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Yamareco

記録ID: 4019037
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
中央アルプス

中ア・大原公民館前から木曽駒ヶ岳─宝剣岳(空木岳断念)

1990年10月03日(水) ~ 1990年10月04日(木)
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GPS
32:00
距離
12.3km
登り
2,043m
下り
421m

コースタイム

1日目
山行
7:07
休憩
1:21
合計
8:28
8:12
61
大原公民館前バス停
9:13
9:23
47
木曽駒高原スキー場登山口
10:10
10:20
18
10:38
36
4合目
11:14
11:24
32
力水
11:56
24
5合目
12:20
12:30
11
休憩
12:41
29
6合目
13:10
9
見晴台
13:58
15
山姥の奇岩
14:13
14:23
59
15:22
15:32
30
16:02
9
16:11
16:21
19
2日目
山行
2:02
休憩
0:00
合計
2:02
9:13
14
9:27
20
9:47
31
10:18
14
10:32
30
11:02
千畳敷駅
天候 (1日目)曇りのち霧
(2日目)霧雨
アクセス
利用交通機関:
電車 バス ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
木曽駒ヶ岳頂上

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ ズボン 靴下 防寒着 ザック 行動食 非常食 調理用食材 ガスカートリッジ コンロ コッヘル 食器 調理器具 ライター 地図(地形図) ヘッドランプ 予備電池 筆記用具 ファーストエイドキット ロールペーパー 時計 タオル カメラ ポール テント テントマット シェラフ ラジオ 天気図用紙

感想

 1990年10月3日から2泊3日の日程で、中央アルプスの木曽駒−空木岳の縦走を企画した。木曽福島町の木曽駒高原スキー場から入山し、木曽駒に登り、空木岳まで縦走し、伊那側に下りる計画だった。宿泊については、木曽駒の頂上山荘のキャンプ指定地で1泊目、2日目は水場の関係で池山小屋まで降りて小屋泊まりの計画だった。
 10月3日、松本駅から普通列車で木曽福島駅まで移動し、駅前から大原ゆきのバスに乗り、大原公民館前へ。大原公民館前バス停から木曽駒スキー場にある登山口まで車道の歩き。荷物が多い時の車道の上りはどこもそうだと思うけど、これが結構ツラい…。その後木曽駒スキー場からのピストンで登った時や、TJARの応援で現地を何度かクルマで再訪してるけど、よくまあここを荷物背負って歩いたものだ…と我ながら感心した(苦笑)。途中で休憩を挟むことなく、約1時間で登山口の木曽駒スキー場に着いた。登山口からは1時間弱で幸ノ川を渡渉し、尾根に取り着く。力水で宿泊時に使う水も含めて水汲みしてさらに荷物が重くなった状態になり、だいたい50分おきに休憩を挟みながら登っていく。七合目避難小屋を過ぎたあたりから疲労のせいかペースが落ち始め、玉乃窪山荘あたりからは超スローペースになった記憶が…(苦笑)。足をいくら前に出してもなかなか進まない感覚を味わった。10月の山行にしては遅い16:11に木曽駒ヶ岳頂上に到着。せっかく登ったのに、雲が多く展望はよくない。時間のこともあり、頂上にはたった10分居ただけで下りにかかる。一段下ったとこにある頂上小屋のキャンプサイトには16:40に到着。この日はここでテント泊。
 翌10月4日の天気は霧雨で、周囲はガスで真っ白…。こんななかは歩きたくないよなぁ〜…と思い、ラジオを聴きながら天候回復を待つ。ラジオでは東西ドイツ統一のニュースを興奮気味に伝えてた。いくら待っても天候の回復の見込みが無いので、空木への縦走は断念し、駒ヶ岳ロープウェイの千畳敷駅へ下ることを決断。ただ下山するのは面白くないと考えたのか、わざわざ宝剣岳を縦走してから千畳敷駅に下りている。もちろん、ガスで真っ白だったため宝剣岳頂上がどんな場所だったか全く覚えていない。木曽駒にはその後何度か足を運んでるけど、宝剣岳には未だに再訪出来ずにいる。
 千畳敷駅からはロープウェイとバスを乗り継いで駒ヶ根駅に出たけど、雨のため財布の一部が濡れてしまい、千円札が湿って自動きっぷ券売機がなかなかお札を受け付けてくれず苦労した記憶がある(苦笑)。
 この時断念した空木岳には、3年後に檜尾橋から再挑戦したけど降雪で断念。ここまで退けられた山だから、日本百名山の100番目にしよう!…と考え、意図的に登らずに居るため、未だに登頂出来ていない。百名山完登まで残り15座。空木岳に登る日はいつになるだろうか?

(2022.2.27・記)

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