帰って来たぞ小倉 白銀の阿蘇にて登り納め 崩落の日ノ尾峠コースで悪戦苦闘
- GPS
- --:--
- 距離
- 18.3km
- 登り
- 1,150m
- 下り
- 1,134m
コースタイム
天候 | ☁/☀ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
日ノ尾峠コースは崩落箇所が多数りました。 このルートは避けるのが無難かと思います。 |
写真
感想
気持ちよく阿蘇の冬山で登り納め。となる筈がとても大変な山行となりました。
先日、大分県の久住から久々に阿蘇五岳を眺めてから登りたい気分が一気にアップ。
しかし、計画中、12月27日に阿蘇の噴火警戒レベルが2へ引き上げ。
火口1キロ周辺は立ち入り禁止。火口付近や中岳へも登れない・・・
しかし、仙酔峡コースからならば、高岳迄の登山なら行ける。やはり登山決行。
当日、宮地駅から仙酔峡方面へ直登予定が、地元の方と話しながら歩いている内に予定コースと異なる根子岳方面へ・・・
途中で気づいたものの、ちょっと遠回りになるけど、まぁ良いか程度で登山道を進む・・・
目にする登山道は土砂災害で破壊された復旧工事中の状態・・・大丈夫か?・・・
そして、日ノ尾峠に到着。
ここから日ノ尾峠コースにて阿蘇高岳を目指すが、最初は木の枝や枯れススキが邪魔してちょっと歩きづらい程度・・・
しかし進むにつれ、背丈以上の薮。これらをかき分け、そして深雪に足をとられながらの超汗だく状態・・・
途中で登山道の崩落も何箇所もあり、何度も雪にもがき、幾度も樹氷に顔をビンタをくらい(ヘルメットで大分助かった)
アイゼンでズボンに穴が空いたりもして・・・
標準タイムから2時間以上も余分にかかり、3時間40分にて漸く東峰へ到着。
そのたどり着いた東峰の看板には、「警告!・・・豪雨によりルートが寸断されて通行できません」と・・・・
そうだったのか・・・バカな俺と言うより、よく登ってきたなぁと思う自分が自分らしいなぁ何て思ったり・・・
時計を見ると14時を回っている。予定では宮地駅に戻っている位の時刻だったけど・・・
深雪に落ちたとき左股関節を痛めたらしく、少し痛みを感じながらも目的の阿蘇高岳頂上へ・・・
ミニ三脚で自分撮りをしようにも凄い強風と低温でカメラのセットがままならず、高岳の標柱にマイピッケルをセットし撮影。この時これが精一杯。
下りは岩場の仙酔尾根にて下山。途中、火口からの硫黄の匂いが鼻へつんと来る。
50分程で登山口へ到着。こんな時間だし、広い駐車場には誰もいない。
アイゼンを外し噴煙を上げる阿蘇を見上げる・・・
物凄く大変だったけど、次回は火口と中岳や草千里も訪れてみたい・・・
1時間以上の宮地駅までの道のりが充実感に溢れとても心地良かった・・・
俺って病気だなぁ・・・
2014年はどんな山行になるんだろう・・・
大怪我しない程度に楽しもう、頑張ろう・・・
コメント
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大晦日に踏み跡のない雪の中、18キロ強の行程+標高差:1000m越えとはスゴイですね〜
いつもレコを拝見しながら驚かされていたんですが、締めも普通じゃないですね。スゴイ!!
今年も記録楽しみにしておりま〜す 。
chengfuさん
新年明けましておめでとう御座います。
阿蘇であんなに苦難の山行になる予定ではなかったのですが、
無事下りてくると、肉体的疲労は勿論あるのですが、
達成感でしょうか、凄く満足感で満ち溢れます。
これぞ正しく病的症状・・・
しかし、ちょっと今回は股関節をやられました。
話は変わって、chengfuさんの酒豪ぶりはスゴイと聞きますよ
そちらの様子も毎回楽しみにしています。
こちらこそ、本年も宜しくお願いします。
股関節大丈夫ですか?
踏み跡無い崩落ルート
自分だったらどうなったんだろうと考えぶるっとしました
無事下山何よりです♪
冬の阿蘇中岳 迫力ありますね
SinNakajiさんのジャンダルムのレコ拝見しなおし
また ぶるぶるっ
技術力 判断力等々 すごい方だなーと改めて見入ってしまいました
今年も安全で!レコ楽しみにしていますね
草千里も楽しみにしています
本年も 宜しくお願い致します
uutanさん
新年明けましておめでとう御座います。
股関節ですか。
今の所、若干違和感がある程度で、歩行には問題ありません。
暫くは無理せずにいようと思います。
大丈夫です。ご心配かけました。
阿蘇ですが、観光で行くと火口以外は長閑な雰囲気の印象があったのですが、麓からの登山ルートは、場所によっては岩場も多く、登り応えがあると思います。
今回は眺めただけの根子岳の方はもっと厳しいでしょうね。
以前の僕のレコを見て頂いたようですね。
ジャンのルートと北鎌のルートは毎年行きたいルートなのですが、昨年は天候が悪く諦めました。
今年こそはジャンダルムの天使との再会を果たしに行こうと思います。
技術力とか判断力とか言われてみてもどうなんでしょうね。
初ルートは事前の情報収集が鍵なんではないでしょうか。
そう言う意味ではレコの存在は大きいですね。
あとは気合と体力かな?
妙義山のあの岩場ではしゃいでいる様子でしたらきっとジャンダルムの天辺へ行けると思いますよ。
その前に槍と大キレットをお勧めします。
正月三が日の北九は晴れでした。
uutanさん今年も宜しくお願いします。
新しい年が始まりましたね
このところのSinNakajiさんのレコはヘビーなので、なんだか置いてけぼりを喰らっているような気分です。
感想の中にもありましたが、たぶん重い病気だと思います
明日は北九に帰ります。
今年もよろしくお願いします
そうですね。
重症のようです。
現状、治療不可能のようです。
tomsさんもお気をつけ下さい。
帰省の戻り、お気をつけて戻られてください。
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