雲もまたよし御来光(綿向山)、手強いぞ、藤井竜王、もとい藤木竜王(祝詞ヶ原山、藤木竜王山)
- GPS
- 07:00
- 距離
- 16.2km
- 登り
- 1,300m
- 下り
- 1,326m
コースタイム
- 山行
- 5:55
- 休憩
- 2:11
- 合計
- 8:06
天候 | 曇 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
藤木竜王山:駐車場は参詣橋の傍らに8台ほど駐車可能です。舗装はされていませんが整地はされています。お手洗いはありません。携帯電話の電波は確認しませんでした(届いていたような気もします)。大沢貯水池から南は、1-1.5車線ほどの幅で、時々離合できそうなスペースがあります。駐車場の手前しばらくは路面に穴が開いていて、底を擦りそうな気もしました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【登山口-行者コバ】雪はそれほど多くありません。踏み跡は明瞭すぎるくらいですが、勝手道のトレースもかなり太いものになっていて、若干紛らわしくなっていました。3合目から上はそこそこ雪が積もっています。危険箇所はありません。 【行者コバ-山頂】冬道の中央はかなり踏まれていて、凍っている箇所もちょこちょこあります。私は駐車場からずっとチェーンスパイクを履いていましたが、特に下りでは「12本欲しいな」と思ったくらいでした。道は明瞭です。 【祝詞ヶ原・藤木竜王山】踏み跡不明瞭、標識なし、テープもほとんどなし。歩いてみても、どれが正解ルートなのかあまりよくわかりません。なだらかな尾根は比較的わかりやすいですが、傾斜が急になるとさっぱりです。いわゆる危険箇所は写真に挙げた箇所くらいですが、斜面もよじ登るような感じなので、足が滑ると結構大変そうでした。こういうのが好きな方に。 |
写真
感想
年末に綿向山に登った時、早朝の北尾根で感動体験をしましたが、同日の御来光の写真を見ると、「御来光いいなあ」と感じました。今日は近畿北部と南部で雲が多い予報でしたので、比較的雲が少なそうな綿向山で御来光を期待しました。
4時前に駐車場に着いたら、3台目でした。準備を済ませて、4時10分にスタート。今回も三峰山同様に、地図をあまり見ずにこつこつ登るようにしました。おかげで3合目過ぎの小屋に気付かずに通り過ぎてしまいました。案の定冬道の急登はきつかったですが、2時間弱で山頂到着。出発時は星もよく見えていましたが、頂上に着くと頭上には雲が厚く、山の端だけがかろうじて雲が晴れているようでした。
前日がダイヤモンド鎌が見られたとのことでしたが、鎌の隣から厳かに太陽が昇りました。期待していたほどの太陽光線が降り注ぎはしませんでしたが、北尾根から見ていると、鎌ヶ岳の山腹に陰影が移ろっていくのが美しかったです。なお、霧氷は前日の陽気のためか、ほぼ全滅でした。残念。
その後、午後から晴れそうな予報でしたが、粘っても仕方ないので下山。林道から下では、たくさんの人とすれ違いました。その後おかわりへ。
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鈴鹿300座(300山)ってご存知ですか? 鈴鹿セブンマウンテン、鈴鹿十座は有名ですが、西内正弘氏が選定した鈴鹿50名山、また著書に載っている鈴鹿300山というのがあるらしいです。まあ・・・私は十座もコンプリートしていないので、50も300もコンプリートしようとは思っていませんが、しかしリストがあるのなら、それが埋まっていくのは楽しみですよね。なにげなく300山のリストを眺めていて、藤木竜王山という山の名前が目に留まりました。惜しい、藤井じゃないのか! でも、この際行ってみたくなりました。というわけで、綿向山から8時過ぎに下山したので、この機会に山頂を踏んでおくことにしました。まあ、藤井颯太さんは今後も活躍するだろうから、何期竜王を守るかは想像もつきませんが、行こうと思った時にたまたま陥落しておられたらいけないので。
ちゃんと駐車場あるんだろうかと不安に思いながら参詣橋を目指して車を走らせると、かなりでこぼこした道の向こうにきれいな駐車場。ここに車を停めてスタートしました。なお、バックパックからはワカンやダウンは取り出して置いていきました。
最初に祝詞ヶ原山。取り付きはわかりますが、そこから向こうはテープもないし踏み跡もはっきりしないから、どっち向いて進むのかよくわかりません。尾根を登って行けばいいんだろうなと思って、まず尾根に乗ったのですが、尾根は尾根で急だし、すがる箇所が少ないので、結構登りにくいです。なんとか山頂到達。ここには山名標がありますが、少し北の方が高いように思います。さて、ここで、北からやってきた男性(ヤマレコの100yamaさん)が。「鈴鹿300山やってるんですか?」と尋ねられましたが、いや、そんなことはございません。
情報交換したところ、この後藤木竜王山に行く予定でおられたようなので、一緒させて頂くことにしました。お話によると、現在300名山チャレンジ中で、冬期は体力作りで鈴鹿300も歩いておられると。それで、鈴鹿300は大概こんな感じで、ルートファインドも藪漕ぎもデフォルトですよとのことでした。
一旦下山して、しばらく林道を歩いて、藤木竜王山のとりつきへ。ここも目印がないので、どこから取り付くのかよくわかりません。100yamaさんは安定して前を歩いて下さるので、甘えて後ろを着いていきました。が、ペースが速くて、着いていくのに必死。ここも踏み跡は不明瞭だし、テープはないし、なかなか大変でした。なんとか山頂に着いた後、100yamaさんは周回されると言うことでしたが、私はピストンで引き返すことにして、ここでお別れしました。帰り道も、わかりにくい箇所があって結構大変。本当はその後紅皿山、長石山を取りに行くつもりでしたが、もういっぱいいっぱいでした。
昨日ご一緒しました。100yamaです。
祝詞ヶ原山では、尾根を間違えてしまい、
申し訳ありませんでした。
また、尾根道を速いペースで申し訳ありません。
(午後所用があったもので)
私の地元の綿向山へようこそ。
14の写真「ダイヤモンド鎌」になってますね。
また来年の今頃狙ってみます。
情報ありがとうございます。
また、鈴鹿の山でお会いできることを楽しみにしています。
こちらから先にお礼を申し上げるべきところ、先にコメントを頂戴して恐縮です。私もたまにはまともに道がない山には行くのですが、予想以上でした。疎らでもテープがあれば有難いのですが。ご一緒させて頂いて、安心感が増しました。
ペースも、そんなに遅いつもりはなかったのですが、あっさり置いて行かれたので、今後あやかりたいものです。またレポート参考にさせて下さい。
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