記録ID: 3843819
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積雪期ピークハント/縦走
奥秩父
雁坂峠から甲武信ヶ岳への周回の予定が😵
2021年12月18日(土) [日帰り]
体力度
5
1泊以上が適当
- GPS
- 10:44
- 距離
- 18.9km
- 登り
- 1,655m
- 下り
- 1,642m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 9:41
- 休憩
- 1:02
- 合計
- 10:43
距離 18.9km
登り 1,657m
下り 1,655m
16:28
天候 | 晴れ☀️で暴風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
○道の駅みとみ〜雁坂峠 午前2時くらいに目が覚めると駐車場は真っ白。 2〜3cmの積雪😵予定より少し遅れてスタート。 林道が終わると左側が深い沢となります。 登山道はかなり細く、ザレたところも多いので 滑落注意。トラロープもありますが、かなり古く 補助的に使うに留めて下さい。 雁坂峠手前の登りは、膝下ラッセル 吹き溜まりは膝上。数日前の薄らトレース有 ○雁坂峠〜雁坂嶺 稜線は暴風、雁坂小屋まで下りて作戦会議。 小屋までトレースは薄っすら。身体が冷え切り、 カップ麺で温まる。再び雁坂峠に戻ると、 さらに風は強くなって地吹雪状態😵 雁坂峠から先はノントレースに加えて、膝下ラッセル。 夏のCTは0:40。頑張っても1:00かかりました😅 途中で知らないうちに、チェーンスパイク片方 なくなるし、捜索に30分😢心折れました。 ○雁坂嶺〜破風山避難小屋 雁坂嶺からの下りは、さらに雪が多くなります。 下りなので、勢いつけて気にせず進めばよいです。 鞍部から東破風山への登りはつらい。 雪が多いので、急登の登りは、どこに岩が あるのか分からず、ステップの場所を考えての試行錯誤 となります。東破風山から先は随所に展望の良い岩場が 沢山あります。気温はマイナス15℃以下で、 昨夜降った雪が樹林に積もってそのままなので、 通るたびに雪が降りかかって来ます。西破風山の 下りは、物凄い北風で、急いで下りてしまうしかない。 ○破風山避難小屋〜道の駅みとみ この小屋は薪ストーブに薪もあり、毛布まで 備えてます。 今回は時間切れのため、破風山避難小屋から バリエーションルートで直接林道におりました。 マーキングもあり、困った時の エスケープルートに使えます。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ハードシェル
ソフトシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
予備手袋
防寒着
雨具
ゲイター
ネックウォーマー
バラクラバ
毛帽子
靴
ザック
ザックカバー
アイゼン
行動食
非常食
飲料
水筒(保温性)
ライター
地図(地形図)
コンパス
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
ファーストエイドキット
ロールペーパー
携帯
時計
タオル
ツェルト
ナイフ
ポール
チェーンスパイク
テルモス
|
---|
感想
道の駅「みとみ」から雁坂峠経由甲武信ヶ岳の反時計回りの周回予定で、前日に道の駅に車中泊。夜中2時頃目が覚めて外を見ると真っ白。雪が2〜3cm。予想外の雪でした。いくら寒気と言っても、ここで積雪があるとは😵
まあ行けるところまでと、スタート。しばらく歩くとせいぜい踝までの雪。しかし、雁坂峠手前では膝下、吹き溜まりでは軽く膝上まで。稜線からは絶景でしたが、暴風。これから先も風に煽られながらの山行になると思い、雁坂小屋へ。ところが、小屋へのトレースは暴風でほぼ消えていました。小屋でカップ麺で温まり再び雁坂峠へ。さらに風は強くなり、雁坂嶺に向かいますが、案の定ノントレース加えて膝下ラッセル。単調な足を上げる繰り返しが体力を奪い、雁坂嶺にはCTで着いたものの、もうヘロヘロ。
そこから先は更に雪が増えてきて、東破風山の登りは休憩ばかりで、先になかなか進めなくなりました。東破風山の山頂では、エスケープルートを地図で確認。西破風山までの稜線では、見晴らしの良い岩場で景色を堪能。西破風山からの下りは雪で岩がどこにあるかわからず、踏み抜きと物凄い北風で、泣きそうになりましたが、何とか破風山避難小屋へ。そこからヌク沢林道までストレートに下りてみましたが、マーキングばっちり、踏み跡明瞭でした。
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コメント
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前から破風避難小屋に行ってみたいと思ってて、雪が深くなる前に行こうか悩み中です(笑)
雁坂峠から避難小屋まではワカン履いた方がラクそうでしょうか?
避難小屋に泊まるとしたら薪は使えそうですか??
厳冬期用の寝袋あるけど小屋内が暖かいに越したことないですからねー(笑)
あと、小屋からのエスケープルートはかなり明瞭なのでしょうか??
小屋から先をどうしようかも悩みます
こんにちは。強い寒気が来ると聞いたので、雪の心配がそれほどない雁坂峠に行ったのですが、予想外の雪でした。膝下程度の雪なので終日チェーンスパイクで終わりました😊東破風山の登りは岩の急登なので、ワカンはかえって取り回しが大変ではないかと思います。この辺りは南岸低気圧の影響を受けるので、行くなら一月がいいのでは?3月は雪が多くなります。
破風山避難小屋には外にも中にも薪はありますが、非常時以外使用禁止と書かれてます。広い小屋なので中でテントを張れば寒くないと思いますよ😊。林道へのエスケープルートはマーキングもトレースもバッチリですが、単に最短で下りるだけのルートですので、面白いルートではありませんからね。
一昨年の1/19に毛木平からは積雪量が多かったのと、雪山初心者とでしたので稜線に出たとこで時間切れで戻りましたw
今年は1/31にソロで西沢渓谷から日帰りで登ってきました。
破風の避難小屋は綺麗なので泊まってみたいと思ってましたが、薪は非常用なのですね!
そうなると自前で担ぐか、厳冬期用寝袋持つか・・・
ま、後者ですねw
それとツエルトがあれば問題なしですねー
ちょっと冷静に検討してみます!
早々の返信ありがとうございました。
ちなみに、先月末に那須の三斗小屋温泉でテン泊したのですが、
まさかの大雪で一晩で30センチほど積もってしまい、
テントの除雪に明け暮れてましたw
荷物も下りでも18キロあり、まさかの下りの方が時間かかってしまったという・・・w
だがしかし、雪山は楽しいですよね!
なかなか冬山攻めてますね😊
さっそく那須のレコ拝見しました。これはさすがに起きてびっくりですね。これだけ積もればかえって暖かいのでは?
私も10月末に伊奈川ダムから越百山・南駒・空木岳の周回で、予期せぬ雪で日没後の避難小屋着で、初日の行動時間14時間となりました。雪山はトレースのない日没後はかなりリスク高いです。先月も中央アルプスの前衛峰に行ったら、ノントレースの膝上ラッセルでした。今年は秋から雪に攻められてますよ(-.-;)y-~~~
雪が隙間を埋めてましたので風の影響はなかったです。
あと、かけ流しの温泉ですので、きれいな排水がお湯のままでそれを2時間おきにプラティバスに入れて湯たんぽにしてましたので、ぬくぬくでした!w
温泉自体にも22時ぐらいにも入りましたので体の芯は暖かかったのもあり、朝までぐっすりでした!
ボクも上越の三国から平標を縦走したとき8時間で余裕だろと思っていたら12時間かかってしまい日没後の避難小屋到着で焦りました。
スノーシューのままで腰まで踏み抜くと出てくるのに20分とか掛かって死ぬかと思いましたww
そんなことを4度ほど繰り返してしまい、あげく日没って感じでした。
遅レスながらコメントさせていただきます。
破風山避難小屋の薪ですが、小屋の中に束ねて「非常用」と表示が付いている物以外の薪は使ってかまいません。(非常用と書いてあっても、外に沢山積んであるのに、使ってしまう利用者がいて凹みます)
埼玉県の名前で掲示してある張り紙は、元々あった物を作り直して張った物ですが、現在小屋内外にある薪は行政(埼玉県)が整備した物ではありませんし、薪のストックも増えたので、剥がしてしまおうかとも考えています。まあ、張り紙があっても皆さん(PENTA524さんも)お構いなしに使っていますが。
コメントありがとうございます。
私も初めて行った避難小屋だったので、非常用の薪と思っていました。外の薪は使って良かったのですね。これから先なかなか行く機会はないと思いますが、了解しました。
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