念願の雪のテーブルランド、御池岳登山
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- GPS
- 09:35
- 距離
- 15.5km
- 登り
- 1,470m
- 下り
- 1,461m
コースタイム
- 山行
- 7:57
- 休憩
- 1:26
- 合計
- 9:23
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
下山で使用した、木和田尾〜山口登山口のルートいなべ市の標識はあるが大荒れ。 |
写真
装備
個人装備 |
ハードシェル
予備手袋
防寒着
ゲイター
アイゼン
スノーシュー
行動食
非常食
飲料
水筒(保温性)
地図(地形図)
ヘッドランプ
GPS
カメラ
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感想
10数年前、鈴鹿の冬山で初めて登ったのが御池岳。当時は国道306号線鞍掛峠が冬季通行止めになれど、冬季ゲートが閉じていなかったので、コグルミ谷入口に駐車して登った。この時に雪を踏み抜きながら登って苦労した為、スノーシューを購入するきっかけになった。しかし、その翌年から冬季ゲートは閉じるようになり、行程が長く自分には難しいと思い、冬の御池岳を諦めていた。しかし、今年は多くの人がいなべ市藤原町側から日帰りで御池岳に登ったので、トレースが踏み固められて登り易くなっていることを知り、先週の竜ヶ岳に引き続き御池岳、テーブルランドに挑戦する事にした。ただ、ここ数年、足に負荷を掛けると足の筋肉がすぐ痙攣(コムラかえり)するようになり、雪の中の10km超の山行は大きな不安でもある。
6時前に簡易パーキングふじわらに到着、準備して6時15分に出発。今回初めての木和田尾鉄塔巡視路は真っ暗な上、初めてのルートなので、過去のGPS軌跡を頼りに登山スタート。気温が上がるとぬかるみそうな登りで、今回は暗いうちにスタートで正解と実感。尾根に上がってからはアイゼン装着、長丁場に備え、ペース配分に気を付けてゆるゆると高度を稼ぐ。ところが、頭陀ヶ原ルートと別れてからは積雪の多いトラバースとなり、更に白瀬峠直前の急登で足への負荷が増加、体力続かず、少々焦ることになる(実はこの急登が今回の山行では一番きつい登りだと後に知ることになるのだが)。
白瀬峠からは気持ちよく真の谷へ下降、谷底で小休止してから、テーブルランドへの300mの急登に取り付く。この急登、予想通りトレースも踏み固められており、休み休み行けば足への負担もそれほど掛からないことが分かり、写真を撮りながら、アミノバイタルの力も借りて足も痙攣すること無く無事、テーブルランドに到着した。
初め、テーブルランドはガスに覆われ近くの木々しか見えなかったが、それでも見事な樹氷だったので、写真撮る為休憩。更にスノーシューに履き替え奥の平を目指す(ボタンブチに寄ってもよかったが、少しでも足に負担掛けたくなかったのと、なだれ注意報が出ている中、雪庇を踏み抜くのも怖かったので今回はパス)いろいろな樹氷を堪能した後、吹雪の奥の平を通過して御池岳山頂へ。
御池岳山頂は皆さんが目的地にするためか、少々賑やか。ここで軽く昼食をとり、スノーシューのまま高度下げてカタクリ峠を目指すが8合目付近のトラバースでとうとう足に痙攣が来て、スノーシューが足に負担掛かっていると判断、アイゼンに戻す。カタクリ峠へのルートが夏道より谷寄りを通っていることに驚いたが、無事カタクリ峠に到着、
昼食の残りを食べて冷川岳の登りへ。体力を消耗してきた自分にはこの登りはきつかったが、何とか冷川岳を超え、もう少しで白船峠に着くという所で転倒、とうとうコムラかえりも発生。少し休んでから白瀬峠到着。
白瀬峠からは山口登山口分岐まで順調に下山。分岐からは登りで使った道がぬかるんでそうなので、山口登山口へ下降するが、これが誤算。人通りが少ないのでトレースが少なく、更に間違っていたこともあり、正規ルートに登り返しもある始末。また、後半の谷道は谷が大荒れで、トラバースルートで、腐った雪の踏み抜きが多く、苦労する事となった(朝、登りで使わなくて正解だった)。ただ、泥濘は少なく靴に杉の葉は多くついたが、泥で汚れる事はなかった。
冷川林道に出て少し歩いて朝の巡視路入り口も通過、10分程度国道を歩いてパーキングに到着した。
今回、冬季の御池岳登山、テーブルランドでスノーシューという長年の念願が叶って本当に良かったと思う。次回は、もっと体力をつけ、テーブルランドをスノーシューで縦横に歩ける事を目指したい。
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