天蓋山
- GPS
- 03:36
- 距離
- 6.4km
- 登り
- 610m
- 下り
- 605m
コースタイム
天候 | 曇り時々雪 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
県道484号線は生活道路なので除雪はしっかりされている。ただし急斜面のつづら折りの道なので、側壁からのデブリは多い。 キャンプ場手前最終の民家前まで除雪されており、そこから先(双六線、国道471号線の駒止橋まで)は除雪されないようだ。 少し前に除雪が入った跡があり15cmほどの積雪だったため、キャンプ場前まで入ってみた。 転回するところがなく、帰りに出られなくなりそうなのでバックで戻り路肩に駐車した。 この駐車場所は民家の奥の除雪最終地点から少し入ったところ。あくまで道である。ここに停めていいか不安だったが、除雪の重機が見えたので、オペレーターの方とお話しをさせて頂いた。我々の駐車スペースにはこのオペレーターの方は除雪に入らないが、他の方もいるのでわからないと言われた。なるべく道の端に寄せて停めさせていただいた。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
キャンプ場内のテント場と思われる場所を抜けて右の谷筋に入っていくが、周囲に排水溝があったり小川が埋まって無かったりで越えるのに難儀する。ここは素直に登山道を辿る方が楽だったか。 途中で合流した昨日のトレースは早々に右の尾根に上がっていったが、我々は谷筋を少し詰めてスノーブリッジを渡り右の小尾根から登った。 どこを登ってもピークは一つであるし、登りやすいところ滑りたいところを観察しながら登ればよいのだろう。 所々植樹されたところがあり樹々は少しまばらになるが、概して樹々の密度は濃い。 下部半分は湿った重い雪、上部半分は少し重いパウダー。 下部は1-2度、ピークで-1.7度、滑走中1400ほどで-2.4度ほど。 |
その他周辺情報 | 近くに温泉はなく国道41号線沿いまで行く必要があり(奥飛騨方面に向かえばどこでも)。 本日は情勢を鑑み皆直帰。 |
写真
感想
雪が降る予報で、軽めの山が良いとチカウさん提案の天蓋山に行った。天空の里とよばれる山之村にあり、無雪期なら手軽なハイキングの山と知ってはいたが登るのは初めて。山之村には有峰林道絡みのサイクリングや黒部五郎などの登山のアプローチで何度も通っているが、厳冬期に入るのは初めてで、雪の峠道を越えてくると凄い所に人が住んでるとの感が一層強くなる。
ここ2回、にわか混成ptでラッセル負荷が少なかったが、今日は3人で回す。激深ではないが重い雪で、特に急斜面の先頭は辛い。しかし全体の標高差が600mと比較的少ないので、10分交代の先頭を4回ほど頑張れば山頂についてしまった。
下りの滑走は一貫して楽しく快調で、途中の休憩時間を除けば30分余りで下りてしまい、あっけない感じもあった。
天候は予報通りの雪だが、小雪がちらつく程度で済み、山頂付近の風も弱かった。気温は登り始めはまたプラス、上でも-2℃位だったとのこと、穏やかな条件で登れたことになる。富山への帰り道では雨も降ったので、取り付き標高の高い山のチョイスは成功だったと思う。
年末にmaco氏が天蓋山のレコをあげておられ、久しぶりに行きたくなったので、お二人を誘って行ってきた。夏道を12月初旬にワカンで登ったり、西側の尾根を同じく12月下旬に登ったことがあったが、このmaco氏のルートは通ったことがない。ワクワクしながら登っていく。
途中からブナ林になり、雰囲気もなかなか良い。帰りのツリーランが楽しみだ。一回休憩して、あとは一気に山頂まで登りつめる。山頂南側の雪庇に気を付けながら広い山頂に到着。
残念ながら展望はないし、風も5mくらいでそこそこ寒いので、休憩せずにすぐに滑走モードに換装し、滑りだした。若干重いが新雪滑走を楽しみながら一気に降りていく。
登りで休憩したポイントで本日二回目の休憩でおやつを交換しもぐもぐタイム。いつもありがとうございます。紅茶を飲み、キレイな空気を吸い、仲間と語らう。絶景を目の当たりにしてのマンダムもいいが、このように何気ない幸せも今の私にはマンダムだ。お二人に感謝!
そこからもあっという間に滑走し、車に戻った。まだ11時前。風呂にも入らず、家に戻って仕事にいそしむ私であった。
装備など
・頭部:ワイルドカントリーフォーカス+防寒帽子
・インナー:上 アクティブスキン+モンベルジオライン、
下 アクティブスキン
・アウター:モンベル パウダードラックサーマジャケット&パンツ
・スキー:ポン159、TLTスーパーライト2
・靴:TLT8 expedition
・グローブ:パワーメッシュ+モンベルアルパイングローブ
・ザック:オートルート45
・消費:シュークリーム1個、ホットレモンティ150cc、あんドーナッツ1個、
以前にオートルート前半を終えて飛越トンネルに下山し、神岡まで贅沢にタクシーを使った。その車中でNishidenさんと話題になった山。
こんな奥深い山に冬に入れるのは、住民の生活道路がある故か。
登り600mほどとお手軽な山だが、1ヶ月ぶりの体にはもう十分。
山に行けるだけでもただただ感謝という心境。
取り付きの県道は奥飛騨側へ向けては除雪がされていない。
しかし奥には桑崎山などの冬の秀峰が点在している。
この良アクセスを利用してそのうち行ってみたいなと思った。
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