃばまで運転。仮眠。

■12/4(土) 曇り時々雪:芝沢ゲート〜聖平小屋△
まさかこの芝沢ゲートから今年2回も聖へ登山をするとは思わなかった。1時間半で便が島に到着。旧トロッコ道を歩き無事に西沢度のゴンドラに到着。二人で交代しながらロープを引いたので夏よりも楽だった。
標高1900m位から雪が出だし、2100mくらいから真っ白な雪の世界になる。2380mの薊畑がなかなか近づかず、重荷にへろへろになったのは夏の縦走の時と全く同じ。稜線は冬の嵐になっていた。ここで驚いたことにI君の大学の先輩に遭遇。山の世界は狭い。
無事に聖平小屋に到着。先客がお一人いたが広さは十分なので問題なし。小屋のすぐ横の聖沢は何と水も流れている。夏は完全に枯れていた。最高の環境だったが、気温はマイナス7度で猛烈に寒い。水筒の水も放っておくとどんどん凍ってゆく。明日までこんな状況のままなら、即刻下山だなとおもいながら眠りに着いた。
寝ているとカサカサ音がする。ネズミが走り回っているのだ。I君は顔の上を走り回られたと言っていた。明らかに食料を狙っている。食料やゴミをスタッフバックに入れて吊るしたらその後ネズミは出なくなった。先客が日中はヤマネも出たと言っていたのであるいはヤマネだったかも。でも多分ネズミだろうなー。

■12/5(土) 快晴‼:聖平小屋〜聖岳〜薊畑〜芝沢ゲート[下山]
幸いにも天気は回復。昨晩より気温も上がり、風も弱まり、最高の星空になった。ヘッデンを着け、意気揚々と出発。薊畑に荷物をデポし小聖まで。何と雷鳥がいる‼ 完全冬毛の雷鳥は初めて見た。一心不乱に餌を食べていたが、雪の上で一体何を食っているのだろう?
小聖から先は超巨体、大迫力の聖に圧倒され、武者震いする思いだった。斜度は富士山並になりスリップが許されない区間になり緊張する。アイゼンがよく効き、ラッセルになるほど雪も深くないのは幸いだった。
山頂だけ何故か爆風。2人でガッシリ握手をして登頂を喜んだが、あまりに寒いので5分も滞在せずに退却した。下りの方が危険で恐怖感もあるが、アイゼンの爪を目いっぱい効かせて高速に下山した。小聖で休憩し、大きな聖を大満足で振り返った。1人では(寒くて🤣)挑戦する気も起きなかった聖に真冬に登ることが出来て、本当にラッキーだった。単独行じゃない方が良いこともやはりあるなーとしみじみ実感した。
薊畑で荷物を回収し、西沢度のゴンドラまで下った。上からゴンドラを見ると何とすぐ上流に簡易な仮橋がある。行ってみると何の苦もなく渡れてしまった。何だ、あんなに苦労してロープ引かなくても良かったじゃん‼
林道を色々ダベりながら下ったら芝沢ゲートまで思いのほか早く着いた。とても楽しい山行で大満足の一日になった。JR平岡駅の龍泉閣で汗を流し、東栄のレストランで豪勢な食事をして帰途に着いた。

※この山行計画を立てた直後の11月上旬、運動中(登山中ではない)に左足脛を骨が見えるほど挫創して救急車で運ばれ、10針縫いました。怪我の直後はこの計画は中止にするつもりでいましたが、10日ほど前から2キロの昼ランを再開すると怪我はみるみるうちに回復し出しました。3日まえは全速力でも問題なく走れるようになり、これは行けるのではと思い直しました。リハビリ登山に冬山はちょっとハードではないかとも思いましたが、自分ではどう見ても行けそうなのでI君に事情を話し、結果行くことにしました。行動中は痛みも全くなく、無事に登山を完了できました。
普段の運動の積み重ねが非常に大事、ということなのだと今実感しています。でもだからと言って、無理な登山はしないようにせねばなりません。

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