高妻山


- GPS
- 08:55
- 距離
- 11.4km
- 登り
- 1,165m
- 下り
- 1,165m
コースタイム
10:57 滑滝 11:10
11:42 一不動 11:52
12:45 五地蔵 13:05
13:40 八丁ダルミ 13:40
14:45 高妻山 15:18
15:40 八丁ダルミ 15:48
16:35 五地蔵 16:45
17:31 一不動 17:31
18:00 滑滝 18:05
18:55 戸隠キャンプ場
天候 | 晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2007年07月の天気図 |
アクセス |
写真
感想
長い行程の中、虫の猛攻撃でノックアウト・・・
日帰りで登る百名山の中では登山口までも遠く山行の行程も長い「高妻山」に登ってきました♪
信濃町ICから30分又は長野ICから45分
山のガイド本には長野ICで降りるとありましたがナビは信濃町ICで降りるとあり、それに従いました・・・・
が東京からだと長野ICで降りた方が断然にお得です!!!!
登山口の戸隠牧場は敷地が広くキャンプ場に隣接いてあり敷地内で少し迷いました!
最初キャンプ場の方へ行ってしまい車を止めてキャンプ場の受付に聞きに行きました・・・・
「高妻山に登りに来たのですが車は何処に止めればいいですか?」と聞くと
受付の人は「下の広いところに止めてください」と適当な答え
広い所なんていっぱいあってわからない!
キャンプ場の人は登山者には冷たい印象を受けました・・・
意味がわからずに敷地内を「戸隠牧場」の方に走り牧場の受付まで行くと
「登山者はこれより下に駐車して下さい」との看板を見つけて一安心♪
近くに綺麗なトイレが有り牧場の受付付近に自販機&お蕎麦屋さんが2軒あります。
仕度を整えて10:00に出発開始〜♪も自作のタイムテーブルではこの駐車場に戻ってくるのは19時の予定
日没を免れるには予定よりも30分早く歩かなくてはなりません・・・往復14キロの長丁場!
最初は牧場の敷地内に入ります
受付があり大人250円の表示
お金取られるんだ
仕方ないかな牧場の敷地を通らせてもらうのだから♪と受付に向かうと中から窓が開いて
お姉さんが「登山ですね、登山の人は無料で通っていいですよ」との言葉♪
嬉しい〜◎また「登山者カードは書いていってくださいね」とのことでした。
嬉しい配慮に牧場内を羊や牛を見ながらウキウキで歩きました♪
2箇所の牧柵を通り抜けて登山道に入りますが・・・その前に!!!
*****注意*******
牧場内は牛さんが放牧されています!ので人が歩く道に大きな牛さんのウ*チがいくも落ちていますので踏まないように!
道を外れて歩くのは危険です!!!!
最初から「グチャ!」とやりたくないですからね♪
牧柵を抜けると沢沿いの道になりますが上空は開けて気持ちよい
何度か徒渉し・・・と言うか沢の中を歩く場所も多々ありますが滑ったりはしないので楽しく歩けますよ♪
「滑滝」の下は絶好の休憩ポイントです♪
ここまで約1時間で到着できるので最初の休憩ポイントにお勧めです◎
滝の上部から傾斜もちょっと急になり太陽の熱とで汗がジワジワ出てきました
(最初の一汗を掻くと身体が軽くなるのは何故でしょう?)
暫く歩くと「不動滝」が上部に見えてきて良い景観♪不動滝の横にもクサリ場がありますが難なくクリア◎
「氷清水」にはプラスチックのビールジョッキ(冷凍庫で冷やせるタイプ)が置いてあって
タップリ入れて一気飲み♪冷たくて美味しい〜〜〜◎◎◎
ただ上部に「一不動避難小屋」があり、最近は非難ではなく宿泊に使用する人が多く
「し尿」問題が出ていると避難小屋の壁に書いてありました
お腹の弱い人は飲まない方がいいかもしれません!
氷清水から沢は無くなりちょっと急な坂を登って一不動避難小屋へ約40分、ここも良い休憩ポイントです◎
避難小屋には布団と寝袋が1個ずつ置いてありました
ここから五地蔵山を皮切りに幾つかのピークを登り降りして高妻山の斜面に取り付きます!
五地蔵はちょっとした広場になっていて日陰はないですがゆっくり出来ます♪
ここで休憩していると、上から4人のグループが下山して来ました、男女各2名のグループです。
女性の方が「ここは虫いないわね」との言葉・・・ここにも虫はいますブンブン飛んでいます!
なのになんでここは「虫いない」と言うのでしょう・・・・それはあとでわかりました!!!!
五地蔵からのアップダウンに閉口しながら歩いていると、下山する人が多くなり声を掛けられる
おじさまに「これかれ行くんかい?」とニヤニヤ
同行のマルちゃんが遠くに見える山を指差して「あれが高妻山ですか?」と聞くと
「そう真っ直に登るんだよ」とまたニヤニヤ「あの登りは楽しみだよ」って
かなり急な直登と言っているようでした・・・なので「頑張ります♪」と無理して笑顔で答えました
(内心、身体は既に疲れていたので・・・)♪
通り過ぎる人みんなの頭に「虫」がまとわりついていました!
マルちゃんを見るとその頭にも虫がたかっていました!
急いで虫除けスプレーを吹きかけるも汗で蒸発するのか、すぐに虫が顔付近に大量に突撃してくる!!!
まずマルちゃんが「耳に虫が入っていない?」と耳を見てと言う
入っていなかったけど数分後に耳が赤く腫れ出す!
「刺されたね!」
おじさまが言っていた急登に「もう無理・・・足が動かない・・・」と泣き言が口から出る!
急登好きなマルちゃんも「辛いね」って・・・普段言わない言葉にビックリ!
何が辛いか?
息が吸えない!
大きく息をすると虫が口の中に入るから・・・
4時間歩いてきた足も重い
途中で「休憩しよう」とマルちゃん
休憩するも虫の大群が襲ってきてゆっくりは出来ない!
ここでやられた!!!
虫が目に飛び込んできた!
虫を払ったつもりが目の中で潰れた
濡れティシュで虫を取り除き残っていないかマルちゃんに確認してもらう
「もう行こうよ」ここは嫌!
山頂はもう少し!何とか山頂の稜線に出る「大鏡」が山頂と思っていたら
山頂はまだ先
岩場の足元がおぼつかないルートを通り山頂に
ため息が出た山頂到着でした。
ここまでタイムテーブル通り
30分短縮するには山頂で50分の滞在予定を20分にすれば日没は免れる
一度座った身体は立てない!
曇っている山頂から時折、視界も開けて楽しいので「ライト持ってきたからゆっくりしよう」とマルちゃん♪
帰りもアップダウンの行程で気が抜けないしここにも「虫」がいる!!!
30分の滞在で下山開始!山頂標識に永遠の別れ?を告げ
大鏡に「無事に下山できますように」と手を合わせました!
辛いアップダウンを繰り返して「一不動避難小屋」に戻ってきた時に虫に襲われた右目のまぶたが重い・・・
見てもらうと「腫れているよ!!!」ってそう言うマルちゃんの右耳も見事に真っ赤に腫れあがっていました!
二人でまたため息
虫の居ない沢まで止まらずに歩く
休憩しない代わりにゆっくり歩く
・・・・18時を過ぎる・・・
そろそろ暗くなるかなと思っていたら
太陽の沈む方角は開けていてなかなか暗くはならず助かりました♪
そろそろ牧場に着く頃にガスが掛かり薄暗くなるも歩行に支障なし
が「急ぐよ」との言葉・・・なんで急ぐなの?
「だって暗くなって牧場で牛の大きなウ*チ踏んでそれを洗うの嫌だから〜♪」
・・・・忘れていた〜・・・
少し急ぎ足で車に向かう♪
雄の牛さんだけが放牧された人は誰も居なくなってひっそり静まり返った駐車場に無事に到着♪
疲れました・・・
でもこんなに「やり遂げた達成感」はどこの山よりも凄く感じました♪
帰宅して鏡を見ると
右目は大きく腫れていました!
どのくらい腫れていたかというとボクシングの選手が腫れているのと同じくらい目は開きません!
「付き合うから急患で行こうよ?」と言われましたが
疲れていたので今夜は冷やして眠ることにしました
・・・翌日の月曜日・・・
目の痒さに起きる
・・・腫れはより酷くなっていました・・・
マルちゃんが心配して来てくれると「ギャ〜!!!お岩さんみたい!!ダメダメ!病院に行きな!目は怖いよ」って
近くに大きな病院が有るので行きました
眼科?皮膚科?
皮膚科で診てもらうと「典型的な虫刺されですね」の言葉に一安心♪
眼科でも見てもらうようにと火曜日は眼科に行ってきましたが目には異常は無いとの事でまた安心♪
他にも刺されているところが有るので塗り薬も貰ってマルちゃんのお化けのような耳にも塗ってあげました♪
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する