記録ID: 3931778
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍
上高地デビューは奥穂高岳
2020年08月28日(金) ~
2020年08月30日(日)
体力度
6
1~2泊以上が適当
- GPS
- 50:01
- 距離
- 35.4km
- 登り
- 1,953m
- 下り
- 1,947m
コースタイム
1日目
- 山行
- 2:24
- 休憩
- 0:19
- 合計
- 2:43
距離 9.7km
登り 141m
下り 36m
2日目
- 山行
- 7:17
- 休憩
- 2:00
- 合計
- 9:17
距離 8.7km
登り 1,651m
下り 288m
3日目
- 山行
- 7:23
- 休憩
- 0:38
- 合計
- 8:01
距離 17.0km
登り 149m
下り 1,630m
天候 | 晴のち雷雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
バスで上高地まで |
コース状況/ 危険箇所等 |
上高地バスターミナルから奥穂高岳までは大きく分けると3つの行程がある。1つ目は上高地バスターミナルから横尾山荘まで、2つ目は横尾山荘から涸沢ヒュッテまで、3つ目は涸沢ヒュッテから奥穂高岳山頂までである。 初日は上高地まで当日の運転で前泊なしで上高地から横尾まで約3時間、ほぼ平坦な遊歩道を歩く。すれ違う人たちが疲れた顔しているのが、下山時に何となくわかった気がした。平坦な道を約10キロ歩くのは中々の精神力が必要だ。しかし横尾山荘までに等間隔で明神館、徳澤園があるので休憩や軽食ができるのでありがたい。徳澤園を過ぎるとさすがに登山客がほとんどになってきた。横尾山荘で一泊した。 横尾山荘から涸沢ヒュッテまではいよいよ登山道の始まりと言う感じだが、何回も休憩しないと歩けないほどの急登はない。危険箇所はSガレあたりに落石注意の箇所があるぐらいだったか?しかし行程が3時間程度なので地味に疲れる。涸沢ヒュッテまでは自動販売機も山小屋もない。涸沢ヒュッテに近づくとやや急登で消耗が激しくなった。 ここで休んでおかないとあとは穂高山荘まで水場も休憩所もない。出来れば初日に涸沢まで来れるとあとの行程が比較的楽になる。 涸沢からいよいよ穂高山荘をめざす。ここも初心者でも3時間半程度見ておけば大丈夫であろう。ただし6時前に横尾山荘出発では岩場で下山者と重なり非常に歩きにくかった。涸沢出発ならこうはならないかも知れない。記憶ではザイティングラードの印象が強いが、あとでコースタイムを確認すると涸沢からザイティングラードまでに時間を60%ぐらい費やしていた。ザレた遮るものはない登山道を穂高連峰を見ながら歩いた。夏の終りではあったが、かなり暑い! ザイティングラードは本格的な岩場が初めてだったのでかなり消耗した。八ヶ岳の赤岳から硫黄岳あたりこの縦走路を経験しておくと心強いだろう。ヘルメットはザイティングラードの入口から着用すると良いように聞いていたので、素直に着用した(笑) 穂高山荘に到着したが、朝の天気予報は良かったが、かなりの曇空になってきた。それよりもカバー写真のような壁のような奥穂高岳の取りつきを登れるのだろうか?しばらく見ていると皆さん、いとも簡単に登っていらっしゃる。 登山ツアーの方が10人程度いたのでついて行くことにした。垂直の壁と言う感じだが、ハシゴ、鎖、ピン等が適材適所に配置されてわりと簡単に登れるように工夫させていてありがたい。奥穂高岳取りつけを登ってしまうとザレた登山道だが、恐怖を感じることもなくーただし写真が一枚もないのは必死だったんだろう。 山荘から奥穂高岳山頂までは1時間もあれば問題なく到着出来ると思う。 山頂でツアーガイドさんに写真を撮って頂いたが、あたりはガスガスで真っ白!槍ヶ岳やジャンダルムも全く見えないし、雨がパラパラしてきたので急いで退散した。 山小屋についてしばらくすると雷雨が凄く危ないところでした。 |
その他周辺情報 | 上高地以降で宿泊出来るところは明神館、徳澤園、横尾山荘、涸沢ヒュッテ、涸沢小屋、穂高山荘 |
写真
感想
YAMAPからの転記でなのでリアルタイムではありません。ダイジェスト版です。
北アルプスの本格的な登山は初めてなので無理のないように山小屋に二泊しました。GPSを使用して2回目の登山でしたが、やはり全然安心感が違います。富士山、白山、赤岳、燕岳の日帰り登山は経験ありますが、いきなりの奥穂高岳はどうかと思いましたが、何とかなるものです。今までの山とは全く違う穂高岳のスケールの大きさに圧倒されました。
おそらく日本アルプスで最高峰の1つである穂高連峰を経験したことで何か世界感が変わったように感じました。ただ日本で認定されている21個しかない3000mを超えるピークが目の前にあったのに全く残念なことをしました。それは涸沢岳です。15分程度で登れるのに…
アルプスの夏山は午前の早い時間に登頂しないとガスが発生することが多いですね。それはどの山もそうで、後に赤岳、御嶽山、常念岳、西穂でもそうでした。登れるスピードを1時間短縮はまず不可能なので4時発を今後目標にします。奥穂高岳は次は前穂高岳から縦走したいです!
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