二本杉峠〜畦ヶ丸〜菰釣山〜山神峠

2021年12月18日(土) ~ 2021年12月19日(日)

• GPS: 31:19
• 距離: 31.0km
• 登り: 2,449m
• 下り: 2,452m

コースタイム

1日目

• 山行: 8:10
• 休憩: 0:56
• 合計: 9:06

8:30 浅瀬入口バス停
10:33 10:46 世附権現山
11:31 11:32 二本杉峠
12:44 13:17 屏風岩山
13:53 13:53 大滝峠
14:17 14:21 大滝峠上
15:06 15:10 畦ヶ丸避難小屋
15:12 15:13 畦ヶ丸
17:36 畦ヶ丸避難小屋

2日目

• 山行: 9:01
• 休憩: 0:54
• 合計: 9:55

5:49 畦ヶ丸避難小屋
6:07 6:07 モロクボ沢ノ頭
7:17 7:17 城ヶ尾峠
7:23 7:25 城ヶ尾山
7:53 7:53 中ノ丸
8:31 8:42 菰釣避難小屋
9:08 9:14 菰釣山
9:22 9:23 菰釣山三角点
9:54 9:55 大栂
10:51 10:51 織戸峠
11:35 11:36 椿丸
12:34 13:05 山神峠
13:19 13:20 山神山
14:44 14:44 芦沢橋
15:01 15:01 浅瀬橋
15:44 浅瀬入口バス停

天候

1日目：快晴
2日目：快晴

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

写真

12/18 8:27

浅瀬入口から出発。

12/18 9:13

ミツマタの白い蕾。

12/18 10:10

富士山は暴風な感じ。

12/18 10:29

権現山山頂。

12/18 11:31

二本杉峠。今回の重要ポイントのひとつ。

12/18 11:37

三ヶ瀬古道分岐。左へトラバースすれば地蔵平へ（廃道）、直進して尾根を急登すれば屏風岩山。

12/18 12:44

屏風岩山山頂。

12/18 13:50

大滝峠はここということになるのかな？右からと左から道が上がってきており、左へ行けば地蔵平に降りるのだと思います。

12/18 13:56

これは先日leojijiさんが渡った東海自然歩道（廃道区間）の入口。

12/18 14:00

いかにも廃道ですなぁ。よく見ると落ちた丸木橋も見えています。

12/18 14:18

大滝峠上。

12/18 15:06

超快適な畦ヶ丸避難小屋到着。本当は避難小屋泊を計画に組み込むのはよろしくないのですが、ご容赦下さい。。

12/18 15:11

この日のうちに畦ヶ丸のピークを踏んでおく。

12/18 16:43

小屋の前から木の間越しに富士山のシルエット。

12/19 5:59

ここから2日目。月明かりを頼りに早出。

12/19 6:48

夜明け。やはり太陽はうれしい。

12/19 7:14

城ヶ尾峠。昨年11月に二本杉峠から三ヶ瀬古道を通ってここに着いたことを思い出す。

12/19 7:55

菰釣山。あのピークから左へなだらかに続く尾根を辿ることになる。

12/19 8:31

2017年の西丹沢周回の際にお世話になった避難小屋。

12/19 8:56

アヴァンギャルドな木、その1。

12/19 9:08

菰釣山山頂。今回の重要ポイントのふたつめ。

12/19 9:10

すっきり男前な富士山。

12/19 9:14

ここから一般登山道を離れる。

12/19 9:20

山頂から南へわずかで菰釣山三角点。

12/19 9:55

大栂。冬枯れでとても明るい尾根道が続く。

12/19 10:07

アヴァンギャルドな木、その2。

12/19 10:50

4月に来たばかりなのになぜか懐かしい織戸峠。

12/19 10:51

標識が新しいものに変わっていました。

12/19 10:53

向こうの鞍部は富士見峠かな。

12/19 11:21

椿丸の手前の開けたところから、昨日辿った権現山〜二本杉峠〜屏風岩山〜畦ヶ丸を眺める。

12/19 11:34

椿丸は縦走ラインからちょっと離れているので往復。

12/19 11:35

この看板も織戸峠の看板の作者の手になるものらしい。

12/19 11:36

振り返ると大栂の向こうに菰釣山。

12/19 12:34

ぐっと降りて山神峠。今回の重要ポイントの最後。

12/19 12:35

祠（と言っていいのか？）はひどく傾いていて痛々しい。なんとかならないものか。

12/19 12:36

卵型の御神体はきれいだが、頭上に戴いていたはずの笠がなくなっている。

本来の山神様の姿。笠をかぶり、祠の前には鳥居。

12/19 12:37

台座中央にはうっすら16弁菊花紋、その左右に唐草紋。

12/19 12:39

台座の左側面に「新山小奉行」以下4名の名前。

12/19 12:40

右側面にも名前あり。裏面は見ることができなかったが、寶暦二年三月吉日と彫られているはず。

12/19 12:43

水ノ木へ通じるかつての道（横引横道）に少し入ってみたが、相当にデンジャラス。ヘルメットなしで踏み込む勇気はありませんでした。

明治時代の地形図には山神峠越えの道が明記されている。いずれこのルートも歩いてみるつもりですが、山神峠から水ノ木への山腹道を忠実に辿るのはどうやら難しそうです。

12/19 14:00

あとは尾根筋を下るだけ。

12/19 14:12

世附川を渡るところには吊り橋があるが、これは老朽化していて渡れない。

12/19 14:17

下流側を飛び石で渡った。

12/19 14:25

すぐに小橋で通行止め。崩壊地があるためだが、どんな感じか覗いてみることにした。

12/19 14:26

うーん、4月に渡ったときよりも状態が悪い。踏み跡はついているが、ここは自重することにした。

12/19 14:31

というわけで先ほどの小橋の上流側から河原に降りて、また飛び石。

12/19 14:36

崩壊地を対岸から眺めると、万一足を滑らせたときには致命的であることがわかる。

12/19 14:40

芦沢橋の少し手前で渡り返して林道に戻った。

12/19 15:44

起点の浅瀬入口に帰還。

撮影機器：

iPhone SE (第2世代) 128GB au Apple

感想

juqcho

江戸時代末期に甲州平野村（天領）と小田原藩との間で甲相国境の線引きを巡って争いがあり、その結果として今の県境が確定したのですが、甲州側が主張したラインはざっくり言うと三国峠から犬越路を見通した線というもので、その途中のポイントが世附山神峠と二本杉峠です。また、菰釣山の山名の由来は諸説ありますが、そのひとつは国境争いの際にこの山に菰を吊るして境界の印にしたというもの。二本杉峠と菰釣山はそれぞれ既に踏んでいますが、世附山神峠をメインの目的地とする山行を検討する中で、せっかくならこれら甲相国境紛争にゆかりの地をつないで歩いてみようと周回ルートを設計してみました。

詳細な記録はこちらです。→ https://climb.juqcho.jp/2021/20211218.html

コメント

leojiji

juqchoさん　お疲れ様でした。
ロングランで静かに歩けて歴史的
にも非常に興味深いルートでした。
　それにしても今週末寒くなかった
ですか？私も近くを歩きましたが
予想以上に寒くて参りました。

juqcho

leojijiさん、おっしゃる通りとても寒かったです。特に手袋を薄手のものしか持たなかったので、冷たい風にさらされて指が痛くなってしまいました。私、丹沢の寒さを甘く見ていましたね。次回は防寒テムレスを出動させます。