鳳凰山 鳳凰三山初日の出縦走登山 夜叉神から薬師岳・観音岳・地蔵岳・御座石鉱泉

2013年12月31日(火) ~ 2014年01月02日(木)

• GPS: 52:00
• 距離: 17.2km
• 登り: 1,835m
• 下り: 2,131m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:33
• 休憩: 0:25
• 合計: 5:58

7:52 夜叉神峠登山口
9:12 9:16 夜叉神峠
9:17 夜叉神峠小屋
11:00 11:05 杖立峠
11:38 11:52 名の無き広場
13:16 13:18 苺平
13:50 南御室小屋

2日目

• 山行: 6:30
• 休憩: 2:00
• 合計: 8:30

5:00 南御室小屋
6:20 7:00 砂払山
7:10 7:50 薬師岳小屋
8:10 8:15 薬師岳
9:25 9:30 鳳凰山（観音岳）
11:40 アカヌケ沢の頭
12:00 12:30 賽の河原
13:30 鳳凰小屋

3日目

• 山行: 4:45
• 休憩: 0:00
• 合計: 4:45

6:00 鳳凰小屋
10:45 御座石鉱泉

昭文社夏山コースタイム
1日目：5時間30分　　2日目：4時間15分　　3日目：3時間30分

天候

1日目　晴れ

2日目　曇りのち吹雪

3日目　小雪のち晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

今回は鳳凰三山縦走のため、1台を下山地である御座石鉱泉に置き、もう一台で夜叉神へ向かい、下山後に回収しました。

当日は御座石鉱泉への道は通じていましたが、凍結がひどく最後まで登れませんでした。夜叉神への道は整備が行き届いていて楽に登ることが出来ました。

コース状況／危険箇所等

夜叉神駐車場〜夜叉神峠
トレースというよりも、よく踏み固められた雪道という感じで、アイゼン無しでも楽々と歩けました。

夜叉神峠〜南御室小屋
同じようにほとんどの区間でよく踏み固められたトレースが付いており、楽に歩けました。

南御室小屋〜薬師岳小屋
少し雪が深まりましたが、ほとんどの区間ではっきりしたトレースが付いていました。薬師岳小屋手前の丘への登りは急な雪の斜面が有り、ピッケルを用いての直登箇所を乗り越えます。

薬師岳小屋〜薬師岳
小屋から少し下ると、雪の多い斜面を直登します。雪が深く登りにくいです。その後は雪が飛んだ斜面を登っていきますが、かなりの強風に吹かれ、何度も足を止められました。

薬師岳〜観音岳
全体的には雪が飛んでいる部分が多くて岩が出ている稜線になります。アイゼンをつけたままでの岩の斜面のアップダウンはきついです。

観音岳〜賽の河原
引き続き雪の少ない稜線歩きが続きます。アカヌケ沢からは雪の深い斜面を下り、賽の河原に到着します。

賽の河原〜鳳凰小屋
白砂の斜面は凍結箇所が多く、滑らないように気をつけながら下ります。また、所々新雪の深い箇所も現れ、腰まで雪に埋まることもありました。地蔵岳以降は全体的にトレースは薄めです。

鳳凰小屋〜御座石鉱泉
前半は前日夜からのトレースの薄い新雪を何度も膝まで埋まりながら下っていきます。前半はあまり標高がおちないだらだらとした道になっています。
後半に標高が下がってくると、登山道を楽に下っていけるようになりますが、標高1800mを下回ってくると、完全に岩と砂の道が増えてアイゼンを外しましたが、雪が溶けて凍結している箇所に注意が必要です。

写真

1/7 8:00

御座石に車1台を置いて夜叉神に向かう途中、韮崎の町から夜明けの富士山を撮りました。

1/7 8:00

山の周囲が赤くなります。

12/31 7:49

夜叉神の登山口に着きました。車も登山者もかなり多かったです。

1/7 8:01

夜叉神峠に着きました。向こうには白根三山から南へ続く稜線です。

1/7 8:01

夜叉神小屋です。

12/31 9:13

1/7 8:01

少し雲がかかって残念ですが、白根三山の峰々です。

12/31 11:00

杖立峠につきました。

1/7 8:01

登りはまだまだ続きます。

1/7 8:02

1/7 8:03

南御室小屋です。

1/7 8:03

1/7 8:33

eveさんの今日の宿です。

1/7 8:33

北岳の稜線です。

1/7 8:33

1/7 8:34

間ノ岳です。

1/7 8:34

1/7 13:21

農鳥岳です。

1/7 13:21

白根三山が暮れていきます。

12/31 17:06

ちょっと設定を変えて撮ってみました。

12/31 17:19

1/7 13:21

1/7 13:22

南御室小屋のビーフシチューの夕食です。とってもおいしかったです。

1/7 13:22

1/7 17:17

南御室小屋を出発します。

1/7 17:17

砂払山でご来光を待ちます。

1/7 17:17

何とか富士山も見えています。

1/1 6:58

ついに来ました。2014年のご来光です。アルプスの上で初めてです。

1/7 17:18

最高峰観音峰の山頂です。

1/7 17:18

ガスが濃くなってきてこの後吹雪になりました。

1/7 17:18

かすかにオベリスクが見えています。

1/7 17:18

地蔵岳の根元賽の河原で休みます。

1/7 17:18

完全に吹雪です。

1/7 17:19

鳳凰小屋について、あったかい食べ物を作ります。
年越しそばです。

1/7 17:19

年越し山菜そばになりました。

1/7 17:19

1/7 17:19

鳳凰小屋からだいぶ下ってきました。

1/7 17:19

昨日とはうって変わった晴れ間に富士山も顔を覗かせます。

1/7 17:20

御座石の少し上のダム付近には崩落地がありました。

1/2 10:45

御座石鉱泉に着きました。

1/7 17:20

帰りに八ヶ岳PAから撮った甲斐駒ヶ岳です。

1/2 16:26

八ヶ岳最南部の峰々

1/2 16:27

1/7 17:20

撮影機器：

PENTAX K-5 II s PENTAX

感想

エスプリ

これまで下半身の血行の弱さから、冬山には足を向けていませんでしたが、今回強い誘いを頂いたことから、一気に冬山装備を揃えて参加しました。

行き先が冬山アルプスとしては初心者向けの鳳凰山夜叉神峠であるため、南御室小屋までの道のりは、しっかりと踏み固められた雪道ばかりでとても楽なものでした。

南御室小屋からはピッケルを用いての斜面登りや、アイゼンを付けたままでの稜線の岩場歩きなど初心者故の苦しい部分も多かったですが、余裕のある行程だったためなんとか歩ききることが出来ました。

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コメント

aknote

ご無沙汰しております
遅れ馳せながら明けましておめでとうございます。
この所espritさんのレコが更新されず少し気がかりでしたが、
ご息災なようで何よりです。
お互い今年もつつがなく楽しい山行が出来ることを願っています。