【厳冬期南アルプス】光岳(一泊二日ピークハント)
- GPS
- 19:51
- 距離
- 28.4km
- 登り
- 2,683m
- 下り
- 2,659m
コースタイム
- 山行
- 7:03
- 休憩
- 0:39
- 合計
- 7:42
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
危険な箇所はないがトレースがないと非常にルートが分かりづらいので目印のリボンとか持っていってつけたほうが良さそう |
写真
感想
一富士 二鷹 三テカリって昔から夢に見ると縁起がいいって言われてるけど
その光岳すでに二度敗退してる、今回は三回目の挑戦で第三の目を手に入れたいと思う
一度目の光岳挑戦は沼平駐車場からの茶臼岳経由で光岳のルートを組んだ
一日目は茶臼小屋で泊まり2日目に茶臼岳、光岳の往復の予定だったが吹雪いてて茶臼岳までにした
二度目は今回と同じルートで芝沢ゲートからの一泊だったがトレースなく雪が深い
易老岳に上がるもすでに膝くらいまでのラッセル、ただ稜線沿いは雪が飛ばされて
歩きやすいと思ってたが森林限界超えてない稜線は樹林帯で雪がしっかり積もってる
太ももから腰までのラッセルで全然前に進めなくて諦めた。
そして今回は雪深くても絶対に行くために二泊にした
前夜午前2時くらいに芝沢ゲート駐車場についた、その時すでに駐車場に一台車が止まってた
今回は三連休だから誰かいると思ってたけど早速一台いてくれてラッキー
ラッセルはみんなでした方が楽だ
そして結局朝までに更に2台来た
【登山初日】
朝五時に起きて朝ごはん食べて二度寝して八時くらいにゆっくり出発
今日は易老岳までしかいないと決めてるのでこれでいい
しかも先行してる人のトレースがあり助かる
標高1500mあたりから雪が少しずつ深くなっていくが前年ほどではない
もしかして先行してる人のトレースが光岳できるんじゃないかと期待してたが
まず先行してた2人を追い抜いて、さらに先行してた人が易老岳手前でテント張ってるではないか・・・
結局先頭に立ってしまった、これからが雪が深いのに、こうなったら光岳までトレースつけてやるよ!俺に任せろって気持ちになった。
とりあえず易老岳山頂付近で風よけのいい倒木を見つけたのでその隣にはる
完全に風を遮ってくれるこれほど完璧な立地は初めてだ
テント張ってからは一時間ほど明日のために雪を踏んでおくために
稜線を光岳向けて歩いた、雪は前年程はないにしろトレースないので迷いそうだと思った。
【ふつかめ】
朝五時前に最低限の荷物だけを持って光岳へ向けて出発する
前日のトレースがついてる区間は問題なしで進めたが
それ以降は樹林帯で目印もなくすぐにGPSで確認するを繰り返しで
なかなか前に進めない、少しイライラするがもう俺は子供じゃない!大きな子供だと言われるが
そうじゃないんだ!僕は違うよ!
1人で妄想するのが好きなだけだ
その妄想に浸ってラッセルを繰り返してるうちに
段々トランス状態にはいり時間も空間もすべてが二次元の世界での思考になり
ただ目の前の雪をかき分けて歩くだけのロボットと化してた
そんな歩いてる途中で人工物の看板が出てきたとき
チョモランマでっかい声で、来ちゃったよ、テカリへ来ちゃったよって大きな声で叫んでしまった。
トランス状態が解けた瞬間だ
そしてやっとの事で光岳小屋まで到着、アイゼン脱ぐのが面倒なので冬季小屋での休憩は諦めて
そのまま光岳まで進むがここでもどこ行っていいかわからない
マジマンジなんだよ、激オコだよ、ほんと光岳の冬はなんの目標物もないので
まったくもってGPS見ないと進めない、次来ることはないかもしれないが
ピンクテープ持ってこないといけなかったな
なんとか易老岳から4時間かけて山頂を踏めた
ちょっぴり感動、記念撮影して戻る
易老岳までの戻りの間に昨日会った5人とすれ違う、トレースありがとうと言われる
褒められると弱いんだよな、へへへ
ただ俺のためにラッセルしたんだ、ラッセルした一日とただトレースを歩いた一日では
筋肉鍛えるにはラッセルした方がいい、だから俺の方がみんなに感謝だよ
ラッセルさせてもらってありがとう💛
そしてヘトヘトでテント場にもどり軽くお昼ご飯をたべてテントを撤収
そして4時間かけて下山丁度16時に駐車場へ戻れた
満足した登山だった、またまだ見ぬ山頂を目指して歩きたい
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する