2024年12月31日、出発前の自宅にて。今回の山行は3年前、2022年のお正月に深雪で敗退した厳冬期の聖岳に再挑戦します
これが久々となる厳冬期雪山テント泊装備一式。スノスコ、ピッケル2本、12爪アイゼン、防寒着、食料3日分+αなど。特に中央の厳冬期用シュラフがデカすぎる。これらを85Lザックへ詰め込む
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12/31 17:27
2024年12月31日、出発前の自宅にて。今回の山行は3年前、2022年のお正月に深雪で敗退した厳冬期の聖岳に再挑戦します
これが久々となる厳冬期雪山テント泊装備一式。スノスコ、ピッケル2本、12爪アイゼン、防寒着、食料3日分+αなど。特に中央の厳冬期用シュラフがデカすぎる。これらを85Lザックへ詰め込む
1時間以上かけてようやくパッキング完了。これで水2.5L含めてザック本体だけで18.9kg。これに25インチスノーシュー(2kg弱)とエナジーゼリー満載のウエストバック(約1kg)を合わせると総重量は約22kg
ちなみに左が日帰り用の34L、右が夏のテン泊用45Lザック。大きさの違いは一目瞭然
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12/31 18:08
1時間以上かけてようやくパッキング完了。これで水2.5L含めてザック本体だけで18.9kg。これに25インチスノーシュー(2kg弱)とエナジーゼリー満載のウエストバック(約1kg)を合わせると総重量は約22kg
ちなみに左が日帰り用の34L、右が夏のテン泊用45Lザック。大きさの違いは一目瞭然
準備万端で自宅を出発し、山行前夜の中央道/双葉SAでモツ煮定食をいただく
以前は談合坂SAの利用が多かったが、最近は双葉のモツ煮が定番になってきた
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12/31 21:12
準備万端で自宅を出発し、山行前夜の中央道/双葉SAでモツ煮定食をいただく
以前は談合坂SAの利用が多かったが、最近は双葉のモツ煮が定番になってきた
明けましておめでとうございます☆
2025年1月1日、芝沢ゲート前の駐車場に到着
ここから長い道のりを経て、3年前のお正月に敗退した冬の聖岳を目指します
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1/1 6:57
明けましておめでとうございます☆
2025年1月1日、芝沢ゲート前の駐車場に到着
ここから長い道のりを経て、3年前のお正月に敗退した冬の聖岳を目指します
25インチのスノーシューを積んだ最終形態はこんな感じ
前回はシューを持参せず深雪で進めなくなり敗退した
今回は一人ラッセルも辞さない構えで、何がなんでもピークを踏む意気込み。行程も前回の2日から3日に見直して再挑戦です!
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1/1 7:15
25インチのスノーシューを積んだ最終形態はこんな感じ
前回はシューを持参せず深雪で進めなくなり敗退した
今回は一人ラッセルも辞さない構えで、何がなんでもピークを踏む意気込み。行程も前回の2日から3日に見直して再挑戦です!
あの詰所は閉まっていますが、隣にある黄色の自販機は利用できました
今回は久々となる厳冬期雪山テント泊装備なので、大荷物の歩荷山行
行程も長く、正直どこまで担ぎ上げられるのか…不安だらけの中で出発します
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1/1 7:22
あの詰所は閉まっていますが、隣にある黄色の自販機は利用できました
今回は久々となる厳冬期雪山テント泊装備なので、大荷物の歩荷山行
行程も長く、正直どこまで担ぎ上げられるのか…不安だらけの中で出発します
1/1の林道は新雪が薄っすらついて歩きやすい状態でした
しかし、2日後の下山時はカチコチに氷結して非常に滑りやすくなっていました
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1/1 7:34
1/1の林道は新雪が薄っすらついて歩きやすい状態でした
しかし、2日後の下山時はカチコチに氷結して非常に滑りやすくなっていました
芝沢ゲートから1時間10分ほどの林道歩きで”易老渡”(いろうど)に到着
ここで右の橋を渡れば光岳などの登山道に入れます
ちなみにこの少し先にある仮設トイレは冬期閉鎖中でした
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1/1 8:35
芝沢ゲートから1時間10分ほどの林道歩きで”易老渡”(いろうど)に到着
ここで右の橋を渡れば光岳などの登山道に入れます
ちなみにこの少し先にある仮設トイレは冬期閉鎖中でした
日の当たらない林道を黙々と歩いていると、遥か先に真っ白な頂が…
これが聖岳の本峰(左)、その右の小ピークは小聖岳かな?
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1/1 8:42
日の当たらない林道を黙々と歩いていると、遥か先に真っ白な頂が…
これが聖岳の本峰(左)、その右の小ピークは小聖岳かな?
芝沢ゲートから約2時間弱で便ヶ島(たよりがしま)に到着
勿論、聖光小屋は冬期閉鎖中。トイレも使えませんでした
ちなみに以前はここまで車で入れたそうです(車なら全然違うよね)
3
1/1 9:07
芝沢ゲートから約2時間弱で便ヶ島(たよりがしま)に到着
勿論、聖光小屋は冬期閉鎖中。トイレも使えませんでした
ちなみに以前はここまで車で入れたそうです(車なら全然違うよね)
小屋の向かい側にある広々とした東屋でひと休み♪
東屋の横にあるこの公衆電話は使えそうでした(ちょっとビックリ💦)
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1/1 9:11
小屋の向かい側にある広々とした東屋でひと休み♪
東屋の横にあるこの公衆電話は使えそうでした(ちょっとビックリ💦)
休憩後、お次の経由地”西沢渡”へ。聖光小屋から先は非舗装の遊歩道になります(旧トロッコ道らしい)
ここはその途中にある崩落個所。ご覧の通り、現在はハシゴとお助けロープによる小登降箇所になっています
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1/1 9:52
休憩後、お次の経由地”西沢渡”へ。聖光小屋から先は非舗装の遊歩道になります(旧トロッコ道らしい)
ここはその途中にある崩落個所。ご覧の通り、現在はハシゴとお助けロープによる小登降箇所になっています
そして芝沢ゲートから約3時間、ようやく”西沢渡”に到着
名物の手動ゴンドラは健在でしたが…これは重いので使いたくない
この時期は水量も少なめなので渡渉ポイントを探します
3
1/1 10:16
そして芝沢ゲートから約3時間、ようやく”西沢渡”に到着
名物の手動ゴンドラは健在でしたが…これは重いので使いたくない
この時期は水量も少なめなので渡渉ポイントを探します
この日の水量はこのくらい。飛び石渡渉で何とかクリアできました
3年前は氷結箇所が多くてもっとラクに渡れたのですが、今回は氷が少なく、良さげな渡渉ポイントを見つけるのに少々手間取りました
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1/1 10:22
この日の水量はこのくらい。飛び石渡渉で何とかクリアできました
3年前は氷結箇所が多くてもっとラクに渡れたのですが、今回は氷が少なく、良さげな渡渉ポイントを見つけるのに少々手間取りました
西沢渡の渡渉を過ぎるとすぐに廃屋が出てきます(名称不明)
ルートはあの小屋の右側から回り込んで裏手へ進みます
その先から尾根に取りつき、急登が連続する本格的な登山道に入ります
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1/1 10:31
西沢渡の渡渉を過ぎるとすぐに廃屋が出てきます(名称不明)
ルートはあの小屋の右側から回り込んで裏手へ進みます
その先から尾根に取りつき、急登が連続する本格的な登山道に入ります
急登の尾根に入ると次第に積雪が増えてきました
ちなみに1/1の標高1670m付近でこのくらい。まだツボ足で行けるレベル
前日のものと思われるトレースもありました
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1/1 12:35
急登の尾根に入ると次第に積雪が増えてきました
ちなみに1/1の標高1670m付近でこのくらい。まだツボ足で行けるレベル
前日のものと思われるトレースもありました
登山道の途中にて”イラモミの大木”。高すぎてとてもフレームに収まらない(^^;
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1/1 12:42
登山道の途中にて”イラモミの大木”。高すぎてとてもフレームに収まらない(^^;
雪質が良く氷結はほぼないので、このままツボ足で行こうと思いましたが、急傾斜になると少しずつ滑り出したので、標高1770m付近で12本爪アイゼンを装着しました
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1/1 13:11
雪質が良く氷結はほぼないので、このままツボ足で行こうと思いましたが、急傾斜になると少しずつ滑り出したので、標高1770m付近で12本爪アイゼンを装着しました
こちらが”大木の広場”。この辺の積雪は深いところで脛くらいでした
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1/1 13:19
こちらが”大木の広場”。この辺の積雪は深いところで脛くらいでした
芝沢ゲートから約6時間半、標高1900m付近でテント適地を発見。今回はここでビバークすることにしました
久々に担ぎ上げた雪山テン泊装備約22kg、高低差約1200m。正直ヘトヘトでもう限界でしたが、ここまで担げただけでも十分だったと思う
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1/1 13:55
芝沢ゲートから約6時間半、標高1900m付近でテント適地を発見。今回はここでビバークすることにしました
久々に担ぎ上げた雪山テン泊装備約22kg、高低差約1200m。正直ヘトヘトでもう限界でしたが、ここまで担げただけでも十分だったと思う
ここは元々の地形が良かったこともあり、スノスコを使うこともなく15分ほどの足踏み整地で難なく完了
心底疲れていたので、手早く整地できてホントに助かりました
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1/1 14:09
ここは元々の地形が良かったこともあり、スノスコを使うこともなく15分ほどの足踏み整地で難なく完了
心底疲れていたので、手早く整地できてホントに助かりました
そして山中で2日間過ごす我が家が完成。無風で誰もいない静かな雪中テント泊♪
本当に久しぶりだけど「これってやっぱりいいなぁ…」と思ってしまう
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1/1 14:56
そして山中で2日間過ごす我が家が完成。無風で誰もいない静かな雪中テント泊♪
本当に久しぶりだけど「これってやっぱりいいなぁ…」と思ってしまう
張り綱もできるだけ樹木などの動かないものに固定して安心感あり
爆風でテントを飛ばされそうになった経験があると、全箇所ペグだけでは不安
最低1箇所はこういうものに固定しないと安心できないんだよね
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1/1 14:58
張り綱もできるだけ樹木などの動かないものに固定して安心感あり
爆風でテントを飛ばされそうになった経験があると、全箇所ペグだけでは不安
最低1箇所はこういうものに固定しないと安心できないんだよね
我が家ができたら早速水作りのための雪集めを開始
これも雪山テント泊の醍醐味ですよね
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1/1 15:42
我が家ができたら早速水作りのための雪集めを開始
これも雪山テント泊の醍醐味ですよね
雪は昨日降ったと思われるサラサラのキレイな上の部分を多めに採取しました
でも、サラサラの新雪って溶かすとあまり水量が採れないんだよね(^^ゞ
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1/1 15:43
雪は昨日降ったと思われるサラサラのキレイな上の部分を多めに採取しました
でも、サラサラの新雪って溶かすとあまり水量が採れないんだよね(^^ゞ
まずは1.2Lの大コッヘルに満載の雪を弱火で溶かし始めます
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1/1 15:51
まずは1.2Lの大コッヘルに満載の雪を弱火で溶かし始めます
1.2Lの大コッヘルに満載の雪を溶かしきっても採れる水はこの程度(約0.3L)
この後も次々と雪を投入してどんどん溶かして行きます
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1/1 16:03
1.2Lの大コッヘルに満載の雪を溶かしきっても採れる水はこの程度(約0.3L)
この後も次々と雪を投入してどんどん溶かして行きます
誰もいない静かな山中で、ひとり夕陽を眺めながら生きるための水を作る
こういうことも雪山テント泊の楽しみのひとつだし、醍醐味だと思う
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1/1 16:23
誰もいない静かな山中で、ひとり夕陽を眺めながら生きるための水を作る
こういうことも雪山テント泊の楽しみのひとつだし、醍醐味だと思う
900mlの小コッヘルの雪を3杯追加してようやく約1Lの水が採れました
これで今晩の食事分の水を確保。それにしても、キレイな雪を厳選したつもりでも、やっぱりゴミや異物は出てくるんだよね…
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1/1 16:27
900mlの小コッヘルの雪を3杯追加してようやく約1Lの水が採れました
これで今晩の食事分の水を確保。それにしても、キレイな雪を厳選したつもりでも、やっぱりゴミや異物は出てくるんだよね…
上に浮いた異物だけをすくって除去すれば十分使えます
暫く放置すれば殆ど沈降するし、わざわざ沈んだものまで除去する必要なし
ただ、ほんのり木の香りがするのでこのまま白湯で飲むには少々抵抗がある
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1/1 16:29
上に浮いた異物だけをすくって除去すれば十分使えます
暫く放置すれば殆ど沈降するし、わざわざ沈んだものまで除去する必要なし
ただ、ほんのり木の香りがするのでこのまま白湯で飲むには少々抵抗がある
で、雪を溶かして作ったお湯でいただくカップラがこちら
う〜ん全然それとは分からないし、いつものイイお味です
むしろ気分的にはサイコーのお味☆雪山テント泊を満喫してます〜(^^♪
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1/1 16:49
で、雪を溶かして作ったお湯でいただくカップラがこちら
う〜ん全然それとは分からないし、いつものイイお味です
むしろ気分的にはサイコーのお味☆雪山テント泊を満喫してます〜(^^♪
【2日目】朝起きると少し風邪気味で体調は今ひとつ…でもこの日は登頂日
今回は3年前に敗退したリベンジを果たすべく、何がなんでも山頂を踏みたいので、気合いを入れて出発します!
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1/2 5:39
【2日目】朝起きると少し風邪気味で体調は今ひとつ…でもこの日は登頂日
今回は3年前に敗退したリベンジを果たすべく、何がなんでも山頂を踏みたいので、気合いを入れて出発します!
暗闇の中、樹林帯を黙々と上り”薊畑”に到着
ここが3年前に深雪で進めなくなり敗退した場所
今回はこの先もトレースがあったのでこのまま進んで行く
4
1/2 7:44
暗闇の中、樹林帯を黙々と上り”薊畑”に到着
ここが3年前に深雪で進めなくなり敗退した場所
今回はこの先もトレースがあったのでこのまま進んで行く
薊畑から先も暫く樹林帯が続くが、所々で山頂方面が見える
積雪量はトレースを外すと軽く股下あたりまで踏み抜く深さ
スノーシューはあるが、これでトレース無しだったら結構キツかったと思う
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1/2 8:11
薊畑から先も暫く樹林帯が続くが、所々で山頂方面が見える
積雪量はトレースを外すと軽く股下あたりまで踏み抜く深さ
スノーシューはあるが、これでトレース無しだったら結構キツかったと思う
拡大して山頂方面を確認すると、聖岳本体南面の雪はかなり少ない
積雪量的には薊畑の手前辺りから小聖岳手前までの樹林帯内が最も多かった
2
1/2 8:12
拡大して山頂方面を確認すると、聖岳本体南面の雪はかなり少ない
積雪量的には薊畑の手前辺りから小聖岳手前までの樹林帯内が最も多かった
そしてテン場から4時間弱で”小聖岳”に到達(山頂標は破損していた)
ここは雪つきが薄いが、この先の聖岳へ繋がる尾根上でまた少し深くなる
さらに尾根上は断続的に15〜20m前後の強風。今回は積雪よりも風が厳しかった
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1/2 9:18
そしてテン場から4時間弱で”小聖岳”に到達(山頂標は破損していた)
ここは雪つきが薄いが、この先の聖岳へ繋がる尾根上でまた少し深くなる
さらに尾根上は断続的に15〜20m前後の強風。今回は積雪よりも風が厳しかった
小聖岳より、左から上河内岳〜茶臼岳〜光岳方面の稜線を望む
今回は聖岳の一座狙いだけど、秋ぐらいにあの稜線を縦走したいね
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1/2 9:18
小聖岳より、左から上河内岳〜茶臼岳〜光岳方面の稜線を望む
今回は聖岳の一座狙いだけど、秋ぐらいにあの稜線を縦走したいね
上河内岳はこちらよりも雪が多い感じ。雪煙が舞っているので風も強そうだ
4
1/2 9:19
上河内岳はこちらよりも雪が多い感じ。雪煙が舞っているので風も強そうだ
小聖岳からは富士山も見えた。南ア南部は富士山に近いことがよく分かる
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1/2 9:19
小聖岳からは富士山も見えた。南ア南部は富士山に近いことがよく分かる
メインの山頂標は破損して無くなっていたが、山頂から少し尾根上を進んだところにこの山頂標があった
3
1/2 9:22
メインの山頂標は破損して無くなっていたが、山頂から少し尾根上を進んだところにこの山頂標があった
強風に煽られつつ、聖岳山頂直下の南面へ繋がる尾根上を進む
吹きっさらしの尾根上は断続的に15〜20m前後の強風が吹きつけていた
雪は再び深くなるも膝下程度。トレースがあったのでアイゼンのまま進む
3
1/2 9:28
強風に煽られつつ、聖岳山頂直下の南面へ繋がる尾根上を進む
吹きっさらしの尾根上は断続的に15〜20m前後の強風が吹きつけていた
雪は再び深くなるも膝下程度。トレースがあったのでアイゼンのまま進む
これが今辿ってきた尾根。特に画面右の真っ白なところが風の通り道で耐風姿勢を取りながら何とか通過した
自分が行動できる限界の暴風(体感で風速25m前後)だったと思う
4
1/2 10:02
これが今辿ってきた尾根。特に画面右の真っ白なところが風の通り道で耐風姿勢を取りながら何とか通過した
自分が行動できる限界の暴風(体感で風速25m前後)だったと思う
尾根から聖岳の南面に取りつくと、積雪はこの程度でまだ夏道が出ていた
そのまま夏道を辿り山頂へ。但し、相変わらず風は強く、時折耐風姿勢を取りながら牛歩で進んだ
3
1/2 10:02
尾根から聖岳の南面に取りつくと、積雪はこの程度でまだ夏道が出ていた
そのまま夏道を辿り山頂へ。但し、相変わらず風は強く、時折耐風姿勢を取りながら牛歩で進んだ
今登ってきた方向を振り返る。聖岳山頂直下の南面は高低差約300mほど
九十九折れの夏道が残っていたからよかったものの、この斜面が冬富士のような全面アイスだったら相当ヤバかったと思う
4
1/2 10:42
今登ってきた方向を振り返る。聖岳山頂直下の南面は高低差約300mほど
九十九折れの夏道が残っていたからよかったものの、この斜面が冬富士のような全面アイスだったら相当ヤバかったと思う
そしてテン場から約5時間半、やっとの思いで聖岳に登頂です!(*^^)v
最高の青空とデッカイ赤石岳がお出迎え♪
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1/2 11:01
そしてテン場から約5時間半、やっとの思いで聖岳に登頂です!(*^^)v
最高の青空とデッカイ赤石岳がお出迎え♪
今回はお天気に恵まれ、明瞭なトレースありの好コンディション
そのお陰で3年前のリベンジを果たせました。ありがとうございました
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1/2 11:01
今回はお天気に恵まれ、明瞭なトレースありの好コンディション
そのお陰で3年前のリベンジを果たせました。ありがとうございました
貸切の山頂でカメラもセットできないほどの爆風なので手撮りでパチリ☆
今回の聖岳で日本3000m峰の全21座も完登!もう感無量です
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1/2 11:02
貸切の山頂でカメラもセットできないほどの爆風なので手撮りでパチリ☆
今回の聖岳で日本3000m峰の全21座も完登!もう感無量です
爆風で長居は出来ないけれど、できる範囲でこの大絶景を見渡していきます
まずは大将の赤石岳から。冬の赤石が見たくてこの時期に再挑戦しました
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1/2 11:04
爆風で長居は出来ないけれど、できる範囲でこの大絶景を見渡していきます
まずは大将の赤石岳から。冬の赤石が見たくてこの時期に再挑戦しました
赤石の左後方に見えるあの山は位置と山容からして仙丈ヶ岳でしょう
一瞬、塩見?と思ったけど、荒川と塩見は赤石の高さに隠れて見えないみたい
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1/2 11:04
赤石の左後方に見えるあの山は位置と山容からして仙丈ヶ岳でしょう
一瞬、塩見?と思ったけど、荒川と塩見は赤石の高さに隠れて見えないみたい
こちらは中ア方面。手前のお山は中盛丸山や大沢岳
8
1/2 11:04
こちらは中ア方面。手前のお山は中盛丸山や大沢岳
中アの山並みを拡大。右端には宝剣、木曽駒、千畳敷カール
中央のやや右に空木、左寄りには11/24に踏んだ南駒ヶ岳や越百山など
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1/2 11:04
中アの山並みを拡大。右端には宝剣、木曽駒、千畳敷カール
中央のやや右に空木、左寄りには11/24に踏んだ南駒ヶ岳や越百山など
こちらはもうひとつ(特殊東海フォレスト様)の山頂標
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1/2 11:05
こちらはもうひとつ(特殊東海フォレスト様)の山頂標
爆風でよく見ていませんが、山座同定盤らしきものもありました
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1/2 11:05
爆風でよく見ていませんが、山座同定盤らしきものもありました
こちらは南方の景色。正面のお山は光岳かな。その先の深南部は全くの未踏山域
池口岳とかいつか登ってみたいと思うも、敷居が高そうで中々手が出せない…
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1/2 11:05
こちらは南方の景色。正面のお山は光岳かな。その先の深南部は全くの未踏山域
池口岳とかいつか登ってみたいと思うも、敷居が高そうで中々手が出せない…
聖岳から望む上河内岳〜茶臼岳〜光岳方面の稜線
こうして眺めていると、どうしてもあの稜線を歩きたいと思ってしまう
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1/2 11:06
聖岳から望む上河内岳〜茶臼岳〜光岳方面の稜線
こうして眺めていると、どうしてもあの稜線を歩きたいと思ってしまう
少し上から見る感じの上河内岳
実際はかなり厳しいと思うけど、あの上部の積雪が中々良さげに見える
10
1/2 11:06
少し上から見る感じの上河内岳
実際はかなり厳しいと思うけど、あの上部の積雪が中々良さげに見える
そして最後は富士山も。晴天で距離も近いのでバッチリ見える。やっぱり嬉しいね♪
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1/2 11:07
そして最後は富士山も。晴天で距離も近いのでバッチリ見える。やっぱり嬉しいね♪
あちらも雪つきはやや薄い印象。連日の晴天でだいぶ溶けてしまったのか?
風もここでこれだけの爆風だから、あちらはもっと凄いことになってるハズ💦
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1/2 11:08
あちらも雪つきはやや薄い印象。連日の晴天でだいぶ溶けてしまったのか?
風もここでこれだけの爆風だから、あちらはもっと凄いことになってるハズ💦
聖岳の山頂はそこそこの広さがあります
最後に思い残すことなく南アの大絶景を目に焼きつけて下山します
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1/2 11:13
聖岳の山頂はそこそこの広さがあります
最後に思い残すことなく南アの大絶景を目に焼きつけて下山します
爆風だけど、この絶景を眺めながら下って行ける
無事にピークを踏めた達成感に包まれてとても幸せな気分♪
5
1/2 11:19
爆風だけど、この絶景を眺めながら下って行ける
無事にピークを踏めた達成感に包まれてとても幸せな気分♪
小聖岳の山頂まで下って振り返る。さようなら冬の聖岳
今回はこれだけの好条件で踏むことができた。本当に運が良かったと思う
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1/2 12:27
小聖岳の山頂まで下って振り返る。さようなら冬の聖岳
今回はこれだけの好条件で踏むことができた。本当に運が良かったと思う
富士山ともこれでお別れ。また地元から眺めさせていただきますよ
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1/2 13:39
富士山ともこれでお別れ。また地元から眺めさせていただきますよ
薊畑まで下ると無風となり静寂の世界に。あぁ平和だ〜
まだ昼過ぎで時間も十分ある。登頂の余韻に浸りながらひと休みしよう♪
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1/2 13:46
薊畑まで下ると無風となり静寂の世界に。あぁ平和だ〜
まだ昼過ぎで時間も十分ある。登頂の余韻に浸りながらひと休みしよう♪
念願の山頂を踏んで我が家に無事帰還しました
この誰もいない山中に自分の家がある安心感。それが堪らなくいい♪
今日はもう達成感でいっぱい。早速食事してゆっくり寝よう…
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1/2 15:08
念願の山頂を踏んで我が家に無事帰還しました
この誰もいない山中に自分の家がある安心感。それが堪らなくいい♪
今日はもう達成感でいっぱい。早速食事してゆっくり寝よう…
【3日目】この日は下山のみ。でも距離はあるので夜明け前に出発します
雪上で2泊過ごした思い出の場所ともこれでお別れ
風もなくひとり静かに過ごせる素敵なテン場でした☆
(おっ、自分が寝ていたところだけ雪が溶けてるし)
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1/3 6:38
【3日目】この日は下山のみ。でも距離はあるので夜明け前に出発します
雪上で2泊過ごした思い出の場所ともこれでお別れ
風もなくひとり静かに過ごせる素敵なテン場でした☆
(おっ、自分が寝ていたところだけ雪が溶けてるし)
ズンズン下って”西沢渡”まで戻ってきました
帰りも重い手動ゴンドラは使わず、飛び石渡渉でクリア
あの荷物用ゴンドラのワイヤー下付近のラインを渡りました
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1/3 8:41
ズンズン下って”西沢渡”まで戻ってきました
帰りも重い手動ゴンドラは使わず、飛び石渡渉でクリア
あの荷物用ゴンドラのワイヤー下付近のラインを渡りました
便ヶ島から芝沢ゲートまでの林道は基本的に谷あいで陽当たりが悪く、殆どの区間はスノーロードですが、一部陽のあたる個所は雪が消えていました
今日も快晴。登頂の余韻に浸りながら歩く帰り道はそれほど長く感じなかった
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1/3 10:11
便ヶ島から芝沢ゲートまでの林道は基本的に谷あいで陽当たりが悪く、殆どの区間はスノーロードですが、一部陽のあたる個所は雪が消えていました
今日も快晴。登頂の余韻に浸りながら歩く帰り道はそれほど長く感じなかった
林道の途中で行き(2日前)に気付かなかった氷瀑を発見
自分が山上にいるうちにできたのかな?
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1/3 10:41
林道の途中で行き(2日前)に気付かなかった氷瀑を発見
自分が山上にいるうちにできたのかな?
一昨日(行き)はサラサラで良質な雪道でしたが、この日はカチコチのアイスバーン
既に下山して油断していると、最後の最後で大転倒なんてこともありますよね💦
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1/3 10:51
一昨日(行き)はサラサラで良質な雪道でしたが、この日はカチコチのアイスバーン
既に下山して油断していると、最後の最後で大転倒なんてこともありますよね💦
そして芝沢ゲートに無事帰還。これで今回の雪山行は終了です
3年前の敗退から今日まで長かったけれど、ついに念願の頂を踏めて感無量☆
またこのクラスのデッカイお山をテント担いで踏んでいきたいです
6
1/3 11:18
そして芝沢ゲートに無事帰還。これで今回の雪山行は終了です
3年前の敗退から今日まで長かったけれど、ついに念願の頂を踏めて感無量☆
またこのクラスのデッカイお山をテント担いで踏んでいきたいです
この時期にゲート前の自販機が使えることにはビックリでしたが…
このお金さえ出せば簡単に美味しい飲物が手に入るという当たり前のこと…
3日間下界から隔離されていた者としては、こんなことが新鮮に感じてしまう
6
1/3 11:19
この時期にゲート前の自販機が使えることにはビックリでしたが…
このお金さえ出せば簡単に美味しい飲物が手に入るという当たり前のこと…
3日間下界から隔離されていた者としては、こんなことが新鮮に感じてしまう
せっかく自販機が使えるので、酒類もあったけど自分はこれで祝杯!
ちなみにこの時期に使えるのはありがたいけど、全てコールド飲料のみ
できればホットコーヒーが欲しかったなぁ(で、これは賞味期限切れだったし)
9
1/3 11:24
せっかく自販機が使えるので、酒類もあったけど自分はこれで祝杯!
ちなみにこの時期に使えるのはありがたいけど、全てコールド飲料のみ
できればホットコーヒーが欲しかったなぁ(で、これは賞味期限切れだったし)
帰りの林道で壮大な山岳風景が…さすがの南ア南部。山が深くてデカイねぇ
昨日踏んだ聖はあの雲の中かな…。今度は雪が消えた頃に再訪して上河内岳〜光岳の稜線縦走をやりたいね
6
1/3 12:27
帰りの林道で壮大な山岳風景が…さすがの南ア南部。山が深くてデカイねぇ
昨日踏んだ聖はあの雲の中かな…。今度は雪が消えた頃に再訪して上河内岳〜光岳の稜線縦走をやりたいね
下山後、”信州たかもり温泉・御大の館”で約3日ぶりの入浴を済ませて、中央道の駒ヶ岳SAで”豚三昧飯”を戴きました
これはその名の通り豚三昧のメニュー。豚肉のニンニク醤油炒め、豚汁、そして私の好きなモツ煮までついて大満足でした〜(^^)/
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下山後、”信州たかもり温泉・御大の館”で約3日ぶりの入浴を済ませて、中央道の駒ヶ岳SAで”豚三昧飯”を戴きました
これはその名の通り豚三昧のメニュー。豚肉のニンニク醤油炒め、豚汁、そして私の好きなモツ煮までついて大満足でした〜(^^)/
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