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Yamareco

記録ID: 3907615
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
日光・那須・筑波

群馬栃木国境稜線2,394ピーク

2022年01月06日(木) ~ 2022年01月08日(土)
 - 拍手
GPS
56:00
距離
11.4km
登り
1,267m
下り
1,266m

コースタイム

1日目
山行
5:50
休憩
0:00
合計
5:50
10:00
40
10:40
0
10:40
160
13:20
90
14:50
60
15:50
3日目
山行
0:00
休憩
0:00
合計
0:00
9:00
40
白檜岳
3日目
山行
2:50
休憩
0:10
合計
3:00
9:40
60
10:40
30
11:10
11:20
40
天候 初日:晴れ、2日目:時折薄日は差すもののガス・強風、3日目:晴れ
過去天気図(気象庁) 2022年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
白根隠山の次の南側のピークの南面は岩がちのため、積雪時はスノーシューやワカンをつけたまま下る場合は少し注意が必要です。
また前白根から湯元に向かう際、2325m付近は少し開けており、冬場でトレースがない際などは南東に延びる尾根に誤って入り込まないよう注意が必要と思います。
湯元スキー場から登ります。
年末25日に様子見に来たときはオープン前のため最初からスノーシューでしたが、もう営業中で圧雪されていて歩きやすいです。
2022年01月06日 18:56撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
1/6 18:56
湯元スキー場から登ります。
年末25日に様子見に来たときはオープン前のため最初からスノーシューでしたが、もう営業中で圧雪されていて歩きやすいです。
リフトの下をくぐってゲレンデ外へ。
非圧雪のためスノーシューを着けます。
トレースはなく思ったよりも進めないかもと早くも不安な気持ちが…
2022年01月06日 19:27撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
1/6 19:27
リフトの下をくぐってゲレンデ外へ。
非圧雪のためスノーシューを着けます。
トレースはなく思ったよりも進めないかもと早くも不安な気持ちが…
尾根に乗ったらトレースがありました、ほっ。
帰りに気づきましたが、最近はリフト終点までゲレンデを登って尾根に取り付くのが主流になっているようですね。
2022年01月06日 19:50撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
1/6 19:50
尾根に乗ったらトレースがありました、ほっ。
帰りに気づきましたが、最近はリフト終点までゲレンデを登って尾根に取り付くのが主流になっているようですね。
外山尾根の鞍部に出ました。
しっかりつけられたトレースのおかげで順調です。
2022年01月06日 21:14撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
1/6 21:14
外山尾根の鞍部に出ました。
しっかりつけられたトレースのおかげで順調です。
前白根から見た奥白根、やっぱりいい山ですね。
2022年01月06日 22:23撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
1
1/6 22:23
前白根から見た奥白根、やっぱりいい山ですね。
白根隠山まで来ました。
湯元から奥白根には何度も登っていますが、こっち方面に来るのは初めてです。
2022年01月06日 23:52撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
1
1/6 23:52
白根隠山まで来ました。
湯元から奥白根には何度も登っていますが、こっち方面に来るのは初めてです。
男体山や中禅寺湖がよく見えます。
このアングルいいですね。
今度から前白根まで来たならこっちまで足を延ばそうかな?
稜線上は風で雪が飛ばされるため、よく見定めて進めば猛ラッセルで苦労するということはないと思います。もちろん時折踏み抜きやそれなりにラッセルすることはありますが。
2022年01月06日 23:53撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
1
1/6 23:53
男体山や中禅寺湖がよく見えます。
このアングルいいですね。
今度から前白根まで来たならこっちまで足を延ばそうかな?
稜線上は風で雪が飛ばされるため、よく見定めて進めば猛ラッセルで苦労するということはないと思います。もちろん時折踏み抜きやそれなりにラッセルすることはありますが。
いくつかピークを登ったり下りたりして国境稜線まで到着しました。
2,394mピークを少し下ったあたりです。少し先まで進みましたが、風よけになりそうな樹木が多少なりとも生えているのはこの辺りだけだったため戻ってきました。
この時点では北西(枝に雪がたくさん乗っている右の樹の側)から少し風が吹いていたので、この樹と枝の雪を利用すれば防風ブロックを積むのを多少省エネできるかな、との考えです。風向きが変わっても反対側にも樹があるから多少マシでしょう。
この日はここを幕営地とする!
2022年01月07日 00:50撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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1/7 0:50
いくつかピークを登ったり下りたりして国境稜線まで到着しました。
2,394mピークを少し下ったあたりです。少し先まで進みましたが、風よけになりそうな樹木が多少なりとも生えているのはこの辺りだけだったため戻ってきました。
この時点では北西(枝に雪がたくさん乗っている右の樹の側)から少し風が吹いていたので、この樹と枝の雪を利用すれば防風ブロックを積むのを多少省エネできるかな、との考えです。風向きが変わっても反対側にも樹があるから多少マシでしょう。
この日はここを幕営地とする!
3日目の朝です。
2日目は時折薄日は差すものの、ガスで視界がなく、また強風のため停滞しました。
ちなみにここは携帯(docomo)の電波が入らないのですが、最新の天気図が判らない吹雪の中での停滞はたった1日でも心細いものですね。
2022年01月08日 07:12撮影 by  SO-01M, Sony
1
1/8 7:12
3日目の朝です。
2日目は時折薄日は差すものの、ガスで視界がなく、また強風のため停滞しました。
ちなみにここは携帯(docomo)の電波が入らないのですが、最新の天気図が判らない吹雪の中での停滞はたった1日でも心細いものですね。
テントの様子です。
昨日は風はずっと北西(左の樹の側)から吹いていました。樹がだいぶん防いでくれたとは思いますが、防風ブロックももっとしっかり積むべきでした。
また風の反対側に雪が吹き溜まってしまい、数時間おきに雪かきに出ないといけない状態でした。この写真でも設営したときよりだいぶん埋まってます。
2022年01月08日 07:13撮影 by  SO-01M, Sony
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1/8 7:13
テントの様子です。
昨日は風はずっと北西(左の樹の側)から吹いていました。樹がだいぶん防いでくれたとは思いますが、防風ブロックももっとしっかり積むべきでした。
また風の反対側に雪が吹き溜まってしまい、数時間おきに雪かきに出ないといけない状態でした。この写真でも設営したときよりだいぶん埋まってます。
朝陽が差してきました!
テント内でシュラフに入っていても寒かったので、お日様がありがたいです。
2022年01月08日 07:13撮影 by  SO-01M, Sony
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1/8 7:13
朝陽が差してきました!
テント内でシュラフに入っていても寒かったので、お日様がありがたいです。
皇海山方面がよく見通せますが、今回はここまでとしたいと思います。
2022年01月08日 18:04撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
1
1/8 18:04
皇海山方面がよく見通せますが、今回はここまでとしたいと思います。
風紋が美しいですね。
昨日はテントの中で震えていたのに、こんな景色を見ると冬山はきれいだなあと思います。
2022年01月08日 18:06撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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1/8 18:06
風紋が美しいですね。
昨日はテントの中で震えていたのに、こんな景色を見ると冬山はきれいだなあと思います。
白根隠山まで戻ってきました。
2022年01月08日 18:39撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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1/8 18:39
白根隠山まで戻ってきました。
燧ケ岳もよく見えます。
2022年01月08日 19:00撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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1/8 19:00
燧ケ岳もよく見えます。
前白根から白根を最後に眺めて下ります。
2022年01月08日 19:37撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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1/8 19:37
前白根から白根を最後に眺めて下ります。
外山尾根鞍部に戻ってきました。
ここまでずっとスノーシューでしたが、ここでアイゼンに着け換えます。
2022年01月08日 20:16撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
1/8 20:16
外山尾根鞍部に戻ってきました。
ここまでずっとスノーシューでしたが、ここでアイゼンに着け換えます。
湯元スキー場に下山しました。
最初のほうに書きましたが、ここまでゲレンデを登ってきてここから尾根に取り付くのが多いようです。
お疲れさまでした。
2022年01月08日 21:04撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
1/8 21:04
湯元スキー場に下山しました。
最初のほうに書きましたが、ここまでゲレンデを登ってきてここから尾根に取り付くのが多いようです。
お疲れさまでした。

装備

個人装備
長袖シャツ 長袖インナー ハードシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ アウター手袋 予備手袋 防寒着 ゲイター ネックウォーマー バラクラバ 毛帽子 着替え ザック ザックカバー アイゼン ピッケル スコップ 行動食 非常食 調理用食材 飲料 水筒(保温性) ガスカートリッジ コンロ コッヘル 食器 ライター 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ナイフ カメラ テント テントマット シェラフ カイロ ストック スノーシュー ゴーグル

感想

白根から皇海山縦走の敗退の記録です。
藪漕ぎ好きではないのであまり興味のなかったルートでしたが、コロナで県内の地形図をよく眺めるようになったのと、冬なら藪が埋まっていいのでは、と思っていたところに、少しまとまって山に入れそうだったので、思い切ってチャレンジしてみました。
自粛自粛でめっきり山登りしていなかったのですが、年末の25日に体力と装備のチェックを兼ねて外山尾根だけ登ってみたところ、まあ大丈夫そうかなと思い実施しました。
2日目に風が強くなるのは判っていましたが、樹林帯に入る想定でしたので多少風が強くても大丈夫だろうと思っていました。歩き出してしまえば何とかなったのかもしれませんが、テント内で聞く風の音は恐ろしくガスに包まれた未知のルートに踏み出す気になれませんでした。
またもともと2泊3日+予備日1日の計画でしたので、1日停滞してもヘッデン下山を覚悟すれば縦走できたかもとも思いますが、停滞中にすっかり心細くなってしまい、3日目は天気の良い雪山は気持ちいいなあと思いつつ、そそくさと下山しました。前白根あたりの勝手知ったるところまで帰ってきたころには明らかにテンションが上がっていて我ながら現金だなと思いました。
また厳しい寒さも心が萎えた原因の一つだと思います。一人だとなかなかテント内も暖まらず、シュラフに入っていても寒かったです。ガスも厳冬期用のものを持っていきましたが、なかなか気化せず10分ほど懐で温めてからようやく火がつく状態でした。トラブルというほどのことではありませんが、こういうことが少しづつメンタルを削っていきますね。
そういう訳で、改めて自分の心の弱さを感じた山行でしたが、3日間十分にお山を堪能できて無事帰れてよかったなと思います。

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コメント

お疲れ様でした。最後の前白根の写真ではヘリが写っていましたが、なんでしょうかね。冬山、とても綺麗ですね
2022/1/10 22:42
MojavePointさん
12/25に入山され遭難した方がいらっしゃり、1/6に発見されたものの悪天候のためその日は救助できず1/8に救助されたようです。
その方の生きる力にただただ敬服するばかりです。
2022/1/10 23:05
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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