積雪期の御正体山を道坂隧道登山口から往復
- GPS
- --:--
- 距離
- 11.2km
- 登り
- 1,128m
- 下り
- 1,114m
コースタイム
天候 | ☀晴れ、強風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
●道坂隧道西側駐車場 県道24号線は全線が二車線道路で、都留トンネルを抜けて法能交差点を右折すると、菅野川(すげのがわ)沿いに進み、道坂隧道を経て道志村まで続いています。 朝7時前に、24時間営業のローソン都留小野店(都留市小野416‐12)前を通過すると、その先では営業している商店を見かけませんでした。 御正体山に直登する登山道の登山口にあたる三輪神社前を通過して間もなくで、県道は斜面に付けられたつづら折りの上りとなり、人家を見かけなくなります。途中、これから歩く御正体山と稜線が間近に見えてくると、道坂隧道(どうざかずいどう)が近いです。本日は路面に積雪や凍結箇所はありませんでした。 トンネル手前の左手に6台分ほどの無料駐車スペースが設けられています。ここには「道坂隧道バス停」が設置されているほか、すぐ横に登山口があります。標高は1080m。私のau携帯は駐車場では電波が入りませんでした。 道路の反対側を見ると真新しい建物がありましたが、バイオトイレでした。これまではコンビニでトイレを使わせてもらっていたので便利になりました。 ●路線バス(富士急バス) 富士急行線都留市駅からは、道坂隧道までのバス路線があります。所要30分で660円。季節や曜日によって運行本数が異なりますのでご注意を。 https://www.fujikyubus.co.jp/regular |
コース状況/ 危険箇所等 |
御正体山(みしょうたいやま)は、山梨県都留市と南都留郡道志村の境にあり、道志山塊の最高峰(標高1681m)です。日本二百名山であり、山梨百名山に数えられています。東西南北からの登山ルートがありますが、今回は東側の道坂隧道を起点に道坂峠を経て、尾根伝いに山頂までを往復しました。 ●全体的に 道坂隧道(トンネル)西側の駐車場からは、「←今倉山登山道入口」の標識に従って、トンネル上部に向けて坂を登ります。20分ほどすると標識のある尾根に出合い、右折して御正体山への縦走路を歩きます。 最初の急登の先にある小ピークには三角点がありました。ここからは勾配の緩やかな尾根歩きとなり、左手には樹木越しに甲相国境尾根と道志村が見えるようになります。 一旦鞍部に下った先に二つ並んだピークが見えてきますが、ここが岩下ノ丸。その先は若干の登降を繰り返しながら、日差しの差し込む明るい尾根を歩きます。牧ノ沢山を越えると御正体山までの鞍部が白井平分岐(標識あり)で、山頂までの最後の登りにかかります。勾配が増して急登となり、痩せ尾根の先が最後の登り。ブナの林に覆われた嫋やかなピークに山頂標識があります。 積雪は、白井平分岐まではくるぶし程度。朝のうちは、日当たりのよい場所は凍結箇所がありました、雪が溶解と凍結を繰り返しているのでしょうか。一方、樹林帯の中ではフカフカとした雪質でした。 白井平分岐からの急登では雪量が多くなり、場所によっては膝まで。吹きだまりでは腰ほどありました。痩せた尾根の先はトレースが付いていませんでしたが、ここまで来れば山頂は間もなく。辛抱の登りになります。帰路は気温が上がって雪が溶けはじめており、足元が重い感覚がありました。滑り止めが必要で、私は全区間でチェーンスパイクを使いました。 トイレは道坂隧道脇にあります。私のau携帯は、駐車場や山頂付近では電波が入りませんでした。標識は要所にありましたが、ピンクテープは見かけませんでした。尾根を外さなければ道迷いは無いと思います。 |
その他周辺情報 | ●くれちうどん 山梨県富士吉田市上暮地にあり、地名の暮地から「くれち」うどんなのでしょう。一番人気は「肉うどん」。着席してテーブルに備え付けの注文用紙に書き込み、厨房カウンターに提出。食後に支払いをします。営業時間は、10時〜14時 (うどんが無くなり次第終了)。火曜定休。 http://kurechiudon.web.fc2.com/ ●芭蕉月待ちの湯 二十六夜山の麓にある温泉施設で、度々利用させていただいてます。大人720円。営業時間は、10時〜21時、月曜定休(祝日の場合は翌日)なのですが、新型コロナ対策のため縮小営業中のようです。 http://www.tsukimachi-onsen.com/ ●道の駅つる リニア実験線にほど近い道の駅。いつも野菜と味噌を買っているのですが、地元産ブランド豚の「富士湧水ポーク」ってまだ試してません。美味しそう・・・。営業時間は、9時〜17時(1-3月)。 https://1000nentsuru.com/ |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ソフトシェル
タイツ
ズボン
靴下
防寒着
ゲイター
着替え
靴
ザック
行動食
非常食
飲料
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
タオル
ストック
カメラ
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感想
今年は例年と比べて雪が多く、冷え込みの厳しい日が続いていましたが、2月25日からは気温が上がって春めいてきました。雪が溶けぬ内にどこかへと考えて、思いついたのが道志山塊の最高峰・御正体山です。
道坂隧道からのルートは、駐車場からの単純標高差は600m程ですが、登降を繰り返しますので累積標高差は1100m超。ソコソコの距離を歩きます。積雪の状態が気に掛かりましたが、歩き始めてみると思ったほどの量では無く、無事に歩ききることができました。
一人娘が転勤のため、北海道に旅立ったのが25日。これまで同居をしてきたので寂しさも一入ですが、独り立ちする日を祝いたいと思っていた矢先に、ロシアがウクライナに侵攻するというニュースがあり。ロシアのプーチン大統領は「他国が介入すれば核の使用も辞さない」と。これが第三次世界大戦に繋がるような事態にならないことを願うばかりです。
愛する家族と祖国を侵略者から守るためか、ウクライナ軍の士気は高く、今のところ圧倒的優勢のロシア軍の進軍を押しとどめているようです。アジアをはじめ世界の大半が欧米の植民地化されていた中、先の大戦で戦った日本軍も、同じ様だったことでしょう。
今、生まれてくる子どもたちは、22世紀まで生きるわけですが、この先も「最後は力」の世界が続くことでしょう。自分の国は自分で守る態勢を作らなければ、子どもたちは力のある者に蹂躙されて、平和を享受できなくなるのかもしれない。
岸田首相は「ロシアはウクライナから出ていけ。そして北方領土からも出ていけ。」と毅然と言うべきでしょう。相手はお人好しではなく、弱さに付け込んでくる。日本も変わらなくてはならない時だと思います。
なんとも気持ちの晴れない週末となりました。
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