仙丈ヶ岳(地蔵尾根ピストン)〜女王が微笑むまでの、長く、長く、長〜い道のり〜
- GPS
- 56:00
- 距離
- 22.9km
- 登り
- 2,209m
- 下り
- 2,209m
コースタイム
【12月21日】
11:43 駐車場上部よりスタート
12:11 孝行猿の碑
14:15? 林道と最後の再会
14:20 道間違えポイント(本当はもっと林道を歩いたところに登山口へ通じるショートカット道の入口があった。林道をそのまま行ってもOK。)
14:50 謎のゲート
15:20 謎の小屋
18:07 松峰小屋分岐
18:17 松峰小屋
*以上エアリアタイム4:30のところ約6:40
【12月22日】
5:53 松峰小屋 発
6:00 分岐
7:44 地蔵岳東のコル
8:32
10:43 2736m
12:29 仙丈ヶ岳
12:46 発
13:36 2736m
15:03 テント2張り地点
15:23
15:37 地蔵岳東のコル
16:24 松峰小屋分岐
16:29 松峰小屋
*以上エアリアタイム7:30のところ約10:40
【12月23日】
6:40 小屋発
6:50 分岐
8:56 本当の(?)登山口
10:13 孝行猿
10:28 駐車場
*以上エアリアタイム3:00のところ約3:50
天候 | 12/21 晴れ 12/22 快晴 12/23 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年12月の天気図 |
アクセス |
柏木集落駐車場への行き方は以下のページを参考にしました。 http://karaagetankentai.web.fc2.com/tozanguti/senjyou-itinose.html 舗装道ですが細くて急です。我々はランクル+スタッドレスにて。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・破線ルートですが全体を通してテープが豊富でした。先行トレース様様のおかげで迷うことはありませんでした。 ・松峰小屋までは、明るい松林を緩やかに登っていきます。林道をショートカットするように道が付いています。林道を横断する際は次の登り口の標識を見逃さないように。すぐ目の前にある場合と、数分林道を辿ってからある場合と。 ・松峰小屋〜森林限界もテープ豊富でした。 ・森林限界以降は、雪に埋もれていたのかテープを付けられるような木が少ないためか、テープを確認できたのは僅かでした。ルートとしては稜線を辿ればいいので迷うことはありませんが、一部急斜面や岩場を回り込むようなところもあり、どこを通れば安全なのか、積雪期は注意が必要そうです。本当にトレース様様でした。 ・松峰小屋について 広くて使いやすかったです。ただ、土埃がものすごいです。 備え付けの手箒で掃きましたが、それでもすごい。雪で湿った手や物をフロアに置くと泥のようになります。 そんなの関係ねえ!といった寛大な心、または荷物の負担にならないような敷物を持参するとよいでしょう。 |
写真
感想
雪山シーズン序盤戦ですが、すでに燃え尽きた感です。
「長大コース、気合いを入れて楽しんで来て下さい!ご無事でのお帰りを」
駐車場を提供してくださっている方のお言葉です。
いやいや…本当に長大で、気合いと体力がものをいうコースでございました。
気合いも体力も不十分だった私は、見事に打ちのめされてきました。
気付けば『盆ボヤ〜ジュ』以来の長〜〜い感想に。
少々盛っている??さぁ、どうでしょう〜(笑)
=====
地蔵尾根をヤマレコで知りました。
というより、初めてその存在を意識したと言った方が正しいかもしれません。
仙丈ヶ岳は伊那市の山でとても身近な存在。
自宅からも会社からも見えますし、もちろん何度も登りました(←ウソ、実はまだ2〜3回)。
2012年GWにはnoboさんに連れられて、雪の仙丈ヶ岳も知ることができました。
今度登るときは何か違ったものを求めたいと思っていました。
たとえば季節を変えて花盛りの頃、紅葉の頃など。
ルートを変えて、丹渓新道など。
地図を見ていて破線の地蔵尾根は、自分には無縁のところだと思っていたのでしょう。これまでその存在が意識されることはほとんどありませんでした。
ある日ricalojpさん&ricalonさんの地蔵尾根レコが目にとまり、その様相を知ることとなりました。
「このルートが破線なら、南南アのほとんどは破線なのでは?」とricalonさん。
この夏に南南アを自分の脚で経験したこともあり、急に現実感が増しました。
無雪期にでも、地蔵尾根から登って丹渓新道で下りるというお初ルートでの仙丈登山をやってみようと思い描きました。でも今シーズンは実現せず。
12月3連休、当初はnoboさんを誘って蝶ヶ岳か西穂山頂に挑戦してみたいという思いがいありましたが向こうに先約ありで断念。
Junさん誘ってどこに行こうかと考えていたときに地蔵尾根が浮かびました。
2泊あれば行ける…?
避難小屋・冬季開放小屋を利用するにしても、猛烈に寒い、宿泊者が大勢、等を懸念しテント張ることも想定。
でも今まで雪山での宿泊は営業小屋ばかり。
むかーしむかし学生時代に雪訓などで数回経験はありましたが、不慣れな雪山テント泊(の可能性がある)を初見ルートでやるのは無謀なのでは?
長いと噂の地蔵尾根、フル装備背負って山頂まで歩けるのか?
テント泊の練習を他の山でやってからのほうがいいのでは?
でも3連休はチャンスでもある。
ヤマレコやネット上の記録を読み漁りイメージを膨らませるも、なかなか決断できずにいました。
初めて越百山に登った今年1月のように、ノートレースのラッセル祭りで途中撤退、それでもいいから行ってみたいという思いが勝ったのは前日のこと。
懸念していた土曜日の天気も晴れそうだとの予報に後押しされました。
「地蔵尾根に挑戦したい」と、私にしては珍しく力強い言葉でJunさんに伝えました。
期待と不安を胸に、ドキドキ三連休。
結論から言うと、登頂はできたけれど、下調べ不足、準備不足が正直に反映された山行となりました。
初日は都合により昼発だったのですが、松峰小屋に着いたのは日没後暗闇の中。
無論無雪期タイムより多めに見積もってはいましたが、重荷に音を上げド亀足となりました。道も間違えました。
まさかこんなに遅くなると思っていなかったので、真っ暗になってしまったことで不安や焦りが増大。
途中でテント張って、雪中キャンプ体験ってことで次の日帰ってしまおうかとも思いました。
Junさんに激励されながら、どうにかこうにか小屋に到着。
半ベソには至りませんでしたが、とにかく疲れた。
このくたばり具合からして、翌日仙丈小屋に泊まり最終日に一気に下山するのは無理じゃないか?
山頂で泊まるとなると、大荷物での登りになります。
疲れそうだけど丸一日かければ着くとは思います。
でももし急な降雪でトレースが消え、最終日ラッセルしながら下山となったら?
大荷物で一気に下山できるだろうか?薄暗くなるであろう樹林帯で道を外さないだろうか?
今日はトレースあってもバテバテになった=体力不足。
トレースに頼り切っていた=技量不足。
そしてそこから生じる精神面の弱さ=不安、焦り、気の動転。
二日目の予報は晴れが堅そうだったので当初の計画は投げ、身軽でのピストンに変更しました。
(初日が昼発じゃなければここまで疲れなかったかもしれませんが、昼発だったおかげでヤマテンからのメールがまだ携帯圏内のうちに届いたことで、この決定ができたとも言える??松峰小屋は電波不安定でした。)
二日目。おはようございます。
寒さで眠れないということはなくわりとよく眠れた。
(ちなみに寝具は内側からダウンの3シーズン+薄手夏シュラフ+シュラフカバー+ロールマット+銀マット。自分自身はシェルを除く行動着とダウン上下を着込み、もこもこルームソックスを重ね履きし中にカイロを仕込み、腰にも貼るカイロを。)
準備に手間取り、6時を過ぎて出発。
同じような薄暗さでも、昨日の夕方とは180度気分が違います(当然か)。
すらっと伸びた木立にもっさりと雪がついています。
幹や枝の黒っぽさと、雪の白しか色が無いような世界。冬らしくてとても素敵でした。
身軽になって多少ましになりましたがやっぱりしんどい登り。
微妙なアップダウンが続きます。
地蔵岳を巻いた次のピークで初の展望。地蔵岳が真っ白で綺麗、伊那谷もよく見晴らせました。
景色を励みに、歩みは続きます。
とあるコルで先行パーティのテント村発見。
誰もいないだろうなと思いつつ「おはようございまーす、トレースありがとうございまーす」とお礼を述べて通過。(実はお一人テントキーパーで残っていたそうです。)
トレースを有り難く辿らせていただき、お陰様で比較的順調に森林限界へ。
甲斐駒と鋸がお出迎え。
でもそれよりも、進路すぐに待ち構える小ピークに圧倒されてしまいました。
仙丈のイメージには無い絶壁感。まだ仙丈の山頂は見えません。この先はどうなっているんだろう。またしても期待と不安とで複雑な心中でした。
でもまだ時間は大丈夫そう。天気も大丈夫。行ける。前へ進もう。
そして主稜線に出ると。。。
先行パーティの一筋のトレースがつく白い小ピークの向こうに、大仙丈方面の稜線が目に飛び込んできました。その山肌は、なめらかなカールのイメージしかなかった仙丈とはまったく別物で、「雪稜」という言葉が相応しい。
青空と輝く太陽の下、稜線に打ちつけるガスの流れが速い。
ぅぉおお、、、なんてカッコイイんだろう。。。
こんな仙丈があったんだ。。。
稜線上はテープも少なくなり、岩がちなところの通過や急斜面も少々。
やはりトレースが無ければすんなりと通過することは難しかったと思います。
また身軽&トレースありにもかかわらず疲れも出てきました。
余裕があるとおもったタイムリミットも気になり始めます。
こういった場面で動揺なくありたいものです。
迫力の稜線は飲まれてしまいそうなくらい美しい。
近いようで遠い気もする。山頂まであとどれくらいだろう。
心配になって度々上を見上げてしまいます。
すると人影が!先行パーティが下山してきた模様です。
心から有り難く、どこかで申し訳無く辿っていたトレース。
ああ、やっと会ってお礼が言える。
が、先頭の赤いお兄さんが私達に先に声を掛ける方が先だった(汗)。
「こんにちは、天気最高ですね!」
「そうですね!…あのー、ここから山頂までどれくらいかかりましたか?」
「もう近いですよ、30分くらいあれば」
「でもうちら結構バテちゃってて、、もっとかかるかも」
「いや、こんないい条件ないですよ、絶対行った方がいいですよ。今日はどちらから?」
「小屋からです」
「早いですね」
「いいえ、トレースが無ければここまで来られませんでした。本当にありがとうございます」
「頑張って下さい!」
赤いお兄さんは颯爽と下っていきました。
少し離れて女性が一人。
「こんにちは!トレースありがとうございました!ずっとラッセル大変でしたよね?」
「ええ。でも先頭の方がずっとトップでラッセルしてくれて、私達もそのおかげで登頂できたようなものです」
「でも皆さんが踏み固めてくれたおかげでより歩きやすくなりました、ありがとうございます。あと30分くらいで着きますか??」
「ええ!すぐすぐ!」
続けて女性もう一人、男性三人。
挨拶とお礼を言うと、「もうすぐだよ、頑張って!気を付けて!」と元気な返事。
特に最後尾の黄色いウェアの丸めがねのおじちゃんがニッコニコと満面の笑みなのが強く印象に残っています。
先行し、私達をここまで導いてくれた皆様はまるでテレビの中のヒーロー。
その皆様に実際に会えて、励ましも頂いて…。気力が湧いてくるのが分かりました。
テント泊で荷物も重かっただろうし、アタックは身軽とはいえずっとラッセル、、、でもこんなに笑顔で楽しそう!素敵だな。登頂できて晴れやかな気持ちもあるからだろうけど・・・私は臆病になりすぎなのかな??
「こんないい条件ないですよ。絶対登った方がいいですよ!」
お兄さんの言葉がこだまします。
横柄ではありますが、ここで開き直りました。
幸運に恵まれたんだ。トレースも、天気も。
この好条件を存分に利用させてもらって、今は登頂することに集中しよう!
新たな気持ちで歩き始めます。
仙丈小屋との分岐が確認でき、もうすぐなことは間違いないと分かりました。
風が強かったような気もしますが、もうよく覚えていません。
山頂が近付くにつれ、興奮と疲労と感激とでいっぱいいっぱい。
ハーーー、ハーーーと声に出して肩で息をしている状態でした。
標識がある場所の1mほど手前が一番高い場所。
自分の足でそこに立ったのと、大仙丈への稜線にかかる少々のガスが切れたのはほとんど同時でした。また同時に、緊張の糸が切れたのも?
正面には北岳に富士山…。目頭が熱かった。
Junさんとガッチリ握手。
わたしがくじけそうになったとき、Junさんの前向きさが大いに助けてくれました。
ありがとうございます。
時刻12時半。引き返しタイムリミットの13時まであと僅かでした。
少し前まで、山頂をあとに北沢峠へと下りていく人影がいくつもあったのに、今は登ってくる人もおらず我々だけ。
地蔵尾根から登ってきたことを誰かに認めて欲しかったけど(笑)、まいっか。あの先行組が分かってくれてる。
今日は日没前に帰りたいので、長居はせず下山へと取りかかります。
振り返る山頂への稜線は、やっぱりかっこよくて、かっこよすぎて、
今回の登頂は数々の幸運の巡りあわせに過ぎず、それだけにまだまだ自分との隔たりがあるように感じました。
自分には足りないことだらけで、周りの助けを借りっぱなしだったけど、
それでも、登頂を喜んでもいいよね?
達成感を感じてもいいよね?
小屋へ分岐するコルが近付く頃、夕暮れ色の木漏れ日で森がキラキラ。
お疲れ様と言ってくれているのかな。
・・・ええ、本当に、疲れました!(笑)最終日、帰りのザックがまた、重くてネェ(笑)。
おしまい☆
コメント
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今ベッドの中から山ノート賞でもらったiPadで見ています。
ぐりぐりマークで写真が見られませんがyokoさんの文章で内容が分かりました。気持ちが伝わってきましたよ。
お疲れ様でしたよくがんばりましたね。
私は若い頃に尾勝谷からつめたことがあります。秋ですが。小仙丈沢などからもつめたことがあります。仙丈は本当に大きくてカッコイイですね。深田久弥が南で一番好きな山だと書いた訳が分かりますね。
駐車場の言葉も感動的ですね。
冬山でのトレースはお互い様ですが感じの良い人達で文章を読んでも気持ちも癒されました。
おおっつー、写真が見られるようになった!
素晴らしい!
来年は益々のご活躍を!
なんか自分が登ったようで嬉しいです。
下見のすぐ後、奥が腰椎ヘルニアになってしまい行けなかっただけに、、、。
頑張りましたね、レコの内容も素晴らしいです。
おはようございます。(spamoipさんは、はじめまして)
本当におめでとうございます。
2年前に下見した直後にヘルニアになって、以来チャレンジできてないので、心底ウラヤマシイです。
早速お気に入りに登録させていただきました。
私もいつか純白の女王のお姿を拝めるよう、ますます精進せねば、、、。
素晴らしい山行にレコ、お裾分け頂き、ありがとうございました。
yokowvさん、おはようございます。
spamoipさんはじめまして。
朝からビックリするような素晴らしいレコを拝見しました。
いつもながらお二人の美しい冬の白と青の世界の数々。
山頂までの詳しい丁寧な写真や説明は実際にその場にいるような感覚に・・。きっとこの素晴らしい山行を伝えたかったので自然とそういうレコになっているのでしょうね。
今回はまたyokowvさんの感想にすごく感動しました。
厳しい中での心の葛藤と二人で励まし合って最高の仙丈ケ岳に登り切ったその充実感。本当にすごく良かったです
年末にきてこんなにいいレコを見る事ができて幸せな気持ちになりました。ありがとうございました
おはようございます
いい写真がいっぱい・・(^^;
最高ですね・・
手に汗握るシーンも・・
本当にご苦労様でした
ふふふ・・敗退してもちょいと覗いてみたいルートですね・・
でわでわ
これまた素晴らしいレコを見せていただきました。
写真はどれも美しく驚きの連続。本当に「これが、あの仙丈か?」というような荒々しい女王様の姿ですね。
一日目の道迷い、ヘッデンウォークから二日目の「どこを歩くんだ?」というばかりの急登などスリルの連続にほとんど「絶句状態」で読ませて頂きました。
私にはせいぜい下の方の「霧氷地帯」くらいが限界。自分では見ることができない世界をこうして垣間見ることができて嬉しいです。
それにしてもご無事でなにより。これでまた一皮むけてしまったのでは(^^)
いいレコでした。
不覚にも読んで感動してしまった。
登る前の不安とか、のぼってる途中の葛藤とか、
よ〜くわかって、なのでのぼりきった感動にめっちゃ同調してしまった。
yokoさんのほどの人でもおんなじなんだなあって
わかってうれしいとこもあったし。
いや〜、それにしてもロングコースお疲れ様でした。
かっこいいね仙丈(^^)v
kaito爺、こんなコースがあるなんて云ってなかった。
最近のkaito爺は、ややゆっくりペースですし
体力的にも我々には無理なコースですが、
楽しめたようでなによりです。
文体から色々な空気感が伝わってきます。
本当にお疲れ様でした。
いやいや、お若い皆さんが羨ましいデス。
海東隊の補欠より
yokoさん、spamoipさん。
お疲れさまでした。
地蔵尾根、私もリカロ夫妻のレコで初めて知りました。
そして最近、
うちのチームとこの尾根の話をしたばかりでした。
(行かないけど。。)
千丈と向かい合った3日間の記録。
そのときの気持ちそのままの感想に
つい感情移入してしまいました。
山って本当にいいよね。感動のレコ、ありがとう。
なんてきれいなんだろう!
雪山ってほんと美しいね!
とってもいい山行だったね。登頂おめでとう。
これが序盤って、この冬のyokoちゃんのレコが楽しみ
すてきな景色をありがとう
はじめまして。maruiと申します。
美しい写真、素晴らしいレポに感動しました。
1枚1枚めくって見ていて、頂上の次に出てきた富士山と北岳の写真、思わず声が出てしまいました。どの景色も美しく、登頂までの思いも良く伝わってきました。
今後もレポを楽しみにしています。
ipad、いいな〜。
今回の山行、強く印象に残るものとなりました!
疲れましたが、いい山行でした。
地蔵尾根から見た仙丈は私の知っている仙丈のイメージを覆す衝撃的なものでした。
静かな森の長大コース。南アルプスらしさを大いに感じました。
尾勝谷?小仙丈沢?
仙丈にはまだまだ私の知らないルートがあるんですね。
よいお年を!
>なんか自分が登ったようで嬉しいです。
嬉しいお言葉です!ありがとうございます。
そうでしたか、あの下見山行の直後にヘルニアに…。
あのレコを見つけて読んですぐにお気に入りに登録しました。私もまずは無雪期に、と。
冬のことまでは当時は考えてなかったと思います。
ただお二人は冬の下見として訪れていたので、「冬にも行けるんだなあ〜」と漠然とした認識は芽生えていたのだと思います。
雪山初見ルートとして臨んだ今回の山行。やはり一筋縄ではいかなかったです。
不安や心配を拭いきれない中での大荷物。
負の要素が相乗的に働いて自らを苦しめてしまいました。
登頂できた自分を幸運に思います。
地蔵尾根から見る仙丈は本当に美しかったです。
挑戦するきっかけを作ってくださったお二人に、御礼申し上げます。
お二人にもぜひ、あの景色をご覧になって欲しいです!
山頂に着いて涙が滲んできたのは山をやっていて初めてのことだったかもしれません。
晴天&トレースという好条件にもかかわらず、かなり疲れてしまいました。そういう状況を招いたのは自分なので、胸を張れる登頂では無いのですが。諦めないで良かった、と感極まってしまいました。
すでに思い出が美化されつつあり、感想は多少かっこつけて書いてる感あり!?笑
こうして無事に下山し、また里から仙丈を眺めています。
今まで眺めていた仙丈よりも、凛々しさが増して見えますね。
あれが地蔵尾根だったのか、と歩いてきたルートもよくわかるようになりました。
思わず口角が上がります(笑)
バテバテだったくせに、お調子者の私です。
夏でも静かなルートのはずです。
私もいつかまた、夏に登ってみたいです。
今はおなかいっぱいいっぱいなので、しばらくはパ〜ス!笑
稜線に出たときの景色。
>本当に「これが、あの仙丈か?」
まさしく仰るとおりで。自分の目を疑いたくなるような絶景でした。美しき雪稜に青空。
もの言わぬ壮大な自然美。
一方で私達人間はなんとちっぽけな存在であることか。
そんな対比を強烈に感じさせられました。
これは山行を振り返っての後付けであって、その瞬間に感じていたのは言葉で表すものではなく、もっと直感的なものだったように思います。
自分に足りないものがありすぎるを思い知らされ凹む場面も多かったですが、美しい仙丈を知ることができ、登頂もできて、無事に帰れて、、、よかったよかった。
ほほほ。私はただのミーハーです。
戸台からよりも地蔵尾根から行った方が何かツウな感じでよさそうじゃん?ってね。
そういう甘さに見事にしっぺ返しくらったって訳です。
それをドラマチックにかっこつけて感想書いてるので騙されないように!(笑)
でも仙丈がカッコよかったのは間違いないです!!
素晴らしい景色に出会えて幸せでした。
計画がUPされていたのでkaito隊の仙丈行きは存じていました。
それも今回地蔵尾根を選んだ理由の一つだったかも。
30分早く着けば、会えたかな。
地蔵尾根疲れました。いや〜、自分よく頑張った!と思ってましたがイヤイヤイイヤ・・・。
実は戸台起点の方が、標高差も距離も長いじゃありませんか!
そちらも入山者少なくラッセルだったようですし。
自分に酔いそうになっていたのが恥ずかしい!
とにかくお互い登頂&帰還できてよかったですね、お疲れ様でした!
makasioさんも地蔵尾根きっと気に入ると思うよ。
仙丈は「南ア北部」って分類されるけど、あの長大な尾根や静かな森を体験してみると、南南アのイメージと重なった。
ああ、そうだ、同じ「南アルプス」なんだ、って思いました。
反省点は多かれど、とにかく景色は素晴らしかった!
いい余韻に浸りながら年を越せそうです。
稜線に出てからの景色は凄すぎて、圧倒された!
登頂の瞬間は本当に嬉しかったよ。
無事に着いて安堵して、絶景に興奮して、落ち着きのない心理状態だった(笑)
雪山の営業小屋がいかに素晴らしいか、改めて分かったよ。あったかいこたつやお布団に美味しいごはん…♪
たっぷり疲れて帰ってきたので、しばらくは頑張らなくてもいい山行が主体になりそうだ(笑)。
訪問ありがとうございます!
美しい写真のほとんどは同行のJunさんによるものですが(笑)、レコに感動していただけて光栄です!
今振り返ってみて、あくまでも後付けですが、
山頂に立ち大仙丈の稜線が目に入った瞬間は、登頂の喜びやもう歩かなくていいんだという解放感・安堵感に支配され、、
次の瞬間は、すなわち視線を移し北岳と富士山が目に飛び込んできた瞬間は、「許された」「認められた」といった感情が込み上げていたように思います。
それがほんの一瞬に凝縮されている感じ。
一番と二番のお山が仲良く並んでコチラを見ていたんです。
なんなんでしょうあの感じ。安心感?
彼らは「父」と「母」?
イカンイカン、日に日に思い出の美化に磨きが掛かってきている気がします(笑)
会いたいかったな!
我々が着く少し前に、反対側から登って来たグループがいて、どこから来たのか不思議に思っていました。
そんなルートがあるとは、知りませんでした。
山頂で昼と思ったのですが、寒くて直ぐ下りてしまったのが残念です。
しかし、恐れ入りました。凄い、凄い!
私達と言うか、私はノーマルルートでもギリギリでした。結局、北沢峠から登った中で最後にくだったのは我々です。
たぶん、視界には入っていたのでは?
s女子は楽勝だったようですけど?
営業小屋があっても、いつもテントの彼女です。
飲んべえのジジイ達は嫌われています。
彼女の希望で越百山狙ってます。記録、参考にさせてもらいました。
noboさんによろしく。
素敵な写真がいっぱいで山に行けない私にとっては眩しすぎです
でも雪山って本当に綺麗で一度行ったらやめられません
それを思い出させるような良いレコですよ
でも危険がいっぱいだから気を付けないと・・・
天気が良ければ年明けリハビリ登山に行けるかもしれないです
とても楽しめました
山頂から最後に下ったグループがkaitoさん達だったんですね。山頂直下から見ていたと思います。
北沢峠からも人の少なかったこの連休、いずれのコースもハードなものになりましたね。(sさんを除く!?笑)
まさか仙塩尾根を縦走してくる人がいたらビックリですけど。
kaito隊も本当にお疲れ様でした!
山頂から駐車場までは、戸台の方が長いようです。そして、千葉までも遠いですね。
我々は、下山してしまえば家まで30分くらいでして。反則!?(笑)
地蔵尾根も、今度ぜひ。まずは無雪期にでも。
北沢峠の賑わいとはうってかわって、静かな、南アらしい雰囲気が楽しめると思います。
越百山も楽しんで来て下さい。なかなかの急登ラッセルを楽しめますよ♪
12時14分の写真です。
拡大してみました。先頭の赤ウェアはkaitoさん、続いてisobeさん、黄ウェアはsuさんですかね。
年末にもう1回山行を予定していましたが、実家に帰った途端に熱を出してしまい中止…。
この地蔵尾根が年内登り納めとなりました。
でも、思い出に残るいい締めくくりになりました!
北日本は荒れ模様が続くようですが、待望の山復帰、晴れるといいですね!
ホームの蔵王ですか?きっとモンスターがnonさんをお待ちかねですね。
ほんと残念でした!
先頭は私、次がsu爺、isoべェ、kaname女史です。s女子は単身、先行していました。
下山後30分とはうらやましい。
千葉は遠いです。時間もかかるが金もかかります。
毎回、皆さんが来てくれるので山登れます。
一人では月一位しか行かれないでしょう。経済的に!
次のレポート楽しみです。
でも、ご安全に!
ほんとだ。
写ってましたね。
寒かったね。
やっぱりkaito隊で間違いありませんでしたね。
ご挨拶できませんでしたが目撃できていたということでちょっと嬉しいです(笑)
「オススメ!」と言える身の程ではありませんが、地蔵尾根もぜひ行かれてみて下さい。
今週末は越百山でしたかね。伊那のグルメ情報を少々。
伊那から権兵衛トンネルに入る前に、「古町あかはね」という和菓子屋さんがあります。
そこの「黒みつまんじゅう」が私の大好物です♪
ソースカツ丼は伊那にもあり、「青い塔」が美味しいです。
もしお越しの際はぜひご一報を。駆けつけます(笑)
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