テラマエ・ロマエ(段ヶ峰)
- GPS
- 05:54
- 距離
- 12.1km
- 登り
- 843m
- 下り
- 853m
コースタイム
- 山行
- 5:22
- 休憩
- 0:30
- 合計
- 5:52
天候 | 晴-曇 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
雪の具合でコンディションは大きく変わりますので、あくまで今日の状況です。 【登山口-達磨ヶ峰】そこそこ急な登りです。雪は道の脇にはしっかり、真ん中はうっすら。トレースはしっかりついています。私はチェーンスパイクを履きましたが、ノーアイゼンでもとりわけ問題はなさそうです。ただ、下りの時間帯では雪が溶けてきてぐずぐずの滑りやすい状態でした。 【達磨ヶ峰-フトウガ峰】結構距離が長いです。道はほぼ雪に覆われています。前日のラッセルのおかげで、トレースは完璧です。坂が急なところ(特に最低コルを過ぎてから)以外は踏み抜きはありませんが、フトウ山頂直前は新雪が目立ちました。 【フトウガ峰-段ヶ峰】踏み抜く箇所が多く、道端にポールを刺したら1メートル近く刺さりました。ワカン・スノーシューがあれば履いた方が楽だと思います。トレースは完璧です。多少のアップダウンはありますが、斜度は大したことありません。むしろ足元の状況で苦しみました。 |
その他周辺情報 | 生野銀山は大人900円。坑道外コースは雪が積もっていて、サンダルに履き替えていたのを、再び山靴に戻しました。響の湯は500円ですが、JAF割引で100円安くなります。準天然温泉だそうで、露天もありませんが、結構熱くてよく温まりました。 |
写真
感想
最初にタイトルですが、段ヶ峰の計画を立てていた際、段ヶ峰の近くにJRの寺前駅があって、そうなると、近くに銭湯があれば入りたいなと思ったのですが、ご賛同頂ける方はおられますよね? 興味ない、響の湯は寺前にはない、そもそも文法が間違っている、などの突っ込みはどうぞご自由に。
本当は霊仙山を考えていたのですが、朝起きて前日のレポートを見ると、「今畑の登山口まで入れない」という情報だったので、今回は回避しました。一方、以前から行こう行こうと思いつつ、天候やメンバーの都合などで毎回流れ、初めてともしさんのレポートで見てからはや3年半の段ヶ峰。昨日の予報では10時から曇でしたが、今朝の予報では12時まで晴。しかも、NOBUさんの昨日のレポートで、「6時間のラッセル完了」とのことであり、ここを逃すとずっと行けない、と出かけてきました。
駐車場に着いたのは6時過ぎ。先着車2台。準備を済ませて6時半にスタート。登山口から道に雪があり、チェーンスパイクを履きました。ただ、道の中央は茶色かったです。達磨ヶ峰直前で夜明け。やはり朝の光は素晴らしいです。このあたりから道は真っ白になりましたが、この辺では踏み抜きはありません。トレースもばっちりです。フトウガ峰直前から次第に雪が深くなり、時々踏み抜くようになります。この辺では、先行する足跡はひとりだけになりました。
フトウを過ぎると、先行する足跡は、それまでのツボ足からスノーシューに変わりました。ここで履き替えられたようです。私も、フトウガ峰から降りきったあたりでワカンを履いたのですが、ここでスノーシューの男性とすれ違いました。多分そうではないかと思って声をかけたら、予想通りNOBUさんでした。「ここから雪が深いですよ」と教えて貰ったのですが、再スタートしてほんの100メートルくらいしか歩いたあたりで、右のベルトが切れてしまいました。実は前週に左のベルトが切れていて、応急修理の効果判定で来ていたのに、よもや対側にダメージが見られるとは。やむなく片足ワカン、片足ツボ足で山頂を目指しました。
なかなか苦労して山頂到達。このあたりは風が強かったのですが、ちょっとでもましそうなところで昼食。帰りも苦労の道でした。一度踏み抜いたら、腰まで沈みました。恐ろしい。苦しみながらフトウガ峰を過ぎたあたりで、あれ、向こうからお子さん連れのあきさんがやってきました。ひょっとして・・・と思ってはいたものの、まさか本当にお会いするとは。その後はなんとかかんとか下山するわけですが、達磨から下るパートについては、登った時より雪が溶け、ぐずぐずのずるずるになっていて、とても歩きにくかったです。チェーンスパイクの裏に雪が塊状になって逆に滑るので、さっさと脱いでしまいました。
下山後、生野銀山を見学。坑道外コースを歩いたら、またもや雪道。その後、寺前駅周辺でお風呂屋さんを探したら、響の湯が最も近かったので、そちらへ。
最近、雪山で調子を崩して他の方に迷惑をかけることが多かったので、調子を見直すつもりで行きましたが、ワカンの不調で、調子が悪いんだか踏み抜いてしんどいだけなのかわからないまま。ただいずれにせよ、山頂到達までは素晴らしい天候で、気持ちのいい稜線歩きを楽しめました。最初にきっかけを作って下さったともしさん、毎日のように段ヶ峰の現況をアップして下さるNOBUさんに感謝します。
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