初登山は越百山テント泊。


- GPS
- 32:00
- 距離
- 13.8km
- 登り
- 1,747m
- 下り
- 1,738m
コースタイム
伊奈川ダム駐車場8:25-9:45福栃橋9:55-13:15見晴台13:25-16:50越百小屋
2日目
越百小屋7:20-9:35越百山10:25-11:10越百小屋13:15-16:25伊奈川ダム駐車場
小休止多数。
天候 | 1日目 雪のち晴 2日目 晴ときどき曇 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
林道は凸凹が多く、車高の低い車はやや神経を使いそう。 積雪時は四駆でないと厳しいかも。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
■積雪状況 林道は足首くらい 標高2000m付近からは腰ラッセルもあり(自分はほとんどしてませんが) ワカンまたはスノシュー必須。 アイゼン・ピッケルは未使用だが山頂付近はアイゼンがないと厳しい状況もあるかも。 ■冬季小屋 越百小屋は登山道から来て手前右側の小さい小屋が冬季小屋らしいですが、入口は雪で埋まっていた。 頑張って1-2mくらい雪を掘れば使えるかも?? ■温泉 せせらぎの四季 http://www.kiso-spa.com/ 循環 700円 |
写真
感想
今年は30日まで働いており、年賀状書いたりして初日の出登山が出来ずじまい。
一応車山と竜ヶ岳付近へ行き散策はしましたが、レコ残すほどのものはありません。
2日からは仙丈に行くか、越百山行くか悩みましたが、仙丈だとモルゲンアーベンが見るのが大変なのと、3日間行程になってしまう。
4日は天気が微妙そうだし悩んだ挙句、越百山に決定。早朝、降雪する中を19号から伊奈川ダムへ。
元旦から入っている人がいるかと思いきや、登山口に近づいていくと、どんどん轍の後が減っていき、最後は1台分だけに。
7時すぎ、駐車場は一台だけ。大変なラッセルになるかも‥
しかも降雪がひどくなってきたので様子見。結局出発は8時すぎ。
林道も積雪が深く、久しぶりの20kgオーバーの装備で早くも気持ちが折れてきた。
やっぱり帰るか?もしくは小屋前でビバークするかなぁーと思いつつ登る。
が、下のコル辺りからちょっと前向きに。先行パーティによりトレース&ラッセルが大変助かりました。しかし天候回復は予想より遅い‥
展望台に13時、小屋付近にテントは張れる目処がつき、明日が予想どおり晴れることを祈りながら登る。
2000m付近から急登、先行パーティが見えてきた。パーティが休憩中にやっと追いつく。
しかしここが非常に雪が深く、先行しようにも上手く進めない‥
そうこうするうちにパーティの休憩が終わり、パーティのラッセル要員として加えていただき、交代しながら進む。
小屋裏のピークをすぎ、小屋へ降りていく。夏道は巻いているため、小屋への道は難儀した。
アーベンロートが始まっていたが、見晴の良い場所がなく、無念。
やっと小屋を発見したが、冬季小屋入口が分からず。どうも手前が冬季小屋らしいが雪で埋まっている。
日もほぼ暮れおり、テント泊。風が避けれそうな倉庫と倉庫(?)の間の影にテントを張った。
久しぶりの重荷とほんの短い区間のラッセルでも疲労困憊。明日もラッセルだろう、山頂近辺でのモルゲンは諦める。
夜は寒かったがストーブをつけると暖かい。火の恩恵に感謝し、ビールをがぶがぶ飲み21時半頃に就寝。
翌日、モルゲンの未練たらたらで4時に起きるが、寒さでシェラフから出られず‥。
結局二度寝。6時に写真を撮るため外に出るが長時間持たず、またシェラフへ。
ぬくぬくとご飯をたべ、7時すぎにテントを出発。すでに昨日合流したパーティは先行していた。
またラッセルしてもらっており、申し訳ない気分。しばらく進むと追いつき、自分もほんの少しラッセルさせてもらう。
ラッセルもパーティだとやはり断然楽だ、たくさんの目もあり、ルート補正も利き易いです。
お気楽マイペースな黙々ラッセルも好きですが。
稜線に出ると、恵那山〜御嶽山〜乗鞍岳〜笠槍穂が綺麗でした。
最後の登り50-100mは早朝だとアイゼンが必要な場合もありそうですが、ワカンでもなんとかいけました。
山頂からは南アルプスが美しい!ぽっかり出た富士や南駒ヶ岳も綺麗でした。写真撮影に耽る。
しかし稜線は風が強く、南越百山へ行く気は失せた。寒さでiphoneは何回も落ちた。
パーティの方々は南駒ヶ岳へ向かうとのこと、自分は今日下山したかったので、下山へ。
下山していくと、日帰りの単独の方と会う。ラッセルしてあるとは言え、良いペースだ、羨ましい。
挨拶し、マイペースに写真を撮りながらだらだら下山。テントに到着。
すぐに撤収しようかと思いましたが13時半に下山開始すれば良いかと、まったり読書し、昼食。
テント撤収にかかると、どこかで見たことあるパーティが挨拶して撤収していく。
よく見ると南駒ヶ岳へ向かった方々でした。あの後撤収し、テントに戻ってきていたようです。
テントを撤収し、下山へ。(と言っても最初に登りが少しある)ここでもう一人、単独行の人と会う。
この方はスノシューをはいていた。自分もスノシューか悩んだが‥スノシューならもう少し楽だったかも?
登りきると少し展望の良い場所があり、撮影休憩。すると単独の方が下山し追いついてきた。
この後、上のコル付近でワカンの止め紐が一部なくなっているため歩きにくくなり、修理中に単独の方は先行。
できれば登山口まではワカンで行きたかったので、だましだまし歩く。
やっと登山口に着くと、昨日のパーティも休んでいた。
ワカンをしまい、あとは坪足で駐車場へ。肩が痛い、汗もかいたので温泉へ。
温泉は「せせらぎの四季」へ。スキー客で大混雑していたが、駐車場待ちに並ぶと、すぐに空いた。
しかし循環温泉と知り、ショック。かけながし温泉はどんどん減るなぁ‥
土日はどこに行こうか悩みつつ、とりあえず松本へ向かったのでした。
ということで久しぶりの中央アルプスでしたが、冬山装備でテント背負うと全然ダメですねー。
先行パーティの方々のラッセルに本当に助けられました。
厳冬期は日帰り中心が良いなぁーと思いつつも、朝夕に稜線付近にいける山にまた行きたいと思います。
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