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Yamareco

記録ID: 4068811
全員に公開
雪山ハイキング
谷川・武尊

すっかり春山上州武尊山

2022年03月09日(水) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
6.0km
登り
598m
下り
584m

コースタイム

日帰り
山行
4:50
休憩
0:50
合計
5:40
10:10
10:10
90
11:40
11:50
30
12:20
12:30
30
13:00
13:20
80
14:40
14:50
20
15:10
川場スキー場ゲレンデトップ
 お天気タイミングで1回は今シーズン雪山に行っておきたかったので、お天気の安定する3月に狙いを定めていたのだが、今週3/9水曜のお天気は天気図的に申し分なく、気温も―5℃と雪の腐らない低温で、これしかないという狙いの1日。迷わず火曜日に休暇届を出して、会社ずる休み。山優先だもんね。ちゃんとつれあいにもお伺いをたてて車の予定も確保。実はスキーも一緒に楽しもうと下りはスキーでと企んでいたのだが、こちらは恥ずかしながら不発に終わってしまった。そのいきさつは感想で!
天候 文句無しの快晴
過去天気図(気象庁) 2022年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
沼田ICー川場スキー場はほぼ雪が無く、ノーマルで行けました。
コース状況/
危険箇所等
 川場スキー場のリフト2本乗り継ぎ、ゲレンデトップからのピストン。
上州武尊山まではしっかりしたトレースがあり、夏山同等の負荷で歩けます。
雪質ばっちりで、アイゼンしっかり効くので、歩いていて安定感あり。
 武尊より先の中岳までは、今日どなたかがトレース開拓してくれたみたいで、お陰様でラッセルせずに済みましたが、吹き溜まりでは50cmぐらいの新雪。トレースも、5人ぐらいの踏み跡の感じで、はまると大変。また隠れたクレバス多数あって、落ちたらそれなりの装備がないと、単独では這い上がれない場所もあります。なので安心のためにもピッケルは携帯すべきかと。歩くのはストックの方が楽だけど。
 稜線の淵は雪屁が発達した場所があり、すでにクラック多数。踏み抜くとクレバスに落ちたり、谷底にそのまま滑り台となっている部分もあるので、要注意。お天気の時は判るので、大丈夫ですが視界の利かないホワイトアウトした時は、むやみに歩かず、雪屁側をさけてトレースを忠実にたどるのが賢明です。
 また気温による雪質の変化で、同じ条件には当然ならないので、当日の気温お天気で自己判断してください。当日は風も弱く、気温は―5℃ぐらいで寒くもなく、絶好の春山日和に恵まれて、絶景を愉しむことができました。
その他周辺情報  川場スキー場からの登山は、スキー場専用登山届の提出とココヘリの発信機の携帯(1100円/日レンタル代)がリフト利用の条件となっています。500円/リフト1回券*4回(往復リフト2本)=2000円と合わせ3100円/登山・人がかかります。
またリフト券は再利用するため、デポジット代500円(下山後返却すると戻る)が必要。駐車料金は平日無料。休日は立体駐車場のみ有料。
川場スキー場の1本目リフトから
朝高速から見上げる武尊山は雲に覆われ、不吉な予感があったけど、ゲレンデに来たら、すっかり晴れ上がり、テンションは急上昇!
2022年03月09日 09:04撮影 by  X30, FUJIFILM
3/9 9:04
川場スキー場の1本目リフトから
朝高速から見上げる武尊山は雲に覆われ、不吉な予感があったけど、ゲレンデに来たら、すっかり晴れ上がり、テンションは急上昇!
ゲレンデトップのリフト終点
最近はスキーヤーよりボーダーの方が圧倒的に優勢。
今日の登山者は数十人でしょうか?
休日は行列で登る様でしょうね。平日にきて良かった。
2022年03月09日 09:31撮影 by  X30, FUJIFILM
3/9 9:31
ゲレンデトップのリフト終点
最近はスキーヤーよりボーダーの方が圧倒的に優勢。
今日の登山者は数十人でしょうか?
休日は行列で登る様でしょうね。平日にきて良かった。
見上げる剣が峰へのトレース。
先人のトレースバッチリ、ラッセルありません。
真っ青な青空に吸い込まれそう!
2022年03月09日 09:44撮影 by  X30, FUJIFILM
3/9 9:44
見上げる剣が峰へのトレース。
先人のトレースバッチリ、ラッセルありません。
真っ青な青空に吸い込まれそう!
谷川方面も快晴です。天神は激混みだろうなあ・・
剣が峰への急登にすでに汗だく。無風快晴、お日様があたって、ホカホカ状態、気温は低いけど、寒くないので、助かる。
雪質は抜群、しっかり締まっており、アイゼンの刃が良く効く。
2022年03月09日 09:48撮影 by  X30, FUJIFILM
3/9 9:48
谷川方面も快晴です。天神は激混みだろうなあ・・
剣が峰への急登にすでに汗だく。無風快晴、お日様があたって、ホカホカ状態、気温は低いけど、寒くないので、助かる。
雪質は抜群、しっかり締まっており、アイゼンの刃が良く効く。
急登をやっつけ、台地へ上がると、剣が峰頂上が見えてくる。
超かっこええ!
頂上からは360度の大展望です。
2022年03月09日 10:03撮影 by  X30, FUJIFILM
2
3/9 10:03
急登をやっつけ、台地へ上がると、剣が峰頂上が見えてくる。
超かっこええ!
頂上からは360度の大展望です。
ピークはこんな良い天気でも、風が冷たく感じて、早々に下る。
最初だけ岩場の急坂なので慎重に下る。
2022年03月09日 10:17撮影 by  X30, FUJIFILM
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3/9 10:17
ピークはこんな良い天気でも、風が冷たく感じて、早々に下る。
最初だけ岩場の急坂なので慎重に下る。
振り返ると剣が峰がマッターホルンの様!
こちら側はスノーモンスターもちらほら。
2022年03月09日 10:24撮影 by  X30, FUJIFILM
3/9 10:24
振り返ると剣が峰がマッターホルンの様!
こちら側はスノーモンスターもちらほら。
これから行く手の上州武尊山(左)沖武尊です。
トレースが頂上まで続いています。
2022年03月09日 10:26撮影 by  X30, FUJIFILM
3/9 10:26
これから行く手の上州武尊山(左)沖武尊です。
トレースが頂上まで続いています。
シュカブラ文様も美しい
2022年03月09日 10:27撮影 by  X30, FUJIFILM
3/9 10:27
シュカブラ文様も美しい
剣が峰と獅子が峰
2022年03月09日 10:30撮影 by  X30, FUJIFILM
3/9 10:30
剣が峰と獅子が峰
美しいシュカブラと前武尊へ続く稜線
2022年03月09日 10:33撮影 by  X30, FUJIFILM
3/9 10:33
美しいシュカブラと前武尊へ続く稜線
このあたりの稜線は風の通り道のようで、今日のような無風の日和でも、風が吹き抜けています。
2022年03月09日 10:33撮影 by  X30, FUJIFILM
3/9 10:33
このあたりの稜線は風の通り道のようで、今日のような無風の日和でも、風が吹き抜けています。
振り返ると剣が峰イイネ!
2022年03月09日 10:36撮影 by  X30, FUJIFILM
3/9 10:36
振り返ると剣が峰イイネ!
アップにしてみます。このフォルムがやはり名前の由来かな。
2022年03月09日 10:36撮影 by  X30, FUJIFILM
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3/9 10:36
アップにしてみます。このフォルムがやはり名前の由来かな。
剣が峰と獅子が峰
気持ちの良い稜線歩き。絶景の連続、最高です。
2022年03月09日 10:44撮影 by  X30, FUJIFILM
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3/9 10:44
剣が峰と獅子が峰
気持ちの良い稜線歩き。絶景の連続、最高です。
この辺りは雪屁の発達が凄い。谷側の一部には大きなクラックが入っており、落雪していくのは時間の問題か。また近くでみると、クレバス多数、踏み抜き含め、雪庇の先端側は超危険です。
2022年03月09日 10:48撮影 by  X30, FUJIFILM
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3/9 10:48
この辺りは雪屁の発達が凄い。谷側の一部には大きなクラックが入っており、落雪していくのは時間の問題か。また近くでみると、クレバス多数、踏み抜き含め、雪庇の先端側は超危険です。
登り返しを台地迄頑張ると、この絶景です。
すんごいなあ・・・
2022年03月09日 10:57撮影 by  X30, FUJIFILM
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3/9 10:57
登り返しを台地迄頑張ると、この絶景です。
すんごいなあ・・・
まもなく前方に武尊山の壁が立ちはだかります。
平たい台地は風も無く小休止して、あったかいお味噌汁とパンを食べてエネルギー補給。雪山ついつい頑張って歩いてしまうので、水分不足になりがち。こまめに水分補給しましょう!
2022年03月09日 11:05撮影 by  X30, FUJIFILM
3/9 11:05
まもなく前方に武尊山の壁が立ちはだかります。
平たい台地は風も無く小休止して、あったかいお味噌汁とパンを食べてエネルギー補給。雪山ついつい頑張って歩いてしまうので、水分不足になりがち。こまめに水分補給しましょう!
最後の武尊山への急登を登り切ってこの景色。
シュカブラと谷川連峰〜朝日岳〜巻機山に続く広大な尾根。
2022年03月09日 11:35撮影 by  X30, FUJIFILM
3/9 11:35
最後の武尊山への急登を登り切ってこの景色。
シュカブラと谷川連峰〜朝日岳〜巻機山に続く広大な尾根。
頂上まであと一歩。
このあたり海老のしっぽの発達が半端なかった。
2022年03月09日 11:41撮影 by  X30, FUJIFILM
1
3/9 11:41
頂上まであと一歩。
このあたり海老のしっぽの発達が半端なかった。
そして頂上に導かれました。
武尊山頂からの360度パノラマ
谷川〜巻機〜越後三山〜至仏〜燧ケ岳
2022年03月09日 11:47撮影 by  X30, FUJIFILM
3/9 11:47
そして頂上に導かれました。
武尊山頂からの360度パノラマ
谷川〜巻機〜越後三山〜至仏〜燧ケ岳
至仏〜燧ケ岳〜会津駒〜那須連山〜日光連山
手前 中ノ岳〜前武尊
2022年03月09日 11:48撮影 by  X30, FUJIFILM
3/9 11:48
至仏〜燧ケ岳〜会津駒〜那須連山〜日光連山
手前 中ノ岳〜前武尊
手前:中ノ岳〜前武尊〜剣が峰
遠く:日光連山(雲の中)〜皇海山・足尾連山〜赤城山〜榛名山
2022年03月09日 11:47撮影 by  X30, FUJIFILM
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3/9 11:47
手前:中ノ岳〜前武尊〜剣が峰
遠く:日光連山(雲の中)〜皇海山・足尾連山〜赤城山〜榛名山
中ノ岳へ向かいます。
ここから先はトレース開拓者の一人になります。深いところは50cmぐらいの吹き溜まりあり。1回穴にハマってコケて、そのまま、クレバスへと落下しそうになった。なんとか踏みとどまって事なきを得たが、改めて慎重に歩かねばと、気合入れ直す。
2022年03月09日 11:59撮影 by  X30, FUJIFILM
3/9 11:59
中ノ岳へ向かいます。
ここから先はトレース開拓者の一人になります。深いところは50cmぐらいの吹き溜まりあり。1回穴にハマってコケて、そのまま、クレバスへと落下しそうになった。なんとか踏みとどまって事なきを得たが、改めて慎重に歩かねばと、気合入れ直す。
見上げる中ノ岳山頂。3人パーティーが下って来るのが見えた。
抜けるような青空にそびえる中ノ岳いいねえ!
2022年03月09日 12:05撮影 by  X30, FUJIFILM
3/9 12:05
見上げる中ノ岳山頂。3人パーティーが下って来るのが見えた。
抜けるような青空にそびえる中ノ岳いいねえ!
行く手の中ノ岳と越後〜尾瀬〜会津の山々遠望
2022年03月09日 12:06撮影 by  X30, FUJIFILM
3/9 12:06
行く手の中ノ岳と越後〜尾瀬〜会津の山々遠望
岩場の稜線を慎重に登り、頂上です。本日の目標地点。
中ノ岳から望む絶景。振り返って沖武尊と上越国境の山並み。
頂上ではドローン飛ばして絶景を愉しむお二人の先着がいらっしゃいました。ドローン羨ましい。こちらも負けじとデジカメ撮影
2022年03月09日 12:16撮影 by  X30, FUJIFILM
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3/9 12:16
岩場の稜線を慎重に登り、頂上です。本日の目標地点。
中ノ岳から望む絶景。振り返って沖武尊と上越国境の山並み。
頂上ではドローン飛ばして絶景を愉しむお二人の先着がいらっしゃいました。ドローン羨ましい。こちらも負けじとデジカメ撮影
奥利根水源の山並み
大水上山〜丹後山〜兎岳〜中ノ岳〜越後駒
この稜線の向こうに八海山もチラリ
2022年03月09日 12:20撮影 by  X30, FUJIFILM
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3/9 12:20
奥利根水源の山並み
大水上山〜丹後山〜兎岳〜中ノ岳〜越後駒
この稜線の向こうに八海山もチラリ
朝日岳から巻機山へ続く稜線。真白ですね!今年は雪が多く、残雪の山を遅くまで楽しめそう。
2022年03月09日 12:20撮影 by  X30, FUJIFILM
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3/9 12:20
朝日岳から巻機山へ続く稜線。真白ですね!今年は雪が多く、残雪の山を遅くまで楽しめそう。
リフトの最終は15時半との事で、あまりゆっくりはできません。
武尊山へ戻ります。武尊山頂はお昼時の大休止の人たちでにぎわっているようでした。ここから見ると、谷川が武尊山の左に顔出すのですね。その左奥に苗場山が見えるのは新鮮なアングルだ。
2022年03月09日 12:20撮影 by  X30, FUJIFILM
3/9 12:20
リフトの最終は15時半との事で、あまりゆっくりはできません。
武尊山へ戻ります。武尊山頂はお昼時の大休止の人たちでにぎわっているようでした。ここから見ると、谷川が武尊山の左に顔出すのですね。その左奥に苗場山が見えるのは新鮮なアングルだ。
こちらは歩いて来た稜線をたどるアングルです。見下ろす感じで、下から仰いだフォルムと剣が峰が違った山に見えるね。
2022年03月09日 12:20撮影 by  X30, FUJIFILM
3/9 12:20
こちらは歩いて来た稜線をたどるアングルです。見下ろす感じで、下から仰いだフォルムと剣が峰が違った山に見えるね。
前武尊への稜線
2022年03月09日 12:21撮影 by  X30, FUJIFILM
3/9 12:21
前武尊への稜線
遠くに特徴的な皇海山
2022年03月09日 12:21撮影 by  X30, FUJIFILM
3/9 12:21
遠くに特徴的な皇海山
奥利根水源の山
2022年03月09日 12:25撮影 by  X30, FUJIFILM
3/9 12:25
奥利根水源の山
至仏山〜燧ケ岳
2022年03月09日 12:25撮影 by  X30, FUJIFILM
3/9 12:25
至仏山〜燧ケ岳
武尊山と遠く朝日岳
2022年03月09日 12:26撮影 by  X30, FUJIFILM
3/9 12:26
武尊山と遠く朝日岳
振り返って中ノ岳
複数人が往復したのでちょっとだけトレースっぽくなった。
2022年03月09日 12:34撮影 by  X30, FUJIFILM
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3/9 12:34
振り返って中ノ岳
複数人が往復したのでちょっとだけトレースっぽくなった。
これだけしっかり雪の中から出ていました。
ちょっと怖そうな顔してる。
2022年03月09日 12:45撮影 by  X30, FUJIFILM
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3/9 12:45
これだけしっかり雪の中から出ていました。
ちょっと怖そうな顔してる。
戻ってきました、武尊山山頂。
谷川岳バックにセルフタイマで記念撮影。
2022年03月09日 12:59撮影 by  X30, FUJIFILM
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3/9 12:59
戻ってきました、武尊山山頂。
谷川岳バックにセルフタイマで記念撮影。
中ノ岳でお会いしたドローン撮影していた方に撮って頂きました。ありがとうございました。良い記念写真になりました!
ここで少し遅いお昼ご飯をとります。温かいお味噌汁と、手作りコロッケパン。
2022年03月09日 13:00撮影 by  X30, FUJIFILM
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3/9 13:00
中ノ岳でお会いしたドローン撮影していた方に撮って頂きました。ありがとうございました。良い記念写真になりました!
ここで少し遅いお昼ご飯をとります。温かいお味噌汁と、手作りコロッケパン。
13時を大分過ぎてしまったので、名残惜しいですが、またの再訪を誓って山頂を後にしました。山頂にはいつのまにか、自分と、もう一方の2人だけとなって静かな山頂でしたよ。
シュカブラと至仏・燧ケ岳
2022年03月09日 13:20撮影 by  X30, FUJIFILM
3/9 13:20
13時を大分過ぎてしまったので、名残惜しいですが、またの再訪を誓って山頂を後にしました。山頂にはいつのまにか、自分と、もう一方の2人だけとなって静かな山頂でしたよ。
シュカブラと至仏・燧ケ岳
午後になっても快晴のまま!谷川岳にも逆光の影が入って陰陽がいい感じ。いつもの調子で写真撮りながら歩くので、いつの間にか、正真正銘のびりっけつになっていました。
2022年03月09日 13:20撮影 by  X30, FUJIFILM
3/9 13:20
午後になっても快晴のまま!谷川岳にも逆光の影が入って陰陽がいい感じ。いつもの調子で写真撮りながら歩くので、いつの間にか、正真正銘のびりっけつになっていました。
あそこまでもどるのかあ!ギラギラ輝く剣が峰目指して下ります。遠くに先に下っていった登山者の方々が良く見えて、写真撮影のモチーフにもさせていただきました。
2022年03月09日 13:39撮影 by  X30, FUJIFILM
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3/9 13:39
あそこまでもどるのかあ!ギラギラ輝く剣が峰目指して下ります。遠くに先に下っていった登山者の方々が良く見えて、写真撮影のモチーフにもさせていただきました。
剣が峰〜谷川へのパノラマ
2022年03月09日 13:41撮影 by  X30, FUJIFILM
3/9 13:41
剣が峰〜谷川へのパノラマ
武尊〜剣が峰のコルあたりに発達する雪庇帯。
2022年03月09日 13:43撮影 by  X30, FUJIFILM
3/9 13:43
武尊〜剣が峰のコルあたりに発達する雪庇帯。
武尊山を振り返る。順光になって紺碧の空!
2022年03月09日 13:43撮影 by  X30, FUJIFILM
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3/9 13:43
武尊山を振り返る。順光になって紺碧の空!
シュカブラ模様は自然の造形美
陰影が織りなす1枚
2022年03月09日 13:51撮影 by  X30, FUJIFILM
3/9 13:51
シュカブラ模様は自然の造形美
陰影が織りなす1枚
シュカブラと谷川岳
2022年03月09日 13:52撮影 by  X30, FUJIFILM
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3/9 13:52
シュカブラと谷川岳
だいぶん近づいて来た。この剣が峰への一番の急登で、右足に違和感!足が攣りそうな予感がしたので、迷わず、芍薬甘草湯を飲みました。しばらく休止してバナナと水分補給をとって、様子見。こんなところで攣って歩けなくなってしまったら大変!自己管理で回復を待ちます。
2022年03月09日 13:54撮影 by  X30, FUJIFILM
1
3/9 13:54
だいぶん近づいて来た。この剣が峰への一番の急登で、右足に違和感!足が攣りそうな予感がしたので、迷わず、芍薬甘草湯を飲みました。しばらく休止してバナナと水分補給をとって、様子見。こんなところで攣って歩けなくなってしまったら大変!自己管理で回復を待ちます。
しばらくすると歩いても大丈夫そうな感じに回復したので出発します。隊列をアップで撮ってみました。
2022年03月09日 14:04撮影 by  X30, FUJIFILM
1
3/9 14:04
しばらくすると歩いても大丈夫そうな感じに回復したので出発します。隊列をアップで撮ってみました。
シュカブラと前武尊
2022年03月09日 14:11撮影 by  X30, FUJIFILM
3/9 14:11
シュカブラと前武尊
振り返って武尊山方面にはもう誰もいません。
真っ白な静かな武尊山が本当に美しい!
2022年03月09日 14:13撮影 by  X30, FUJIFILM
3/9 14:13
振り返って武尊山方面にはもう誰もいません。
真っ白な静かな武尊山が本当に美しい!
剣が峰まであとちょっと。あの急登を登れば、あとは10分も下ると、ゲレンデトップです。
2022年03月09日 14:24撮影 by  X30, FUJIFILM
1
3/9 14:24
剣が峰まであとちょっと。あの急登を登れば、あとは10分も下ると、ゲレンデトップです。
剣が峰への最後の急登。
2022年03月09日 14:31撮影 by  X30, FUJIFILM
3/9 14:31
剣が峰への最後の急登。
ギラギラの太陽がまぶしい。
2022年03月09日 14:38撮影 by  X30, FUJIFILM
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3/9 14:38
ギラギラの太陽がまぶしい。
獅子が峰(手前)と苗場山(遠く)上越国境の山〜谷川岳〜武能岳、白毛門
2022年03月09日 14:41撮影 by  X30, FUJIFILM
3/9 14:41
獅子が峰(手前)と苗場山(遠く)上越国境の山〜谷川岳〜武能岳、白毛門
剣が峰頂上まで戻ってきました!頂上の稜線は意外に広く、痩せ尾根と言うほどではありません。
正面に午前中は雲の中だった赤城山がくっきり!
2022年03月09日 14:43撮影 by  X30, FUJIFILM
3/9 14:43
剣が峰頂上まで戻ってきました!頂上の稜線は意外に広く、痩せ尾根と言うほどではありません。
正面に午前中は雲の中だった赤城山がくっきり!
名残惜しいが最後の武尊山雄姿!ずっと続くトレースが克明に見えますねえ。15時近くになっても雲一つ発生せず、丸1日快晴のままでした。天気図からはそう思って来たけど、ここまでお天気良いとは思わなかった。ラッキーでした。
2022年03月09日 14:44撮影 by  X30, FUJIFILM
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3/9 14:44
名残惜しいが最後の武尊山雄姿!ずっと続くトレースが克明に見えますねえ。15時近くになっても雲一つ発生せず、丸1日快晴のままでした。天気図からはそう思って来たけど、ここまでお天気良いとは思わなかった。ラッキーでした。
谷川も見納めです。
2022年03月09日 14:54撮影 by  X30, FUJIFILM
3/9 14:54
谷川も見納めです。
ゲレンデトップに戻ってきた。ふりかえって剣が峰。こちらからは荒々しいエアーズロックのようなフォルムだ!
2022年03月09日 15:15撮影 by  X30, FUJIFILM
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3/9 15:15
ゲレンデトップに戻ってきた。ふりかえって剣が峰。こちらからは荒々しいエアーズロックのようなフォルムだ!

感想

スキー不発の顛末:スキー場に到着して、早速スキー靴に履き替え、ゲレンデのある7Fへ登山の荷物を背負って歩いて行ったのだが、なにか歩く感触に違和感を感じていた。実は4年ぐらいスキーから遠ざかっており、乾燥して保管してた靴がちゃんと保っているかが、心の中では引っかかっていたのだ。7Fへ行き荷物をベンチに置いて、まずはリフト運航前にゲレンデですこし試し滑りをして、靴の感触を確認することにしていた。
外に出て靴のバックルを止めようとしたら、なんと前カバーの板がパリンと割れてしまった。案の定プラスチックが劣化しているな?と直感した。それでもとりあえず、少しは滑ってみるかとステップ切って少し斜面を登り、滑り降りてみた。久しぶりに雪を踏みしめてターンしていく感覚はウキウキするものがあった。しかしその気持ちも、つかの間、滑り降りて、ビンディングを外してみると、なんと靴の底板のプラスチックがボロボロに砕けて、跡形もなくなっていた。しかも左右どちらも底板が無い!なんてこった!やっちまった!これではさすがにスキーができない。靴本体も多分劣化しており、滑ってる途中で空中分解して大怪我なんて悪夢が頭をよぎり、あっさり今日はスキーを断念するに至った。ちょっと情けない、恥ずかしい結末だ。靴はプラスチックが経年加水分解劣化してボロボロ状態になっていたと推測する。古い靴は危ないです。お気を付けください。
 気を取り直し、ザックに入れた登山靴装備を出し、こちらに履き替え、スキーやスキー靴は7Fに残して、登山届を書いて往復リフトに確定。そんなこんなでいろいろやってるうちにリフト券売り場は長蛇の列に変わって、購入にもずいぶん時間を食ってしまった。
 結局リフトに乗れたのは9時少し前、せっかく7時半ごろにはスキー場に着いてたのに、スキー事件でずいぶん無駄時間を食ってしまったものだ。それでも高速でどよーんとした曇り空に不安だった気持ちは、外に出れば、青空が広がってお天気も回復に向かっており、気分もすっかり晴れて登山モードに切り替わる。
 ゲレンデトップに着き、アイゼンはいて準備できたのは9時の予定が9時半にまで遅れてしまっていた。まあ仕方ない、身から出た錆。スキーの方はまた靴を買ってリベンジしよう。歩き出すとその雪質の良さにまず安心。これならアイゼンも良く効いて、気持ちよく歩けると直感する。ピッケルも準備したが、登りはこのコンディションならストックで十分だった。ピッケルしまってストックに切り替え。
 剣が峰まであがるのがまず最初のアルバイトでひと汗かく。アイゼン効いて気持ちよく歩けて、すっかり春山気分、無風快晴、寒くなく最高のお天気でした。頂上からは武尊山が姿を現し、頂上につづくトレースがはっきりと見て取れた。思っていたほど混んでもおらず、マイペースで歩けるのもとても良かった。これが平日登山の特権かな?剣が峰からは稜線歩きでとにかく、キュッキュと締まった雪が心地よい。
 ただ今年は雪が多く、コル付近は雪庇がけっこう発達して、クラックも各所に見られた。ところどころクレバスも、見え隠れして、踏み抜いたりしたら、死の滑り台を落ちていくので、要注意。雪庇寄りはくれぐれもご注意。
 シュカブラの文様や、樹氷の成長、えびのしっぽなどもお楽しみで、撮影モチーフに事欠かない。稜線は木々が無くて基本眺望はどこでも広がっていて、周りの雪山の絶景も見放題ですばらしく、しかも大きな上下のない稜線歩きとしては申し分ないコースだ。武尊山からは近くは谷川上越国境の山、朝日岳〜巻機山〜奥利根水源の山、兎岳〜越後三山、尾瀬の至仏〜燧ケ岳、会津駒、那須連山、〜日光連山〜足尾山塊へと続く。赤城山、榛名山と360度の大展望だ。
 少し足を延ばして中ノ岳までピストンしてみた。武尊から先の中ノ岳まではたぶん今日トレースが出来たのではないか?深いところは50儖幣紊凌瓩溜まりがあって、ハマるとたいへん。1回穴に落ちそうになり、注意が必要。中ノ岳は狭い山頂で、果てまでやって来た感が感じられる山だ。この先の前武尊方面へのトレースは皆無だった。稜線へは雪庇が立ちはだかり、猛烈なラッセルを強いられそう。
 武尊山へ戻り、リフト最終15時半に間に合うように帰るために、13時半前に山頂を後にした。残っていた2人のうちの一人が自分で、最後は最後尾を前の人たちを追いかけるように歩くことになった。最後は最後でちょっとプレッシャーを感じつつ、けがはできないぞと心にいい利かせながら、リフトへと向かう。その途中、右足に違和感を感じ、攣りそうな予感がしたので、症状出る前に芍薬甘草湯を1包飲んで、水分補給とバナナでエネルギー補給。こうなる前にもっと十分に水分を摂るべきだったと後になって思うのだが、寒い雪山では、あまり乾きの自覚がないので、停まってなかなか水分摂らないのが現実。これが水不足、熱中症気味になって攣る寸前に至った原因なのだろう。反省反省。それでも10分ほど休むと、違和感はとれて、事なきを得た。無事15時過ぎにゲレンデトップに戻ってこれた。
 まあ全体的には楽しい雪山でした。スキーはもう一度リベンジするぞー!

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