飯豊山 -霧の中に、咲き乱れる草花の中をゆく-
- GPS
- 32:00
- 距離
- 21.3km
- 登り
- 2,175m
- 下り
- 2,171m
コースタイム
過去天気図(気象庁) | 2015年08月の天気図 |
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アクセス |
利用交通機関:
電車 自家用車
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コース状況/ 危険箇所等 |
(地蔵岳〜切合小屋) 1 朝露で結構濡れた。雨具下とスパッツを履いた方がよかった。 2 切合小屋近くに雪渓があり、凍って固まっているような状況だったので、アイゼンがないと安全に通過するのが難しかった。 高巻の道があったので、そちらを通過した。 |
その他周辺情報 | 日帰り入浴 小野川温泉(小野小町がつかった湯だそうだ) |
写真
装備
個人装備 |
シュラフ マット コンロ コッヘル 食器
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感想
前日、大宮駅から新幹線で米沢駅へ行きました。米沢駅前で、レンタカ−を借りて、登山口の大日杉小屋まで行きました。ここで、車中泊しました。大日杉小屋に宿泊されていた人もいたようでした。
(大日杉小屋〜地蔵岳)
翌日、早朝4時40分に大日杉小屋の駐車場を出発しました。ザンゲ坂を経て長之助清水には1時間20分で到着しました。長之助清水の水は飲まなかったが、近くには水場がありました。地蔵岳山頂には、御田、滝切合と登り、長之助清水から1時間半で到着しました。御田には大きな杉がありました。山頂には地蔵岳の標柱が建っていました。
(地蔵岳〜御坪)
地蔵岳からは、稜線歩きで、語らいの丘、目洗い清水と進み、御坪には地蔵岳山頂から2時間で到着しました。御坪までくる間に、朝露で結構濡れました。語らいの丘辺りからは、霧のとぎれた合間からきれいな山並みが見えました。御坪付近のダケカンバの森が美しかったです。
(御坪〜切合小屋)
切合・種蒔山分れを経由して、切合小屋には、御坪から1時間で到着しました。登山開始から5時間50分でした。切合小屋手前の雪渓では、高巻の道があったので、そちらを通過しました。切合小屋近くにきれいな清水が流れている美しいところがありました。小屋到着時刻は10時半。しばらくここで休憩しました。食事をした後、荷物を整理し、サブザックにつめ、ザックはここに置いてゆきました。本日は、切合小屋に宿泊し、飯豊本山まで、これからピストンする予定です。小屋前には、たくさん豊富な水が流れていました。小屋の親父は親切で、おやじが「カッパを必ず持って行け!」とか、「水はたっぷりあるから、十分使ってくれ」とか、色々世話をやいてくれました。
(切合小屋〜飯豊山)
切合小屋から、草履塚、姥権現、御秘所、御前坂下、一ノ王子、本山小屋をへて、飯豊山山頂には2時間で到着しました。草履塚あたりには、お花畑が、沢山ありました。雪渓もまだ残っていました。御秘所は狭い岩稜越えでした。突然現れた岩場を乗り越えてゆきました。岩場の道はしっかりしているので、気を付けてゆけば問題ありませんでした。御前坂の下から登りが急になりました。ゆっくりと登ってゆくと本山小屋に着きました。本山小屋の前には、釣鐘と飯豊山神社がありました。飯豊山神社をすぎると、すぐ飯豊山山頂が見えてきました。
(飯豊山〜切合小屋)
帰路は、往路を引き返しました。飯豊山山頂から、本山小屋、一ノ王子、御前坂下、御秘所、姥権現、草履塚を経て、切合小屋と戻ってきました。1時間50分でした。小屋に入ると、シュラフも持たないで、切合小屋に宿泊した登山者がいました。雨に濡れて寒そうに小屋の隅で震えていました。不憫に思って、同宿の他の登山者が、レスキュ−シ−トなど温かくなるものを貸してあげていました。しばらくしたら、暖かくなったようでした。使ったことはなかったが、案外、レスキュ−シ−トは役に立つようです。切合小屋では、頼めば食事も用意してくれるようだが、今回は自炊しました。久しぶりに自炊するのも、楽しいものでした。
(切合小屋〜大日杉小屋)
翌日は、下山でした。切合小屋で日の出を見てから下山しました。切合小屋から、切合・種蒔山分れを経て、御坪まで。1時間10分かかりました。切合小屋近くに雪渓があり、凍って固まっているような状況だったので、アイゼンがないと安全に通過するのが難しかったです。アイゼンは持ってきていませんでした。みると、高巻の道があったので、そちらを通過しました。最初登って行った高巻きは、取水のための高巻きで、上部で途切れていたので引き返し、もう一つの高巻きをとおり、なんとか通過できました。御坪から、目洗い清水、語らいの丘を経て、地蔵岳まで。1時間30分かかりました。地蔵岳から、滝切合、御田、長之助清水、ザンゲ坂を経て、大日杉小屋まで。2時間20分かかりました。登山開始から5時間でした。
登山後、小野川温泉に寄って、温泉入浴し、登山の疲れを癒しました。歴史ある古くからの温泉で、美人で有名な小野小町がつかった湯であるとのことでした。
天気は雨模様。終始ガスの中の登山であった。しかし、切合小屋から飯豊山の間には、たくさんのお花畑が出迎えてくれた。雨に濡れたその姿が美しかった。これもまたいいだろう、と思う。
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