安達太良山(BCの予定が・・・家にスキー忘れた><)


- GPS
- 03:30
- 距離
- 9.8km
- 登り
- 771m
- 下り
- 759m
コースタイム
【総行動時間:3時間30分】
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
あだたら高原スキー場の無料駐車場を利用。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
■コース状況 ・あだたら高原スキー場〜峰ノ辻手前まではつぼ足アイゼンなしで歩けるがワカン、スノーシューの人も多かった。 ・峰ノ辻あたり〜山頂までは凍結している箇所があるためアイゼン使用が望ましい。 ・山頂部はピッケルがあった方がよい。 ・スキー登行も問題ないと思われるが、雪は少な目なので滑走距離は短そう。 ・山頂は風が強い。 ・ルートは印がしっかりついているので迷うリスクは低い。(ホワイトアウト時は注意が必要かも) |
写真
感想
月曜日に休みが取れたので遠出をしてみようと思い、これまで足を踏み入れたことがない東北方面へ向かうことにした。
せっかく行くならスキーでと思い、磐梯山か安達太良山で迷ったが、より天気の良さそうな安達太良山を選んだ。
金曜日の夜、例によって会社を定時に退社し、布団やら荷物やら車に詰め込んで石川を出発。
あだたら高原スキー場に夜中2時くらいに到着する計算だ。
ところが、長岡あたりでスキーを忘れたことに気づく。
よほど戻ろうかと迷ったが、既に夜10時を過ぎており、家に帰ったら東北はもとより土曜日のスキーはあきらめるしかなくなる。
頑張って気持ちを切り替える・・・今回はスキーで来るときの下見にしよう。
磐越自動車道のパーキングエリアで車中泊し、翌朝暗いうちに出発。
朝8時頃あだたら高原スキー場に到着。
スキー客も多いが登山者も多い。
やはり人気の山だ。
不幸中の幸いで兼用靴以外に登山靴とアイゼンも準備してあったので、早速装備を整えて出発。
スキーヤーに会うと悔しいのでなるべく会わないように勢至平方面へ進む。
トレースばっちりで、つぼ足でも問題なく歩くことができた。
勢至平分岐からは人気のくろがね小屋をバイパスし、直接安達太良山頂を目指す。
峰ノ辻あたりまで来るとアルプスのような広大な雪の斜面が広がっており、スキーを忘れてきたのをあざ笑っているようだ。
ひとつもトレイルがついていない斜面をしばらく眺めていると、悔しさがこみ上げてくる。
その悔しさをかき消そうと、ペースをあげて山頂を目指す。
そして登頂!
直前まで人がいたが、入れ違いで山頂独占。
遠くから雲が近づいてきていたが、なんとか磐梯山の雄姿を眺めることができた。
さっきまでのスキーを忘れた悔しさが嘘のように、山頂に立つと嬉しさが勝ってくる。
どんな山でもやっぱりピークに立つと嬉しい。
まして東北を代表する名山、安達太良山に登れたことはまた格別である。
下山は薬師岳を経てゲレンデを下る。
途中数人のBCスキーヤーとすれ違ったが、既に悔しさはなくなっていた。
さすがにゲレンデを歩くのは悔しいが、それでも登頂した喜びが勝っていた。
波乱はあったが、記憶に残る素晴らしい山行となった。
帰りには安達太良SAで浪江やきそばとお菓子などいつもよりたくさんのお土産を買った。
少しでも震災の復興に貢献できればと思う。
コメント
この記録に関連する登山ルート

スキー忘れるなんて(^^)
どこ行ってんのかなと思ってたら、今週は安達太良山ですか。
東北の山っていいよね。アルプスのような迫力はさすがにないけど、どこか奥深くて、雄大で、険しさあり優しさあり。
ちなみに、こちらは会社のスポーツチームの応援にかり出されてました(-_-;)
Sanchan33さん、こんばんは
僕とは縁のない地ですが、ちなみに石川から安達太良山の登山口までどのくらいの時間が掛かるのですか?
それにしても痛い忘れものでしたね
BCが出来ない僕には想像できませんが登りも楽しみ下りは爽快に下るなんて気持ちいいんでしょうね
いつか東北の名峰「安達太良山」にも登ってみたいと思いますので、その時の為に下見的に参考にさせていただきます
Yamachan、こんばんは。
長岡まで来てスキー忘れたことに気づいた時には愕然としましたよ。
パニックに近い(笑)
一回IC降りて、戻ろうか、進むべきかしばらく考えてしまいました。
結局登山モードということで割り切りましたが、結果的に登ってよかったです。
コース的には少し短くて歩き応えという意味では物足りない部分はありましたが、雄大さ、美しさ、そして知らない土地の新鮮さという面ではおつりが来るほど素晴らしかったです。
ところで、それはそうとそろそろ来週の計画を立てないと。
kaikaireiさん、こんばんは。
kaikaireiさんの超人的な丹沢全山縦走の後に間抜けなレコをアップすることになりました(汗
スキー向きの素晴らしい斜面を目の当たりにして滑れない悔しさは半端ないですが、それにも勝る名峰の素晴らしい景色に感動しました。
是非訪れてみてほしいと思います。
自分もスキーで登って、スキーで滑るためにもう一度行かなければいけません。
そのための布石となる「ボケ」だったと思っています。
静岡もそうですが日本全国、まだまだ良い山は沢山ありそうですね。
まず、飽きることはなさそうです。
ちなみに、石川の自宅から安達太良山の登山口まで距離にして480kmくらい、時間にして6時間くらいですね。
せっかくなので他の山もハシゴしながら戻ってきましたが(笑)
追ってレコアップします
Sanchan33 さん にとっては、イタい思い出となりましたね。
私もスキー目的での忘れものだったら、かなりショックかも。。
だけど素晴らしい景色を堪能することができて良かったです。
いろんな雪質を体感されてる大先輩のSanchan33 さん
どこのお山でも不安なく、すいすいっと滑られるんだろうなぁ。
だからこそ、どんなシーンを目にしても、滑りたいという願望が生まれるのでしょうね。
私は、場数少なく、まだまだ未熟ものなので、
すばらしい斜面を見ても、コンディションによっては、不安のほうが先立つかも。。
というか、フォトから伝わってくる斜面、やっぱ見惚れるほどに、美しいですよね。
とても おいしそうに見えます。
naminoriさん、おはようございます。
琵琶湖バレーのレコ拝見しました。
昔(10年位前)滋賀県のスキークラブに所属させてもらっていたことがあり、琵琶湖バレーの大会にも出たことがあったので懐かしい気持ちになりました。
意外とコースもそこそこ長くて滑り応えがありますよね。
今回はスキーを忘れるアクシデントがありましたが、そのせいもあってか、もう一度訪れたいという気持ちが強くなりました。
伊吹山のように手軽に行ける距離ではありませんが、たまには気分転換に遠くの山に行くのもいいですよね。
では、また楽しいレコを拝見できるのを楽しみにしています。
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