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Yamareco

記録ID: 3927693
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
北海道

百松沢山 岩崖経由宮城の沢周回

2022年01月16日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
07:35
距離
15.3km
登り
1,082m
下り
1,138m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:56
休憩
0:40
合計
7:36
6:34
7
スタート地点
6:41
6:46
84
除雪最終地点
8:10
8:13
157
岩崖(△584.9)
10:50
10:50
23
11:13
11:20
16
11:36
11:55
106
13:41
13:47
7
除雪最終地点
13:54
13:54
16
14:10
ゴール地点
EK度数(想定した雪で補正あり):
s1.除雪最終地点〜岩崖 10=5+100%(1.5km、↑370m、↓0m、膝)
s2.岩崖〜870標高点取付(鉄塔) 10=5+100%(2.0km、↑260m、↓100m、膝)
s3.870標高点取付〜百松沢山(北峰) 10=5+100%(1.6km、↑320m、↓30m、膝)
s4.百松沢山(北峰)〜除雪最終地点 13=10+30%(6km、↑0m、↓820m、踏み跡〜膝)

想定行動時間(自身の脚力による):
s1 2時間程度 稜線まで雪はほぼ想定通り、稜線上、岩崖±100mは難路
s2 1時間半強 風の通るところがクラストしてほとんど埋まらずに歩けるところもあり、少し楽ができた
s3 1時間半強 870標高点過ぎてから山頂近くまでほぼ想定通り。雪が溜まっていた感じでちょっときつめ。
s4 2時間強  地形把握OK。合流後の踏み跡はしっかり。
天候 晴れ→くもり、下山後に小雪
過去天気図(気象庁) 2022年01月の天気図
アクセス 最寄りバス停は平和の滝入口。除雪最終地点までは700mほど。
地下鉄琴似駅または発寒南駅のバスターミナルから出ています。
コース状況/
危険箇所等
新雪は多かったものの、岩崖の前後100mほど以外は難しいところはありません。
岩崖付近は薄い板状の岩場なので、上は歩かずに基部の左右どちらか歩きやすいほうを歩くのがよさそう。
スノーブリッジはおおむね安定してきました。
薄明るくなった時間帯からスタート
長峰沢から手稲山山頂へ続く稜線。
2022年01月16日 06:44撮影 by  Canon PowerShot SX70 HS, Canon
1/16 6:44
薄明るくなった時間帯からスタート
長峰沢から手稲山山頂へ続く稜線。
このあたりが除雪最終地点。500mほどで林道入口ですが、
今回は300mで一般ルートを外れます。
2022年01月16日 06:44撮影 by  Canon PowerShot SX70 HS, Canon
1/16 6:44
このあたりが除雪最終地点。500mほどで林道入口ですが、
今回は300mで一般ルートを外れます。
南側にある地図ではっきりわかる谷地形をある程度詰めていきます。かなり歩きやすい。
2022年01月16日 07:19撮影 by  Canon PowerShot SX70 HS, Canon
1/16 7:19
南側にある地図ではっきりわかる谷地形をある程度詰めていきます。かなり歩きやすい。
進行方向右、西側の尾根へ。
2022年01月16日 07:36撮影 by  Canon PowerShot SX70 HS, Canon
1/16 7:36
進行方向右、西側の尾根へ。
尾根を進むと露岩があったり、カリカリになっていたりと難度アップ。
2022年01月16日 07:49撮影 by  Canon PowerShot SX70 HS, Canon
1/16 7:49
尾根を進むと露岩があったり、カリカリになっていたりと難度アップ。
岩崖への稜線。雪庇になっています
2022年01月16日 07:57撮影 by  Canon PowerShot SX70 HS, Canon
1
1/16 7:57
岩崖への稜線。雪庇になっています
それほど高さのないところでしたが、雪庇を踏み抜いて落下。
この時期は痩せた岩の上は歩かず、基部の脇を歩くのが無難、
2022年01月16日 08:06撮影 by  Canon PowerShot SX70 HS, Canon
1/16 8:06
それほど高さのないところでしたが、雪庇を踏み抜いて落下。
この時期は痩せた岩の上は歩かず、基部の脇を歩くのが無難、
落下箇所からすぐ先が岩崖のピーク
2022年01月16日 08:10撮影 by  Canon PowerShot SX70 HS, Canon
2
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落下箇所からすぐ先が岩崖のピーク
ピークから先の様子。上は小動物しか歩けません
2022年01月16日 08:11撮影 by  Canon PowerShot SX70 HS, Canon
1/16 8:11
ピークから先の様子。上は小動物しか歩けません
もうしばらく岩の基部で歩きやすそうなところを進みます。
2022年01月16日 08:14撮影 by  Canon PowerShot SX70 HS, Canon
1/16 8:14
もうしばらく岩の基部で歩きやすそうなところを進みます。
岩崖を抜ければ、あとは方向を間違えずに進むだけ。
2022年01月16日 08:45撮影 by  Canon PowerShot SX70 HS, Canon
1/16 8:45
岩崖を抜ければ、あとは方向を間違えずに進むだけ。
一旦送電線の近くを通ります。ここはちょっとした雪原。
2022年01月16日 09:04撮影 by  Canon PowerShot SX70 HS, Canon
1/16 9:04
一旦送電線の近くを通ります。ここはちょっとした雪原。
開けた先には手稲山がよく見えます。
2022年01月16日 09:04撮影 by  Canon PowerShot SX70 HS, Canon
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開けた先には手稲山がよく見えます。
シルバーザッテルの近くを通過
2022年01月16日 09:27撮影 by  Canon PowerShot SX70 HS, Canon
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シルバーザッテルの近くを通過
ルート上の鉄塔。百松沢山まであと2kmほどで一息入れました。
2022年01月16日 09:30撮影 by  Canon PowerShot SX70 HS, Canon
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ルート上の鉄塔。百松沢山まであと2kmほどで一息入れました。
870標高点への上りは見晴らしよし。
2022年01月16日 09:45撮影 by  Canon PowerShot SX70 HS, Canon
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870標高点への上りは見晴らしよし。
遠くの増毛方面の山々
2022年01月16日 09:48撮影 by  Canon PowerShot SX70 HS, Canon
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遠くの増毛方面の山々
神威尻・ピンネシリ・隈根尻など見ることができます。
2022年01月16日 09:48撮影 by  Canon PowerShot SX70 HS, Canon
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神威尻・ピンネシリ・隈根尻など見ることができます。
870を巻いて西のコル。遠くに札幌岳〜空沼岳
2022年01月16日 09:59撮影 by  Canon PowerShot SX70 HS, Canon
1
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870を巻いて西のコル。遠くに札幌岳〜空沼岳
山頂まであと1km。ちょっと雪が多めで厳しい上りでした。
2022年01月16日 09:59撮影 by  Canon PowerShot SX70 HS, Canon
1/16 9:59
山頂まであと1km。ちょっと雪が多めで厳しい上りでした。
南峰も見えて山頂間近。
2022年01月16日 10:46撮影 by  Canon PowerShot SX70 HS, Canon
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南峰も見えて山頂間近。
無事に山頂到着。2週間前と比べて雪が増え、標識が近くなりました。
2022年01月16日 10:49撮影 by  Canon PowerShot SX70 HS, Canon
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無事に山頂到着。2週間前と比べて雪が増え、標識が近くなりました。
時間もあるので南峰へ。北峰から東、はるか先の夕張岳。
2022年01月16日 10:53撮影 by  Canon PowerShot SX70 HS, Canon
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時間もあるので南峰へ。北峰から東、はるか先の夕張岳。
南峰、定天や余市岳も見えますが、そろそろ雲がやってきそう。
2022年01月16日 11:15撮影 by  Canon PowerShot SX70 HS, Canon
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南峰、定天や余市岳も見えますが、そろそろ雲がやってきそう。
南峰からの神威烏帽子
2022年01月16日 11:14撮影 by  Canon PowerShot SX70 HS, Canon
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南峰からの神威烏帽子
雪べったり。見た目きれいですが晴れていないのが残念。
手前からの尾根は割れ山砥石山へ
2022年01月16日 11:28撮影 by  Canon PowerShot SX70 HS, Canon
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1/16 11:28
雪べったり。見た目きれいですが晴れていないのが残念。
手前からの尾根は割れ山砥石山へ
もう1度石狩方面を見て、下山へ。
2022年01月16日 11:48撮影 by  Canon PowerShot SX70 HS, Canon
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もう1度石狩方面を見て、下山へ。
山頂から西側の尾根を使いました。直下にはちょっと広めの雪原があります。
2022年01月16日 11:59撮影 by  Canon PowerShot SX70 HS, Canon
1/16 11:59
山頂から西側の尾根を使いました。直下にはちょっと広めの雪原があります。
838標高点より少し東。ここも手稲山のビューポイント
2022年01月16日 12:26撮影 by  Canon PowerShot SX70 HS, Canon
1/16 12:26
838標高点より少し東。ここも手稲山のビューポイント
予定通り一般ルートと合流。ここからは踏み跡で楽をします。
2022年01月16日 12:38撮影 by  Canon PowerShot SX70 HS, Canon
1/16 12:38
予定通り一般ルートと合流。ここからは踏み跡で楽をします。
古い砂防ダム。登山口までスノーブリッジはいくつかありますが、このところの大雪でだいぶん安定。
2022年01月16日 13:01撮影 by  Canon PowerShot SX70 HS, Canon
1/16 13:01
古い砂防ダム。登山口までスノーブリッジはいくつかありますが、このところの大雪でだいぶん安定。
ここは開いていますが、上下流に数10m離れたところにスノーブリッジがあります。
2022年01月16日 13:17撮影 by  Canon PowerShot SX70 HS, Canon
1/16 13:17
ここは開いていますが、上下流に数10m離れたところにスノーブリッジがあります。
無事に下山。山頂近くは霞み、おそらく雪に。
2022年01月16日 13:34撮影 by  Canon PowerShot SX70 HS, Canon
1/16 13:34
無事に下山。山頂近くは霞み、おそらく雪に。
撮影機器:

装備

個人装備
長袖シャツ 長袖インナー ソフトシェルジャケット タイツ ソフトシェルパンツ 靴下 ソフトシェルグローブ アウター手袋(中綿入り) 予備手袋 ゲイター マフラー 耳あて 毛帽子 防寒靴 ザック スノーシュー 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 水筒(保温性) 地図(地形図) コンパス ヘッドランプ GPS 筆記用具 保険証 携帯 サングラス ストック カメラ

感想

前回挑戦できなかった岩崖を頭にして百松沢山へ。
数日前からの大雪で踏み跡なし&体力勝負は必至。
岩崖付近の難路をうまく処理できたとしても、百松沢山まで5時間程度はかかる想定です。

除雪最終地点より300mほど先で予定した谷地形への道へ、
谷は思ったよりも広くて歩きやすく、西側の尾根への取りつきも問題なし。
しかし、尾根上にはところどころ大き目の露岩があり、すんなり通してはくれません。
岩崖直前で露岩上の雪庇を踏み抜き雪庇とともに3mほど落下。無雪期はどうかわかりませんが、積雪期は露岩上は歩かずに、進行方向左右どちらかを巻くようにしたほうが安全です。
長伯稜やパゴタの塔のような地形が岩崖の前後100mほど続きます。

岩崖のエリアを過ぎれば難所はなく、道を間違えないように百松沢山へ向かうだけ。
ところどころ見晴らしのいいところもありますが、思ったよりも青空が持たなかったのは残念。
時間もあったので南峰にも寄って、一般ルートでの下山にしようとしたところ、大人数のPTが山頂直下に。
踏み跡がしっかりありそうなので、山頂に戻り下山ルートを若干変更。山頂から西側の尾根を使い、宮城の沢の一般ルートに接続しました。
条件がよければ峰越阿部山経由の下山もありですが、今日の雪の条件では日没との勝負(4時間程度)で自重。

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