浅間山（前掛山）〜新年は快晴のスタートで！〜

2022年01月02日(日) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 12.9km
• 登り: 1,145m
• 下り: 1,136m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:48
• 休憩: 1:12
• 合計: 8:00

7:12 浅間山荘登山口
7:44 一ノ鳥居
8:10 8:20 二ノ鳥居
9:35 9:45 浅間火山館
9:54 湯ノ平分岐
10:21 賽の河原分岐
12:03 12:11 前掛山
12:20 12:32 避難小屋（シェルター）
13:02 賽の河原分岐
13:16 13:34 湯ノ平分岐
13:43 浅間火山館
14:22 14:36 二ノ鳥居
14:46 一ノ鳥居
15:12 浅間山荘登山口

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

天狗温泉浅間山荘の駐車場は500円／日です。（駐車券は浅間山荘の入浴割引券200円分となります。）
高峰高原、アサマ2000パークスキー場に至るチェリーパークラインの浅間山荘への分岐より上で積雪路となっていました。

コース状況／危険箇所等

長坂を過ぎた1852m付近までツボ足、標高2149m付近までワカン、それより上部はアイゼン装着（復路はトレースが踏み固められていたためワカンを使用せず）
雪質にもよるが特に危険個所はない。（急斜面のトラバース箇所でクラストしていると危険）

その他周辺情報

コロナ禍のためコンビニ、トイレ以外の立ち寄りは自粛

写真

1/2 7:12

今朝は標高1410mほどの浅間山荘でマイナス12℃

1/2 7:13

しかし無風なので数字ほどの寒さは感じません
いざ出発！

1/2 7:21

沢の水は赤茶色で火山性の山であることを感じます

1/2 7:44

不動滝を日の照る時間に見たいので、一の鳥居からはトラバースルートを選択

1/2 8:10

二の鳥居で小休止
下から不動滝経由の2人組が来られました

1/2 8:46

朝日を浴びる槍ヶ鞘に心がはやります
この辺りでワカンを履きますが、大失敗をしたことに気づいておりませんでした

1/2 8:54

ここから見る牙（ぎっぱ）山は鋭さを感じないが・・

1/2 9:07

カモシカ平から仰ぎ見るトーミの頭

1/2 9:12

ここで、ワカンを履いた際にスマホを落としたことに気づき、駆け降りると後続の方が拾ってくれていました
感謝感激！

1/2 9:22

スマホを回収していただき、ホッとして絶景を再度仰ぎ見ます
かっちょええ〜

1/2 9:29

硫黄臭のする沢を越えると

1/2 9:35

間もなく火山館に到着

1/2 9:42

煙突からたなびく白煙は、見ているだけで暖かさを感じる

1/2 9:45

ここから見る牙山は、まさに牙のような鋭さ！

1/2 9:54

湯の平分岐は気持ちのいい雪原が広がる

1/2 10:21

賽の河原分岐は樹林帯の中

1/2 10:30

カラマツだけの植生になると、目前に浅間山がドーンと

1/2 10:35

振り返ると黒斑山が大きい

1/2 10:43

煌く太陽
徐々に強まる南風

1/2 10:43

仙人岳と鋸岳が、鋭い三角錐を青空に突き立てています

1/2 11:01

トラバース気味に右上するこの辺で

1/2 11:01

いよいよワカンからアイゼンに換装

1/2 11:33

稜線に辿り着き、避難小屋とは名ばかりのシェルターの向こうに目指すピークを目視

1/2 11:36

長い裾を広げる四阿山の向こうに、右から妙高山、火打山、焼山、天狗原山、そして特徴的な乙妻山、高妻山（手前は飯綱山）を挟んで戸隠連峰

1/2 11:43

この辺りで本日のトップでラッセルいただいた先行者とすれ違う
ありがとうございました！

1/2 11:49

前掛山が外輪山の一部であることがよくわかる

1/2 12:03

そして浅間山を望む前掛山山頂に到着

1/2 12:03

強くなってきた南風の影響か？
遠方左手の北アルプス北部は雲に覆われ始める
四阿山の右は草津白根山

1/2 12:03

千曲川を挟んで右に南アルプス、左に奥秩父
富士山も微かに見えたけど写真にはダメでした

1/2 12:07

いつか噴火警戒レベルが0になったら、ぜひ行きたい浅間山

1/2 12:07

軽井沢プリンスホテルスキー場の向こうにはギザギザの稜線を持つ妙義山

1/2 12:11

牙山から左に連なる剣ヶ峰
いつまでも絶景を眺めていたいが、風を遮るモノもないので下山しましょう

1/2 12:19

左から志賀高原、岩菅山、白砂山、苗場山、谷川連峰、武尊山、尾瀬方面とさらに白い山並みが続くが、もうわかりません・・

1/2 12:24

避難小屋（シェルター）に入って風を避け、来し方を振り返りながら昼食

1/2 12:32

あの高みに登れる日は来るのかな？

1/2 12:43

下りは正面から風が吹き付けるも、耐風姿勢が必要なほどではない

1/2 12:57

斜光線で立体感が高まった黒斑山がカッコいい

1/2 12:58

樹林帯に入る前に、もう一度良く目に焼けつける

1/2 13:02

賽の河原分岐
黒斑山方面からの登山者はいなかった模様

1/2 13:16

湯の平分岐で温かい飲み物を飲みながら、まったりと過ごす

1/2 13:34

そろそろ雲も湧いて来たので、下山しましょう

1/2 13:43

火山館のテラスでは、談笑するグループもいて長閑

1/2 13:45

やはり、この角度からの牙山はカッコいい

1/2 13:54

カモシカ平からトーミの頭を見ると、右下の方に動物の姿が

1/2 13:54

まさにカモシカだっ！
出会えて嬉しい

1/2 14:24

不動滝は硫黄成分で黄色い

1/2 14:36

しめ縄が張ってあるので神域なんですね

1/2 14:46

一の鳥居で再び往路と合流

1/2 15:10

無事に下山しました

1/2 15:12

戻った駐車場の気温はマイナス1℃でしたが、暖かさも感じる
気持ちいい今年の初山行でした

撮影機器：

PENTAX Optio W60 PENTAX

装備

個人装備

積雪期標準装備 ワカン ストック アイゼン ピッケル ビーコン含む

感想

duster

この年末年始は猛烈な寒波が襲来して、日本海側や脊梁山脈では全国的に低温で荒れた天気の予報でしたが、辛うじて1月2日だけは等圧線の間隔が緩む見通しとなっていました。
果たして迎えた当日、前日からの寒波の余韻が残って低温の朝でしたが、日本海に進んだ低気圧に吹き込む南風が強まり寒冷前線が通過するまでの間は、比較的風も弱く、素晴らしい登山日和となりました！
浅間山には噴火警戒レベル2の頃に、車坂峠より黒斑山、蛇骨岳、鋸岳まで足を延ばしたことはありますが、噴火警戒レベルが1まで落ち着いた今、前掛山まで行けるチャンスを捉えることができ、ずっと狙っていた願いが叶えられました。
最高の新春登山を楽しむことができましたので、今年一年も、ぜひ好天の元で安全に登山を楽しめたらと思います。

コメント

tomo

かなり雪が積もっていましたね。
私が大失敗に係ったかもです。

duster

okutoneさん、コメントありがとうございます。
年末年始寒波の影響で、新雪がそこそこ積もってましたが、当日の登山者数は20人に満たなくても、しっかりトレースは付いてました。

tomo

スマホを拾ったのは私です。
北アルプスが見えると期待しましたが生憎肝心な所は見えませんでした。
カモシカ、少し下山が遅かったので行き会えませんでした。

duster

スマホを拾っていただいたのは、okutoneさんだったのですね！
本当にありがとうございました。
北アルプス、白馬三山から鹿島槍ヶ岳までは見えていたのですが、あれよあれよという間に雲が掛かってしまいました。
こんな呑気にコメントできるのも、okutoneさんのおかげです。
重ねて感謝申し上げます。

mets

dusterさん　あけましておめでとうございます。

それにしても浅間山が登山対象としてこんなに素晴らしいとは思ってませんでした。
牙山、黒斑山などの外輪山？がかっこよすぎます。
関西からはかなり遠いですが行きたい山が一つ加わりました。

スマホは良かったですね。
私のポーチもマジックテープが弱くなってきたので、勝手に開いたのか一度落としたことがあります。
お互い注意しましょうね

duster

metsさん、あけましておめでとうございます😃

感想に記したとおり2回目の浅間山でしたが、車坂峠からのコースとはまた違う良さがありました。

噴火警戒レベルが0になったら、是非とも本峰に共に立ちましょう！