【過去レコ】 憧れの槍ヶ岳(大喰岳・中岳・南岳・天狗池)
- GPS
- 59:15
- 距離
- 39.7km
- 登り
- 2,000m
- 下り
- 1,999m
コースタイム
上高地バスターミナル6:00 明神6:50 徳沢7:50 横尾9:20 二ノ俣10:30 槍沢ロッジ11:20
第2日
槍沢ロッジ6:00 天狗原分岐8:00 槍ヶ岳山荘11:00
第3日
槍ヶ岳山荘4:30 槍ヶ岳山頂5:00 槍ヶ岳山荘6:00(朝食)7:00 大喰岳7:30 中岳8:10 天狗池分岐9:00 南岳9:15 天狗原分岐9:40 天狗池10:50 徳沢15:35 上高地バスターミナル17:15
天候 | 第1日 曇り 第2日 雨 第3日 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2008年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
良く整備されているので危険箇所も注意をしていれば大丈夫であった。 槍沢ロッジ・槍ヶ岳山荘 http://www.yarigatake.co.jp/ |
写真
感想
【2014. 1.20】
去年、燕山荘から大下りに至る尾根と蝶ヶ岳ヒュッテから常念岳にかけての尾根で見た槍ヶ岳の雄姿が心に残り、その後に山で知りあった方々に「槍ヶ岳はどうですか?」と聞くと皆さん「大丈夫、大丈夫」と言うので、意を決して槍ヶ岳に登りに来た。
第1日
若い頃に観光で来て以来35年振りの上高地だ、その頃は車の乗り入れができたが、今はマイカーの乗入は禁止されているので沢渡から一番のバスに乗る。
上高地バスターミナルを6:00に出発する。
明神・徳沢・横尾とコースタイム通りに進む。
明神ではお父さんと表銀座を縦走してきたという可愛い山ガールの姉妹に出会う。
お父さんは「足がすぐに大きくなるので登山靴の買い替えが大変だ、バーゲンセールで買っているが妹はお姉ちゃんの古をいつも履いている」と言っていた。
まだあどけない顔をした姉妹だが、なかなかの強者山ガールである。
槍沢ロッジに午前中に着いてしまい、談話室で本を見たり、話をしたりと時間を潰すのが大変である。
第2日
朝から雨が降っているが6:00に出発する。
天狗原までは小雨だったが、そこからは本降りとなる。
天狗原の水場辺りで岩の間を出たり入ったりしている可愛いオコジョを見かける。
写真を撮ろうとしている間にいなくなったが、山でオコジョを見たのは初めてだ。
やはり午前中に槍ヶ岳山荘に着き、ビールを飲みながら頻繁に槍に登れそうかと外へ出て窺うも雨は止みそうにない。
部屋で1階寝床の住人7人と山の話が尽きない、消灯前に明日の朝みんなで山頂に登り日の出を見ようと話がまとまった。
妙に気が合って励まし合い、暗い所を登るなら怖くないからということになった。
第3日
ヘッドランプを付けて7人で山小屋を4:30に出て30分ほどで槍ヶ岳山頂に着く、周りが暗いので足元が抜けているのが分からず怖くはなかった。
日が昇り始めると素晴らしいモルゲンロートの世界で景色に見とれてしまう。
明るくなって気づくと山頂は15人ほどでいっぱいのようで、狭くて高度感が有るので怖々中腰で歩く。
山頂を堪能してから30分ほどで下山する。
朝食を食べてから大喰岳へ向かう。
今日は槍ヶ岳・大喰岳・中岳・南岳と三千m峰を歩き、天狗原で池に映る逆さ槍を見てから帰る予定である。
前方に南岳・北穂高岳・涸沢岳・奥穂高岳・前穂北尾根の勇姿を見ながら進み、振り返れば遠ざかる槍ヶ岳が様々な表情でその美しい姿を見せてくれる。
天狗原から見る槍が岳は本当に優雅で綺麗だ、緑の沢に残雪が残りそそり立つ岩峰の最奥に槍ヶ岳がそびえる、天狗池ではその姿が逆さに映る。
最終日は快晴に恵まれて素晴らしい景色が堪能できた、槍ヶ岳は何度でも登りたい山だ、次は表銀座や西尾根から登ってみたい。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する