上ホロ 正面壁 フィンガーファイブ
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- GPS
- --:--
- 距離
- 5.8km
- 登り
- 665m
- 下り
- 665m
天候 | ガスガス |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年01月の天気図 |
アクセス |
写真
装備
共同装備 |
キャメロット
トライカム
ナッツ
イボイボ
ハーケン
|
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感想
時間かかりすぎた。
現在のカミホロは雪が多すぎて、フォローで登る分には楽チンだが、リードだと、プロテクションが微妙…。精神力、登攀能力、支点構築全てにおいて改善の余地あり。
ところで、中央クーロアールや3段ルンゼはこの雪の量だともう終わってると思われる。やはりシーズン初めこそ、赤岩やカムイでお茶を濁さずに雪の付いてないカミホロのルンゼ系のルートに行くべきだと思った。
今日は前から行きたかった正面壁フィンガーファイブへ。
アプローチは沢に下りたあたりからホワイトアウト。記憶と勘と地図とコンパスを頼りに取り付き尾根に取り付き、ひたすら登る。ナイフリッジはそんなに細くなく取り付きバンドへ到着。
フィンガーファイブへの取り付きはここから左トラバースだが、結構急だし雪も多いのでザイル出して行く。ベガがトップで正規1p目の基部まで。
1p目 成田リード 30m 凹角を登る。ほぼ氷。一部垂直氷でWI4くらいだと思う。スクリューを決めて快適に抜ける。その後は雪壁を15mくらい登って2p目の浅い凹角の基部でスクリュー、イボイボ、トライカム×2で切る。
2p目 佐藤リード 45m 核心ピッチ。左上気味の凹角からカンテを右にまたいでから立った凹角を登って緩くなる。アックスが結構どこにでもバスバス決まって心地よいが、プロテクションを決めるには結構掘らなくてはならなくて時間かかる。イボイボとトライカムで切る。
3p目は成田が雪壁を20m程でピーク。憧れの看板ビレー。
ピーク周辺はホワイトアウト、またも記憶、勘、地図、コンパスを頼りに軽く彷徨いながら何とか上富良野岳の下降点に到着。あとは旧DZ経由で安政火口に降り立ち、下山。
アックスの決まりが良すぎて反則感があったけれど、傾斜もわりとあって、かつピークにダイレクトに突き上げる素晴らしいルートだと思う。ドライなコンディションでまた登りたい。
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