白神岳(マテ山冬季ルートから)


- GPS
- 06:28
- 距離
- 15.6km
- 登り
- 1,240m
- 下り
- 1,225m
コースタイム
天候 | 高曇り(稜線強風) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
若干の駐車スペースあり。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
◆除雪終了地点〜マテ山コース登山口 ・ひたすら林道歩き2km。 ・勾配はそこそこあるので帰りは楽できる。 ◆マテ山コース登山口〜340m地点 ・登山道沿いにスキーハイク。 ・樹間が狭くてトラバース中心なので帰りの滑りは技術が試される。 ・1か所だけ下りがあるので帰りは板を担ぐ。(シールまでは不要) ◆340m〜マテ山 ・冬季ルートとなっている尾根伝いにマテ山まで一気に登る。 ・徐々に雪は増えて歩きやすくなってくるがそれでも森は密。 ◆マテ山〜大峰岳分岐 ・アップダウンとポコが多いので帰りのことを考えてうまく巻いていく。 ・うまく巻けば帰りのシールは一切不要。 ・1,050mあたりから西風を受けるようになるので防寒対策を行うべし。 ◆大峰岳分岐〜白神岳 ・アップダウンがある稜線歩き。 ・自分は白神岳までシールで往復した。 ・山頂部は広いがホワイトアウトになると目印がないので山頂アタックは視界がある時にした方が良い。 ◆スキー滑走 ・大峰岳分岐あたりから登ったルートを忠実に滑れる。 ・稜線はシュカブラだが樹林帯は結構なパウダーで楽しい。 ・350mからは登山道ボブスレー。1か所だけ担ぐ場所がある。 ・林道もスキーで快適。 |
その他周辺情報 | 温泉は秋田のハタハタ館。 500円でぬるくて気持ちの良い露天風呂あり。 ご飯も海鮮丼がうまい! |
写真
感想
東北遠征4日目は世界遺産の白神山地にある白神岳に登ってきた。
未踏の二百名山のひとつだ。
それにしても青森からこんなに遠いとは思わなかった。
そもそも高速が整備されていないというのもあるが2時間以上かかった。ほぼ県外まで運転してきた感じだ。
もちろんこの地に足を踏み入れるのは初めてだし、この先再訪することがあるのかどうかもわからない。
白神岳があるから訪れることができた地だといえる。
白神岳は標高1235m、とっても低山で往復15km、標高差も1200mなのでそれほど大変な山ではない。
が、なぜか冬季の記録がめちゃくちゃ少ない。
山スキーに関しては皆無だった。なぜだかわからない。登ってみたら何か落とし穴でもあるのか?
もしかするとこのアプローチの悪さが原因なのかも?
朝4時過ぎに登山口に向かって走っていくと手前1.5kmのところで除雪が終わっていた。
まじかー、まあ冬季はこういうことも想定内。車が使えなければ歩くだけだ。
林道には古いトレースが残っていた。連休のやつか?
ツボ足のトレースなのでガタガタで使えないので隣にスキーのトレースを新たに作る。帰りのためだ。
林道が終わったら夏道を辿る。標高が低いせいか雪もそれほど多くなく木々も密集している。夏道以外は歩けない。
標高350mから尾根直登の冬季ルートへ。ここからはようやく自由にルートが取れるようになった。
ラッセルはくるぶしくらいで丁度いい。帰りの滑りも楽しめそう。
マテ山までガンガン登り詰めてそこからポコを巻くテクニカルゾーンへ。
ここでミスると帰りに苦労するので地形図みてしっかり巻こう。
初見にしてはしっかり巻けてラストは森林限界を突破して稜線へ。
さすがに風が強くなってきたので地獄装備に換装。東北に来てから毎日地獄ゴーグル着けてるんじゃないか。
クトーも着けてカチカチ斜面に備える。
稜線に登り上げたら気持ちいいくらいだだッ広い台地が広がっていた。
向白神岳のバックには一目でわかる岩木山。かっこいいな。
これが1200mの山だというのが信じられない。白山の別当出合と同じだと?
3000m級の風貌だと思った。
山頂で記念撮影したらシールのまま稜線を戻って滑走開始。
思ったよりパウダーで楽しい。巻きもうまくいったので下山は苦労しなかった。
山スキーの記録がないのが信じられないくらい良い山だと思った。
是非みなさんもチャレンジしてみてください。(ただし遠くて駐車場も狭いので注意・・・)
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