ふと思い立った蛭ヶ岳は雪の丹沢山止まり:天王寺尾根コース
- GPS
- --:--
- 距離
- 11.3km
- 登り
- 1,167m
- 下り
- 1,149m
コースタイム
08:06 本谷林道出合(本谷橋)
08:30 天王寺峠 08:35
10:30 堂平コースとの出合
11:14 丹澤山頂上 12:08
12:45 堂平コースとの出合
13:58 天王寺峠 14:02
14:16 本谷林道出合(本谷橋) 14:20
14:41 塩水橋
天候 | 曇りときどき晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
堂平コースとの出合から15分ほど登ったところにクサリ場(岩場)があります。 落っこちるとマズイ場所ですから慎重に。 |
写真
感想
土曜にどこか行こうと思ってたんだけど、どうも曇りっぽい。
ならば金曜!
山は分からんけど街は晴れの予報。
近場の丹沢、それも未踏の蛭ヶ岳へ!
コースタイム9時間だから暗いうちに登山口へ。
寝坊しました。ダメじゃん7:30スタート。
まぁ、独りで暗い林道を歩くのはかなり怖いからヨシとしましょうか。
標高430mほどの駐車スペースには2台の先行車。
川は禁漁期間だからきっと山の人なんでしょう。
さて、時計を見ながらまずは1567mの丹澤山まで行きますか。
1100mほど標高差があるからそこそこ歩き応えあるね。
ところで、丹沢エリアの「山と高原地図」コースタイムはちょっと厳しめな気がします。
今までCT通りに歩けたためしがありませんから。
夏の八ヶ岳あたりはCTで歩けるんだけどなぁ。
単独行の今回は丹沢CTへのチャレンジでもあります。
落石の多い本谷林道を気をつけながら歩くと身体の暖機もおよそできてきます。
軽くストレッチして1枚脱ぎ、沢筋の登山口に突入!と、いきなりの激階段上下でメゲます。
帰りに分かったんだけど、この激階段はエスケープ(いんちき)できますw
すぐに沢筋から離れ九十九折れを北に登り詰めたらそこが天王寺峠。
一服入れたら急登も多い天王寺尾根を西へ。
峠から30分ほどで1000mを越え鹿柵ゲートを潜ると北面側に薄い雪が見えてきます。
ここで滑り止めを着けるといいでしょう。
自分はもう少し我慢したんだけど、わりとすぐに右側がちょっと怖いトラバースがあったりして落ちたらアウトですから。
斜度の緩急を繰り返しながら歩くと、北からの堂平コースと出合う三叉路に出ます。
先ほど追い越して行った山慣れた感じのお父さんによれば、堂平コースは谷筋だから尾根コースより積雪がだいぶ多いそうです。
間もなく山頂が見えてきます。
直下はかなり急ですが長い階段が整備されてるのでゆっくり淡々と登れば、右手に見えていた丹沢三峰への稜線に届きます。
稜線の木々は樹氷に覆われていました。
風もなく神秘的な空間を歩けばすぐにみやま山荘が見えホッとします。
1.8Lの水と冬季日帰りフル装備を背負っても、休憩を除いてほぼコースタイムどおりに登ってきたことが分かりました。
なんだか嬉しい!
少しずつでも3年間歩き続けてきた甲斐があるってもんです!
今日の山頂からは富士山が望めずがっかりしてたら、丹澤山頂にだけ日が差して暗雲とのコントラストがとても不思議な写真が撮れました。
真っ白で静かな丹澤山頂、イイネ!
昼食をススリながら蛭ヶ岳へのコースタイムを検討するも、プラス3時間半を夕暮れまでにこなすのは不可能と思われるため今回は蛭ヶ岳を断念!
ま、山は逃げないから。
カズエモンに内緒で来た今回、お土産でごまかそうとみやま山荘のバッジ購入。
穏やかで優しそうなイケメン兄さんが小屋番してましたよ。
丹沢のクマは最近冬眠しないのもいるらしいから冬でもクマ鈴鳴らすのはアリ、だとか。
なるほど、クマ鈴着けて来て正解だったようです。
辛口トマトチリヌードルで暖まった身体も山頂をウロウロしてる間に冷え切り、下山最初の長い階段でいきなり膝ガクガクになりました。
身体は冷やしちゃいかんねぇ。
展望台からの大山の眺めを楽しんだら凍り付いたクサリ岩場を注意深く下り、あとは急坂で前転しないよう気をつけてサクサク歩くだけ。
下りは荷物重量も減るためかさらに快調で、決して急いじゃいないけど休憩を入れてもアンダーCTを連発です。
登山口直前の激階段上下は、砂防ダムを乗り越えればエスケープできることが見て取れたのでそのようにインチキ実施(決して安全ではないのでススメてるわけじゃないですよ)。
あとは20分間の鼻歌林道歩きで無事下山完了!
※ザックにぶら下げたチェーンスパイクが後ろで音を立て、岩壁やコンクリ壁に反射するため気配を感じて何度も驚いて後ろを振り返ったビビリですw
お疲れオレ!
いい子に待ってたねアイちゃん。
7時間で往復できた今回のコース、登山口が自宅から比較的近いし、お気に入りになりそうです。(^^
はじめまして、丹沢の塩水橋をよく使っています。
この時期、稜線の積雪ツボ足で蛭は条件が揃わないと厳しいですね。
自分も常々丹沢のコースタイムは厳しいと感じていました。
何人かの日記などでも同様の記載があったりしていましたので、やはりそうなんだと再確認できると嬉しいものです笑
mattsooさん
初めまして。
7:30スタートじゃどう考えても蛭ヶ岳は無理でしたねw
やはり丹沢のCTは厳し目ですか、そうですよね。
昨年の塔の岳〜丹沢山の記録拝見しました。
これも楽しそうなコースですが、ずいぶん厳しい日にチャレンジしましたね。
こんな条件じゃムリですが、天気のいい日にいつかトライしますよ。
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