記録ID: 3922102
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雪山ハイキング
槍・穂高・乗鞍
十石山 一粒で二度おいしい?!
2022年01月16日(日) [日帰り]
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体力度
3
日帰りが可能
- GPS
- 07:02
- 距離
- 8.8km
- 登り
- 1,077m
- 下り
- 1,078m
コースタイム
天候 | 晴天のち雪、時々暴風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
本日は観光案内所付近の駐車スペースが満車となっており、仕方なく林道脇のスペースに路肩駐車しました。 林道のスタート地点の駐車スペースは4台ほどで一杯になりますのでご注意を。。。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
☆積雪期の降雪状況は日々刻々と変化しますので、レコの内容はご参考程度にお願いいたします☆ 【コース状況】 ●最初の取り付きからしばらくは急登。ジグを切ってあるトレースがしっかりと続いていました。スタートしてすぐに一部分だけトラバースラインを通過します。雪の柔らかい時などは、踏み抜き等により転落する恐れもありますので注意。 ●本日は1800m付近まで前日の登山者であろうしっかりとしたトレースが付いていましたが、そこで途絶えています。1800m以降の平坦な樹林帯から先は全てBCスキーのトレースしかなく、大変沈みやすい深い雪に難儀しました。 樹林帯は尾根の芯が分かりにくく、暴風時や濃霧時には道迷いに要注意です。冬季はピンクテープも夏道も当てになりませんので、GPSなどで位置確認を怠らない方が無難です。 ●平坦で長い樹林帯後は再び若干の登りとなります。ここの部分が最も雪深く、我々の力では100m通過するのに30分を要しました。 ラッセルによる体力低下や疲労からくる低体温などに注意。 ●山頂直下2400m付近からは広い尾根となり、木々もまばらとなります。濃霧時や暴風時には方向性を見失いますので、必ずGPSなどで位置確認を怠らない方が良いでしょう。 山頂三角点付近には、棒のようなものが建っていました。道迷いと低体温症に要注意。 |
その他周辺情報 | 【下山後温泉】 ●竜島温泉 せせらぎの湯 泉質がヌルヌルスベスベするような泉質で美肌効果がありそうです。内湯と外湯がありますが、女性の方は外湯は少し手狭でした。 コロナ禍で最大25人までの入場制限を行なっています。 大人520円也 https://ryushima-onsen.jp/ 【下山後ご飯】 ●レストラン十字路 上高地方面から帰る時にはほぼ必ず利用するレストラン。上高地方面からのお店が少ないという理由もありますが、量も質も悪くないお気に入りの洋食屋さんです。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ハードシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
予備手袋
防寒着
ゲイター
毛帽子
靴
ザック
輪カンジキ
アイゼン
スノーシュー
行動食
非常食
水筒(保温性)
地図(地形図)
コンパス
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
ファーストエイドキット
常備薬
ツェルト
ストック
カメラ
|
---|
感想
乗鞍岳を始めとする北アルプス南部の大展望で知られる十石山。土曜日に登れていたら大展望だったのでしょうが、日曜日はお天気下り坂。それでも早朝から雲一つない青空にフカフカの白い雪の中に聳え立つカラマツと白樺の群生林のコラボレーションに心は踊りました(^^)
序盤の3分の1までは前日の踏み跡もバッチリなウキウキ気分のハイキングでしたが、途中の平坦地で登山者の踏み跡は終了。。。そこから先はスキーヤーのみが登っているトレースばかりで、ほぼ我々が踏み跡を作るために登るようなものでした。
ラッセルが始まると同時に、一気に周辺の山々が雲に飲まれていき、あっという間に十石山周辺も雲の中へ。
何度も撤退を考慮しましたが、ラッセル続きの割に身体も動くし寒さもない。と言う感じで騙し騙し登っていきつつ、最後の200mほどは暴風の中を強行登山してしまうと言う、あまり褒められた内容ではないピークハントとなりました(・・;)
1日の中で晴天のトレースバッチリお気楽ハイキングと、暴風のGPS頼り忍耐登山にフルラッセルまでついて‥と、かなり充実した雪山を満喫して帰って来れました。まさに一粒で二度、三度おいしいとはこの事だなぁって(^.^)
ちなみにこの時期は十石山は完全にBC向きのお山だ!と言うのが本日の感想です。雪深くフカフカで何よりも登り返しもないダラダラと上げて行くだけの標高。次回機会があったら絶対にスキーで登りに行きたいと思います。
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コメント
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土曜日だったら 雪が沈降してないのでもっとラッセルだったと思われますよ😁
雪、多いのか例年通りなのか??TVでは騒いでますけど『降る年はこんなもんじゃない?』って言うのが地元民の正直な感覚かも知れないです😅
ここはお手軽BCにはとても良いお山ですよ✨マッタリ遠征する際にはぜひご検討くださいませ(^^) 樹林帯は雪重くなるとかなり地獄っぽい雰囲気ですけどね😅本気のスラロームの練習にはなりそうです🤣
ラッセル&暴風お疲れさまです。1800mからラッセルとはソロなら即座に退散ですね。
登頂とはさすがですね。行かれたら、この斜面いいねとか、言ってるだろうなと思ってましたが、真っ白でしたか。やはり厳冬期の登頂は大変でしたね
せせらぎの湯の無料ドリンクは、まだありましたか?りんご🍎ジュースがお薦めですね😊
せせらぎの湯の無料ドリンクはまだありました✨えー!りんごがオススメだったんですね。りんごと迷ってレモンにしちゃいました〜。りんごも飲めばよかったです。。。せせらぎの湯は絶対にリベンジします♡
昨日、群馬、新潟、福島の県境の山に登っていたけど、新潟、北方面はみるみると雲の下になっちゃってたもんなー。
十石山は去年3月末ごろ、スキーに行きましたが、樹林帯の下りがもう超絶、悪雪急斜面でたまらなかったので、今期はもう少し早めに滑ってみようかと。晴れてる日に穂高の大展望を見に一緒にスキー行きましょう。
やっぱりねー、樹林帯を歩いている時の雪の重さからして、1月の厳冬期でこの重さだから、ここで滑るには今がベストシーズンだなって思ったんです。スライドand抜かされた方々は全員スキーヤーでした。上はかなり天国のパウダーも多そうだったけど、疎林が少ないから気持ちいいのは一瞬でもかも知れないね😅
気が向いたらご一緒させていただきます💦
お疲れ様でした。
一昨年行ったとき、スキーヤーのトレースを辿らせてもらったのですが、
スノーシューでどうしても沈んで沈んで体力消耗したのを思い出しながら拝見しました。
樹林帯を抜けたら元気が出ましたが、このお天気の中、お二人さんの体力と精神力の強さを感じました。
改めてhapiraさんのスゴさを思い知りましたよ〜😆あのスキーヤーのトレースしかない所を1人でラッセルだなんて、なんてすご足&パワフルウーマン✨ スノーシューとはいえキツかったはずですよ〜。
ところで今回の下山後温泉はhapiraさんレコを丸パクリさせていただきました(^^) 白骨温泉の日帰りがやってなくて。。。hapiraさんはどこに行ったのかな〜って思って覗きに行くと、せせらぎの湯だったので真似させていただきましたよ♪♪ 良いお湯でした〜♨️
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