武川岳〜焼岳〜芦ヶ久保二子山―地味山縦走
- GPS
- 05:25
- 距離
- 10.9km
- 登り
- 1,080m
- 下り
- 1,101m
コースタイム
- 山行
- 4:55
- 休憩
- 1:00
- 合計
- 5:55
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
【電車】 最寄駅→飯能駅 【バス】国際興業バス(ノーラ名栗・さわらびの湯経由名郷行) 7:40 飯能駅→8:39 名郷 登山者らしき服装の乗客が多く、「まさかみんな武川岳に登るの?」と思っていると、途中の「さわらびの湯」で一斉に降りて行きました。どうやらみんな棒ノ嶺に登るようですね…(笑) <帰り> 【電車】 芦ヶ久保駅→秩父駅(温泉)→最寄駅 |
その他周辺情報 | 【イベント】あしがくぼの氷柱 ・下山先で、たまたま開催初日だったあしがくぼの氷柱を見ました。(400円) https://www.yokoze.org/shisetsu/hyoutyuu/ 【温泉】西武秩父駅前温泉祭の湯 https://www.seibu-leisure.co.jp/matsuri/index.html |
写真
感想
冬は低山シーズンということで、なかなか行くことのない秩父の低山に登りました。秩父は東京から近いようで微妙に行きづらく、個人的にはあまり琴線に触れる山がないので、一人だと踏み入れることのない山域です。
今回の行程は、名郷バス停から前武川岳、武川岳、焼岳、芦ヶ久保二子山(雄山・雌山)と登り、下った後はあしがくぼの氷柱を見てから帰る計画です。前々日の降雪の影響が心配だったので、チェーンスパイクと軽アイゼンを持参しました。
当日の天気は雲ひとつないピーカン。どうせならもう少し眺望の良い山を選べば良かった気がしますが、それは結果論なので仕方ない。
基本的に樹林帯歩きのため、直射日光は当たらず、道も広くて歩きやすい。ただ、その分眺望は期待できません…。ひとつ目のチェックポイントの天狗岩という岩場は、男坂か女坂を選べます。男坂を選び、一旦トレッキングポールを収納して一瞬だけ岩場登りを楽しめました。
この日最初のピークは前武川岳、そこから20分ほどで武川岳に到着。山頂には、我々のほかに1名のみ。ベンチは3基ほどありました。下調べ通り展望はあまりなく、武甲山が微かに枝越しに見えました。武甲山と反対方向の、棒ノ嶺や奥多摩の山々のほうが比較的よく見えます。
武川岳で昼食を摂ってから、焼岳に向かって下り始めました。次第に落葉が目立つようになっていきます。場所によっては靴が隠れるほど落葉が堆積しているところもあったので、落葉で滑らないように注意すると同時に、うっかり落葉の下に埋もれた石に躓かないようしっかり足を上げて歩きました。下りがひと段落した後に焼岳への登り返しとなりますが、ここが若干急登。標高差にして100m弱ですが、滑りやすい土質も相まって思いがけず苦戦しましらた。
焼岳に向かうにつれて、武甲山が近くに見えてきます。焼岳山頂は今回の山行では最も景色を楽しめるポイント。眼前に削られた岩肌が痛々しい武甲山がよく見え、その奥には平べったい山容の両神山が見えます。遠くには雪をかぶった浅間山まで見えました。昨年武甲山に登った時に気づきませんでしたが、武甲山の採石場付近は水平に削られてました。このまま削られ続けると、将来どんな山の形になっていくのだろう…。
焼岳から、北方に二つ並んだわかりやすいピークが見えますが、これが二子山(雄岳・雌岳)。雌岳までは特に難所はないが、雌岳から先は滑りやすい急斜面をロープをつたいながら下っていくことになります。ロープを使わずに下ろうとしたら転げ落ちそうになったので、素直にロープをつたっていくのが無難。ロープは割としっかりしたものなので、体重を預けすぎなければ切れたり抜けることは無さそうでした。今回は先日の雪の影響もなく、道が乾いていたからまだ良かったものの、雨・雪の直後には歩きたくない道です。
急斜面の下りを終え、やや倒木が目立つ沢沿いをせせらぎを聞きながら1時間ほど歩くと、西武線が見えてきます。トンネルを抜けて線路の南側に出ると、近くに道の駅果樹公園あしがくぼがあります。トイレを済ませてから、この日から公開開始となったあしがくぼの氷柱を見て、今日の山行は終了。氷柱は水を撒いて作っていたので天然ではありませんでしたが、そこそこ壮観でした。ただ、400円は少し高いかな…。
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