鳳凰三山周回 シーズン最終日の晩秋鳳凰小屋泊行
- GPS
- 15:25
- 距離
- 17.1km
- 登り
- 1,997m
- 下り
- 2,141m
コースタイム
- 山行
- 6:56
- 休憩
- 0:12
- 合計
- 7:08
天候 | 1日目:曇り、夕方から雨 2日目:朝方ややガスあったもののほぼ快晴 鳳凰小屋での最低気温+2℃と暖かい朝 |
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過去天気図(気象庁) | 2024年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
車両No.と料金(¥800✖️2)を受付ポストに封筒で投函し出発 |
コース状況/ 危険箇所等 |
特に荒れたところはないものの、全体にタフな勾配の登山道が続き老体には厳しいコース |
その他周辺情報 | 道の駅にらさきに深夜着にて車中泊 独特なデザインの連絡橋がなかなか素敵でした。 この山行前の二週間余りの間、風邪を拗らせ3回通院、COVID-19、マイコプラズマ肺炎など検査するも原因は不明のまま、ある程度体調が回復してきたため予定通り登山決行した。ものの、当日鼻が詰まって息苦しい中で登山を続けるうちに、立ちくらみなどの症状が出てきて撤退も考える状況となってきた。なんとか鳳凰小屋まで辿り着き、夕食後すぐに就寝し日の出登山も見送って休養する事で、翌日はなんとか症状が和らぎ、予定の周回コースをなんとか消化したが、体調が万全でない状態での単独山行は控えるべきと改めて自戒した山行であった。 (一つ間違えれば行動不能だったかも) |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ハードシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
着替え
靴
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
ハイドレーション
ガスカートリッジ
コンロ
食器
調理器具
ライター
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
ファーストエイドキット
ロールペーパー
保険証
スマホ
時計
サングラス
タオル
ツェルト
トレッキングポール
携帯トイレ
インナーシーツ
枕カバー
(もしものお守り)チェーンスパイク、軽アイゼン
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感想
自分にとって天候に恵まれなかった今シーズンのお山も多くの山小屋で小屋じまいの季節となりました。そして50年ぶりに今年建て替えられた鳳凰小屋もその一つで営業最終日の宿泊予約を確保出来たので勇んで出かけました。
実は二週間前の三連休に一旦予約していたのですが、台風崩れの低気圧で天候が崩れて無念のキャンセル、その時点でまだ空きのあったこの日の予約を入れてもらったものでした。
念願の鳳凰三山巡りではあったのですが、実は体調が万全な状態とは言えない中で山行に取り組む形となりました。最初のうちこそ、ややゆっくりとした歩みでしたが、2,000m辺りにさしかかるころから次第に息苦しさを覚えるようになり、立ちくらみの症状やひどい眠気に襲われるようになってきました。まぁ体が休めと言っててきているのだと自覚して、途中撤退という選択肢も考えつつ、とにかく休み休みにゆっくり、時折りガスに視界が覆われつつゆくルートを進みます。
なんとか鳳凰小屋に辿り着き、とにかく眠いのでチェックインしてひとまず1時間強就寝。17:00の夕食時にはそこそこ体調はよくなってきていました。
営業最終日の名物カレーライスは特別にコロッケ付きの嬉しさ!体調万全ではない中しっかりとカレーのお代わりしてしまいました(笑)
事前計画ではお弁当にしてもらって4時頃には出発するつもりだったのですが、起きた時の体調で判断しようと、ひたすら18:00から再びの眠りにつく。
早出の人の目覚ましで途中3:00,4:00と睡眠を中断されるも睡眠を継続。6:00の朝食前まで11時間余り寝て目覚めた時には、万全とは言えないまでも、歩く気力は出てきました。普通に朝食でお代わりもして前日からの遅れを背負った遅い出発です。
ラストの宿泊客として送り出されて歩き出すと、やっぱり辛い!
自らの体に鞭打ち、またまた休みを小刻みに取りつつ斜面を登ります。
やっと到達した地蔵ヶ岳のオベリスクも、その後の長丁場の帰路を考え途中までしか登らず地蔵群を撮影して先に進みます。
そこからの稜線ルートもまた苦難のアップダウンにくじけまいとヨボヨボ進んで、やっと晴れた日に訪れたかった観音ヶ岳にたどり着くことができた。
ここに来たかったのは、富士山、北岳というNo.1、2の同時景観を見るためなのだが、山頂到達時はどちらも頂上部分にガスがかかってしまっていた。
(ちょっと心残り)
まぁ今回ルートの最高標高地点を過ぎたので、あとはほぼ下りという感覚なのだが、これがまた長いこと。途中で声を交わした方と「もう嫌になりましたね」などと声がけしながら進んだ。
朝の活動開始から約9時間に渡った青木鉱泉までの道のりは、病み上がりのヘロヘロ老登山者にとってはとても貴重な修行体験となりました。
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