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Yamareco

記録ID: 3857428
全員に公開
雪山ハイキング
中央アルプス

ホテル千畳敷〜木曽駒ケ岳 撤退

2021年12月24日(金) ~ 2021年12月25日(土)
 - 拍手
体力度
1
日帰りが可能
GPS
02:57
距離
1.3km
登り
87m
下り
89m
歩くペース
ゆっくり
2.82.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
2:23
休憩
0:15
合計
2:38
6:53
3
6:56
7:11
140
24日はホテル周辺でアイゼン歩行の練習、ピッケルやビーコンの使い方の講習。ログはなし。

25日は視界が悪い、新雪がどのくらいなのか分からないということで、何度も停滞しながら進み、最終的には表層雪崩のリスク高しという判断で撤退。
ホテルそばまで戻ってきて、雪の掘り方など体験。
天候 ●24日…快晴、千畳敷駅の温度計で-6℃。16時くらいには曇って視界がなくなった。夜は吹雪。
●25日…強風。ホテルから宝剣岳が見えない。朝だからもっと冷えるかと思いきや前日と同じ-6℃。
過去天気図(気象庁) 2021年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス 自家用車 ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
菅の台バスセンターまで自家用車。駐車料金1日800円。10時着で空いていた。
菅の台バスセンター〜しらび平…バス片道830円。
しらび平〜千畳敷…ロープウェイ・好日山荘割引きで往復2,030円
コース状況/
危険箇所等
標高2,678m地点で加藤ガイドが雪を切り出し、30僂曚匹凌契磴あり、我々が歩くことで表層流れを引き起こすリスクが高いと判断。撤退。
その他周辺情報 ホテル千畳敷の2612カフェにてクリスマスケーキセット。
チョコドームのケーキ、ジンジャーラテのセット。限定50食!
12:15のバスに乗るはずが、10時くらいに着いてしまった。
あまりに良い天気なので先に行って写真撮影することに。

毎時15分にバス出発。830円お釣りのないように用意を。
2021年12月24日 10:05撮影 by  iPhone XR, Apple
12/24 10:05
12:15のバスに乗るはずが、10時くらいに着いてしまった。
あまりに良い天気なので先に行って写真撮影することに。

毎時15分にバス出発。830円お釣りのないように用意を。
千畳敷駅を出るとまず目に入る、宝剣岳。
2021年12月24日 11:17撮影 by  DC-G9, Panasonic
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12/24 11:17
千畳敷駅を出るとまず目に入る、宝剣岳。
宝剣岳、C-PLフィルターあり。
2021年12月24日 12:06撮影 by  DC-G9, Panasonic
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12/24 12:06
宝剣岳、C-PLフィルターあり。
宝剣岳のお隣りのピーク、なんて言うんでしょう。
2021年12月24日 11:18撮影 by  DC-G9, Panasonic
12/24 11:18
宝剣岳のお隣りのピーク、なんて言うんでしょう。
C-PLフィルターあり。
フィルター使わない方が雪のふわふわした感じが出ててよいかも。
2021年12月24日 11:47撮影 by  DC-G9, Panasonic
12/24 11:47
C-PLフィルターあり。
フィルター使わない方が雪のふわふわした感じが出ててよいかも。
ホテル千畳敷のカフェ側。
2021年12月24日 11:20撮影 by  DC-G9, Panasonic
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12/24 11:20
ホテル千畳敷のカフェ側。
駒ケ岳神社。
24日はこの左手に進んでアイゼン歩行の練習。
2021年12月24日 11:41撮影 by  DC-G9, Panasonic
12/24 11:41
駒ケ岳神社。
24日はこの左手に進んでアイゼン歩行の練習。
駒ケ岳神社に向かって右手は冬季閉鎖。
2021年12月24日 12:18撮影 by  DC-G9, Panasonic
12/24 12:18
駒ケ岳神社に向かって右手は冬季閉鎖。
雪が軽い!
2021年12月24日 11:42撮影 by  DC-G9, Panasonic
12/24 11:42
雪が軽い!
八丁坂。
2021年12月24日 12:16撮影 by  DC-G9, Panasonic
12/24 12:16
八丁坂。
ズームすると歩いている人が結構多い。
2021年12月24日 12:16撮影 by  DC-G9, Panasonic
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12/24 12:16
ズームすると歩いている人が結構多い。
わさびまんに挑戦。
それほど辛くはなかった。
2021年12月24日 12:29撮影 by  iPhone XR, Apple
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12/24 12:29
わさびまんに挑戦。
それほど辛くはなかった。
南アルプス方面もよく見える。
2021年12月24日 12:53撮影 by  DC-G9, Panasonic
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12/24 12:53
南アルプス方面もよく見える。
富士山も。
2021年12月24日 13:01撮影 by  DC-G9, Panasonic
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12/24 13:01
富士山も。
ホテル周辺から甲斐駒ケ岳を撮ろうとすると、どうしても鉄塔が入る。
2021年12月24日 13:01撮影 by  DC-G9, Panasonic
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12/24 13:01
ホテル周辺から甲斐駒ケ岳を撮ろうとすると、どうしても鉄塔が入る。
アイゼン歩行練習はカール内でもやりました。
2021年12月24日 14:18撮影 by  DC-G9, Panasonic
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12/24 14:18
アイゼン歩行練習はカール内でもやりました。
2021年12月24日 14:20撮影 by  DC-G9, Panasonic
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12/24 14:20
宝剣岳と八丁坂。
2021年12月24日 14:20撮影 by  DC-G9, Panasonic
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12/24 14:20
宝剣岳と八丁坂。
ここからなら鉄塔なしで甲斐駒ケ岳が撮れる。
2021年12月24日 14:21撮影 by  DC-G9, Panasonic
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12/24 14:21
ここからなら鉄塔なしで甲斐駒ケ岳が撮れる。
24日夜はふぶいて、25日朝には出入り口に雪が吹きだまっていた。
2021年12月25日 06:55撮影 by  DC-G9, Panasonic
12/25 6:55
24日夜はふぶいて、25日朝には出入り口に雪が吹きだまっていた。
何とか周囲は見える。
2021年12月25日 07:07撮影 by  DC-G9, Panasonic
12/25 7:07
何とか周囲は見える。
このあたりからでもホテルは見えたり見えなかったり。
進行方向に何も見えなかったりするので、時々停滞。加藤ガイドがいろいろと説明してくださって勉強になった。
2021年12月25日 07:17撮影 by  DC-G9, Panasonic
12/25 7:17
このあたりからでもホテルは見えたり見えなかったり。
進行方向に何も見えなかったりするので、時々停滞。加藤ガイドがいろいろと説明してくださって勉強になった。
こっちが八丁坂のはず。
2021年12月25日 07:43撮影 by  DC-G9, Panasonic
12/25 7:43
こっちが八丁坂のはず。
加藤ガイドが雪を切り出して、弱層があり、我々が歩くことで雪崩を引き起こす恐れがあるということで撤退を決断。
締まった雪の上に新雪が乗っていることを、目で耳で感じることができた。
雪は風で飛ばされたり、飛ばされてきたりするので一様に積もるわけではなく、実際にここまで来て見て掘ってみないと分からないと。
2021年12月25日 08:17撮影 by  DC-G9, Panasonic
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12/25 8:17
加藤ガイドが雪を切り出して、弱層があり、我々が歩くことで雪崩を引き起こす恐れがあるということで撤退を決断。
締まった雪の上に新雪が乗っていることを、目で耳で感じることができた。
雪は風で飛ばされたり、飛ばされてきたりするので一様に積もるわけではなく、実際にここまで来て見て掘ってみないと分からないと。
引き返します。
2021年12月25日 08:19撮影 by  DC-G9, Panasonic
12/25 8:19
引き返します。
2021年12月25日 08:21撮影 by  DC-G9, Panasonic
12/25 8:21
雪を掘る体験をさせてもらいました。
富山の雪と比べての軽さに驚き。
雪洞の作り方など説明いただきました。
2021年12月25日 09:18撮影 by  DC-G9, Panasonic
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12/25 9:18
雪を掘る体験をさせてもらいました。
富山の雪と比べての軽さに驚き。
雪洞の作り方など説明いただきました。
時々青空。
予報からは、風は強いもののもっと晴れると思っていたんだけれど。
2021年12月25日 09:19撮影 by  DC-G9, Panasonic
12/25 9:19
時々青空。
予報からは、風は強いもののもっと晴れると思っていたんだけれど。
これがこの日一番遠くまで見えた瞬間?
2021年12月25日 09:29撮影 by  DC-G9, Panasonic
12/25 9:29
これがこの日一番遠くまで見えた瞬間?
ホテルに戻り、
2021年12月25日 09:29撮影 by  DC-G9, Panasonic
12/25 9:29
ホテルに戻り、
クリスマスケーキセットを皆さんといただきました。
2021年12月25日 10:28撮影 by  iPhone XR, Apple
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12/25 10:28
クリスマスケーキセットを皆さんといただきました。

装備

個人装備
ケストレル48 SNAP ダウンパーカ 予備グローブ ナルゲンボトル 山専ボトル ゴーグル ヘッドライト 予備靴ひも ピコシェルター エマージェンシーシート 細引き ファーストエイド マルチツール タオル ポケットティッシュ 日焼け止め 歯ブラシ ゴミ袋 新聞紙 ライター 行動食 筆記用具 モバイルバッテリー カメラ iPhone 時計 財布 コンパス 地形図
備考 ●装備
・今回はホテルに荷物をデポできるので試したいものは持って行けば良いということで、家を出る時は水込9.8kg。
・帰宅後、必要と感じたものだけで量ってみると水込7.9kg(ピッケル・アイゼンも背負うと仮定して。実際は最初から身に付けている)。
・水は合計1L。湯0.5L、ポカリ0.5L。
・ザックはケストレル48。これより小さいのとなるとバディ22しか持っていないため、でかすぎるが仕方ない。30Lくらいで収まりそうではある。

●服装…内側から
《上半身》
・スキンメッシュ
・Primino140ロングスリーブTシャツ
・Primino140ハイブリッドアルパインフーディ…サムホールあり手首を保温できる。バラクラバ的なフードも耳、首の保温に良かった。
・ポリゴン2ULジャケット
・フロウラップフーディ…24日はこれなしでも寒くなかったが、25日は稜線で強風だと着ておいた方がベターかと思い着用。停滞していても全然寒くなかったのは良かったが、登りでは暑かったので省略する方がよかったかも。
・エバーブレスアクロジャケット

《下半身》
・スーパーメリノウール L.W. タイツ
・コアノパンツ…暑すぎるんじゃないかと心配だったが、ちょうど良かった。
・エバーブレスアクロパンツ

《グローブ》
24日…メリノウールグローブタッチ、ウインタートレッキンググローブ。どちらもMont-bell。行動中は十分、停滞していると指先が冷えてくる。
25日…メリノウールグローブタッチ、ラックナーグラブ、シェルオーバーグローブ(Bailess)。停滞中でも一度も指先が冷たいと感じなかった。

《ソックス》
24日…ヘビーエクスペディションブート(Fits)
25日…RLメリノ・エクスペディションクルー(Caravan)
Fitsの方が長くてふくらはぎの上部まで来るが、キャラバンの方が重い。足が温かかったのはキャラバンの方だった。

《その他》
・頭部…バラクラバ、Primino140のフード、ビーニー、ヘルメット。
・靴…マンタテックGTX(Scarpa)

感想

今まで雪山を歩きたいなんて思ったことはなかった。
雪国育ちで雪には飽き飽きしていたし、怖いということも知っている。
しかし、雪〜花粉の季節に全然歩かないというのも物足りなくなってきた。それに毎年行っている大普賢岳を、雪の時期に歩いてみたいという思いが出てきた。
何のスキルもないので、ちゃんと学ばないと危なくて行けない。初めて実技講座を色々と検索してみて、好日山荘登山学校「加藤ガイドと歩く!雪山実戦登山教室
木曽駒ケ岳山頂と雪上技術講習2日間」に申し込んだ。

予め本や雑誌を読んだりして予習はしていたものの、実地で学ぶこととは大きな差がある。
加藤ガイドには丁寧にいろいろと教えていただいたし、経験を積んだ方と行かないと危ないということを再認識した。
木曽駒ケ岳登頂はかなわなかったが、それよりも、悪条件を判断する現場を見られたことの方が価値ある経験だ。

最後尾で歩いていたのだが、皆さん体重が軽いもので、私が歩くと足場が崩れる。。。
それと意外と左右の幅が狭くて、足場を守って歩くことに集中しているとアイゼンをゲイターに引っ掛けてしまった。
普段よりも気をつけることが多いので、歩行姿勢も悪くなりがち。

ピッケルは肩掛けよりリスト式の方が使いやすかった。
停滞時や写真撮影時にぶらぶらさせておくのは気持ちが悪く、雪面にさしておきたい。

カメラは手袋のままで十分扱えたが、今後は以下気をつけて準備。
・リストストラップを大きなものに交換する。手袋が分厚くて通しづらい。
・キャップを開けづらいので、フードは外してしまう。

リンクベントが快適なのでファイントラックでそろえているが、フード等でウェアを見づらく、かつグローブをはめたままで、ベンチレーションの開け閉めをするのはそれ程容易なことではない。
最外層以外はベンチレーションを予め開けておこう。

初めての家族以外との登山だったが、皆さんとお話しできて楽しかった。
ガイド登山で学ぶことの重要さも知った。
バスケもあるし、スキーもあるけれども、なんとか今シーズンもう一回行けないものかと思っているところ。

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