北部白山 百四丈の滝（一里野スキー場からピストン）

2022年02月10日(木) ~ 2022年02月12日(土)

• GPS: 22:31
• 距離: 19.5km
• 登り: 1,858m
• 下り: 1,853m

コースタイム

1日目

• 山行: 6:10
• 休憩: 0:16
• 合計: 6:26

9:39 スタート地点
10:07 10:23 一里野ゴンドラ山頂
16:06 しかり場分岐

2日目

• 山行: 7:54
• 休憩: 1:34
• 合計: 9:28

16:06 しかり場分岐
8:52 8:54 口長倉山
11:33 12:59 奥長倉避難小屋
13:06 13:08 奥長倉山
14:27 14:28 美女坂の頭
14:56 14:59 百四丈滝展望台
15:33 15:33 美女坂の頭
16:27 16:27 奥長倉山
16:37 奥長倉避難小屋

3日目

• 山行: 4:56
• 休憩: 0:07
• 合計: 5:03

16:37 奥長倉避難小屋
8:58 8:58 口長倉山
10:08 10:09 しかり場分岐
12:21 12:28 一里野ゴンドラ山頂
12:40 ゴール地点

写真

2/10 10:02

一里野からスキー場のゴンドラを使用。
この1.5時間の時短は大きい。

2/10 12:59

檜倉巻きの林道まではトレースがあって
ありがたく使わせて頂く☺️
装備が重いのでとても助かります。

2/10 14:16

登り初めからは膝~腿の重雪ラッセルを
2人で回す。

2/10 14:31

とはいえ私は非力なので頑張るけど
なかなか進まなくて申し訳なく…🙏

2/10 15:19

スノーシューでキックしても
浮力より荷重が勝り、なかなか上がらず。

2/10 15:59

「コレで辿り着くんか…」と思ってたけど
とりあえず当初の予定通り、しかり場へ。
吹雪で寒い。

2/10 16:27

すぐに良い適地を探して
雪洞を作り始める。
掘る担当&ブロック搬出担当を交代しながら

2/10 16:47

と、同時に水も2ℓつくる。

2/10 17:21

日没間際に優しげな青空が広がり
雪が止む。

2/10 18:10

奥を広げて整えて完成。
中には風が来ないのでホッとします。

2/10 19:23

…が、気温は低く
装備が凍りつく。

こんなペースでは滝まで行けないねーと、
明日の行程を8割ほど諦めかけていた。

2/10 20:13

ナルゲンも凍るか…😂

寒くて眠りが浅かった。

2/11 6:55

3:30頃だったか
トントンとリズミカルな足音と
話し声が聞こえた気がした。

幻聴かと思ったら、スキーヤーさん2人分のトレースがある！

行程を予定通り続行しよう。

2/11 6:55

準備していたら
ソロの健脚さんお1人もスノーシューで行かれた。
お天気も好転している。
避難小屋まで目指して
私達も頑張ろう！

今回も雪洞は上手にできてると思う☺️

2/11 6:56

再びフル装備を担いで予定通り出発。

2/11 7:16

しかり場の先からの
この美しい雪庇群に魅了されていて
これを越えていくだけでも私は毎回感動する。
ただ、難所でもあるので
明るくなってから通過したい。

2/11 7:16

ざ、でい。

2/11 7:25

急登は辛いけど
トレースがあるので感謝しかない。

2/11 7:44

ステップがまだ柔らかいので
トラバースは踏み込むと谷側が崩れやすい。
慎重に行きます。

2/11 8:27

ぼーぼー。
途中で暴風対策。

2/11 8:48

2/11 8:51

何度見ても素晴らしい。

2/11 8:53

この景色の中に居られるだけで
幸せになる。

2/11 9:37

2/11 9:49

風が止む。

2/11 10:36

四塚山を仰ぐ。

2/11 11:04

美しい斜面。

2/11 11:09

圧倒的な雪庇群。

2/11 11:19

神がかり的なトラバースがあったりして
技術の高いスキーヤーさん方がもう帰ってきた。
一言お礼したがったけど少し遠くて話せなかった。

ありがとうございました。

2/11 11:31

小屋はほぼ埋まっていたみたいだけど
先に着いた相方氏が出入口を掘り出してくれていた。

2/11 11:48

感謝。

換装とデポして
せっかく頂いたこのチャンスを掴み
13:00に出発して一気に滝を見に行こう！

2/11 13:48

難所 美女坂へ。

2/11 14:20

美女坂は柔らかい雪質でツボだと踏み抜くので
スノーシューとワカンで大丈夫。

ただ、美女坂の頭直下だけは
硬くてキックが決まらず
ピッケル使って慎重に行った。

2/11 14:29

難所の美女坂を登り切った所で
息を呑むほどの景色が現れた。

2/11 14:41

自分がここにいる事が信じられず。
感動しすぎて呆然と歩く。

2/11 14:44

向こうから健脚の方が戻ってこられた。
トレースのお礼をお伝えする。
スノーシュー日帰りで滝壺まで行かれたという…

逆にしかり場までのトレースのお礼を
されてしまって恐縮☺️

2/11 14:52

こんなに灌木のない状態は初めて。
ただただ美しい雪原が果てしなく続く。

2/11 14:56

ギリギリスポットライトを浴びた
素晴らしい形の汚れのない真っ白な滝壺。

見えてくれてありがとうございます。

2/11 14:57

お天気とスキーヤーさんと健脚さんに
助けられてここまで来れました。

2/11 15:05

2/11 15:15

ガスも素敵。

2/11 16:20

…とはいえ、長居はできません。
また難所を降りるので慎重に。

2/11 16:21

美女坂の暗部まで無事降りてきました。

2/11 16:35

本日のお宿
奥長倉避難小屋へ。

2/11 17:25

小屋内で過ごす装備を整えて
夕暮れを楽しみます。

2/11 17:26

美しい…

2/11 17:28

宝石が散りばめられたよう。

昨日の雪洞泊の事を思ったら
避難小屋はホテル並みの快適さ。

しっかり睡眠が摂れました。

2/12 6:52

3日目の朝。
ツルタテヤクシのシルエット。

2/12 7:28

2/12 7:48

再びフル装備で雪庇群を戻る。

2/12 8:00

充実感も相まって
アップダウンも頑張れます。

2/12 9:40

2/12 10:10

2/12 10:42

ヤドリギ。

2/12 11:05

2/12 11:27

美女坂見納め。

2/12 11:47

コロコロ

2/12 12:19

スキー場山頂駅へ戻ってきました。

2/12 12:37

さっきまでの世界と
この賑わいがすごいギャップですが
無事下山完了してホッと一息。

2/12 12:58

岩間山荘さんにご挨拶。
美味しかった〜♡

2/12 13:27

登山靴を脱いだ相方氏はビーサン…笑
お礼を伝えして現地解散。

2/12 16:34

ホワイトザウルス通過して…

2/12 17:03

「しきめん なごや」で
1人味噌煮込みきしめん。

2/12 17:32

2/12 17:39

美しい奥越の夕方。

一生ものの思い出になる山行でした。
いつか滝壺へ行きたいと思います。

相方氏はじめ、全ての状況に感謝します。
ありがとうございました。

撮影機器：

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