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Yamareco

記録ID: 387118
全員に公開
雪山ハイキング
丹沢

塔ノ岳(上り:表尾根、下り:大倉尾根)

2013年12月29日(日) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 神奈川県 広島県
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
07:09
距離
16.1km
登り
1,570m
下り
1,591m
歩くペース
とても速い
0.50.6
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

07:46蓑毛BS - 08:38ヤビツ峠 - 09:54二ノ塔 - 10:16三ノ塔 - 10:50烏尾山 - 11:26行者ヶ岳 - 11:51新大日 - 12:32塔ノ岳(休憩)12:55 - 13:24花立山荘 - 14:03駒止茶屋 - 14:56大倉BS
天候 快晴 ピーカン!
過去天気図(気象庁) 2013年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
往路:小田急小田原線「秦野」駅 乗換 神奈川中央交通バス「蓑毛」行き 「蓑毛」停 260円
復路:神奈川中央交通バス「大倉」停 「渋沢駅北口」行き 「渋沢駅北口」停 乗換 小田急小田原線「渋沢」駅 200円

秦20「蓑毛」行き
http://www.kanachu.co.jp/dia/diagram/timetable01/cs:0000800459-1/nid:00127715
秦21「ヤビツ峠」行き
http://www.kanachu.co.jp/dia/diagram/timetable01/cs:0000801327-1/nid:00127715

【要注意】積雪・路面凍結につき、「蓑毛」止まり
コース状況/
危険箇所等
(1)「ヤビツ峠」行きバスは、路面凍結につき「蓑毛」停止まり。一般車両は通行可。
(2)表尾根は二ノ塔より上は雪道。アイゼン装着。一部泥濘箇所あり。
大倉尾根は標高1400m以上は雪道でアイゼン装着。それより下は雪なし。ただし、一部泥濘箇所あり。
(3)売店・山小屋:表尾根はほとんど休業中。尊仏山荘・大倉尾根の一部は営業中。
(4)危険箇所:表尾根はアップダウンあり、一部に岩場・鎖場あり。大倉尾根は危険箇所なし。ひたすら下り一本道。
(5)登山ポスト:「秦野駅」停、「蓑毛」停、「ヤビツ峠」停、大倉ビジターセンターなどにある。
(6)トイレ:売店、山小屋、駅、ビジターセンターなど。ヤビツ峠など一部使用不可。


バス停に掲示された案内。ヤビツ峠行きは、蓑毛まで。一部の人は秦野駅からバスに乗るのを諦め、渋沢駅から大倉へ、ルート変更していたが、ここは1時間ほど歩く時間を要することになるが初志貫徹して、蓑毛まで行くことにしよう。
2013年12月29日 07:44撮影 by  Canon PowerShot SX230 HS, Canon
3
12/29 7:44
バス停に掲示された案内。ヤビツ峠行きは、蓑毛まで。一部の人は秦野駅からバスに乗るのを諦め、渋沢駅から大倉へ、ルート変更していたが、ここは1時間ほど歩く時間を要することになるが初志貫徹して、蓑毛まで行くことにしよう。
蓑毛バス停を降りてすぐ登山道へ。舗装道はこの先ですぐに砂利道に変わる。
2013年12月29日 07:44撮影 by  Canon PowerShot SX230 HS, Canon
12/29 7:44
蓑毛バス停を降りてすぐ登山道へ。舗装道はこの先ですぐに砂利道に変わる。
登山道脇の斜面には、びっしりと一面霜柱が覆い尽くされていた。
2013年12月29日 08:03撮影 by  Canon PowerShot SX230 HS, Canon
12/29 8:03
登山道脇の斜面には、びっしりと一面霜柱が覆い尽くされていた。
朝日を背に浴びて、長い影が登山道に落ちている。蓑毛からヤビツ峠までの登山道は、傾斜も緩く、ウォーミングアップには最適。
2013年12月29日 08:26撮影 by  Canon PowerShot SX230 HS, Canon
12/29 8:26
朝日を背に浴びて、長い影が登山道に落ちている。蓑毛からヤビツ峠までの登山道は、傾斜も緩く、ウォーミングアップには最適。
早速積雪に遭遇。まだうっすら。
2013年12月29日 08:28撮影 by  Canon PowerShot SX230 HS, Canon
12/29 8:28
早速積雪に遭遇。まだうっすら。
小1時間でヤビツ峠に到着。確かに路面は凍結しているものの、チェーンを巻けば走ることはできそうだ。でも安全第一。運休もやむを得ずかな。
2013年12月29日 08:39撮影 by  Canon PowerShot SX230 HS, Canon
12/29 8:39
小1時間でヤビツ峠に到着。確かに路面は凍結しているものの、チェーンを巻けば走ることはできそうだ。でも安全第一。運休もやむを得ずかな。
ヤビツ峠から車道を歩くこと30分弱、富士見橋を通過。
2013年12月29日 09:04撮影 by  Canon PowerShot SX230 HS, Canon
12/29 9:04
ヤビツ峠から車道を歩くこと30分弱、富士見橋を通過。
雪が徐々に深くなってきた。でもまだアイゼンは早すぎる。
2013年12月29日 09:27撮影 by  Canon PowerShot SX230 HS, Canon
12/29 9:27
雪が徐々に深くなってきた。でもまだアイゼンは早すぎる。
眼下に相模湾を望む。朝日が穏やかな海面に筋のように反射して美しい。
2013年12月29日 09:43撮影 by  Canon PowerShot SX230 HS, Canon
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12/29 9:43
眼下に相模湾を望む。朝日が穏やかな海面に筋のように反射して美しい。
青い空、白い雪、茶色の木々。厳寒の冬山には、シンプルな自然がよく似合う。
2013年12月29日 09:43撮影 by  Canon PowerShot SX230 HS, Canon
12/29 9:43
青い空、白い雪、茶色の木々。厳寒の冬山には、シンプルな自然がよく似合う。
二ノ塔に到着。積雪が深くなってきた。この先でアイゼンを装着。
2013年12月29日 09:54撮影 by  Canon PowerShot SX230 HS, Canon
12/29 9:54
二ノ塔に到着。積雪が深くなってきた。この先でアイゼンを装着。
二ノ塔から富士山を望む。
2013年12月29日 09:54撮影 by  Canon PowerShot SX230 HS, Canon
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12/29 9:54
二ノ塔から富士山を望む。
富士山をズームアップ。山肌に積雪があると、その起伏がより鮮明になる。しかし、冬は空気が澄んでいるため、手に取るようにはっきりと近くに見える。
2013年12月29日 09:54撮影 by  Canon PowerShot SX230 HS, Canon
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12/29 9:54
富士山をズームアップ。山肌に積雪があると、その起伏がより鮮明になる。しかし、冬は空気が澄んでいるため、手に取るようにはっきりと近くに見える。
三ノ塔の避難小屋。緑色の屋根が印象的。
2013年12月29日 10:17撮影 by  Canon PowerShot SX230 HS, Canon
12/29 10:17
三ノ塔の避難小屋。緑色の屋根が印象的。
手前に丹沢山塊、左手に富士山、右手奥に南アルプスの山々。このルートは高度感を味わえるのがいいね。
2013年12月29日 10:17撮影 by  Canon PowerShot SX230 HS, Canon
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12/29 10:17
手前に丹沢山塊、左手に富士山、右手奥に南アルプスの山々。このルートは高度感を味わえるのがいいね。
大山。元旦の初詣、初日の出はお勧め。
2013年12月29日 10:18撮影 by  Canon PowerShot SX230 HS, Canon
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12/29 10:18
大山。元旦の初詣、初日の出はお勧め。
これから目指す塔ノ岳。まだまだ先は長そうだ。山肌の造形が美しい。
2013年12月29日 10:19撮影 by  Canon PowerShot SX230 HS, Canon
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12/29 10:19
これから目指す塔ノ岳。まだまだ先は長そうだ。山肌の造形が美しい。
ベタなアングルではあるが、三ノ塔の山頂標識とバックに富士山。
2013年12月29日 10:21撮影 by  Canon PowerShot SX230 HS, Canon
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12/29 10:21
ベタなアングルではあるが、三ノ塔の山頂標識とバックに富士山。
次の中継点、烏尾山荘。かなり下る。このアップダウンが辛くもあるが、楽しみ・醍醐味でもある。
2013年12月29日 10:29撮影 by  Canon PowerShot SX230 HS, Canon
12/29 10:29
次の中継点、烏尾山荘。かなり下る。このアップダウンが辛くもあるが、楽しみ・醍醐味でもある。
綺麗な正三角形をした烏尾山荘。休業中のようだ。
2013年12月29日 10:42撮影 by  Canon PowerShot SX230 HS, Canon
12/29 10:42
綺麗な正三角形をした烏尾山荘。休業中のようだ。
行者岳。この前後はかなりの急登で、修行にはもってこいだ。
2013年12月29日 11:08撮影 by  Canon PowerShot SX230 HS, Canon
12/29 11:08
行者岳。この前後はかなりの急登で、修行にはもってこいだ。
ここもかなり下る。馬の背に木橋がかかる。スリル感満点。
2013年12月29日 11:09撮影 by  Canon PowerShot SX230 HS, Canon
12/29 11:09
ここもかなり下る。馬の背に木橋がかかる。スリル感満点。
クサリ場。結構な危険箇所。足場に用心して降りよう。
2013年12月29日 11:15撮影 by  Canon PowerShot SX230 HS, Canon
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12/29 11:15
クサリ場。結構な危険箇所。足場に用心して降りよう。
鎖場を下から撮影。
2013年12月29日 21:39撮影 by  Canon PowerShot SX230 HS, Canon
12/29 21:39
鎖場を下から撮影。
荒々しい岩場の山肌が牙を剥く。
2013年12月29日 11:20撮影 by  Canon PowerShot SX230 HS, Canon
12/29 11:20
荒々しい岩場の山肌が牙を剥く。
政次郎ノ頭を通過。とはいっても、眺望がいいわけでもない。
2013年12月29日 11:26撮影 by  Canon PowerShot SX230 HS, Canon
12/29 11:26
政次郎ノ頭を通過。とはいっても、眺望がいいわけでもない。
道はなだらかで、空は大きく開け、気持ちいい。
2013年12月29日 11:34撮影 by  Canon PowerShot SX230 HS, Canon
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12/29 11:34
道はなだらかで、空は大きく開け、気持ちいい。
新大日。山小屋があるが、ここも休業中。
2013年12月29日 11:53撮影 by  Canon PowerShot SX230 HS, Canon
12/29 11:53
新大日。山小屋があるが、ここも休業中。
積雪が深くなってきた。が、シャーベット状になっていないので、歩きやすい。ザクッザクッと踏みしめる足音が心地よい。
2013年12月29日 11:54撮影 by  Canon PowerShot SX230 HS, Canon
12/29 11:54
積雪が深くなってきた。が、シャーベット状になっていないので、歩きやすい。ザクッザクッと踏みしめる足音が心地よい。
最後の山小屋の木の叉小屋。屋根には大きなつららが。
2013年12月29日 12:05撮影 by  Canon PowerShot SX230 HS, Canon
12/29 12:05
最後の山小屋の木の叉小屋。屋根には大きなつららが。
いよいよ最終コーナー。でも、ここから山頂までも結構距離があり、足はパンパンになってきた。木々の小枝の合間に塔ノ岳山頂が見える。
2013年12月29日 12:08撮影 by  Canon PowerShot SX230 HS, Canon
1
12/29 12:08
いよいよ最終コーナー。でも、ここから山頂までも結構距離があり、足はパンパンになってきた。木々の小枝の合間に塔ノ岳山頂が見える。
今日は一日中富士山に見守られていた、という感じ。
2013年12月29日 12:09撮影 by  Canon PowerShot SX230 HS, Canon
12/29 12:09
今日は一日中富士山に見守られていた、という感じ。
塔ノ岳山頂まであとひと登り。
2013年12月29日 12:18撮影 by  Canon PowerShot SX230 HS, Canon
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12/29 12:18
塔ノ岳山頂まであとひと登り。
塔ノ岳山頂に到着。大山。その向こうに、東京都心部や横浜のビル群が小さく見える。
2013年12月29日 12:34撮影 by  Canon PowerShot SX230 HS, Canon
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12/29 12:34
塔ノ岳山頂に到着。大山。その向こうに、東京都心部や横浜のビル群が小さく見える。
富士山アップ写真。今日はいつまでも堂々たる勇姿を見せてくれました。本当に裾野が広い。そして、なぜか南側のほうが雪が多い。
2013年12月29日 12:35撮影 by  Canon PowerShot SX230 HS, Canon
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12/29 12:35
富士山アップ写真。今日はいつまでも堂々たる勇姿を見せてくれました。本当に裾野が広い。そして、なぜか南側のほうが雪が多い。
丹沢山塊の山々。右手に主峰丹沢山や蛭ヶ岳が見える。今日は調子が良ければ丹沢山まで、と思っていたが、とんでもなかった。
2013年12月29日 12:36撮影 by  Canon PowerShot SX230 HS, Canon
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12/29 12:36
丹沢山塊の山々。右手に主峰丹沢山や蛭ヶ岳が見える。今日は調子が良ければ丹沢山まで、と思っていたが、とんでもなかった。
塔ノ岳山頂の立派な標識と遠くに富士山。今日はいつもより登山者は格段に少ないため、すぐに写真が撮れた。
2013年12月29日 12:36撮影 by  Canon PowerShot SX230 HS, Canon
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12/29 12:36
塔ノ岳山頂の立派な標識と遠くに富士山。今日はいつもより登山者は格段に少ないため、すぐに写真が撮れた。
尊物山荘。何度も塔ノ岳には登頂しているが、未だお世話になったことがない。いつも日帰りだからね。
2013年12月29日 12:37撮影 by  Canon PowerShot SX230 HS, Canon
12/29 12:37
尊物山荘。何度も塔ノ岳には登頂しているが、未だお世話になったことがない。いつも日帰りだからね。
石仏様は雪に埋もれずにお顔を出されていました。きっと登山者の安全をお守りくださっているのだろう。これ以降、カメラの調子が悪く、写真なし。残念・・・。
2013年12月29日 12:37撮影 by  Canon PowerShot SX230 HS, Canon
1
12/29 12:37
石仏様は雪に埋もれずにお顔を出されていました。きっと登山者の安全をお守りくださっているのだろう。これ以降、カメラの調子が悪く、写真なし。残念・・・。

装備

個人装備
ヘッドランプ
コンパス
筆記具
保険証
飲料
2
スポーツドリンク、熱いお茶
ティッシュ
タオル
携帯電話
雨具
防寒着
3
ソフトシェル、フリース、ダウン
ストック
1
水筒
時計
非常食
アイゼン
6爪
帽子
GPS
マフラー
グローブ
サングラス
雪用
共同装備
ファーストエイドキット
カメラ

感想

 2,3日前に平野部では雨にたたられ、丹沢山塊の山々も山頂付近には積雪があったことが目視できていたので、これはもしやヤビツ峠までバスは走っていないかも、と思っていたが、案の定蓑毛止まり。以前も蓑毛から塔ノ岳をアタックしたことがあるので、慌てることなく、雪山を楽しむ。

 蓑毛発のルートは、1時間弱の時間を余計に要する。1ヶ月ぶりの山行、そして今シーズン初のアイゼン装着ということもあって、登りから筋肉疲労で足が動かなくなることがしばしば。休み休み歩きながら、なんとか踏破。

 歩き慣れた塔ノ岳。記録を紐解くと、過去9回登っている。しかし前回は4月なので、8ヶ月ぶり。でもやはりこの表尾根ルートは素晴らしい。眺望、スリル感、高度感、危険度、山々の重なり合い、自然の荒々しさを堪能できる。特にこの時期は雪山の近くに浮き上がるような景色を楽しめて最高。

 今日は、1年の登り納め。富士山や南アルプス・仙丈ヶ岳など昨年ほど高い山は行かなかったが、八ヶ岳、金峰山・瑞籬山など新たな山にチャレンジすることができた。来年は、テントを買い、北アルプスを目指したいものだ。何よりまずはこの一年間、大きな事故・怪我もなく、無事の山登りを楽しめた。そして、酷使した私の愛用の用具の皆さん、お疲れさまでした。来年もよろしく。



【本日のトラックレコード】
平面距離  16.1km
沿面距離  16.7km
総移動時間 07:09:12

最高標高 1475m
最低標高 292m

累計標高(+) 1799m
累計標高(-) 1826m

平均速度 2.3km/h
最高速度 5.9km/h

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利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス、 タクシー
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