沓掛山 唐櫃越えと林道周辺を行ったり来たり
- GPS
- 05:37
- 距離
- 11.8km
- 登り
- 796m
- 下り
- 692m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
阪急電車上桂駅です。京都市バスの千代原口バス停も最寄りです。 桂坂には京都市バス、ヤサカバス、京阪京都交通などの路線が入り交じってます。 目的地に合わせてバスに乗車すればよいでしょう。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
●唐櫃越えの丁塚〜ペロペロ谷 ものすごく整備されています。案内表示やベンチなども充実しています。 ペロペロの谷は下りでも安心して進めます。 ●油の谷〜7号橋 油の谷からの登りは「難路危険」の表示があります。最初は倒木を乗り越えたり、潜ったりします。急斜面を這いつくばったり、木に掴まりながら登っていきます。しばらく登ると、腰ぐらいの高さのシダの間のルートを辿っていきます。そこを抜けると、なだらかなで進みやすくなり、しばらくして古墳からの尾根に合流します。合流地点までピンクテープによる誘導があります。合流してからは問題ありません。7号橋への下りは、林道に下りる直前が急傾斜です。最後はロープが張られていますが、注意が必要です。 ●水晶の谷〜P247〜唐櫃越え 水晶の谷に入ってすぐに、P247に向かう分岐があります。折り返すように進むことになりますから、気を付けていないと分岐を見過ごします。ピンクのテープによる誘導がありますが、唐櫃越えへの誘導で、P247への誘導はありません。P247へはGPSなどを参考に進んでください。唐櫃越えまで、全体的に倒木などが多いですが、ある程度処理がされており、通行困難な箇所はありません、 ●唐櫃越え〜桂坂の総合支援学校 唐櫃越えからの分岐は明瞭な踏み跡があります。分岐してすぐに倒木を這いつくばりながら潜ります。ここを越えると、倒木などで若干荒れていますが、桂坂に直前まで問題なく進めます。桂坂に下りる直前に、倒木で尾根が塞がれているところを乗り越えた先で 尾根が進みにくくなります。以前に左手に迂回したところ、崖の上に出ました。無理をすれば下りられるかも知れませんが、引き返しました。今回は右手の谷に下りましたが、落ち葉がたくさん積もっていて、傾斜もそこそこあります。滑りやすいので、注意してゆっくり下りる必要があります。もう少しよいルートはないものでしょうか。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
靴下
グローブ
日よけ帽子
靴
サブザック
昼ご飯
行動食
飲料
地図(地形図)
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
カメラ
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感想
沓掛山は昨年度は20回、今年に入ってからは6回訪れています。
トレーニングモードのことが多く、レコをほとんどあげていませんでした。
というわけで、何度も通っているはずのルートや、一度通って辟易したルート、最近整備されたルートで赤線が繋がっていないものがいくつかありました。今回は、kumakumoと一緒にまとめて辿ってみました。kumakumoにとっては初めてのルートばかりでしたが。
油の谷からのルートだけは全くの未知のものでした。先日、林道を通った際に、「難路危険」の表示に気が付き、「難」と「危険」ではなく、「路」に衝撃を受けました。ここからルートがあるのかと。感想は、難路ではあるが、それなりに経験があれば何とかなるルートだと思いました。もっとも、今年のうちには、整備されるのではないかと思われるますので、それを待つのがよいでしょう。
最後に、桂坂センターに移動して、桂坂では数少ない飲食店でおいしいうどんを食べるて帰りました。うどん屋なのになぜかアップルパイが人気のようで、これだけを買いに来られる方もいらっしゃるようです。買って帰って食べましたが、リンゴがゴロゴロ入っていておいしかったです。というか、ほとんどがリンゴでした。
丁塚には、以前から「熊出没注意」の看板がある。シンプルなツキ
ノワグマのシルエットに、ちゃんと胸のシンボルも。その横の「カ
エンダケに注意」はいささかセンセーショナルで、熊よりもインパ
クトがあった。そこで「クマがんばれ」の気持ちを込めて、熊鈴を
稼働させながら竹林の斜面を下った。
西芳寺林道のペロペロの谷までのルートは、聞いていたとおり道や
仕掛けが整備されている。香りが立ち上ってきそうな木の橋や階段。
目印のリボンの色も初々しく、分岐点の案内図は理路整然としてい
た。
そのうちに、斜面の土が階段状にかたどられた箇所が増えてくる。
おそらく近いうち、段鼻(階段の角)に丸木があてがわれるのだろう
が、いまは見ようによっては動物の足跡に見えなくもない。
同行者のsayup18は、それを丁塚の熊の仕業と決めつけ「くまステッ
プ」と勝手に名付けていた。奇妙奇天烈上機嫌。
ペロペロの谷から上へ向かう西芳寺林道の沿道は、近頃ますます庭
のよう。その狭間に見つけた「難所危険」の木札に誘われれば、手
足を駆使して上る斜面。誘導の色褪せたリボンさえ「まだまだこれ
から手入れしますよ」の予告に思える。
ぐるりと回って再び西芳寺林道へ。今度は水晶谷から西側を上る。
見失うことのない頻度で次々と結びつけられた新しいリボンの赤。
選ばれた木々は、さながら式典のロゼット(胸章)をつけた卒業生。
晴れやかさのあまり、唐櫃越えに続く卒業生にそのままついて行く
ところだった。
南松尾山(247mのピーク)へは少々回り道となってしまったが、唐櫃
越えに入ると、沓掛山あたりではかつて勝手に名所認定しておいた
「倒木アーチ」「直角アーチ」などの健在が確認できて懐かしい。
沓掛山山頂で春霞の愛宕山を拝み、お腹のウォーミングアップをし
たあとは、唐櫃越えの途中から桂坂の住宅街方面へ下りていく。人
通りがほとんどないのか、木の根が好きなように盛り上がり石杭は
苔むして、むしろ賑やかで自由奔放な道といえる。それもやがては
枯葉の海にフェードアウト。
枯葉たちと共にずるずるザラザラと流れ落ちていく、グラススキー
ならぬ枯葉スキー!? 最後の一歩は水路に渡した木の枝一本橋の
一本締め。
参考画像(勝手な名所認定):
唐櫃越えの倒木アーチ
https://yamareco.org/modules/yamareco/upimg/350/3508844/cedfc84b10ec92f9aa89fa05ea5bb12e.JPG
唐櫃越えの直角アーチ
https://yamareco.org/modules/yamareco/upimg/350/3508844/2991788744385faf680be60d01248dfb.JPG
コメント
この記録に関連する登山ルート
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細かい命名、センスがありすぎて一つ一つ楽しませていただきました😊アメニティ、モリゾー、ホントだわ!とか(笑)
21枚目の靴に苔はもはや芸術作品ですね。こんな風になるものなのか🤔
唐櫃越えと林道のアルゴリズム、登山道が蜘蛛の巣のように張り巡らされてるんですね。整備も行き届いてるようで、私もこの辺りつないでみたいと思っています。
またレコを参考にさせていただきますね(*^^*)
西芳寺林道は通る度に何かが増えていて、いずれは野外木賃宿でも
できるんじゃないかと思うほどです。
苔の靴、あのまま放っておくと靴だとはわからなくなるかも。
楽しみなような怖いような……(^^;)
この界隈はおもしろポイントがたくさんあるので、
riepicoさんもぜひ!
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