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Yamareco

記録ID: 4064959
全員に公開
雪山ハイキング
屋久島

【屋久島】淀川小屋-宮之浦岳-白谷雲水峡

2022年03月07日(月) ~ 2022年03月09日(水)
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
22:05
距離
27.3km
登り
1,587m
下り
2,209m
歩くペース
ゆっくり
1.31.4
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
1:19
休憩
0:10
合計
1:29
14:39
26
スタート地点
15:05
15:15
53
16:08
2日目
山行
9:01
休憩
1:37
合計
10:38
16:08
101
8:33
8:42
25
9:07
9:08
25
9:33
9:39
56
10:35
10:36
10
10:46
10:54
112
12:46
12:46
34
13:20
14:20
25
14:45
14:46
52
15:38
15:51
34
16:25
16:26
67
3日目
山行
6:59
休憩
1:54
合計
8:53
17:34
80
7:30
7:42
7
7:49
8:04
84
9:28
9:45
32
10:17
10:41
73
11:54
12:34
69
13:43
13:43
16
13:59
14:00
11
14:11
14:11
27
14:38
14:42
7
14:49
14:51
6
14:57
14:59
7
15:06
ゴール地点
天候 1日目、小雨から雪
2日目、3日目、晴天
過去天気図(気象庁) 2022年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス
鹿児島港からフェリーで屋久島へ。高速艇の欠航が多く、鹿児島で前泊になった。
コース状況/
危険箇所等
新雪がコースに吹き寄せられ、非常に滑りやすい。木道と溝の境目も雪で見分けがつきにくく、何度も踏み抜きそうになった。
どうやら、白谷雲水峡側の登山口には入山規制が出ていたらしく、2日目に出会った登山者はわずか3人。無事に下山出来て良かった。
フェリーで屋久島へ
フェリーで屋久島へ
生憎の曇り空
思いの外、風が強くデッキにいるのはキツい
思いの外、風が強くデッキにいるのはキツい
バスで淀川登山口へ
バスで淀川登山口へ
紀元杉バス停。が、雪で紀元杉を見逃す
紀元杉バス停。が、雪で紀元杉を見逃す
登山口に着いた時には雨がすっかり雪に。
登山口に着いた時には雨がすっかり雪に。
登山口前のトイレと休憩所
登山口前のトイレと休憩所
登山開始
雪が本降りになって来たので、小屋を目指して急ぐ。梯子に積もった雪を踏むと滑りそうになる。
雪が本降りになって来たので、小屋を目指して急ぐ。梯子に積もった雪を踏むと滑りそうになる。
小屋が見えて来た。水場への案内はトイレの反対側の小屋の脇に出ている
小屋が見えて来た。水場への案内はトイレの反対側の小屋の脇に出ている
淀川小屋。
明日同じく宮之浦岳から高塚小屋へ向かう先客が2人。
淀川小屋。
明日同じく宮之浦岳から高塚小屋へ向かう先客が2人。
淀川小屋傍の水場。と言うより、沢。凍結の心配は無さそう。
すごい透明度の水を寒さに震えながら汲む。
淀川小屋傍の水場。と言うより、沢。凍結の心配は無さそう。
すごい透明度の水を寒さに震えながら汲む。
翌朝、宮之浦岳を目指して出発。
この時は大した積雪ではないと思ったが、、、
翌朝、宮之浦岳を目指して出発。
この時は大した積雪ではないと思ったが、、、
登山道にうっすらと積もった雪。
登山道にうっすらと積もった雪。
色々な動物の足跡が残っていて楽しい。
この時はまだ心に余裕があった。
色々な動物の足跡が残っていて楽しい。
この時はまだ心に余裕があった。
千と千尋のシーンのモデルになった、ヒメシャラの茂み。通り過ぎるたびに雪が落ちて来る。雪合戦で集中攻撃されている気分を小一時間ほど味わう。
千と千尋のシーンのモデルになった、ヒメシャラの茂み。通り過ぎるたびに雪が落ちて来る。雪合戦で集中攻撃されている気分を小一時間ほど味わう。
小花之江河に到着
小花之江河に到着
花之江河。日本のもっとも南に位置する高層湿原だか・・
花之江河。日本のもっとも南に位置する高層湿原だか・・
想像していたのとはかなり違う風景が広がる。
この辺りから段々と雪が深くなっていくことに不安を感じ始める。
想像していたのとはかなり違う風景が広がる。
この辺りから段々と雪が深くなっていくことに不安を感じ始める。
雪がふわふわで踏ん張りが効かない。
木道から足を踏み外したら、氷点下の水に落ちる。
雪がふわふわで踏ん張りが効かない。
木道から足を踏み外したら、氷点下の水に落ちる。
屋久島で雪山に登ることになろうとは。
念のために軽アイゼン持ってきて良かった。
屋久島で雪山に登ることになろうとは。
念のために軽アイゼン持ってきて良かった。
再びロープで登り。岩の隙間が狭くてザックが引っかかる。
再びロープで登り。岩の隙間が狭くてザックが引っかかる。
垂直に近い岸壁をロープで登る。ロープから雪解け水が滴り落ちて来る。辛い。
垂直に近い岸壁をロープで登る。ロープから雪解け水が滴り落ちて来る。辛い。
なぜ3月の屋久島で雪山に登っているのか、疑問が頭から離れない。が、登るしか無い。
2022年03月08日 10:22撮影 by  iPhone SE (1st generation), Apple
3/8 10:22
なぜ3月の屋久島で雪山に登っているのか、疑問が頭から離れない。が、登るしか無い。
日が当たる所は雪が溶けて、道が水路の様。濡れた足が冷たい。
日が当たる所は雪が溶けて、道が水路の様。濡れた足が冷たい。
投石平。
風が強く岩に降り積もった雪がとにかく滑る。
先行く二人組の足跡を頼りに進む。
投石平。
風が強く岩に降り積もった雪がとにかく滑る。
先行く二人組の足跡を頼りに進む。
ロープも何もかも雪の中。
滑落したらと思うと生きた心地がしない。
ロープも何もかも雪の中。
滑落したらと思うと生きた心地がしない。
投石小屋。岩から水が滴って来て冷たい。
投石小屋。岩から水が滴って来て冷たい。
岩からびっしり生えた霜柱。
岩からびっしり生えた霜柱。
栗生岳。
屋久島三岳の一つ、栗生岳。
屋久島三岳の一つ、栗生岳。
宮之浦岳が見えて来た。最後の急登を登ったところで、今日初めて他の登山者に会う。
宮之浦岳が見えて来た。最後の急登を登ったところで、今日初めて他の登山者に会う。
宮之浦岳山頂。
宮之浦岳山頂から。他に誰もいない。
宮之浦岳山頂から。他に誰もいない。
見渡す限り誰もいない。
昼食をとっていると、上空にヘリが。
遭難者と思われたのか、何度か周辺を旋回される。お世話にならない様、慎重に下山する事にすることを肝に命ずる。
見渡す限り誰もいない。
昼食をとっていると、上空にヘリが。
遭難者と思われたのか、何度か周辺を旋回される。お世話にならない様、慎重に下山する事にすることを肝に命ずる。
登山道の両脇には笹が生い茂る。
2022年03月08日 14:45撮影 by  iPhone SE (1st generation), Apple
3/8 14:45
登山道の両脇には笹が生い茂る。
道にはサラサラの雪が吹き溜まり、何度も転ぶ。
道にはサラサラの雪が吹き溜まり、何度も転ぶ。
雪のあるところと無いところの差が激しい。
2022年03月08日 15:11撮影 by  iPhone SE (1st generation), Apple
3/8 15:11
雪のあるところと無いところの差が激しい。
雪で疲労困憊してなければ、絶景だったに違いない。そして相変わらず誰もいない。
雪で疲労困憊してなければ、絶景だったに違いない。そして相変わらず誰もいない。
時々現れる奇岩。屋久島が花崗岩の島だと言うのが実感できる。
時々現れる奇岩。屋久島が花崗岩の島だと言うのが実感できる。
高塚小屋まで行く予定だったが、雪でペースがだいぶ遅れているので、新高塚までに変更。日が暮れる前に小屋に着きたい。
高塚小屋まで行く予定だったが、雪でペースがだいぶ遅れているので、新高塚までに変更。日が暮れる前に小屋に着きたい。
昨日は新高塚小屋で夜を明かし、翌朝、縄文杉を目指して出発。
昨日は新高塚小屋で夜を明かし、翌朝、縄文杉を目指して出発。
新高塚小屋から1時間ほど下った、高塚小屋。奥にはトイレもある。
新高塚小屋から1時間ほど下った、高塚小屋。奥にはトイレもある。
屋久杉。縄文杉は写真を撮り損ねてしまった。
屋久杉。縄文杉は写真を撮り損ねてしまった。
屋久杉と苔むす沢。3日目にして、やっと屋久島らしい景色に出会う。
屋久杉と苔むす沢。3日目にして、やっと屋久島らしい景色に出会う。
水がとにかく美しい。
水がとにかく美しい。
朝日を浴びて輝く森。
朝日を浴びて輝く森。
縄文杉からは整備された道が続く。
もはや命の危険は感じない。
縄文杉からは整備された道が続く。
もはや命の危険は感じない。
夫婦杉。屋久杉のこういった癒着は珍しくないらしい。
夫婦杉。屋久杉のこういった癒着は珍しくないらしい。
木道。整備されているとはいえ、急ではある。確かに普段、運動しない人には辛いだろう。
木道。整備されているとはいえ、急ではある。確かに普段、運動しない人には辛いだろう。
ウィルソン株。この辺りから登って来る日帰りツアーの人々とすれ違う様になる。
ウィルソン株。この辺りから登って来る日帰りツアーの人々とすれ違う様になる。
山道が終わり、トロッコ道にでた。
山道が終わり、トロッコ道にでた。
2時間ほどトロッコ道を歩く。気持ちの良い道なので、歩くのは全く苦にならない。
2時間ほどトロッコ道を歩く。気持ちの良い道なので、歩くのは全く苦にならない。
屋久ザル出現。近づくと威嚇されるので、しばし待つ。
屋久ザル出現。近づくと威嚇されるので、しばし待つ。
5分経過。全くどいてくれない。
5分経過。全くどいてくれない。
風景が変わって楽しい。
風景が変わって楽しい。
三代杉。トロッコ道から分岐を通って苔むす森へ。
三代杉。トロッコ道から分岐を通って苔むす森へ。
水を溜めた苔。
苔むす森。
林道の途中にある渡河場所。増水時は通行禁止になるそう。
林道の途中にある渡河場所。増水時は通行禁止になるそう。
白谷雲水峡入り口近くの滝
白谷雲水峡入り口近くの滝
水音に癒されるながらバスを待つ
水音に癒されるながらバスを待つ
バスの車窓から。
バスの車窓から。
夕食で頂いた飛び魚の唐揚げ。
夕食で頂いた飛び魚の唐揚げ。

感想

屋久島でまさかの雪山縦走。

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この記録に関連する登山ルート

無雪期ピークハント/縦走 屋久島 [3日]
宮之浦岳縦走(淀川登山口 黒味岳 宮之浦岳 縄文杉 白谷雲水峡)
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス、 タクシー
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5

この記録で登った山/行った場所

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