美ヶ原スノーハイク
- GPS
- 32:00
- 距離
- 6.7km
- 登り
- 129m
- 下り
- 135m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
積雪は約1m、気温は日中-5℃、夜間-12℃程度。ワークマンの防寒ブーツにチェーンスパイクで王ヶ頭を往復しましたが、車道は雪上車で踏まれているので圧雪状態で問題無く歩けました。車道以外を歩くにはスノーシューが必要です。危険箇所はありませんが、王ヶ頭ホテルの雪上車がひっきりなしに観光客を美しの塔への送迎をしているので、轢かれないように注意が必要です。2日目はやはりワークマンブーツで試しにスノーシューを履いてみたところ問題無く歩けたので、重い冬靴はやめてワークマンブーツで牛伏山に登りました。こちらも危険箇所はありません。 |
その他周辺情報 | 山本小屋の展望風呂(美ヶ原高原唯一の温泉)で夜も朝も温まりました。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ハードシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
予備手袋
防寒着
毛帽子
靴
サブザック
チェーンスパイク
スノーシュー
行動食
飲料
水筒(保温性)
レジャーシート
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ガイド地図(ブック)
ファーストエイドキット
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ストック
カメラ
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感想
1月8日(土) 晴れ
今年の初登山は聖と毎年行く北横岳だが、美ヶ原で前泊することにした。
三連休初日の土曜日出発のため渋滞懸念があるので聖の仕事終わりを待って9:25に出発。アクアライン、首都高とも渋滞なし。中央道も渋滞無く、八王子を過ぎるとガラガラになった。正月休み明けなので出控えているのだろうか?
談合坂SAで休憩しようとしたら、その先のトンネルでツララの除去をするのでサービスエリアからしばらく出られなくなる、とのアナウンスがあったのでトイレも我慢して慌てて出発。
初狩PAで休憩したが、2012年12月2日に発生し9人が死亡した笹子トンネル上り線の天井板崩落事故の慰霊碑や慰霊施設があった。2019年に出来たようだが、見たのは初めてだ。合掌。
山に行くのに昼間走るのはあまり無い事だが、大月付近では富士山、甲府付近からは南アルプス、韮崎付近では八ヶ岳、そして諏訪IC付近からは槍・穂高がクッキリと見えて素晴らしい!
今年は多雪なので、諏訪湖SAには雪があった。諏訪湖SAで昼食のラーメンを食べ、岡谷ICで降りて新和田トンネルで美ヶ原に向かう。この周辺の道路はビーナスラインも含めて冬季通行止めが多く、和田宿へのルートは大門街道か新和田トンネルかのどちらかしかない。
和田支所隣のセブンイレブンに寄ってから美ヶ原への登りに掛かる。9km手前から雪道になり、このまま山本小屋まで行けると思いきや、勾配13%の急坂がシャーベット状になっており、登れなくなった。丁度ヘアピンカーブで急坂の下の路肩がかなり広くて平坦だったので、そこでチェーンを装着したらなんなく登れるようになった。
前を走っていた車はゴムチェーンを巻いていたが、登れずに引き返していった。金属チェーンが最強だ。元々使うつもりは無く万が一の為に持って来たが、役に立った。夜間や早朝で凍結していればスタッドレスで登れたと思うけれど。
ふる里館前の駐車場はほぼ満車、14:45に山本小屋に到着。部屋は403号室でバス・トイレ付の6畳だ。バス・トイレは無くても良いのだが、予約時に空いていたのはバス・トイレ付の高い部屋だけだったのだ。
日没まで約1.5時間だが、急いで着替えて王ヶ頭に出発。冬靴を持っては来たが、王ヶ頭までは急登は無いし、圧雪路の車道を歩くので先日買ったワークマンの防寒ブーツ(1,800円)にチェーンスパイクを着けて出発。
天気は夕方間近にも拘わらずピーカン。八ヶ岳、富士山、南アルプス、中央アルプス、北アルプスの展望が素晴らしい!
美しの塔には王ヶ頭ホテルの雪上車2台と大勢の観光客がいた。ホテルの宿泊者を雪上車で送迎しているのだ。雪上車は結構な勢いでピストン輸送をしており、轢かれないように気をつけて歩かねばならない。
牧場の柵がほぼ埋まっている場所もあるので積雪は1m近くあるようだ。雪上車でしっかり踏み固められているはずだが、雪は柔らかくて少し潜る。スノーシューとどちらが楽かは?だが。
45分で王ヶ頭に到着。気温は-8℃。槍・穂高が素晴らしい。11月も12月も天気は良かったが、やはり雪の季節が一番美しい。
風が出て来たので直ぐに引き返したが、美しの塔に着く前に日没になった。日没後のオレンジ色の空も素晴らしい。美しの塔に着いた頃には気温は-12℃まで下がったが、ワークマンの防寒ブーツは快適だった。これは優れものだ。モンベルなら1〜2万円するので1,800円はコスパ抜群だ。
18時から夕食。12/3は4人で貸切だったが、今夜は35人で大賑わい。カーテンで仕切られた部分も開けられて食堂は1.5倍くらいの広さになっている。夕食は「雉鍋」。雉肉は初めてだがなかなか美味しい。特にスープの味が良い。鍋の他にサーモンの刺身、川魚の甘露煮、もずく、漬物、五平餅など。五平餅は自分で焼く方式だ。
12月に泊まったので山本小屋から年賀状が届いており、持参するとお銚子1本サービスなのだった。熱燗は聖に飲んで貰った。ユニークなのはリンゴで、まるごと2個にナイフが添えられている。満腹になったのでリンゴは後で食べることにして持ち帰った。
夕食後はヒートテックを着てダウンジャケットとダウンパンツを穿いて美しの塔に行ったが、生憎雲が出てしまい星空は十分には見えなかった。
宿に戻って温泉に浸かり22時頃就寝した。
1月9日(日) 晴れ
6:00起床。ファンヒーターはタイマーで消えており、室温4℃だが寒くは無かった。
朝食前に美しの塔に行き、日の出を見た。insta360で日の出のタイムラプスを撮ろうとしたが、何故か起動しなかった。低温のせいだろうか?
素晴らしい快晴で綺麗な日の出を見る事が出来た。八ヶ岳と南アルプスはクッキリ見えるが、北アルプスは雲で隠れている。
小屋に戻って7:30から朝食。サラダ、焼き鮭、目玉焼き、納豆など12月とほぼ同じだが、とても美味しい。
北アルプスの雲が多いので王ヶ頭に行くのはやめにして、牛伏山に登ることにした。ワークマンのブーツは柔らかめなので、スノーシューを履いてうまく歩けるか試してみたら問題無かった。
ふる里館まで車で行き、夏道の登山口から登る。トレースはたくさんある。10分ほどで牛伏山の山頂に到着した。山頂は展望台になっていてなかなかに展望が良い。美ヶ原全体が俯瞰出来てなかなか良い。
小屋に戻ると駐車スペースが無くなっていたが、小屋の関係者らしい人が自分の車の後ろに止めさせてくれた。彼は写真家とのことで、天の川の撮影をしたいと言ったら彼の撮った天の川の写真を見せてくれた。天の川の適期は5〜6月とのこと。8月も良く見えるが、縦になってしまい絵的には斜めになった5〜6月の方が良いとのことだ。
チェックアウトの10時まで30分しかないが、ドボンと温泉に浸かってからチェックアウトした。出発時は小屋の前にたくさんのスノーモービルがあった。小屋のレンタルらしい。私有地なので免許は無くても良いらしい。さっきの写真家のスタッフがスノーモービルに跨がったポーズで写真を撮ってくれるとのことで、お願いした。
帰りは雪の無くなったところでチェーンを外した。路肩に駐車スペースがあり、山本小屋のマイクロバスが停まっていた。
ランチは11月12月に続いて3ヶ月連続でHikoへ。いつもはオムライスだが、今回はパスタにしてみた。野菜たっぷりのペペロンチーニで美味しかったが、1,600円で1,300円のオムライスの方がコスパが良く、味も好みだ。
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