常念岳東尾根

2022年01月22日(土) [日帰り]

• GPS: 09:52
• 距離: 18.7km
• 登り: 2,032m
• 下り: 2,110m

コースタイム

日帰り

• 山行: 9:42
• 休憩: 0:28
• 合計: 10:10

距離 18.7km 登り 2,034m 下り 2,117m

3:51 須砂渡ゲート
4:26 4:30 高瀬川線No.63
9:31 9:33 前常念岳
10:31 10:45 常念岳
13:29 13:37 高瀬川線No.63
14:01 須砂渡ゲート

常念岳山頂手前でスマホが低温でダウン。ログ測定不良箇所は手書きで補足してます

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

ほりでーゆ四季の里を見送り100mほど先の須砂渡ゲート手前に10台程度の駐車余地あり

コース状況／危険箇所等

◎本コースは一般道ではありません。

・林道は氷化しているが雪が乗っているため、この日はチェーンスパイクは不要。

・全行程でしっかりとしたトレースがあるので、ツボ足通しで問題なし。持参したワカンはお荷物と化しました。
森林限界から先で部分的に踏み抜きあり、スノーシューが役立つ部分もあるが、その重量を考えると微妙か。

・前常念での岩場の登下降（特に下降）は岩場でのアイゼンに慣れていないと少々難しく感じるかもしれません。

その他周辺情報

ほりでーゆ四季の郷

写真

1/22 3:57

3：51ゲートを抜け未明の林道を歩く。雪が乗っているのでチェーンスパイクは不要。

1/22 4:21

左手にトイレを見送り、橋を渡り終えた所の林道ヘアピン入り口よりショートカットすべく激急な草付き藪斜面を直登する。獣の踏み跡あり。彼らのショートカット道になっている模様

1/22 4:34

林道をショートカットすると東尾根取り付きの��63高瀬川線標識前に飛び出す。因みに林道をカットせず素直にヘアピンを進むとこちらの標識手前の鉄階段からも取り付けるが藪漕ぎもありお勧めしない

1/22 4:36

多少のラッセルも想定していたが、有り難くも既に複数人もの先行者の濃い踏み跡が出来上がっている。

1/22 4:45

1050m付近にある送電線鉄塔

1/22 6:25

夜が明けて樹間から前常念が展望できる。まだまだ遠い

1/22 6:54

踏み跡の深さは踏み抜きを除き樹林帯で平均して10〜15cm程度

1/22 6:54

マーキングは豊富

1/22 7:01

朝日を浴びて神々しく白銀に輝く峰々。

1/22 8:02

長い樹林帯を抜けると前常念がお出迎え

1/22 8:05

前常念に続く稜線。ここからやや雪が深くなる。といってもツボでも十分。前常念直下まではスノーシューがやや有利か

1/22 8:05

右手には横通岳の展望

1/22 8:05

後ろを振り返ると浅間山〜八ヶ岳の展望

1/22 8:05

左から戸隠、妙高〜黒姫山〜飯縄山

1/22 8:05

真冬ならではの雲一つない青空のもと、極上の北アルプスの稜線歩きが始まる。ここからの絶景に何度も足を止めさせられる

1/22 8:20

少しづつだが常念が確実に近づいてくるとモチベーションは最高潮に

1/22 8:33

近いようで遠い。山あるある

1/22 8:38

富士山と南ア

1/22 8:38

前常念直下の岩場

1/22 8:42

1/22 8:42

トレースは稜線通しで付いているが、これを外れトラバースする

1/22 8:44

1/22 8:44

1/22 8:48

最初の岩場を通過

1/22 8:48

右手には横通岳から東尾根の稜線。そのうち歩くかな

1/22 9:07

ここまでくると山頂は手の届く距離のように錯覚するがまだまだ遠く...

1/22 9:07

常念岳

1/22 9:45

前常念へ到達すると常念岳は眼前に。いよいよクライマックスへ

1/22 9:46

八ヶ岳〜富士山〜南アルプスも良く見える

1/22 9:46

東尾根と奥に浅間山

1/22 9:47

御嶽山〜乗鞍岳〜前穂〜奥穂〜涸沢〜北穂が目に飛び込む

1/22 9:47

1/22 9:47

1/22 9:47

1/22 10:23

常念山頂へは緩やかな斜度を一登りで到着

1/22 10:23

常念の山体ごしに槍（北鎌尾根）〜鷲羽〜水晶〜野口五郎と手前に大天井岳の大展望

1/22 10:23

槍ヶ岳ズーム。左は大喰岳

1/22 10:24

眼下に常念乗越と常念小屋。風の通り道のため小屋周辺は雪が少ない。奥は大天井、立山〜劔〜針ノ木〜蓮華、後立山連峰

1/22 10:30

カリカリの緩斜面を山頂に向けて歩を進める。

1/22 10:39

大キレット〜槍の稜線。暫く休憩後、後続のヤマレコユーザーさんの同伴の方に撮っていただく（もちろんこの画像ではない）

1/22 10:38

復路からもう一度、常念乗越〜横通岳を撮影

1/22 10:38

復路はここからの前常念直下の岩場はアイゼンでの足捌きに慣れていないと難しく感じるかもしれない

1/22 10:57

1/22 10:57

復路から見納めに前常念と常念を振り返る。

1/22 11:02

1/22 11:06

1/22 11:06

見納めといいつつ再度常念を振り返る

1/22 11:09

雪に埋もれた前常念の避難小屋

1/22 11:09

更に岩場は続く

1/22 11:13

転倒厳禁

1/22 12:28

樹林帯に入るやいなやアイゼンを解除。快適に下っていく

1/22 12:49

見事な高速道路

1/22 13:21

送電線鉄塔まで戻ってきた

1/22 13:29

東尾根取り付きの��63高瀬川線標識へ到着。長く退屈な林道歩きを少しでもカットしたいので、往路に取った激急斜面へ向かう

1/22 13:37

下降してきた斜面を見上げる

1/22 13:38

トイレ

1/22 13:39

対岸から林道のヘアピン部分を撮影。

1/22 14:00

ショートカットしてもなお冗長に感じてしまう復路の林道歩きもようやくゴールへ。

1/22 14:36

疲れた身体を癒すべく、ほりでーゆへGO。ここからも常念が良く見えた

撮影機器：

Canon PowerShot G7 X Mark II Canon

SC-02K samsung

装備

個人装備

アイゼン ストック ワカン（使用せず） ピッケル（使用せず）

感想

JetUpper

仕事や所用が立て込み未だ雪山らしい雪山に行くことができていない。
今週末は漸く日帰りに限るが山行きの目処が立つが、行きたい雪山はどれも2泊は必要。
だが機会を待っていても体力は低下する一方。
日帰でガッツリ雪山となると浮かんだのが常念岳東尾根。
今年初の雪山として足慣らしに丁度良い。

当日は快晴のなか、見渡す限りの大展望を拝め大満足の山行に。
トレースに助けられ、想定していた日没下山を免れたのは幸運でした。