秩父から奥多摩へ縦走(棒ノ嶺(棒ノ折山)〜岩茸石山〜御嶽駅)
- GPS
- 06:53
- 距離
- 14.8km
- 登り
- 1,390m
- 下り
- 1,395m
コースタイム
- 山行
- 5:59
- 休憩
- 0:48
- 合計
- 6:47
過去天気図(気象庁) | 2022年02月の天気図 |
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アクセス |
写真
感想
ドンちゃんの大転倒に伴う足首損傷から早3カ月。復活のためのスパルタンXも6度目。そろそろ卒業試験。今日は秩父から奥多摩へ縦走。関東地方も木曜日に結構な雪が降り、今日はどのくらいの積雪か、凍結状態はどうか行ってみないとわからないから行ってみよう。
池袋から西武特急ちちぶ3号(ラビュー号)40分で飯能駅。さらに北口3番バス乗り場からノーラ名栗・さわらびの湯バス停まで40分。バス停にはきれいな公衆トイレがあり、準備万端でスタート。
有間ダムまでところどころ凍った歩道、雪が残るダムの周囲をしばらく歩くと白谷橋登山口(駐車場も数台分)登山ポストもそこに。しばらくすると、雪があるので途中で戻ってきた、という人と何人かすれ違う。藤懸の滝を過ぎるとゴルジュ帯(両側の岩壁が迫り狭くなった谷・渓谷)。きれいな景色だが、岩に雪が乗って凍り滑るので、気を付けながら谷を遡って登っていく。
途中、山頂から戻ってきた地元のおとーさんとすれ違い「ツボ足でOK」と教えてもらったが、いかにもこの山に登り慣れてそうでちょっとアテにならない(笑)。次第に雪が深くなってきたので、林道と交差する地点を過ぎたらチェーンスパイクを装着。やっぱり正解(苦笑)。階段を登ったら山頂部へ。山頂からは、男体山、日光白根山などが見られてポカポカと暖かい。
東屋でパンを食べて午後の部のスタート。ここから奥多摩に抜ける登山者はあまりいないよう。それもそのはず、ここまで3時間でここから4時間かかる。トレースはしっかり。アップダウンが何度も繰り返され、午後になり雪も緩み腐ってきてチェーンスパイクに団子になって歩きにくい。これはなかなか腿や足に堪えるコース。ドンちゃんはブツブツ文句を言っているが、今日は怪我した足首の痛みもないようで、完全復調。
岩茸石山を回り、惣岳山に寄るつもりがうっかり巻いてしまい、そのまま御嶽駅に。棒ノ嶺への沢と岩場の登りと、奥多摩側の繰り返されるアップダウン、長いコースになかなか良く歩いた秩父から奥多摩の縦走となりました。ドンちゃんはもう大丈夫!
コース定数はヤマケイのヤマタイムで32。現状ではチェーンスパイクや軽アイゼン必携です。
自宅から電車・バスを乗り継いでの登山、ちょっと憧れます。やってみたいけど、ザックの大きさはどれ位までなら周りに人に遠慮なく乗れるのか?とか、ちょっとガソリンの香りが漂うザックでも大丈夫か?など、不安要素が有り実行出来ず今に至ります。
山行中、ずっとブツブツ文句を言っていました。「私はこんなにキツいコースじゃなくて、6時間くらいのをのんびり歩きたいんだけどなぁ…。ちょっとkopal氏と方向性が違ってきてるかなぁ…。ブツブツ」。そのわりに持久力というかゴールが見えてからの復活力というか、後半戦に強くて登り終わったらぶーたれてはいましたが楽しかったようです。
奥多摩、丹沢、秩父など、関東の登山口はバスや電車でのアクセスが容易なので車山行と違ってスタートとゴールが違う縦走ができます(まぁ、今回のコースはばっけさん的には縦走に入らないと思いますが)。
公共交通機関は日帰りザックくらいじゃないですかね。ガソリン4Lも忍ばせている登山者はヤバいと思いますよ(笑)。捕まります!
っというか今回もなかなかスパルタンXな匂いのペースでびっくりです💦
今回のようなミックスルートだとチェーンスパがお手軽で良いなぁ〜っと最近思い始めてます。
軽アイゼンより手軽に脱ぎ履き出来るメリットを大きいですよね〜しかも軽いし。
いつもとても参考になります!!
ほぼ復調ですね、ドンちゃん氏。怪我したトラウマがあってまだ怖いようですが。
チェーンスパイク、軽くていいですね、これくらいの雪なら。午後になって雪が緩むとソールに団子になってくっつくのが不便ですが。保険にもなるし、軽アイゼンよりソール全体に爪があるので安定します。ただ、爪がとがってないのでクラストしてると刃!が立ちませんが…(笑)。
今回は雪道にも関わらず距離が14.8km、累積標高が登りで1,390mと中々ハードな山行だったと思いますが、普段の東北の雪山と比べたら雪が少なくて楽勝だったのでしょうか?
それにしてもチェーンスパイクの雪団子は困りものですよね。
酷い時はたった数歩歩いただけで雪団子が巨大化するので対策を考えていますが、今のところは小まめに雪を落とすしか対策を思いつきません...
えぇえぇ、なかなかハードでした。楽勝なんてとんでもないです。私なんで東北のみなさんにとってはまだまだ雪山初級者でござんす。やっぱりラッセル、ノートレースルーファイできるのが中級者以上かな、と。↑にコメントをいただいたbakke3さんのように、雪山がお友達みたいな人がたくさんいます。一晩、二晩くらいビバークするのは全然OKみたいな人が…。
出かける前に心配だったのは、ゴルジュ帯の谷あいが雪や氷で登れないんじゃないかと思っていたことです。でも、用心しながら登ればなんとかなりました。
チェーンスパイクの団子って、爪が浅いからつくんですかね。車の融雪スプレーをソールにかけたらどうだろうと思いながら、何度もストックで叩いて落としていました。
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