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記録ID: 39474
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無雪期ピークハント/縦走
屋久島

宮之浦岳・栗生岳

2007年03月18日(日) ~ 2007年03月19日(月)
 - 拍手
GPS
30:40
距離
18.5km
登り
869m
下り
1,601m

コースタイム

      淀川登山口   6:30  3月18日
 7:10 淀川小屋    7:30
 9:25 花之江河    9:35
11:26 くりお岳   11:28
11:50 宮之浦岳   12:03
12:41 平石     12:45
14:40 新高塚小屋   7:00  3月19日
 8:00 高塚小屋    8:05
 8:15 縄文杉     8:25
 9:10 ウィルソン株  9:20
 9:40 大株歩道入口  9:41
10:31 楠川別れ   10:35
11:34 辻峠     11:34
12:05 白谷山荘   12:30
13:10 白谷雲水峡
天候
過去天気図(気象庁) 2007年03月の天気図
アクセス
登山前に紀元杉見学
登山前に紀元杉見学
淀川登山口
数多くある標識
標識ナンバー1
数多くある標識
標識ナンバー1
標識ナンバー3
淀川小屋の外のベンチで朝食
淀川小屋の外のベンチで朝食
橋を渡り太古の中へ
橋を渡り太古の中へ
静かな森の中
名の無い大きな杉
名の無い大きな杉

山頂の標識ナンバーは「23」です

山頂の標識ナンバーは「23」です
粉雪が!!!!!!
粉雪が!!!!!!
小花之江河
霧に霞む景色もいいです
霧に霞む景色もいいです
花之江河
岩が滑らないの降り易いですが
岩が滑らないの降り易いですが
岩が柔らかいのか掘れています
岩が柔らかいのか掘れています
雪が降り出しました
雪が降り出しました
霧氷!!!!!
くりお岳
宮之浦山頂♪
視界は・・・・・
宮之浦山頂♪
視界は・・・・・
山頂にある標識が23です
山頂にある標識が23です
後にたたずむ岩の峰
後にたたずむ岩の峰
森に入ります
整備された階段
新高塚小屋に到着
新高塚小屋に到着
内部
ここをベースにしているグループも
居ました
内部
ここをベースにしているグループも
居ました
寒いので寝袋の中へ
寒いので寝袋の中へ
翌朝
隣のお兄さんと
翌朝
隣のお兄さんと
水場・・・
狭い高塚小屋
朝に静かに再開した「縄文杉」
朝に静かに再開した「縄文杉」
大株歩道までくれば
ツアー客を気にしなくても歩けます
大株歩道までくれば
ツアー客を気にしなくても歩けます
広いトロッコ道
本物のトロッコ発見♪
保線の工事に来ていました
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本物のトロッコ発見♪
保線の工事に来ていました

感想

南の島でなんで雪?  

鹿児島空港より今話題の飛行機「ボンバルディア」に乗り換えて屋久島へ
無事に車輪が出て着陸〜♪空港よりバスにて安房の民宿に泊。

翌早朝5時30分に宿にお願いして予約しておいたタクシーに乗り
予約しておいた朝食と昼食のお弁当(朝昼で1000円)を途中のお弁当屋さんで受け取り
淀川登山口へ約50分5950円
(小雨が振り出すスタートにテンションの低い私達にタクシーの運転手さんは乗車中ず〜っと話をしてくれました
最近の屋久島の話・屋久島に降る雨の話・山の話・水力発電の話・白谷雲水峡の話・・・etc!
ためになる話を時間いっぱいしてくれました♪
途中の「紀元杉」はわざわざ停車してくれて一緒に少し階段を降りて紀元杉の説明までしてくれました)

※タクシーは海沿いを離れると舗装してありますが山道に入ります、山道はカーブの連続です!
早朝は他に車も無く速い速度で走りますので車に弱い人は乗車時に伝えておいたほうがいいです!
私も少し酔いそうでした・・・※

淀川(「よどがわ」「よどごう」と二通りの呼び方をしていた)登山口に着いた6時20分頃には
空は薄っすらと明るくなってきました。

ゆっくり支度を整えて出発

杉の巨木やしっとりとした濃い緑を見ながら淀川小屋まで歩き小雨が降っているので屋根の有る淀川小屋で
急ぐ行程では無いのでゆっくり朝食にしました♪

登山行程は標高差はあまり無いのですがアップダウンの繰り返しの繰り返しで時間が掛かります。

花之江河(はなのえごう)はガスが掛かり静かで綺麗な湿原でした
この辺りから粉雪が舞いだしました

日が高く昇り気温が上がれば止むと安易に思っていましたが粉雪は少し大きな雪になり
登山道に積もり始める

登山道には木道が多々あり木道に薄く積もる雪は“滑る“ので怖い!
怖いから歩くペースは遅くなる!

思うように歩けなく視界は10m程度しか見えない!
屋久島で見たかった景色が全く見えない!
天気が良ければ「黒味岳」も登るつもりでいたのに・・・・

「宮之浦岳」山頂は視界ゼロ

時折吹く風が冷たいので早々に山頂を後にして小屋に向かう。

「新高塚小屋」(避難小屋)には案外早くに到着するも超寒い!
小屋に入ると思っていたより中は広かったが2段ベッド構造の1階部分は荷物でいっぱい!
学生さんのグループが占領していました!

玄関の直ぐ左側には男の人が一人居て隣が空いている
その人は寝袋には入っているものの起きている様なので挨拶をして「隣いいですか?」と話すと
「どうぞどうぞ」と言ってもらい隣に陣取る♪

その男性の顔には見覚えがある
早朝、お弁当屋さんに寄った時に店内に居た男性でした
なんと私はその男性を店の人と間違えて「お弁当を取りに来ました〜♪」と話し掛けてしまった人でした

その人はバスで荒川登山口からこの小屋に着いたそうです

しばらくして学生さん達が戻ってき20人ほどになり小屋内は暖かくなりました
学生さん達が居なかったら小屋内はもっと寒くなっていたかも・・・夜は静かでゆっくり眠れました♪

※小屋のトイレは少し離れています、この日はガスでライトを点けても足元ですら見え辛く迷いそうになります!
トイレに行く時は絶対に一人では行かないほうが良いです!
以前この小屋で50m先のトイレに行ってくると言ったまままだ戻らない人が居るそうです・・・・※

翌朝も雪が降っていました、寒くて支度が思う様に出来ずに遅いスタート。

「大株歩道入り口」まで「縄文杉ツアー」の団体さん達が登ってくる前に着きたかった
何故なら道が狭くすれ違いに時間が掛かるからです。

新高塚小屋を後にして高塚小屋に向かいます
高塚小屋は超狭いです
ビックリするくらい狭い。

高塚小屋から「縄文杉」までは直ぐで誰も居ない縄文杉も良いものですね〜
ゆっくり静かに対面出来ました♪
去年の今の時期に縄文杉ツアーに参加した時は凄い人でゆっくり見られなかったから・・・

大株歩道入り口に到着する前にツアーの団体が登ってきてしまい
木道の階段の上で待たされる

・・・雨で濡れて寒い・・・
後から後から登ってくる
・・・5分待たされるのは当たり前・・・
ツアーにはガイドが付き添っているのに下では待ってはくれない!
首から何か証明書みたいなのをぶら下げたガイドが先頭で登ってくる

階段の上で10分以上も待っている私たちの横でガイドは下のツアー客に向かって
「ゆっくりでいいですよ〜」と声を掛ける!

その言葉にキレた!!!!!!

階段の途中にまだ人が居ましたが
下り始める
ガイドが後ろから「登山は登りが優先だよ!」と言ってきた
私は「うるさい!!!!」と言い返したそうです
・・・・私は言った記憶は無いのですが後でマルちゃんに言われました・・・
「迫力あったよ〜♪」って

他の山でも良く会う登山ガイドさんはとても良い人ばかりなのに・・・
ここのガイドは登山ガイドではなく公園ガイドだから自分のお客さんが第一なのだと思いました!

大株歩道入り口迄行けばトロッコ道に出て道は広くなりすれ違いも楽に交わせるので余裕で歩けます。

歩道から1時間弱で楠川の分岐に着きます
本来ならトロッコ道を歩き続けて荒川登山口まで楽に行けるのですが荒川登山口からのバスが午後5時発しか無いので
楠川分岐から辻峠を抜けて白谷雲水峡まで向かいます

白谷雲水峡から出るバスは2時間に1本くらいの間隔で出ているのでそのバスに乗るためです。

辻峠までは上りになります
ここまで結構体力を使っていた体にこの登りは辛かったです
雨足は強くなり足元は水浸し
コケは雨で嬉しそうに輝いていましたが・・・私は辛かった

辻峠を越えてもののけの森を過ぎ白谷山荘に着いて小屋内に入り温かいスープを作り飲みました
美味しかった

小屋内は白谷雲水峡散策ツアーの人達が晴れていれば外で食べるはずの昼ご飯を雨なので
小屋内で食べる為にかなり混雑していました

白谷山荘から白谷雲水峡のバス停までは苦も無い道になり一安心
バスの時間に合わせてゆっくり歩いていたつもりが1時間も前に着いてしまいバスが来るまで寒い思いをしました

雨三昧の屋久島でした
・・・晴れた日にもう一度登りたいと思いました・・・
黒味岳・永田岳・愛子岳などまだまだ山はいっぱいある島ですから♪

1ヶ月に35日雨が降ると言われる島・・・・「屋久島」

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無雪期ピークハント/縦走 屋久島 [3日]
宮之浦岳縦走(淀川登山口 黒味岳 宮之浦岳 縄文杉 白谷雲水峡)
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス、 タクシー
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5

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