屋久島縦断 海抜0-0mチャレンジ！宮之浦岳

2022年01月19日(水) ~ 2022年01月20日(木)

• GPS: 22:51
• 距離: 45.1km
• 登り: 3,187m
• 下り: 3,220m

コースタイム

1日目

• 山行: 7:42
• 休憩: 0:01
• 合計: 7:43

9:30 スタート地点
9:44 9:45 尾之間温泉
9:49 9:50 尾之間温泉
16:43 16:44 淀川登山口
17:14 淀川小屋

2日目

• 山行: 13:34
• 休憩: 1:45
• 合計: 15:19

17:14 淀川小屋
5:05 5:09 小花之江河
5:18 5:19 花之江河
5:50 5:50 黒味岳分かれ
6:15 6:15 投石平
6:27 6:32 投石の岩屋
7:44 7:45 栗生岳
8:30 8:32 宮之浦岳
8:42 8:47 焼野三叉路
9:12 9:13 平石
9:55 9:56 坊主岩
10:33 10:50 新高塚小屋
11:42 11:43 高塚小屋
11:48 12:35 縄文杉
13:30 13:32 ウィルソン株
13:45 13:46 大株歩道入口
14:47 14:49 楠川分れ
15:37 15:38 辻峠
15:47 15:59 太鼓岩
16:10 16:10 辻峠
16:22 16:22 苔むす森
16:31 16:31 白谷山荘
16:54 16:57 さつき吊り橋
17:02 17:02 飛龍おとし
17:15 17:20 白谷広場
19:30 ゴール地点

天候

2022/1/19水 麓/晴れ 頂上/晴れ(とのこと)

2022/1/20木 麓/晴れ　頂上/雪15mを越える強風→ブリザードになった。山頂より北側は積雪30cm以上、足首までのトレースがどんどんきえていく

アクセス

利用交通機関：

バス

1/19水
7:00 貨物船「はいびすかす(片道\3,900、寝台付き！)」にて屋久島へ到着。
8:01 宮之浦入口より屋久島交通バスに乗る。
9:02 尾之間(JRホテル)で降車。
灯台を経て海岸まで下りる。
9:17 海抜0mよりスタート！(GPSを海岸で入れ忘れる…)
9:48 尾之間歩道入口
17:15 淀川小屋到着

1/20木
4:00 淀川小屋を出発
8:04 宮之浦岳に到着
17:10 白谷雲水峡に到着
白谷雲水峡から宮之浦港まで徒歩約12km、標高様700m。
この舗装路歩きは長く見所は宮之浦港を見下ろせる程度なので、オススメしません！

コース状況／危険箇所等

・尾之間歩道〜蛇之口滝
よく踏まれていて明瞭。ガイドハイキングもあるようだ

・蛇之口滝〜ノンキ岳
踏み跡が少ない。マークはあるものの倒木が多く、歩きづらい。ナイトハイクには向かない。渡渉区間は数えきれない。沢増水時の渡渉は厳しい！要注意！！

・淀川小屋〜宮之浦山頂
黒味岳以降はアイスバーン箇所があり、翁岳以降は雪深い。山頂直下で30-40cm、他は1,300m程度まで凍結有り。一方で滑落箇所はないと思うが、実際には2年前にも事故があるため、天候に用心すべし

その他周辺情報

尾之間歩道入口に尾之間温泉がある。\200〜\300。猫と一緒に足湯出来る
(今回は往路のため入れず)

屋久島にはコンビニはなく、ライフセンターヤクデン(21:00まで)、A-coopというそれぞれスーパー的な店がある(20:00まで)。
飲食店は食べログ掲載意外にも複数あり、22時まで開いている所もあった
(下山時、疲労困憊で行けず)

有名な潮騒は閑散期平日でもランチは席を埋めるほどだった！

写真

1/19 9:08

尾之間の灯台付近。南国感漂う。南側の方が葉が大きく低木で、照葉樹が多かった

1/19 9:11

灯台。レトロで好き

1/19 9:13

わざわざ、急階段を降りる笑山道より苦手

1/19 9:13

綺麗で波が穏やかで、立ち止まる

1/19 9:17

さぁ、屋久島縦断海抜0-0mチャレンジの始まりだ！(近付いたら意外と波が高くてこわい)

1/19 9:18

今日の目的地(淀川小屋)はあの稜線の奥かなぁ

1/19 9:23

晴れてる！宮之浦港に着いたときと明らかに気温が違う。地元の方に聞いたところ、冬は3℃程度違うらしい(冬方気圧配置による季節風の影響で、北西側が風が強く寒い)

1/19 9:44

にゃーとシャーの間

1/19 9:47

尾之間温泉

1/19 9:47

看板ネコが一緒に足湯してくれます

1/19 9:48

良いね

1/19 9:48

さぁ、やるよ

1/19 9:50

見ない青だ！後で調べよう

1/19 9:52

冬とは思えない

1/19 9:54

南国感！！

1/19 10:25

ヤクシマサルスベリという固有種

1/19 10:31

すぐに苔生す森に

1/19 10:32

苔が当たり前にビッシリ

1/19 10:48

見ようによってはワサビ

1/19 10:52

大きな一枚岩

1/19 11:01

滝分岐

1/19 11:43

空洞になっているけれど立派に立っている屋久杉には畏怖の念しかない

1/19 12:00

当たり前に転がっているけど、こんな生した森はない

1/19 12:34

なんだろう力強い

1/19 12:46

白谷雲水峡とはまた違った趣き

1/19 13:43

鮮やかな苔

1/19 13:45

苔と共に生きる。スゴイエネルギー

1/19 13:47

陽だまり。珍しい苔(手前)

1/19 13:53

雰囲気出過ぎやろー

1/19 14:23

岩すら絵に

1/19 14:23

テッパンですね

1/19 14:27

渡渉は数えきれない

1/19 14:30

皆同じ方向を

1/19 14:33

スケールが違う

1/19 14:48

吸い込む空気の質？濃さ？重さ？が違う

1/19 14:49

何枚でも撮ってしまう

1/19 14:49

このルート倒木が数えきれず、難儀

1/19 15:17

この背丈の木が阻むんです

1/19 15:30

やっと抜けた！

1/19 15:32

これまた違う質の苔

1/19 15:39

雰囲気ある場所だ

1/19 15:39

何か感じませんか⁇

1/19 15:44

苔と雪のマリアージュ。意外とない

1/19 16:26

ワサビ2もはや芸術

1/19 17:25

淀川小屋の水場

1/19 17:33

うーん、ここに1人か…怖くない怖くない

1/20 3:59

出発時は0℃。冷え込みが甘い日は良い記憶がないが、その勘が後に当たる

1/20 4:41

昨日お会いした方の一人分トレース

1/20 4:59

ガスガスで視界はない

1/20 5:06

いたわる草木が闇でそれどころじゃない

1/20 5:24

凍った水場

1/20 6:04

ロープも使い物にならない

1/20 6:06

闇が深い

1/20 6:10

宿泊荷物で越えるのが大変

1/20 6:52

氷が厚い

1/20 7:05

積雪は30cm、処によりそれ以上

1/20 7:16

水場はほとんど夏道と同じように汲めたが、一部凍結で閉ざされている場所とあるが、箇所が多いため、屋久島での縦走時の補給問題は大丈夫かと思います

1/20 7:42

えっ！太陽来る⁈

1/20 7:42

マジか！！歓喜！(この日それ以上上で太陽は見れなかった)

1/20 7:43

あーこの明るさが続いてほしい

1/20 7:43

ビューティフォ

1/20 8:04

凍てつく山頂。今日になって出来てる

1/20 8:25

風が強い。この写真撮るのに、三脚セットにどれだけ時間がかかったか…

1/20 8:25

数分で自分にもエビの尻尾が…

1/20 8:32

雪深い。山頂直下で30-40cm、他は1,300m程度まで凍結有り。一方で滑落箇所はないと思うが、実際には2年前にも事故があるため、天候に用心すべし

1/20 8:53

凍るねー！

1/20 9:11

スゴい割れ方くか

1/20 9:14

ロープは埋まる。アイスバーン

1/20 9:29

野菜感

1/20 9:34

この高さが股割りでないと抜けれない

1/20 10:10

ようやく屋久杉ゾーンへ。

1/20 10:13

奇岩と言っていいのか

1/20 10:18

苔×岩×木もここでは当たり前に

1/20 10:34

色々な噂のある小屋らしい。中で撮影する気にならなかった

1/20 11:19

共生と言うのだろうか

1/20 11:40

高塚小屋に到着。縦に長い

1/20 11:42

ここに2日目の予定だったが、降りる事を決意

1/20 12:27

なんという圧倒的な存在感

1/20 12:28

綺麗。エネルギーの塊

1/20 12:31

かの有名な縄文杉。近付けない

1/20 12:32

ガスガス

1/20 12:42

巨人の森

1/20 12:45

苔と雪のマリアージュ2

1/20 12:59

かの有名な夫婦杉

1/20 13:02

で、でかい

1/20 13:30

ウィルソン株

1/20 13:31

ハートには撮らない

1/20 13:46

トロッコ道にあたる

1/20 13:48

使ってたんだよな

1/20 13:56

アタマ隠して…

1/20 13:56

ハイっ！ひょっこりシカ！！🦌

1/20 14:00

年月を感じる。絵になる

1/20 14:00

画角に入らない。

1/20 14:03

苔壁

1/20 14:11

この鳥が素敵だった

1/20 14:32

やっぱり北側の方が鮮やかに生してる？人が多く入っているのに

1/20 14:36

綺麗に生す

1/20 14:37

このジブリ感は凄かった。トトロ、ヤったな

1/20 14:40

３代杉。迫力がすごい

1/20 15:29

なんてことはない場所が、しっかり雰囲気あるんです

1/20 15:33

9年前に訪れた記憶が…！

1/20 15:52

太鼓岩！！強風でこわい

1/20 15:54

自撮りではこの画角が限界

1/20 16:21

苔って綺麗だよね。近付くと生きている事を感じる

1/20 16:28

南側も良かったが、白谷雲水峡の苔の鮮やかさはさすが

1/20 17:01

水の青さも素敵

1/20 17:43

白谷雲水峡からロード約12km！
左右からの視線を感じ、暗闇に怯える

1/20 18:08

街の灯りに力をもらう(じきに見えなくなり、また暗闇に怯える)
麓に着く頃には、満点の星空が…！！

1/21 15:03

最後までご覧いただき、ありがとうございます。
写真は日本100名滝、大川滝です(翌日撮影)。

撮影機器：

iPhone 8 64GB SIMフリー Apple

感想

akiall

屋久島縦断チャレンジは2泊3日を1泊2日に短縮し、計45kmを走破しました。

1日目の尾之間歩道は標高差1,300m余を荷重17kg程度を背負って上がる。数えきれない倒木や渡渉、踏まれていない道に思うようにペースが上がらない。

2日目は淀川小屋(地元の方は「ヨドゴウ」という)からのピークハント→海まで下りる31kmあまりを59,400歩で歩きました。高低差があったため歩数は抑えられたようです。
ブリザード(雪山)で汗を抑えるためにペースは上げられない→時間が短縮されない→焦る
そして、白谷雲水峡からの真っ暗闇ロードが精神的にとにかくキツかった。

「四季が一度にある」「1ヶ月の35日は雨」という屋久島ならではの気候と植物生態の移ろいを縦走を通じて感じる事が出来ました。

私事ですが、9年前に私が山を始めるきっかけになった場所が屋久島でした。
当時は太鼓岩の往復コースでしたが、魅了された記憶を再確認しました。
少しでも屋久島の魅力がお伝え出来ていれば幸いです。

なお、1/18に韓国岳に登り、貨物フェリーハイビスカスで屋久島入りしました。
厳冬期韓国岳の朝日も絶景でした。
霧島山(韓国岳)厳冬期の朝日！！ - 2022年01月18日 [登山・山行記録] - ヤマレコ https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-3927592.html

コメント

Kgcm

akiallさん初めまして、こんばんは。
私も3月に行く予定ですので参考になりました。ありがとうございます。
海抜0mから標高差1,936m、なかなかマネの出来ない（ハイ、しません…笑）素晴らしいチャレンジですね！感銘を受けました。
大変おつかれさまでした。

akiall

Kgcmさん
初めまして！
見ていただき、ありがとうございます。コメントも嬉しいです。
3月に行かれるんですね！
なかなかピークでの青空は拝めない山ですが、素敵な山行になる事を願っております。

ご存知かもですが
宮之浦の北と南、山容が違うので、ご都合許せば縦走(周回？)をオススメいたします。
屋久島をより深く感じていただけるかとおもいます。

Kgcm

返信ありがとうございます！
できるだけ雰囲気味わおうと淀川から三岳をハントしつつ、荒川まで「下からCの字」に縦走しようと計画しています（日帰りロング志向なので、日帰りで…苦笑）。しかしながら、akiallさんのような山行こそ、真に味わい尽くしたと言えますよね。思いもよりませんでしたので、脱帽です。

akiall

Kgcmさんありがとうございます。
山レコで初めていただいたコメントだったので、嬉しいです！！

淀川→荒川のC字縦走は、美味しい所を押さえた素敵な日帰りになりそうですね！！

私も、三岳と永田岳を登れなかったのは少し引っかかっておりまして…笑

登山とは関係ないですが、百名爆の大川滝と海中温泉(時間が限られており、地元の方が多い)も素晴らしかったです。

良い旅を！！

YosshiT🦕

akiallさん、レコを参考に屋久島縦走に行ってきました。
お天気に恵まれ最高の屋久島でしたが、力不足でルート変更して荒川登山口に下山しました。
いつの日か、今回行けなかった白谷雲水峡を絡めて、別のルートを歩きたいです。