翠黛山・金比羅山・瓢箪崩山
- GPS
- 04:58
- 距離
- 10.8km
- 登り
- 824m
- 下り
- 912m
コースタイム
天候 | 曇りときどき晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
大原地区はバスの1日乗車券の区域外であるが、岩倉地区は区域内である。 よって、今回の乗車バス停から四条河原町までのバス運賃は260円とお得。 国際会館行きのバスもあるので、地下鉄に乗り継げば京都駅まで短時間で移動できます。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
寂光院の方から上がっていくと、はじめは特に急な上りが多い。 道標は適宜設定されているが金比羅山へのものが多く、翠黛山への道標が少ない。うっかりしていると直接金比羅山に着いてしまうことも。 寒谷峠から岩倉へ下る道はやや急斜面で、大きな石が自由に転がっている。 |
写真
感想
土曜日がお仕事だったので、kumakumoとの珍道中は日曜日に。
帰りがあまり遅くならないようにと、大原から翠黛山・金比羅山へ。
江文峠でその後のルートを考えることにして出発。
翠黛山・金比羅山辺りは、アップダウンがそこそこ厳しくて、
距離の割に時間がかかるルートだったが、江文峠に11時にたどり着けたので、
瓢箪崩山を経由して岩倉に降りることに。
瓢箪崩山は、比叡山に京都側から登るとよく目に入る山だが、
kumakumoが行ったことがないので、行くことに。
そのうちに箕浦ヶ嶽と合わせて周回する予定だったのだが。
瓢箪崩山の山頂では、比叡山を目の前に見ながら軽く食事をしながら、
さてどのルートで下山するかを思案する。
決め手になったのは、岩倉で有名なパン屋「ブルージュ洛北」である。
ブルージュ洛北でパンを買い込んだが、岩倉では国際会館周辺にしか
めぼしい飲食店が見当たらないので、四条河原町行きのバスで移動した後に
食事を。kumakumoが焼きそばを食べたいということで若者向けの店に。
いい年をしながら焼きそば、お好み焼き、おにぎりの炭水化物のコンポで
今日のカロリーを取り戻して一日を終えました。
大原に向かうバスが戸寺のバス停を過ぎた頃、岩肌を露出させた山
と形のよい山が車窓の向こうで並んでいた。金比羅山(こんぴらや
ま)と翠黛山(すいたいさん)だという。その間でコブのように盛り
上がっているのは、小熊の頭のようでもある。
ちょうど本日、12日から16日までが七十二候の「熊蟄穴(くま
あなにこもる)」。熊たちは冬眠に入る頃だ。
寂光院を過ぎ、阿波内侍菩提の脇から獣除けの柵内に入ると、すぐ
に急な登り道にさしかかる。少し傾斜が緩んだかと思えば、ときど
き倒木アトラクション。そのうちに、熊出没注意の黄色い看板情報
あり。待ってましたとばかりに熊鈴の消音モード解除。これは特別
に取り寄せた(人はただのネット通販という)魔法の熊鈴で、鈴とい
うより真鍮のベルだ。よく通る美しい音色がひとたび耳に届いたな
らば、近頃不眠症の熊でも心地よい眠りにつくはず。特にツキノワ
グマは冬眠中に出産するというから、胎教にも良かろう。
子どもの歌じゃあるまいし、こんなところで熊に出会うわけにはい
かないが、自分の熊鈴の音をどこかで動物たちが聴いてくれている
かと思うと、嬉しい。
たちまち標高が上がり、大原の里が見下ろせるところまで来た。そ
こから翠黛山山頂へ向かう。山頂を出たら下って上って小熊の頭頂
部。そのうち岩場らしくもなってくるが、先週鷲峰山の行場で2度
(正確には1.5度ぐらい)も修行してきた我々は嬉々として金比羅
山を目指すのみ。
金比羅山は、山頂に到着する前に三壺大神なる赤い鳥居や不思議な
コンクリート碑、謎のモルタル碑などに出くわす。また、その辺り
の方が山頂よりも展望が開けている「山行あるある」な山だ。
見渡せば比叡山が随分近くに見えるが、実際すぐそこにあるのだ。
あとで向かう予定の瓢箪崩山も横たわっている。瓢箪崩山山頂から
は、当然ながら比叡山が見える。いままで比叡山から見てその名を
知った山々を、きょうは見事踏破した。
あとは、寒谷峠に戻って岩倉の北部方面へ下りていくことになった。
岩倉の町の外れに有名なパン屋があるという。山頂でパンをかじり
ながら下山後パン屋に行く話。
下りは落ち葉とゴロゴロ石のコラボで少々歩きづらかったが、岩や
木が苔むしている光景には古道風情がある。やがて川の音が聞こえ
てきた。どこかで鳥たちの高い声が響く。カイツブリの池から少し
行けば件のパン屋に到着。山奥では、いまごろ熊たちがすっかり熟
睡していることだろう。
コメント
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こんばんは。
大原縦走、お疲れさまでした。
翠黛山・金比羅山、瓢箪崩山の辺りは何年か前に歩きました。
時々熊の出没情報もあるようなので、かなりビビリながらでしたが😅
道は歩きやすく、三壺大神や神代文字の石碑など不思議な建造物もあって好きなエリアなんですが、あまり歩いている人が少ないのが難点💦
ブルージュ洛北のフレンチトースト、大好きです♪
奇しくも昨日、近所のスーパーにブルージュ洛北さんが出張販売に
来られてまして、岩倉で買いそびれた食パンをはじめシュークリームなど
いろいろ買い込んでしまいました(^^;)
このルート、確かに序盤は人が少ないイメージでしたが、
上の方で団体様御一行に出会いました。
十数名で来られていて「今度来るときの下見です」と。
本番当日は40名ぐらいになるだろうとのことでした。
それがいつなのかはお聞きしていませんが……。
そこまで大所帯なら一人(一頭?)ぐらい熊が紛れていても
わからないかな!?
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