再び鎌倉街道上道第5日目（狭山市〜武蔵嵐山）

2022年01月15日(土) [日帰り]

• GPS: 07:48
• 距離: 37.0km
• 登り: 101m
• 下り: 114m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:29
• 休憩: 0:20
• 合計: 7:49

7:06 狭山市駅
7:13 7:18 慈眼寺
7:18 7:19 御幸二芝桜公園
7:24 7:27 入間川八幡神社
7:33 7:33 徳林寺
8:05 8:07 影隠地蔵
8:26 8:26 智光山公園
9:09 9:11 霞野神社
11:49 11:50 今宿八坂神社
12:16 12:16 鳩山町中央公民館
12:59 13:01 笛吹峠
14:15 14:19 菅谷館跡
14:55 武蔵嵐山駅

狭山市駅出発　　7:06
武蔵嵐山駅到着　　14:55
歩行時間 7時間48分(休憩時間を含む)
歩行距離 36.9km
高低差 100m
歩数 47130歩

天候

晴れのち曇り

アクセス

利用交通機関：

電車

西武線狭山市駅〜東武線武蔵嵐山駅

写真

1/15 7:06

再び鎌倉街道上道第5日目。西武新宿線狭山市駅です。前回の続きを歩きます。

1/15 7:15

慈眼寺。

1/15 7:18

境内裏の黒焦げ地蔵。入間川宿の遊女たちの信仰厚く、線香や蝋燭の灯りのススで黒焦げになってしまったそうです。

1/15 7:25

狭山八幡神社。元弘3年（1333）新田義貞が鎌倉幕府攻略の折、勝利を祈願しました。

1/15 7:26

本殿の彫刻が素晴らしい。

1/15 7:26

境内の新田義貞駒繋ぎの松。祈願した際愛馬を繋いだ松。

1/15 7:33

徳林寺。新田義貞の入間川合戦時に本陣を置いた場所。

1/15 7:33

境内の六角地蔵堂。安置されているのは延命耳地蔵尊。 河原から穴の開いた石を探して紐を通し願掛けすると耳が聞こえるようになるのだそうです。

1/15 7:46

清水八幡宮。木曽義仲の嫡子儀高を祀っています。義仲が頼朝に討ち果たされると、儀高は身の危険を感じ従者と逃亡しましたが入間川原で討ち取られました。

1/15 7:50

富士山。

1/15 7:41

新富士見橋で入間川を渡ります。昔は八丁の渡しで舟で渡っていました。富士山見えます。

1/15 8:03

奥州道交差点。奥州に通じるルートがあったのだろうか。

1/15 8:06

石橋供養塔道標。正面に「西 八わうじ道」

1/15 8:06

「南江戸道」

1/15 8:06

「北小川道」

1/15 8:05

影隠地蔵。儀高が地蔵の後ろに隠れ難を逃れたそうです。

1/15 8:45

鎌倉街道交差点。千人同心街道と交差します。2回完歩しました。従ってここに来るのは4回目です。

1/15 8:49

この切通しの道は鎌倉街道の「堀割状遺構」だそうです。

1/15 8:51

鎌倉街道上道碑。

1/15 9:02

駒形神社。高麗王若光（こまこきしじゃっこう）によって霊亀2年（716）に創建。

1/15 9:03

ここの本殿の彫刻も素晴らしい。

1/15 9:10

霞野神社。このあたりは女影（おなかげ）ケ原と呼ばれていました。

1/15 9:09

女影ケ原古戦場跡碑。建武2年（1335）北条高時の子時行は兵を挙げ鎌倉を指して進撃し,ここの合戦で足利直義の軍を破り、更に小手指原、府中、そして井手の沢での決戦にも時行方の勝利となり、鎌倉を占領しました。

1/15 9:22

JR川越線の「鎌倉街道踏切」。

1/15 9:23

廻国供養塔と板碑。

1/15 9:35

この真っすぐな道は旧道ではなく旧陸軍高萩飛行場跡。真っすぐなわけだ。

1/15 9:43

旭ヶ丘神社。

1/15 9:43

高萩飛行場跡碑。

1/15 10:09

鎌倉街道上道説明板。

1/15 10:14

国謂地祇（くにいちぎ）神社。難しい名前の神社だなあ。

1/15 10:14

獅子舞で有名らしい。

1/15 10:34

堀割状の古道。草道です。

1/15 10:40

古道はこの先行き止まり。

1/15 10:45

再び古道へ。

1/15 10:46

古道っぽくなってきました。

1/15 10:49

ここを古道が通っていました。

1/15 10:50

今は荒れて進めません。

1/15 10:53

これぞ鎌倉古道です。

1/15 10:54

ほら。

1/15 11:01

ここにも。

1/15 11:12

川角古墳群。7世紀初頭ごろの築造で38基の円墳があるそうです。

1/15 11:20

崇徳寺（すうとくじ）跡。

1/15 11:17

延慶の板碑。崇徳寺跡から移設。延慶3年（1310）の銘。高さ3m。見事な板碑です。

1/15 11:17

1/15 11:18

1/15 11:26

鎌倉街道遺跡標柱。

1/15 11:26

この道が鎌倉街道上道の道筋であると書かれています。

1/15 11:28

古道はもうすぐ終わりです。

1/15 11:30

古道はここで途切れます。

1/15 11:47

常夜燈。

1/15 11:49

蝋梅。早く春がこないかなあ。

1/15 11:50

八坂神社。

1/15 12:03

赤沼供養塔。

1/15 12:03

右隣に小さな道標があります。刻まれている文字は正面に「川越道　小川道」とあり、側面に「赤沼入口」。

1/15 12:16

鎌倉街道説明板。

1/15 12:46

羽黒堂。昔、お歯黒をつけた大将の首を埋めたので羽黒となったとか、家来にはぐれたために射られた大将の首を埋めたので「はぐれ」となったとかの2説の伝承があります。

1/15 12:50

板碑三基。

1/15 12:59

笛吹峠に到着。

1/15 12:59

正平7年（1352）新田義貞の三男義宗は足利尊氏と戦ったが、最終的に笛吹峠で敗れ、越後へ落ちて行き、尊氏は関東を制圧。この戦いで宗良親王が笛を吹いて敗戦の心の乱れを静めたことから、笛吹峠と呼ばれるようになったそうです。

1/15 13:12

林の中に鎌倉古道発見か？

1/15 13:17

将軍沢集落。平安時代初期、坂上田村麻呂が奥州征伐の途中に布陣した地と伝えられています。

1/15 13:20

明光寺の「阿弥陀三尊種字板石塔婆（板碑）」。

1/15 13:20

1/15 13:25

将軍塚碑。

1/15 13:27

将軍神社。征夷大将軍坂上田村麻呂を祀ったもの。

1/15 13:33

縁切橋。

1/15 13:33

坂上田村麻呂が軍勢を引き連れてこの地に滞在。そこへ、将軍の奥方が京都から訪ねてきたが、田村麻呂は 「大命を受けた我に妻女が来るとは何事だ。今より縁を切る」と宣言。以来、この橋は「縁切橋」と呼ばれているらしい。

1/15 13:38

安養寺山門。江戸時代後期造営。

1/15 13:38

1/15 13:42

源義賢の墓。義賢は木曽義仲の父親。源為義の次男で源頼朝・義経の叔父にあたります。

1/15 13:42

1/15 13:47

大蔵神社。この周辺は平安末期に源義賢が館を構えていた場所。

1/15 13:47

1/15 13:46

大蔵館跡碑。

1/15 13:54

向徳寺。

1/15 13:55

境内の板碑群。これだけ板碑があると感動しますね。

1/15 13:55

1/15 14:03

蛇坂の水神塔。

1/15 14:15

菅谷館跡。源頼朝の家来畠山重忠の館跡。菅谷城跡。

1/15 14:17

畠山重忠像。畠山重忠は鎌倉幕府創設に多大に貢献し、宇治川の合戦や一の谷の合戦、奥州藤原氏の征討などで多くの手柄をたてたが、頼朝の死後、北条氏の陰謀により二俣川で謀殺されました。大河にも出てくるでしょう。

1/15 14:18

土塁と空堀。

1/15 14:18

本郭跡。

1/15 14:52

東武線武蔵嵐山駅。今日はここまで。

撮影機器：

iPhone XS Max 64GB SIMフリー Apple

感想

onody

再び鎌倉街道上道第5日目。
狭山市駅から武蔵嵐山駅まで歩きました。
現存する鎌倉街道を探しながら歩きました。林の中に凛と立つ延慶の板碑と再会し感激しました。

コメント

しー

onody:さん
お疲れ様でした。
古道、特に切通しが残っていると私はとても嬉しくなります😊(ずっと残ってほしいです)
　板碑につきまして、onody:さんのレコを拝読する以前に飯能市で偶然見て不思議な「何だか気になるもの」になっていました。
こんなに残っているのですね。
今回もステキな学びの多い古道の記録をありがとうございます！また楽しみにしております。

私が見た飯能の板碑です↓ご参考まで🙇
西光寺板石塔婆(飯能市有形文化財)
〒357-0124 埼玉県飯能市原市場
https://g.co/kgs/4d6yE2

onody

ありがとうございます。板碑が好きで鎌倉街道上道を再び歩いています。応援よろしくお願いします。