瑞牆山(瑞牆山荘からのピストン)
- GPS
- 08:30
- 距離
- 5.5km
- 登り
- 843m
- 下り
- 825m
コースタイム
天候 | |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2009年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
【交通】 今回は車です。無料駐車場あり。 調布I.C.⇔須玉I.C.⇔増富ラジウムライン⇔クリスタルライン 増富ラジウムラインは山崩れ(?)で通行止めを迂回することろがあり。 帰りの中央高速の渋滞はひどかった。勝沼から八王子まで5時間の情報が! 7時半ごろ高速に乗って食事もせず、家に着いたのは0時近くだった。 高速1000円の上、久々日曜日が晴れでしたからねぇ。 【トイレ】 瑞牆山荘、富士見平小屋に併設されてあります。 【水場】 富士見平小屋に着く直前にあり。 富士見平小屋前に荷物をデポしてペットボトルに汲みに行く人もいました。 【コースの状況】 瑞牆山荘から富士見平小屋まではそこそこ登りやすい登山道 富士見平小屋から天鳥川までは軽いアップダウンが続き最後に川まで下ります。 天鳥川から山頂では急な登りがずっと続きます。 大きな岩が多いので登りやすいところを見つげなら登るような感じになると思います。 ロープがあるところがありますが、岩がすべるのでロープの使い方を工夫する必要があるかもしれません。 【山頂】 ・南側は切り立った崖なので注意。本とかではさらりと書いてありますが、突然ストンって切れてて、マジで落ちたら死ぬから。柵なんてないから。 ・北側は木が生い茂っているので視界はないです。 ・東に金峰山、西に八ヶ岳、南に茅ヶ岳などが見えます。 もっと視界がよければ富士山や南アルプスも見えるようなのですが、時間も遅かったためか今回は見えませんでした。 ただし狭いです。団体さんも多かったようで、ある意味遅くてよかったかも。 三角点がありません。盗まれたと言う噂があるのですが、本当でしょうか? 【温泉】 増富ラジウム温泉が有名ですね。 でも今回は寄りませんでした。 【標高差】 ・720m 1510m(瑞牆山荘)→2230m(山頂) ※標高は昭文社「関東の山歩き100選」より 【携帯電話】 富士見平小屋と山頂でバリサンでした。(AU) 駐車場近辺ではなぜか入らなかった。 【携帯地図】 昭文社 山と高原地図 26 「金峰山・甲武信」2008年度版より 【参考WEBページ】 北杜市 http://www.city.hokuto.yamanashi.jp/hokuto/ 瑞牆山荘 http://www.mizugaki.burari.biz/ |
写真
感想
ゆー様とゆーパパの二人で瑞牆山に行ってきました。
理由は
1.山容が大好き(ゆーパパ)
2.コースタイムと距離の関係を調べたてみたい。
瑞牆山荘から登ったのですが、山頂までのコースを3つに分けることができると思います。
1.登山口から富士見平小屋まで(50分)
2.富士見平小屋から天鳥川出合い(30分)
3.天鳥川出合いから山頂まで(1時間30分)
()のコースタイムは昭文社の山と高原地図より。
ゆー様が登った場合、
1.登山口から富士見平小屋までは1時間20分(経験測による感)
2.富士見平小屋から天鳥川出合いが下りが多いためコースタイム通り30分
3.天鳥川出合いから山頂までが赤城山(黒檜山)の経験から2時間
と見積もりました。
距離もコースタイムの割には5.5〜6km。
たらたら長く登るのではなく一気によじ登るのが想像できたのでこれはいいかも、と思いからのチャレンジでした。
さて結果は
1.登山口から富士見平小屋(1時間25分)
2.富士見平小屋から天鳥川出合い(35分)
3.天鳥川出合いから山頂まで(3時間5分(うち休憩15分))
天鳥川出合いから山頂が時間かかりすぎてしまいました。
まずは赤城山とは比べ物にならないほどハードな道しかも岩場の連続。(ってか岩場しかないといってもいい。)
彼は山に登るとき目の前にある土を握ってみたり、木の皮を剥いでみたり、石についたコケをむしったりしながら歩いてます。
そのたびに「やめなさい。」とは言っているのですが、言葉が通じない彼はやめようとしません。
疲れてしまったんでしょうね。天鳥川から砂いじりのペースが激しくなります。
天鳥川出合いから山頂に向かっている間に上から降りてきた小学校高学年くらいの女の子に「あと30分ぐらいだよ〜」と言われました。
「え?まだそんなにあるの?」と携帯の時計に目をやると1時半・・・。
「天鳥川から何時間登っているんだ・・・。」
ゆーパパは気合を入れていくしかありません。日が暮れてしまいます。
砂いじりしていれば、
「何やってんだ、おい!」「さっきからやめろって言ってんだろ!」「何時間登る気なんだ!」
こんなこと言っても意味は通じないんでしょうけど、荒げた声にゆー様だけでなく周囲の登山者も目を丸くしてしまいました。。。。(しまった・・・。)
ゆー様もべそをかきはじめます。しかしパタンと砂いじりをやめ、どんどん登っていきます。
なんとか5時間かけ登頂することができました。
山頂では彼の大好きな永谷園のお茶漬けを振る舞い、岩場からの景色を堪能させました。
そういえば最後の岩場で外人さんに「サンチョウデハ コドモノテ ヲ ハナシテハ イケマセン」と言っていましたね。
なるほどと思いました。南側の切り立ったところ、これは怖い!
山に登るたびに多くの方に励まされます。特に今回はそれを大変実感した山行でした。
さらに岩場を登るのに手を差し伸ばしてくれたり、上から大声で指示を出してくださる方などもいることには本当に感謝しております。
手を差し伸ばしていただくことに関してはできる限りのことは彼にやらせているのでほとんどがお断りしてしまうのですが、お気持ちだけは本当にありがたく頂戴いたしました。
彼はコミュニケーション能力に欠ける障害を抱えているので「がんばれ〜」と声を掛けられてもわからないのですが、いつかそのうれしさがわかる日が来ることと思っています。
声を掛け励ましてくださった多くの方にお礼を申し上げます。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する