【チャリ登山】奥武蔵峠巡り+武甲山登山【ロードバイク】
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- GPS
- 09:02
- 距離
- 84.7km
- 登り
- 2,592m
- 下り
- 2,723m
コースタイム
- 山行
- 8:08
- 休憩
- 0:48
- 合計
- 8:56
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
写真
感想
日曜日は快晴予報。
これはどこかに出かけないと後悔するぞと考え、気づいたら始発列車にチャリを積んでいた。
行き先は秩父。チャリで訪れるのは初めてだ。前から気になっていた武甲山と絡めて峠巡りとしよう。
凍てつく早朝の時間帯は登山でウォーミングアップ。最寄りの横瀬駅で降りて登山口まで7km, 300mアップのヒルクライム。後半はコンクリの激坂に阻まれたが、里山の風景を楽しみながら石灰石採掘工場をくぐり抜けて変化に富むコースだった。
さて登山口は満車で下の道も縦列駐車が続いていた。さすが200名山とあって人気が高い。こちらは身軽チャリなので林道を進めるところまで進もう。終点にチャリを止め、ペッボトル1本とお菓子2つを持って登山開始。ビュンビュン先行者を追い抜かし、コースタイムの0.3倍で山頂到着。メインルートである表参道は広くて歩きやすかった。
山頂には神社が構えており、横には綺麗なトイレが併設されていた。社の脇を抜けると大展望広がる山頂だ。浅間山〜谷川連峰〜赤城山〜日光〜筑波山と北関東の主要な山は全て見えた。
山頂はそこまで広くなく30人が一度に立っていられる程度の大きさ。混雑時は長居は避けたい。今回は多くて5人ほどしかいなかった。山頂の秩父市側はバッサリと切れ落ちて採石場となっていた。なお崖まわりは頑丈な柵と有刺鉄線が巡らされており、採石現場に誤って侵入しないようにされていた。
帰路は表参道ではなく一本西側を伸びる登山道を選択。登山者の99%が使うであろう表参道と異なりひっそりと静まり返っていた。下山まもなくして右膝がぶっ壊れていることに気づき、苦しかった。右足に力を入れるたびに激痛が走り顔が歪む。ほぼ左足で歩いた。これは初めての経験できつかった。靭帯損傷とかでなければいいのだが...。
稜線上からは木の間から奥多摩の山並みが覗いていた。稜線を外れると植林帯が広がり面白みに欠ける。道はよく整備されており歩きやすかった。右足をかばいながらも順調なペースで下山。自転車の横で長めに休む。
下山後は秩父市中心街までひた走り、地元のスーパーで炭水化物を大量摂取。この幸せな感じがたまらなく好き。休んでいるとおじいさんから話しかけられてチャリを隅々まで見られた。彼も自転車をやっていたらしい。
さてここからヒルクライムを詰め込んでいく。奥武蔵は京都北山と並んで日本有数の峠密集エリアだと言われている。ここは頭文字Dの舞台となったこともあり、走り屋からも人気だ。今回もそんな峠を巡っていく。まずは定峰峠からいこう。
さっそく通行止めの看板が現れるが、上から降りてきたローディによると自転車なら通過できるらしい。看板は気にせず進む。定峰峠は終始緩やかな上りが続き、穏やかだった。振り返ると荒々しい両神山が聳え、眼下には秩父の街並みが広がっていた。路面も滑らかで良い道である。
ほどなく定峰峠に到着。このまま南へ進路をとり白石峠へ。さらに標高をグイグイと上げていく。途中展望が開ける場所があり、熊谷方面が一望できた。白石峠は綺麗な東屋があった。ここで小休止。秩父市のスーパーで買った菓子パンを食べる。
ここから高嶺峠、大野峠へと小さなアップダウンを混じえつつさらに登っていく。クルマやバイクも少なく極めて静かで落ち着いた道だ。ローディの方が多いくらい。素晴らしい。
大野峠から刈場坂峠へはやや下り気味。稜線東側に沿って続く快適な道。何より展望が素晴らしい。ここは良い。刈場坂峠は広い駐車場があり無線中継を行なっている人もいた。大展望が広がっており休憩に最適。
正丸峠へは一気に下ったあと、激登りするという追い込みルートだった。途中で休息を入れながらゆっくりヒルクライム。これが最後、これさえ上ればあとは下りだと言い聞かせる。峠には走り屋のステッカーをペタペタ貼り付けたスバルBRZが停まっており、雰囲気にマッチしていた。
山伏峠に向けて一度軽く下ったあと、再び上る。まだ登りがあったか。山伏峠は切り通しになっており、苔むした壁面が続いていた。飯能〜秩父を繋ぐ道ということもあってこの辺りは交通量が多い。
山伏峠から快適なダウンヒル。途中、1.5車線の林間コースがあったが、基本は片側1車線の爽快ルート。バイクが事故していた。自分も気をつけよう。
平坦ルートになってからやはり異変に気づく。右膝が不調だ。全く力が入らない。ヒルクライム時は大丈夫だったが、下りと平坦道はダメらしい。困った。途中で有間ダムに寄ろうかと考えていたが、諦める。飯能駅まで20km。膝が辛すぎて地獄だった。
駅についてからも大変。全く歩けない。手すりやケンケンでないと進めない。困った困った。帰宅後はゆっくり湯船に浸かってさっさと寝る。
お疲れ様でした。コース自体は最高に良かったです。
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