記録ID: 404642
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無雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳
「あなたはオベリスク」思い出の鳳凰三山
1997年09月21日(日) ~
1997年09月22日(月)
- GPS
- 14:10
- 距離
- 16.8km
- 登り
- 1,910m
- 下り
- 1,736m
コースタイム
9/21
8:30登山口発 9:30夜叉神峠 10:00出発 11:18杖立峠 11:50山火事跡 12:45出発13:43苺平 14:20南御室小屋
9/22
7:10南御室小屋 7:55ガマの石 8:05出発 8:20砂払岳 8:45薬師岳 9:07出発 9:40観音岳9:52出発 12:00地蔵岳 12:30出発 赤抜沢の頭から下山 13:10鳳凰峠 15:20鳳凰峠入口 15:30広河原
8:30登山口発 9:30夜叉神峠 10:00出発 11:18杖立峠 11:50山火事跡 12:45出発13:43苺平 14:20南御室小屋
9/22
7:10南御室小屋 7:55ガマの石 8:05出発 8:20砂払岳 8:45薬師岳 9:07出発 9:40観音岳9:52出発 12:00地蔵岳 12:30出発 赤抜沢の頭から下山 13:10鳳凰峠 15:20鳳凰峠入口 15:30広河原
天候 | 晴れ |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
夜叉神峠から鳳凰三山縦走!
これは、筆者が務めを始めたころ、職場の友人の話にでた山の名前だ。
この友人の言葉をたどるように今、私は山を楽しんでいる。
友人は、若くして30才で肺がんでよう逝した。彼がたどれなかった道のりを私がこれからたどるのだろう。
私は、山をはじめて2年目、まだ、これで9回目の山旅だ。
初心者を楽しませるには、いい山だった。
樹林帯と岩場と最後はオベリスク。ドラマのようにシーンが展開した。
さすがに、まだ、岩登りはなれていない。恐怖感でオベリスクは途中で断念した。
それにしても、SNさんは、どうして登ったのか、オベリスクの上ですらっとした体躯はひときわ映え、大空にむけその長い腕を振っていた。
思い出に残しておきたいシーンだ。
「あなたがオベリスク」送る言葉である。
赤抜沢の頭から鳳凰峠への白砂の尾根道。岩波が未練のように振り返らせる。途中幾度となく。白いガスが視界をはばみ、オベリスクとその上のSNさんももう見えない。胸がいたむ。私は道をしゃにむに急いだ。見えないはずのオベリスクの上でSNさんが手を振っていた。
「まぼろしや 君が手を振る オベリスク」
赤抜沢の頭でのショート会話からSNさんのプロフィール:
塩尻の人、単独広河原から登って来たという気丈夫。年齢不明だが25才くらい。清々しい。
「こんにちわ」「やあ、運がわるいね、50mもないすぐ前に地蔵の岩場が見えるのにね、すぐ前まで見えてたんですよ」「おべりくでしょう」「僕は、途中まで登って来ましたよ」「じゃ、わたし、これから行って来るね」
青木鉱泉に降りるとも言っていた。
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