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Yamareco

記録ID: 4003920
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山滑走
白神山地・岩木山

白神岳(マテ山冬季ルートから)

2022年02月15日(火) [日帰り]
 - 拍手
GPS
06:28
距離
15.6km
登り
1,240m
下り
1,225m

コースタイム

日帰り
山行
6:05
休憩
0:23
合計
6:28
4:59
34
スタート地点
5:33
5:41
13
5:54
5:54
117
7:51
7:53
1
7:54
7:54
102
9:36
9:41
13
9:54
9:54
1
9:55
9:58
2
10:00
10:00
12
10:12
10:17
31
10:48
10:48
28
11:16
11:16
11
11:27
ゴール地点
天候 高曇り(稜線強風)
過去天気図(気象庁) 2022年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
マイカーでマテ山コース登山口駐車場の手前1.5km(除雪終了地点)まで。
若干の駐車スペースあり。
コース状況/
危険箇所等
◆除雪終了地点〜マテ山コース登山口
・ひたすら林道歩き2km。
・勾配はそこそこあるので帰りは楽できる。

◆マテ山コース登山口〜340m地点
・登山道沿いにスキーハイク。
・樹間が狭くてトラバース中心なので帰りの滑りは技術が試される。
・1か所だけ下りがあるので帰りは板を担ぐ。(シールまでは不要)

◆340m〜マテ山
・冬季ルートとなっている尾根伝いにマテ山まで一気に登る。
・徐々に雪は増えて歩きやすくなってくるがそれでも森は密。

◆マテ山〜大峰岳分岐
・アップダウンとポコが多いので帰りのことを考えてうまく巻いていく。
・うまく巻けば帰りのシールは一切不要。
・1,050mあたりから西風を受けるようになるので防寒対策を行うべし。

◆大峰岳分岐〜白神岳
・アップダウンがある稜線歩き。
・自分は白神岳までシールで往復した。
・山頂部は広いがホワイトアウトになると目印がないので山頂アタックは視界がある時にした方が良い。

◆スキー滑走
・大峰岳分岐あたりから登ったルートを忠実に滑れる。
・稜線はシュカブラだが樹林帯は結構なパウダーで楽しい。
・350mからは登山道ボブスレー。1か所だけ担ぐ場所がある。
・林道もスキーで快適。
その他周辺情報 温泉は秋田のハタハタ館。
500円でぬるくて気持ちの良い露天風呂あり。
ご飯も海鮮丼がうまい!
東北遠征4日目は世界遺産の白神山地へやってきた。
登山口まで車で入れなかったので手前から林道を歩いていく。
2022年02月15日 05:01撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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2/15 5:01
東北遠征4日目は世界遺産の白神山地へやってきた。
登山口まで車で入れなかったので手前から林道を歩いていく。
古いツボ足トレースがカチカチに凍っていたので隣に新しくトレースをつける。
2022年02月15日 05:02撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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2/15 5:02
古いツボ足トレースがカチカチに凍っていたので隣に新しくトレースをつける。
駐車場はすっかり雪で埋まっていた。
2022年02月15日 05:36撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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2/15 5:36
駐車場はすっかり雪で埋まっていた。
駐車場のトイレは立派。
冬季閉鎖中。
2022年02月15日 05:43撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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2/15 5:43
駐車場のトイレは立派。
冬季閉鎖中。
ようやく登山口。
けどスタート地点から2kmほどなのでそれほど遠くはない。
2022年02月15日 05:54撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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2/15 5:54
ようやく登山口。
けどスタート地点から2kmほどなのでそれほど遠くはない。
むしろ登山口から山頂まで6.5kmというのが意外と遠い。
2022年02月15日 05:54撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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2/15 5:54
むしろ登山口から山頂まで6.5kmというのが意外と遠い。
標高350mまでは登山道を忠実に。
倒木がスキー的には厄介。
2022年02月15日 06:05撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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2/15 6:05
標高350mまでは登山道を忠実に。
倒木がスキー的には厄介。
原生林は雪国の山にしては結構密。
2022年02月15日 06:58撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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2/15 6:58
原生林は雪国の山にしては結構密。
雪国らしいブナの原生林もある。
このブナの森がバカでかいので世界遺産になっているらしい。
2022年02月15日 07:33撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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2/15 7:33
雪国らしいブナの原生林もある。
このブナの森がバカでかいので世界遺産になっているらしい。
標識はないけどここがマテ山っぽい。
2022年02月15日 07:54撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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2/15 7:54
標識はないけどここがマテ山っぽい。
白神山地って感じ。(意味不明)
2022年02月15日 08:44撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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2/15 8:44
白神山地って感じ。(意味不明)
稜線が見えてきた。
とても1200mの稜線の迫力ではない。
2022年02月15日 09:06撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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2/15 9:06
稜線が見えてきた。
とても1200mの稜線の迫力ではない。
反対側には海が近い!
ほぼsea to summitだからな。
2022年02月15日 09:09撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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2/15 9:09
反対側には海が近い!
ほぼsea to summitだからな。
樹林帯が終わって森林限界へ。
2022年02月15日 09:18撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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2/15 9:18
樹林帯が終わって森林限界へ。
あれが白神岳だ。
隣に避難小屋(というかトイレ)も見える。
2022年02月15日 09:20撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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2/15 9:20
あれが白神岳だ。
隣に避難小屋(というかトイレ)も見える。
上部はカチカチだったのでクトーを装着。
2022年02月15日 09:20撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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上部はカチカチだったのでクトーを装着。
この距離感で海ってのはすごいな。
2022年02月15日 09:29撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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2/15 9:29
この距離感で海ってのはすごいな。
うっすら太陽。
風は強いが視界があるだけ天国。
2022年02月15日 09:37撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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2/15 9:37
うっすら太陽。
風は強いが視界があるだけ天国。
大峰岳分岐。あのラピュタのロボットはなんだ?
2022年02月15日 09:38撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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2/15 9:38
大峰岳分岐。あのラピュタのロボットはなんだ?
向白神岳と奥に岩木山。
2022年02月15日 09:44撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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2/15 9:44
向白神岳と奥に岩木山。
山頂はちょっとしたアップダウンがあるけど広い。
ホワイトアウトの時は来ない方がいい。
2022年02月15日 09:47撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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2/15 9:47
山頂はちょっとしたアップダウンがあるけど広い。
ホワイトアウトの時は来ない方がいい。
この天気だしとっても幻想的
2022年02月15日 09:50撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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2/15 9:50
この天気だしとっても幻想的
小屋だと思ってたのはトイレだった。
2022年02月15日 09:54撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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2/15 9:54
小屋だと思ってたのはトイレだった。
こっちの埋まってるのが避難小屋かな
2022年02月15日 09:55撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
7
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こっちの埋まってるのが避難小屋かな
真っ白でかっこいい稜線
何度も言うが1200mとは思えん
2022年02月15日 09:57撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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2/15 9:57
真っ白でかっこいい稜線
何度も言うが1200mとは思えん
岩木山がでかい!
2022年02月15日 09:57撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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岩木山がでかい!
ピクった〜
2022年02月15日 09:59撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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ピクった〜
海の上に立ってるみたいだな
2022年02月15日 10:07撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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2/15 10:07
海の上に立ってるみたいだな
太陽がうっすら出てくれて明るくなった。
2022年02月15日 10:11撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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2/15 10:11
太陽がうっすら出てくれて明るくなった。
楽しい下山タイム
2022年02月15日 10:17撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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2/15 10:17
楽しい下山タイム
貸し切りゲレンデ
2022年02月15日 10:20撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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2/15 10:20
貸し切りゲレンデ
あれが1200mの稜線だなんて。
2022年02月15日 10:21撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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2/15 10:21
あれが1200mの稜線だなんて。
ツリーラン。
最近降ってないけど気温が低いのでバッチリパウダーだった。
2022年02月15日 10:22撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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2/15 10:22
ツリーラン。
最近降ってないけど気温が低いのでバッチリパウダーだった。
登りで巻いたトレースに乗っていく
2022年02月15日 10:38撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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2/15 10:38
登りで巻いたトレースに乗っていく
ちょっと密だけど全然滑れる
2022年02月15日 10:56撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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2/15 10:56
ちょっと密だけど全然滑れる
登山道に合流。ボブスレースタート。
2022年02月15日 11:07撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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2/15 11:07
登山道に合流。ボブスレースタート。
登山口帰還。
ここからまだ林道滑走が待っている。
2022年02月15日 11:18撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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2/15 11:18
登山口帰還。
ここからまだ林道滑走が待っている。
終了〜お疲れさまでした。
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終了〜お疲れさまでした。

感想

東北遠征4日目は世界遺産の白神山地にある白神岳に登ってきた。
未踏の二百名山のひとつだ。
それにしても青森からこんなに遠いとは思わなかった。
そもそも高速が整備されていないというのもあるが2時間以上かかった。ほぼ県外まで運転してきた感じだ。
もちろんこの地に足を踏み入れるのは初めてだし、この先再訪することがあるのかどうかもわからない。
白神岳があるから訪れることができた地だといえる。

白神岳は標高1235m、とっても低山で往復15km、標高差も1200mなのでそれほど大変な山ではない。
が、なぜか冬季の記録がめちゃくちゃ少ない。
山スキーに関しては皆無だった。なぜだかわからない。登ってみたら何か落とし穴でもあるのか?
もしかするとこのアプローチの悪さが原因なのかも?

朝4時過ぎに登山口に向かって走っていくと手前1.5kmのところで除雪が終わっていた。
まじかー、まあ冬季はこういうことも想定内。車が使えなければ歩くだけだ。

林道には古いトレースが残っていた。連休のやつか?
ツボ足のトレースなのでガタガタで使えないので隣にスキーのトレースを新たに作る。帰りのためだ。
林道が終わったら夏道を辿る。標高が低いせいか雪もそれほど多くなく木々も密集している。夏道以外は歩けない。
標高350mから尾根直登の冬季ルートへ。ここからはようやく自由にルートが取れるようになった。
ラッセルはくるぶしくらいで丁度いい。帰りの滑りも楽しめそう。
マテ山までガンガン登り詰めてそこからポコを巻くテクニカルゾーンへ。
ここでミスると帰りに苦労するので地形図みてしっかり巻こう。
初見にしてはしっかり巻けてラストは森林限界を突破して稜線へ。
さすがに風が強くなってきたので地獄装備に換装。東北に来てから毎日地獄ゴーグル着けてるんじゃないか。
クトーも着けてカチカチ斜面に備える。
稜線に登り上げたら気持ちいいくらいだだッ広い台地が広がっていた。
向白神岳のバックには一目でわかる岩木山。かっこいいな。
これが1200mの山だというのが信じられない。白山の別当出合と同じだと?
3000m級の風貌だと思った。
山頂で記念撮影したらシールのまま稜線を戻って滑走開始。
思ったよりパウダーで楽しい。巻きもうまくいったので下山は苦労しなかった。
山スキーの記録がないのが信じられないくらい良い山だと思った。
是非みなさんもチャレンジしてみてください。(ただし遠くて駐車場も狭いので注意・・・)

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