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Yamareco

記録ID: 4060137
全員に公開
ハイキング
関東

日立アルプス縦走〜発展した日立の街と御岩神社のパワースポット

2022年03月06日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
6
1~2泊以上が適当
GPS
09:19
距離
34.5km
登り
1,470m
下り
1,467m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
8:31
休憩
0:49
合計
9:20
距離 34.5km 登り 1,470m 下り 1,469m
7:13
43
スタート地点
7:56
7:58
4
8:02
8:04
26
11:01
11:22
18
12:09
12:15
55
13:10
13:19
37
13:56
13:57
24
14:21
61
15:22
15:25
68
16:33
天候 晴のち曇
過去天気図(気象庁) 2022年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 自家用車
【往路】
土浦駅東駐車場横のコインパーキング(一日500円)に駐めて,
土浦5:48→7:06大甕(おおみか)駅(常磐線1342円)

※大甕駅の駅前にも駐車場があります(一日500円〜600円)。そこまで車で行ったほうが早かったのですが,乗り鉄魂(?)であえて土浦から電車で行きました(しかも一人だとこの方が安あがり)

【帰路】
日立16:44→17:21水戸17:34→18:19土浦(常磐線1518円)
コース状況/
危険箇所等
全長30kmを越えるルートで,出発地の大甕(おおみか)駅とゴールの日立駅に繋がる両端側は道路歩きとなります(最後歩くのが面倒な方は,かみね公園入口から日立駅にバスがあります)。

全長30km以上あるのに,累積標高は御岩神社まで下りても1500m程度と,急登下降箇所は限定的。緩やかなアップダウンからなる高級絨毯のようなフカフカのトレイルが主体で,歩いて良し,走って良しの気持ちの良いトレイルです。実際,歩いている方と同じくらいトレランの方も多い印象でした。柔らかいトレイルが災いして,一部ヌタヌタズルズルな場所もありましたので,雨の後は厳しいところも出てくるかもしれません。

なお、「日立アルプス」というルート表示はありません。ただ,道標は多く,ピンクテープもスキースラロームのゲートか,と言うくらい設置してあるものの,あらぬ方向に行く分岐には要注意。そちらにもピンクテープがあるので、ピンクテープがあるからと言って安心しませんよう。

間違いやすいと思ったのが,高鈴山山頂(→山頂に様々な方向への分岐がある。正解は展望台の真横を右側に向かう),かみね公園内(園内の地図で確認)ぐらいだと思います。また今回は気が付かずスルーしてしまいましたが,真弓山は縦走ルートから少し外れて,真弓神社のあるところです。

【トイレ】比較的多くあります。風神自然公園, 高鈴山山頂,御岩山と神峰山の中間あたり,かみね公園。加えて,真弓神社分岐の手前でも新設工事をしていました。
その他周辺情報 日立市のハイキングガイド。ここにある「日立アルプス縦走ハイキング」は必読かと。各山頂や道中の観光スポットの説明があります:
https://www.city.hitachi.lg.jp/kankou/003/105/p088651.html
常磐線土浦駅。ここから電車で北側に向かうのは初めて。
2022年03月06日 05:29撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
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3/6 5:29
常磐線土浦駅。ここから電車で北側に向かうのは初めて。
東側に広がる原野からの夜明け。
2022年03月06日 06:28撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
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3/6 6:28
東側に広がる原野からの夜明け。
日立アルプス出発地の大甕(おおみか)駅到着。とても近代的な駅でびっくり。道中の風景とは大違い。
2022年03月06日 07:10撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
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3/6 7:10
日立アルプス出発地の大甕(おおみか)駅到着。とても近代的な駅でびっくり。道中の風景とは大違い。
大甕神社。この地の地名の由来らしいです。
2022年03月06日 07:22撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
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3/6 7:22
大甕神社。この地の地名の由来らしいです。
日立製作所の主要研究所の一つがここにありました。駅が妙に綺麗な訳だ(と勝手に解釈)。
2022年03月06日 07:29撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
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3/6 7:29
日立製作所の主要研究所の一つがここにありました。駅が妙に綺麗な訳だ(と勝手に解釈)。
まずは澄んだ青空と白梅で澱んだ心を洗う。
2022年03月06日 07:31撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
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3/6 7:31
まずは澄んだ青空と白梅で澱んだ心を洗う。
日立アルプスの一つ目のピークは風神山。
2022年03月06日 07:59撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
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3/6 7:59
日立アルプスの一つ目のピークは風神山。
ピークに住まう守り神、風神&雷神。手前が風袋を持つ風神で、雷神は風化したのか良く分かりませぬ。
2022年03月06日 08:00撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
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3/6 8:00
ピークに住まう守り神、風神&雷神。手前が風袋を持つ風神で、雷神は風化したのか良く分かりませぬ。
一瞬開けた先に筑波連山。相変わらず美しい。
2022年03月06日 08:06撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
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3/6 8:06
一瞬開けた先に筑波連山。相変わらず美しい。
開けた途中の日立高鈴GCの横で小休止。
2022年03月06日 09:41撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
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開けた途中の日立高鈴GCの横で小休止。
風神山から14kmの長丁場を歩いて走って、ようやく第二チェックポイントの高鈴山到着。
2022年03月06日 10:56撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
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3/6 10:56
風神山から14kmの長丁場を歩いて走って、ようやく第二チェックポイントの高鈴山到着。
この山頂にはトイレと立派な展望台。
2022年03月06日 10:57撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
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この山頂にはトイレと立派な展望台。
ここはなんと花の百名山。この茶色い風景がどう変貌するのか見てみたい。
2022年03月06日 10:58撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
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3/6 10:58
ここはなんと花の百名山。この茶色い風景がどう変貌するのか見てみたい。
ここで初めて日立アルプスの名前を見ました。
2022年03月06日 11:12撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
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3/6 11:12
ここで初めて日立アルプスの名前を見ました。
何の工夫も無い今日の手抜きランチ。強風で寒いのでさっさと済ませます。
2022年03月06日 11:03撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
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3/6 11:03
何の工夫も無い今日の手抜きランチ。強風で寒いのでさっさと済ませます。
このルート,意味が分からないくらいピンクテープが大量に設置されています。お陰で風の強さが分かりますね。
2022年03月06日 11:29撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
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3/6 11:29
このルート,意味が分からないくらいピンクテープが大量に設置されています。お陰で風の強さが分かりますね。
続いて御岩山山頂(賀毘礼の高峰)。
2022年03月06日 11:42撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
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続いて御岩山山頂(賀毘礼の高峰)。
この山頂はパワーを求める参拝客で大人気。
2022年03月06日 11:43撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
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3/6 11:43
この山頂はパワーを求める参拝客で大人気。
御岩神社のご神体。宇宙に向けて光線を発しているという噂(?!)のパワースポット。
2022年03月06日 11:44撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
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3/6 11:44
御岩神社のご神体。宇宙に向けて光線を発しているという噂(?!)のパワースポット。
御岩神社は日本全国の名だたる神様が集合している凄い場所,なのです。
2022年03月06日 12:08撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
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3/6 12:08
御岩神社は日本全国の名だたる神様が集合している凄い場所,なのです。
ご神木の三本杉を撮り忘れたので、代わりに途中にあった二本杉で。こちらも立派。
2022年03月06日 12:19撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
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3/6 12:19
ご神木の三本杉を撮り忘れたので、代わりに途中にあった二本杉で。こちらも立派。
その先,日立アルプスで最も好展望と言われる神峰山に到着です。
2022年03月06日 13:17撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
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3/6 13:17
その先,日立アルプスで最も好展望と言われる神峰山に到着です。
神峰山から見る日立の街と海。
2022年03月06日 13:11撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
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3/6 13:11
神峰山から見る日立の街と海。
The 太平洋!
2022年03月06日 13:10撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
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The 太平洋!
続いて観光スポットの大煙突。日立の街ではこの大煙突は歴史的に重要らしい。
2022年03月06日 14:22撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
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3/6 14:22
続いて観光スポットの大煙突。日立の街ではこの大煙突は歴史的に重要らしい。
何が重要なのか書ききれないのでこちらで。昔は今の3倍の高さがあったとのこと。
2022年03月06日 15:36撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
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3/6 15:36
何が重要なのか書ききれないのでこちらで。昔は今の3倍の高さがあったとのこと。
杉の紅葉。私は平気なんですが。
2022年03月06日 14:31撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
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3/6 14:31
杉の紅葉。私は平気なんですが。
ヒササキの回廊。夏はもっと気持ち良いだろうな。
2022年03月06日 14:38撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
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3/6 14:38
ヒササキの回廊。夏はもっと気持ち良いだろうな。
茶色ワールドな道中に唯一見た色物。
2022年03月06日 14:45撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
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3/6 14:45
茶色ワールドな道中に唯一見た色物。
最後のピークは鞍掛山。地デジの電波塔の山です。
2022年03月06日 15:16撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
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3/6 15:16
最後のピークは鞍掛山。地デジの電波塔の山です。
ここからも海が見渡せます。右の桜が咲いたらもっと素敵でしょう。
2022年03月06日 15:18撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
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3/6 15:18
ここからも海が見渡せます。右の桜が咲いたらもっと素敵でしょう。
最後の経由地はかみね公園。遊園地、動物園、展望台と色々ありました。
2022年03月06日 15:37撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
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3/6 15:37
最後の経由地はかみね公園。遊園地、動物園、展望台と色々ありました。
この公園の、白梅に、
2022年03月06日 15:40撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
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3/6 15:40
この公園の、白梅に、
紅梅に、
2022年03月06日 15:40撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
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3/6 15:40
紅梅に、
今満開の紅寒桜、で地味な山行の最後に色を添えてみました。
2022年03月06日 15:46撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
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3/6 15:46
今満開の紅寒桜、で地味な山行の最後に色を添えてみました。
もう登るのはおなか一杯ですが、最後に展望台に登ってみます。
2022年03月06日 15:47撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
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3/6 15:47
もう登るのはおなか一杯ですが、最後に展望台に登ってみます。
展望台になんと日立製作所の施設の説明。さすがバリバリの企業城下町です。
2022年03月06日 15:48撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
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3/6 15:48
展望台になんと日立製作所の施設の説明。さすがバリバリの企業城下町です。
翻って北側は今日縦走した日立アルプスの山々の解説。
2022年03月06日 15:50撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
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3/6 15:50
翻って北側は今日縦走した日立アルプスの山々の解説。
めちゃめちゃ立派な日立駅到着。本日のゴールです。
2022年03月06日 16:35撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
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3/6 16:35
めちゃめちゃ立派な日立駅到着。本日のゴールです。
駅構内が空港のようなガラス張り。海が見渡せます。今回は自然の美しさに加えて資本主義の凄さを知る旅でした。ということで,おしまい。
2022年03月06日 16:37撮影 by  DSC-RX100M5A, SONY
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3/6 16:37
駅構内が空港のようなガラス張り。海が見渡せます。今回は自然の美しさに加えて資本主義の凄さを知る旅でした。ということで,おしまい。
撮影機器:

装備

個人装備
半袖シャツ アームカバー 長袖インナー フリース(厚) タイツ ズボン(薄) 靴下(薄) グローブ(薄) 夏靴(ローカット) 朝昼ご飯 行動食 飲料(ポカリ 水で計1L) 計画書 ヘッドランプ 予備電池 ファーストエイドキット 常備薬 時計 タオル ロールペーパー カメラ スマホ
備考 出発時4.5kg

感想

今週末は月曜日に有給休暇が取れていたのに,雪のお山は残念ながら春なのに冬将軍到来で行っても真っ白な予感で却下。代替案が浮かばず,困ったときのご当地アルプス頼みで検索してみたところ,我が茨城県にもあることが判明。冬の海の風景と超パワースポット(?)を求めて,「日立アルプス」に登ってみました。

この時期の雪のない低山縦走なので,基本は茶色の世界。見処は限られていますが,まだ冬の澄んだ空気が残るなかでの絶景スポット,高鈴山や神峰山での眺望を楽しめただけでなく,日本全国の神様・仏様を一度に拝めると言う謎に効率的な,正に忙しい現代人向けのご利益を持つ御岩神社でパワーを頂くことが出来ました。

道中桜の木が多くあり,きっとここも春は素晴らしいルートだと思います。更に最後のJR日立駅では,全面ガラス貼り,短い通路なのに動く歩道まである,企業城下町のパワーを感じられるおまけ付きです。基本地味な茨城の山々ですが,自然と近代史を感じられる日立アルプス、春に是非。





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