ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 3830716
全員に公開
ハイキング
京都・北摂

翠黛山・金比羅山・瓢箪崩山

2021年12月12日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
04:58
距離
10.8km
登り
824m
下り
912m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:26
休憩
0:31
合計
4:57
8:22
15
8:37
8:37
45
9:22
9:24
31
9:55
10:08
52
11:00
11:00
54
11:54
11:54
9
12:03
12:18
8
12:26
12:27
52
13:19
ゴール地点
天候 曇りときどき晴れ
過去天気図(気象庁) 2021年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
京都バス
大原地区はバスの1日乗車券の区域外であるが、岩倉地区は区域内である。
よって、今回の乗車バス停から四条河原町までのバス運賃は260円とお得。
国際会館行きのバスもあるので、地下鉄に乗り継げば京都駅まで短時間で移動できます。
コース状況/
危険箇所等
寂光院の方から上がっていくと、はじめは特に急な上りが多い。

道標は適宜設定されているが金比羅山へのものが多く、翠黛山への道標が少ない。うっかりしていると直接金比羅山に着いてしまうことも。

寒谷峠から岩倉へ下る道はやや急斜面で、大きな石が自由に転がっている。
(kumakumo)京都バス17系統で四条河原町から大原へ
2021年12月12日 07:23撮影 by  DMC-TZ10, Panasonic
6
12/12 7:23
(kumakumo)京都バス17系統で四条河原町から大原へ
(kumakumo)大原の集落を抜けて行く
2021年12月12日 08:28撮影 by  DMC-TZ10, Panasonic
4
12/12 8:28
(kumakumo)大原の集落を抜けて行く
(kumakumo)朧(おぼろ)の清水。建礼門院が姿を映したと伝わる泉
2021年12月12日 08:31撮影 by  DMC-TZ10, Panasonic
5
12/12 8:31
(kumakumo)朧(おぼろ)の清水。建礼門院が姿を映したと伝わる泉
(kumakumo)階段を上って行くと……
2021年12月12日 08:38撮影 by  DMC-TZ10, Panasonic
3
12/12 8:38
(kumakumo)階段を上って行くと……
(kumakumo)阿波内侍菩提
2021年12月12日 08:39撮影 by  DMC-TZ10, Panasonic
2
12/12 8:39
(kumakumo)阿波内侍菩提
(kumakumo)熊(シルエット)の看板があったと聞き「魔法の熊鈴」を作動
2021年12月12日 08:50撮影 by  DMC-TZ10, Panasonic
2
12/12 8:50
(kumakumo)熊(シルエット)の看板があったと聞き「魔法の熊鈴」を作動
(kumakumo)くぐり木(勝手に命名)
2021年12月12日 08:52撮影 by  DMC-TZ10, Panasonic
3
12/12 8:52
(kumakumo)くぐり木(勝手に命名)
(kumakumo)またぎ木(勝手に命名)
2021年12月12日 08:58撮影 by  DMC-TZ10, Panasonic
2
12/12 8:58
(kumakumo)またぎ木(勝手に命名)
(kumakumo)大原の町
2021年12月12日 09:04撮影 by  DMC-TZ10, Panasonic
1
12/12 9:04
(kumakumo)大原の町
(kumakumo)朝雲を頂く比叡山
2021年12月12日 09:05撮影 by  DMC-TZ10, Panasonic
1
12/12 9:05
(kumakumo)朝雲を頂く比叡山
(kumakumo)小動物用のアスレチック(妄想)
2021年12月12日 09:11撮影 by  DMC-TZ10, Panasonic
5
12/12 9:11
(kumakumo)小動物用のアスレチック(妄想)
(kumakumo)七人のこびとの丸太ベンチ(妄想)
2021年12月12日 09:20撮影 by  DMC-TZ10, Panasonic
7
12/12 9:20
(kumakumo)七人のこびとの丸太ベンチ(妄想)
(kumakumo)翠黛山 山頂577m
2021年12月12日 09:23撮影 by  DMC-TZ10, Panasonic
6
12/12 9:23
(kumakumo)翠黛山 山頂577m
(kumakumo)奥の矢印プレートに従って金比羅山へ
2021年12月12日 09:23撮影 by  DMC-TZ10, Panasonic
1
12/12 9:23
(kumakumo)奥の矢印プレートに従って金比羅山へ
(kumakumo)しばしば見かける分岐の道標
2021年12月12日 09:30撮影 by  DMC-TZ10, Panasonic
1
12/12 9:30
(kumakumo)しばしば見かける分岐の道標
(kumakumo)ちょっとしたピーク
2021年12月12日 09:35撮影 by  DMC-TZ10, Panasonic
1
12/12 9:35
(kumakumo)ちょっとしたピーク
(kumakumo)木の根や岩を掴みながらどんどん上っていこう
2021年12月12日 09:43撮影 by  DMC-TZ10, Panasonic
4
12/12 9:43
(kumakumo)木の根や岩を掴みながらどんどん上っていこう
(kumakumo)三壺大神(みつぼおおかみ)
2021年12月12日 09:46撮影 by  DMC-TZ10, Panasonic
5
12/12 9:46
(kumakumo)三壺大神(みつぼおおかみ)
(kumakumo)展望場所の中央で景色を眺めるように立つコンクリート碑。文字は比叡山と対峙する側に彫られていた。アメノミナカヌシオオカミ(おそらく阿比留文字)ハングル読みにするとアモノミナカヌシオオカミになる
2021年12月12日 09:49撮影 by  DMC-TZ10, Panasonic
5
12/12 9:49
(kumakumo)展望場所の中央で景色を眺めるように立つコンクリート碑。文字は比叡山と対峙する側に彫られていた。アメノミナカヌシオオカミ(おそらく阿比留文字)ハングル読みにするとアモノミナカヌシオオカミになる
(kumakumo)比叡山。手前に瓢箪崩山
2021年12月12日 09:50撮影 by  DMC-TZ10, Panasonic
1
12/12 9:50
(kumakumo)比叡山。手前に瓢箪崩山
(kumakumo)京都市街地
2021年12月12日 09:50撮影 by  DMC-TZ10, Panasonic
1
12/12 9:50
(kumakumo)京都市街地
(kumakumo)右から比叡山に続いて横高山、水井山
2021年12月12日 09:50撮影 by  DMC-TZ10, Panasonic
1
12/12 9:50
(kumakumo)右から比叡山に続いて横高山、水井山
(kumakumo)目の前に金比羅山の山頂
2021年12月12日 09:51撮影 by  DMC-TZ10, Panasonic
6
12/12 9:51
(kumakumo)目の前に金比羅山の山頂
(kumakumo)金比羅山 山頂573mと三等三角点
2021年12月12日 09:56撮影 by  DMC-TZ10, Panasonic
8
12/12 9:56
(kumakumo)金比羅山 山頂573mと三等三角点
(kumakumo)山頂の様子。登山道も山道の一つでは……?(屁理屈)
2021年12月12日 09:57撮影 by  DMC-TZ10, Panasonic
5
12/12 9:57
(kumakumo)山頂の様子。登山道も山道の一つでは……?(屁理屈)
(kumakumo)比良山系の山々?
2021年12月12日 10:13撮影 by  DMC-TZ10, Panasonic
1
12/12 10:13
(kumakumo)比良山系の山々?
(kumakumo)石碑というかモルタル碑かな? 魔王大神、天御中主之命、大国主之命、その左に清源大神、右に時津大神。素材や字体からは歴史的オーラは感じられない
2021年12月12日 10:14撮影 by  DMC-TZ10, Panasonic
3
12/12 10:14
(kumakumo)石碑というかモルタル碑かな? 魔王大神、天御中主之命、大国主之命、その左に清源大神、右に時津大神。素材や字体からは歴史的オーラは感じられない
(kumakumo)壊れている金毘羅大権現の鳥居
2021年12月12日 10:17撮影 by  DMC-TZ10, Panasonic
4
12/12 10:17
(kumakumo)壊れている金毘羅大権現の鳥居
(kumakumo)獅子の吽ちゃん。向かいに立つ狛犬の阿ちゃんは頭が壊れていた(;;)
2021年12月12日 10:18撮影 by  DMC-TZ10, Panasonic
4
12/12 10:18
(kumakumo)獅子の吽ちゃん。向かいに立つ狛犬の阿ちゃんは頭が壊れていた(;;)
(kumakumo)瓢箪崩山
2021年12月12日 10:18撮影 by  DMC-TZ10, Panasonic
2
12/12 10:18
(kumakumo)瓢箪崩山
(kumakumo)大原の町と梶山
2021年12月12日 10:19撮影 by  DMC-TZ10, Panasonic
2
12/12 10:19
(kumakumo)大原の町と梶山
(kumakumo)金比羅大権現
2021年12月12日 10:21撮影 by  DMC-TZ10, Panasonic
4
12/12 10:21
(kumakumo)金比羅大権現
(kumakumo)くぐるも良し またぐも良し
2021年12月12日 10:26撮影 by  DMC-TZ10, Panasonic
1
12/12 10:26
(kumakumo)くぐるも良し またぐも良し
(kumakumo)琴平新宮社
2021年12月12日 10:39撮影 by  DMC-TZ10, Panasonic
4
12/12 10:39
(kumakumo)琴平新宮社
(kumakumo)江文寺不動尊
2021年12月12日 10:43撮影 by  DMC-TZ10, Panasonic
3
12/12 10:43
(kumakumo)江文寺不動尊
(kumakumo)むつみ地蔵尊
2021年12月12日 10:45撮影 by  DMC-TZ10, Panasonic
1
12/12 10:45
(kumakumo)むつみ地蔵尊
(kumakumo)苔岩の道が続く
2021年12月12日 10:47撮影 by  DMC-TZ10, Panasonic
1
12/12 10:47
(kumakumo)苔岩の道が続く
(kumakumo)苔岩の道を振り返る
2021年12月12日 10:47撮影 by  DMC-TZ10, Panasonic
2
12/12 10:47
(kumakumo)苔岩の道を振り返る
(kumakumo)渡りやすそうな橋
2021年12月12日 10:48撮影 by  DMC-TZ10, Panasonic
1
12/12 10:48
(kumakumo)渡りやすそうな橋
(kumakumo)石碑「人立たす かぎろひ 江文寺の跡」
2021年12月12日 10:48撮影 by  DMC-TZ10, Panasonic
2
12/12 10:48
(kumakumo)石碑「人立たす かぎろひ 江文寺の跡」
(kumakumo)一本の緑の木
2021年12月12日 10:56撮影 by  DMC-TZ10, Panasonic
3
12/12 10:56
(kumakumo)一本の緑の木
(kumakumo)江文峠にて。下りた来た石段を振り返る
2021年12月12日 10:58撮影 by  DMC-TZ10, Panasonic
2
12/12 10:58
(kumakumo)江文峠にて。下りた来た石段を振り返る
(kumakumo)大きな石碑
2021年12月12日 10:58撮影 by  DMC-TZ10, Panasonic
5
12/12 10:58
(kumakumo)大きな石碑
(kumakumo)車道を渡って瓢箪崩山登山口へ
2021年12月12日 10:59撮影 by  DMC-TZ10, Panasonic
1
12/12 10:59
(kumakumo)車道を渡って瓢箪崩山登山口へ
(kumakumo)情報量の多い分岐:南方面「寒谷峠 瓢箪崩山 岩倉北〜」西方面「静原の墓 箕浦け嶽(箕裏け嶽)」北方面「江文峠 金比羅山」
2021年12月12日 11:27撮影 by  DMC-TZ10, Panasonic
2
12/12 11:27
(kumakumo)情報量の多い分岐:南方面「寒谷峠 瓢箪崩山 岩倉北〜」西方面「静原の墓 箕浦け嶽(箕裏け嶽)」北方面「江文峠 金比羅山」
(kumakumo)シンプルな道標「江文峠←→岩倉」その下に手書きの小さなプレートが壊れて落ちている「江文峠・寒谷峠」
2021年12月12日 11:28撮影 by  DMC-TZ10, Panasonic
1
12/12 11:28
(kumakumo)シンプルな道標「江文峠←→岩倉」その下に手書きの小さなプレートが壊れて落ちている「江文峠・寒谷峠」
(kumakumo)寒谷峠(さむたにとうげ)
2021年12月12日 11:54撮影 by  DMC-TZ10, Panasonic
1
12/12 11:54
(kumakumo)寒谷峠(さむたにとうげ)
(kumakumo)ここから瓢箪崩山山頂までは10分足らず
2021年12月12日 11:54撮影 by  DMC-TZ10, Panasonic
1
12/12 11:54
(kumakumo)ここから瓢箪崩山山頂までは10分足らず
(kumakumo)瓢箪崩山 山頂532m 三等三角点から離れて「大切にしましょう三角点」の杭がプレート群の仲間入り
2021年12月12日 12:03撮影 by  DMC-TZ10, Panasonic
7
12/12 12:03
(kumakumo)瓢箪崩山 山頂532m 三等三角点から離れて「大切にしましょう三角点」の杭がプレート群の仲間入り
(kumakumo)孤高の三等三角点
2021年12月12日 12:03撮影 by  DMC-TZ10, Panasonic
3
12/12 12:03
(kumakumo)孤高の三等三角点
(kumakumo)比叡山と大原の町
2021年12月12日 12:04撮影 by  DMC-TZ10, Panasonic
4
12/12 12:04
(kumakumo)比叡山と大原の町
(kumakumo)こちらは岩倉の町
2021年12月12日 12:05撮影 by  DMC-TZ10, Panasonic
2
12/12 12:05
(kumakumo)こちらは岩倉の町
(kumakumo)寒谷峠(さむたにとうげ)まで戻ってきた。井出町はここから北東の大原井出町
2021年12月12日 12:27撮影 by  DMC-TZ10, Panasonic
1
12/12 12:27
(kumakumo)寒谷峠(さむたにとうげ)まで戻ってきた。井出町はここから北東の大原井出町
(kumakumo)パンを買いに左の岩倉方面へ。道標の示す方向は逆。おそらく置かれた場所が違うのだろう
2021年12月12日 12:27撮影 by  DMC-TZ10, Panasonic
2
12/12 12:27
(kumakumo)パンを買いに左の岩倉方面へ。道標の示す方向は逆。おそらく置かれた場所が違うのだろう
(kumakumo)こんな斜面を下りて来た
2021年12月12日 12:40撮影 by  DMC-TZ10, Panasonic
1
12/12 12:40
(kumakumo)こんな斜面を下りて来た
(kumakumo)一つ目切り株(勝手に命名)
2021年12月12日 12:44撮影 by  DMC-TZ10, Panasonic
4
12/12 12:44
(kumakumo)一つ目切り株(勝手に命名)
(kumakumo)午後の優しい光を浴びながら
2021年12月12日 12:46撮影 by  DMC-TZ10, Panasonic
1
12/12 12:46
(kumakumo)午後の優しい光を浴びながら
(kumakumo)丸太の川覗き(勝手に命名)
2021年12月12日 12:47撮影 by  DMC-TZ10, Panasonic
3
12/12 12:47
(kumakumo)丸太の川覗き(勝手に命名)
(kumakumo)縄文式の木(勝手に命名)
2021年12月12日 12:52撮影 by  DMC-TZ10, Panasonic
9
12/12 12:52
(kumakumo)縄文式の木(勝手に命名)
(kumakumo)聖護院門跡長谷廟所。聖護院は平安時代からの歴史を持つが、廟所は2013年この地に遷されたので比較的新しい
2021年12月12日 12:55撮影 by  DMC-TZ10, Panasonic
5
12/12 12:55
(kumakumo)聖護院門跡長谷廟所。聖護院は平安時代からの歴史を持つが、廟所は2013年この地に遷されたので比較的新しい
(kumakumo)飛騨ノ池
2021年12月12日 13:00撮影 by  DMC-TZ10, Panasonic
2
12/12 13:00
(kumakumo)飛騨ノ池
(kumakumo)鳰(にほ)=カイツブリ
2021年12月12日 13:01撮影 by  DMC-TZ10, Panasonic
4
12/12 13:01
(kumakumo)鳰(にほ)=カイツブリ
(kumakumo)朗詠谷。この辺りに、『和漢朗詠集』選者の藤原公任(きんとう)の山荘があったらしい
2021年12月12日 13:03撮影 by  DMC-TZ10, Panasonic
1
12/12 13:03
(kumakumo)朗詠谷。この辺りに、『和漢朗詠集』選者の藤原公任(きんとう)の山荘があったらしい
(kumakumo)スイーツとパンの「BRUGGE 京都洛北」
※sayup18撮影
2021年12月12日 13:09撮影 by  FinePix JX300, FUJIFILM
3
12/12 13:09
(kumakumo)スイーツとパンの「BRUGGE 京都洛北」
※sayup18撮影
(kumakumo)フレンチトーストや食パンが人気商品らしい。
※sayup18撮影
2021年12月12日 13:11撮影 by  FinePix JX300, FUJIFILM
3
12/12 13:11
(kumakumo)フレンチトーストや食パンが人気商品らしい。
※sayup18撮影
(kumakumo)寺町四条「Mr.Young Men」のヤングメンランチ
※sayup18撮影
2021年12月12日 14:44撮影 by  FinePix JX300, FUJIFILM
6
12/12 14:44
(kumakumo)寺町四条「Mr.Young Men」のヤングメンランチ
※sayup18撮影
(kumakumo)焼きそばとお好み焼きのセットで本日の消費カロリー倍返し(倍戻し)
2021年12月12日 14:46撮影 by  DMC-TZ10, Panasonic
13
12/12 14:46
(kumakumo)焼きそばとお好み焼きのセットで本日の消費カロリー倍返し(倍戻し)

感想

 土曜日がお仕事だったので、kumakumoとの珍道中は日曜日に。

 帰りがあまり遅くならないようにと、大原から翠黛山・金比羅山へ。
江文峠でその後のルートを考えることにして出発。

 翠黛山・金比羅山辺りは、アップダウンがそこそこ厳しくて、
距離の割に時間がかかるルートだったが、江文峠に11時にたどり着けたので、
瓢箪崩山を経由して岩倉に降りることに。

 瓢箪崩山は、比叡山に京都側から登るとよく目に入る山だが、
kumakumoが行ったことがないので、行くことに。
そのうちに箕浦ヶ嶽と合わせて周回する予定だったのだが。

 瓢箪崩山の山頂では、比叡山を目の前に見ながら軽く食事をしながら、
さてどのルートで下山するかを思案する。
決め手になったのは、岩倉で有名なパン屋「ブルージュ洛北」である。

 ブルージュ洛北でパンを買い込んだが、岩倉では国際会館周辺にしか
めぼしい飲食店が見当たらないので、四条河原町行きのバスで移動した後に
食事を。kumakumoが焼きそばを食べたいということで若者向けの店に。
いい年をしながら焼きそば、お好み焼き、おにぎりの炭水化物のコンポで
今日のカロリーを取り戻して一日を終えました。

大原に向かうバスが戸寺のバス停を過ぎた頃、岩肌を露出させた山
と形のよい山が車窓の向こうで並んでいた。金比羅山(こんぴらや
ま)と翠黛山(すいたいさん)だという。その間でコブのように盛り
上がっているのは、小熊の頭のようでもある。
ちょうど本日、12日から16日までが七十二候の「熊蟄穴(くま
あなにこもる)」。熊たちは冬眠に入る頃だ。

寂光院を過ぎ、阿波内侍菩提の脇から獣除けの柵内に入ると、すぐ
に急な登り道にさしかかる。少し傾斜が緩んだかと思えば、ときど
き倒木アトラクション。そのうちに、熊出没注意の黄色い看板情報
あり。待ってましたとばかりに熊鈴の消音モード解除。これは特別
に取り寄せた(人はただのネット通販という)魔法の熊鈴で、鈴とい
うより真鍮のベルだ。よく通る美しい音色がひとたび耳に届いたな
らば、近頃不眠症の熊でも心地よい眠りにつくはず。特にツキノワ
グマは冬眠中に出産するというから、胎教にも良かろう。
子どもの歌じゃあるまいし、こんなところで熊に出会うわけにはい
かないが、自分の熊鈴の音をどこかで動物たちが聴いてくれている
かと思うと、嬉しい。

たちまち標高が上がり、大原の里が見下ろせるところまで来た。そ
こから翠黛山山頂へ向かう。山頂を出たら下って上って小熊の頭頂
部。そのうち岩場らしくもなってくるが、先週鷲峰山の行場で2度
(正確には1.5度ぐらい)も修行してきた我々は嬉々として金比羅
山を目指すのみ。

金比羅山は、山頂に到着する前に三壺大神なる赤い鳥居や不思議な
コンクリート碑、謎のモルタル碑などに出くわす。また、その辺り
の方が山頂よりも展望が開けている「山行あるある」な山だ。
見渡せば比叡山が随分近くに見えるが、実際すぐそこにあるのだ。
あとで向かう予定の瓢箪崩山も横たわっている。瓢箪崩山山頂から
は、当然ながら比叡山が見える。いままで比叡山から見てその名を
知った山々を、きょうは見事踏破した。

あとは、寒谷峠に戻って岩倉の北部方面へ下りていくことになった。
岩倉の町の外れに有名なパン屋があるという。山頂でパンをかじり
ながら下山後パン屋に行く話。
下りは落ち葉とゴロゴロ石のコラボで少々歩きづらかったが、岩や
木が苔むしている光景には古道風情がある。やがて川の音が聞こえ
てきた。どこかで鳥たちの高い声が響く。カイツブリの池から少し
行けば件のパン屋に到着。山奥では、いまごろ熊たちがすっかり熟
睡していることだろう。 

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:576人

コメント

sayup18さん、kumakumoさん

こんばんは。
大原縦走、お疲れさまでした。
翠黛山・金比羅山、瓢箪崩山の辺りは何年か前に歩きました。
時々熊の出没情報もあるようなので、かなりビビリながらでしたが😅
道は歩きやすく、三壺大神や神代文字の石碑など不思議な建造物もあって好きなエリアなんですが、あまり歩いている人が少ないのが難点💦

ブルージュ洛北のフレンチトースト、大好きです♪
2021/12/15 20:24
riepicoさん いつもご覧くださいまして、ありがとうございます。

奇しくも昨日、近所のスーパーにブルージュ洛北さんが出張販売に
来られてまして、岩倉で買いそびれた食パンをはじめシュークリームなど
いろいろ買い込んでしまいました(^^;)

このルート、確かに序盤は人が少ないイメージでしたが、
上の方で団体様御一行に出会いました。
十数名で来られていて「今度来るときの下見です」と。
本番当日は40名ぐらいになるだろうとのことでした。
それがいつなのかはお聞きしていませんが……。
そこまで大所帯なら一人(一頭?)ぐらい熊が紛れていても
わからないかな!?
2021/12/16 4:18
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら