日本百名山 霧島山(韓国岳) 日本有数の火山地帯を登る
- GPS
- 03:00
- 距離
- 6.4km
- 登り
- 534m
- 下り
- 633m
コースタイム
天候 | 快晴! |
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過去天気図(気象庁) | 2022年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
全路大きな問題はなし。気にしていたアイゼンの有無ですが不要でした。また、霜がとけてぐずぐずしている箇所が多かったので、ストックなど支えることができるツールを持っておいた方が良いかもしれません。 |
その他周辺情報 | 霧島神宮、そのほか日帰りができる温泉多数。できれば温泉宿に泊まって1日満喫できれば最高かも? |
写真
感想
元旦に開聞岳に登り、まだ日程的にも余裕があったので突如霧島山に登ることに。
去年末から連続で登ってたのですが、やっと体の疲れが抜け、体調は絶好調。韓国岳はサクッと登れました。
韓国岳は1700m、登山口の標高は1500m程度。
路面凍結、および登山路の凍結が気になってたため、少し遅めに登り始めることにしました。
道路は全く問題なかったものの、登山路は結構ぐずついてました。また、アイスになってる箇所もあり、致命的に危険な箇所はありませんでしたが、要所要所気をつけた方が良いでしょう。特に韓国岳山頂の岩陰のアイスは踏むと滑って谷底…ということもありそうでしたのでお気をつけて。
また、今回登山口として「えびの高原」を選択しましたが、本当は大浪池登山口から登りたいと思ってました。ですが駐車場には大量の車、路駐するにもいい感じのスペースがなく、えびの高原に急遽変更しました。
念の為ヤマレコで2種類の登山計画を作成していたことが功を奏しました。
今回のルートは以下でした。
えびの高原 韓国岳登山口→硫黄山分岐(硫黄山は今立ち入れないかも?)
硫黄山分岐→韓国岳 山頂
韓国岳 山頂 → 大浪池 避難小屋
大浪池 避難小屋 → つつじヶ丘登山口
まず山頂までは登り一辺倒の勾配が続きます。
硫黄山分岐以降は岩場になるので、できればストックを駆使して大股で歩くと楽かもしれません。あと休まないことです。富士山の登りに似てました。
頑張って登ると五合目の休憩所に到着します。そこから頂上まではすぐでした。ちょっと高くて怖いかもしれません。
韓国岳山頂は岩場になっており、風が強くなければお湯を沸かしたり長時間休憩できそうでした。
韓国岳山頂から大浪池 避難小屋は、まず砂走りみたいな急勾配の道を滑りながら降ります。そのあとはひたすら階段が続きます。こっちは降りの方がいいですね。
大浪池登山小屋からはひたらすら歩くだけでした。一部沢と思われる場所を何度か通りましたが、全て凍結していて川にはなってませんでした。雨の日は大変そうですね。
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日本百名山である霧島山(きりしまやま)は、ピークの韓国岳を含む一帯の山のことを指します。日本百名山のピークハントという意味では韓国岳だけでいいかもしれませんが、私はこれだけでは正直勿体無いと思ってます。
深田氏が述べているように、最も美しいとされている「高千穂峰」に登らないことには、霧島山には登ったことにはならないでしょう。高千穂峰の山頂には、「天ノ逆鉾」という鉾が刺さっており、歴史的価値が高い山でもあります。その由緒はハッキリとはしてないところが、これまた剱岳に似たミステリーを感じずにはいられません。
また、高千穂峰は宮崎県にもあるらしく、古事記に書かれた高千穂峰はどちらのことか、これまた謎だそうです。
かつての鹿児島の地元の小学生は、修学旅行で高千穂の峰に登り、馬の背(ウマノセ)と呼ばれるお鉢を歩かされたそうです。馬の背と聞くと、ナイフブリッジみたいな馬の背をイメージしますが、そこまでではないようです。ですが、小学生には厳しいことは想像がつきます。いまはやってないみたいですね。
また、霧島山には、ほかに獅子戸岳、大幡山、新燃岳、中岳などがあります。もちろん、いまは火山活動の影響で登ることができない山もあるかもしれませんが、韓国岳で登頂気分を味わうにはいささか歴史に対する尊敬が足りないと思い、再チャレンジしたいと思ってます。
ところで、昨年2020年の末、霧島神宮の神殿が国宝に選定されたとのことで、ついでなので行ってきました。とても人が並んでおり、2時間かけてやっとお参りすることができました。
今年も怪我なく、仕事も登山も成功できるように祈っておきました!🌋
次登る山は関東です!
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